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国際青少年デー(8月12日)に寄せる
コフィー・アナン国連事務総長メッセージ

プレスリリース 02/069-J 2002年08月19日

 今年で3回目となる国際青少年デーを迎える中で、8月末にヨハネスブルクで予定されている「持続可能な開発に関する世界サミット」はその開催に向けて最終的な準備段階を迎えています。この準備段階において、サミット自体において、また、そのフォローアップ作業において、若者の参加は極めて重要です。

 10年前、リオでの地球サミットで生まれた「アジェンダ21」は、環境、経済および社会問題を単一の政策枠組みに統合する上で、画期的な成果をもたらしました。その中には、どのようにして無駄な消費パターンを減らし、貧困と闘い、大気、海洋および生物多様性を保全し、持続可能な農業を促進するかに関する詳細な提言を含む行動勧告が盛り込まれています。

世界の指導者は2000年のミレニアム総会で「ミレニアム宣言」を採択し、人々のニーズを充足するとともに、極貧と病気、戦争の惨禍、および、その住民をもはや支えきれなくなった地球に住むという脅威から人々を解放するための、幅広い期限付き目標値に合意しました。このことは私たちの決意をより一層強めるものとなりました。

 これらの公約を実行に移すのは政府の責任ですが、政府だけで実現することはできません。各地の人々の声による後押しが必要です。ここに若者が関わってきます。若者は、ヨハネスブルク・サミットの準備に積極的に参加したのと同様、そのフォローアップにも積極的に参加し、地球の将来の重要な利害関係者として発言を続けなければなりません。

 世代間の連帯という理念は、持続可能な開発にとって中心的な存在です。古くから言われているとおり、私たちは先祖から地球を引き継いだのではなく、これを私たちの子どもたちから借りているに過ぎません。今年の国際青少年デーにあたり、私はすべての人々に対し、若者の活力、エネルギーおよび不屈の精神を、次世代のために将来を維持するという目標に最大限、活用するよう呼びかけたいと思います。