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国際ボランティア・デー(12月5日)に寄せる
コフィー・アナン国連事務総長メッセージ

プレスリリース 02/102-J 2002年11月29日

ボランティア主義は、過去数年間にわたり、様々な力を統合する上でますますその効力を発揮しています。開発事業のプロセスにおいて、あらゆる分野でボランティアが重要な役割を果たしています。ボランティア活動は、特に高齢者や障害者など、最も弱く疎外された人々の社会参加を助ける貴重な手段を提供しています。そして国際ボランティア年(2001年)の成果として、ボランティアは自分たちのネットワークを拡大し、互いに学びあい、助け合う能力を強化しています。
 
 国際ボランティア・デーは、世界中にボランティア主義の印象を高めることに成功しました。120以上の国内委員会が設立され、さらに地方や地域でも委員会が数多く作られました。公式ウェブサイトには約900万件ものアクセスがありました。そしてボランティアの貢献度を測るため、次のような重要な措置が取られました。ボランティア活動に関する法的枠組みの制定、ボランティア活動を支援するためのインフラ整備、各国政府、国連システム、市民社会、民間企業、メディア等々の間における効率のよいパートナーシップの設立などです。
 
 国際ボランティア年の成果として、社会に利益を、ボランティア個人に真の達成感をもたらすような活動に、数多くの市民が参加したいと望み、またそれが可能である世の中となるよう、グローバル・コミュニティが最大限の努力をしてくれることを期待します。ミレニアム宣言で掲げられた目標を達成するために、ボランティアの力は欠かすことができません。国際ボランティア・デーを迎えた今日、人類の進歩と幸福を支えるボランティア活動に、皆で参加しようではありませんか。