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「持続可能な開発目標(SDGs)」アイコン、 みんなのためのキャッチコピーを日本語化

プレスリリース 16-019-J 2016年03月02日

今年2016年は、昨年9月の国連総会において全会一致で採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals, SDGs)」の実施元年です。

2015年を最終年とした「ミレニアム開発目標」の成果を土台に、経済成長、社会的包摂、環境保護という相互に関連する要素に配慮しながら、2030年までに達成すべき地球規模の課題を掲げた行動計画です。あらゆる形態の貧困に終止符を打つ、不平等と闘う、気候変動に対処するなど計17項目からなり、それぞれ具体的な行動目標や削減目標を設定しています。途上国のみならず、日本をはじめとする先進国も含め、世界中の一人ひとりに関わる取り組みで、今年1月1日から実施がスタートしました。

SDGsが目指す世界は、各国政府や国際機関の努力だけで築くことはできません。市民社会、民間企業、個人一人ひとりが一緒にスクラムを組んで、初めて成果を上げることができます。

国連広報センターでは、そうした意味からも広く一般にSDGsを知ってもらい、アクションにつなげてもらうことが必要だと感じ、国連本部で策定したSDGsのアイコンの英語のキャッチコピーを、このたびわかりやすい表現で日本語化しました。

国連グローバル・コンパクト署名企業である株式会社 博報堂のクリエイティブボランティア支援を受けながら、国連関係機関、SDGsに関わる日本の市民社会、日本政府、国際協力機構(JICA)といった幅広いアクターとのコンサルテーションを重ね、イメージの湧きやすい平易な日本語キャッチコピーを制作いたしました。

  

国連広報センターでは、「コミュニケーション」という企業の本業による社会貢献で完成した「みんなで使える、みんなの ためのキャッチコピー」を通じて、日本語版SDGsアイコンを多くの方々に活用していただきたいと願っています。

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