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こども環境サミット、日本で初の開催
9月の世界サミットに向けてメッセージ

プレスリリース 05/065-J 2005年07月28日

愛知県では今週、65カ国の10歳から14歳の子ども約600人が集まり、初の「こども環境サミット2005」が開催されています。

子どもたちは、ミレニアム開発目標(MDGs)を達成する上での環境の重要性について、自分たちの経験を分かち合い、意見を発表します。

秋篠宮殿下がサミットの名誉総裁をお務めになり、紀子妃殿下ともにご出席されます。14歳と11歳になられる眞子、佳子両内親王殿下もサミットに参加されるご予定です。

7月26日から29日まで、日ごとに異なるテーマ(エネルギー、生物多様性、水およびリサイクル)が設けられ、参加者はそれぞれのテーマに対してコミットメントを表明することになっています。

また、サミットの先導役を務める「ジュニアボード」は11人の子どもたちで構成され、政府や財界指導者に環境への関心を高めるよう呼びかける請願書づくりを目指しています。

さらにサミットでは、2005年9月にニューヨークの世界サミットに集う各国首脳に宛てた環境メッセージが巨大なキャンバスに記されます。

国連環境計画(UNEP)のクラウス・テプファー事務局長は次のように述べています。「こども環境サミットは重要なイベントであり、リオデジャネイロとヨハネスブルクで大人が開いたサミットのフォローアップと位置づけられています。若者の環境に対する関心を深める意味でも、有意義な会議となるでしょう」

テプファー氏はさらに次のように付け加えています。「2005年は特に重要な年です。国連が創設60年を迎えることもありますが、それよりも重要なのは、世界の指導者が9月にニューヨークで世界サミットを開き、今後のあり方を再検討することです。この議論では、環境および子どもの未来に関する課題を中心に据えなければなりません」

こども環境サミットは豊橋市と豊田市を中心に展開されます。サミットのプログラムには、ワークショップ、発表会、視察などが盛り込まれていますが、そのうち丸1日は、愛知県で「自然の叡智」をテーマに開催中の愛・地球博で実施されます。

愛知県の神田真秋知事は次のように語っています。「子どもたちはこの環境を重視した万博に参加することで、地球上のさまざまな暮らしに触れることでしょう。その中には、自然と調和し、先端技術を利用して環境を保全するという暮らし方が含まれます」

サミットに参加する600人の子どもは、2,000人を超える申し込みの中から、学校や組織で行っている環境への取り組みを基準に選ばれました。

サミットはUNEPと愛知県が共催し、トヨタ自動車、サントリー、中部電力、JR、イオン環境財団、京セラの各社が協賛しています。また、国連児童基金(ユニセフ)、国連教育科学文化機関(ユネスコ)、世界保健機関(WHO)、世界銀行の支援も受けています。

こども環境サミットは、UNEPの青少年向けTUNZA(トゥンザ)プログラムの一環として行われます。「トゥンザ」とはスワヒリ語で「真心と尊敬を込めて接する」ことを意味するもので、青少年の環境問題への関心を高めることを目的としたプログラムの一つです。このプログラムについての情報は、http://www.unep.org/tunzaでご覧になれます。

詳しくは下記にお問い合わせください。
Eric Falt, UNEP Director of Communications
電話:+81-80-3810-6129
Theodore Oben, Head of the Children and Youth Unit
電話:+81-90-7022-0472

こども環境サミットについての情報は、http://www.children-summit.jpでもご覧になれます。

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