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シリア危機と国連の対応【ウィークリー・アップデート第50号】7/10付資料

2014年07月14日

国連広報局(DPI)は、シリア危機への国連の様々な対応をまとめた資料を週に一度発表しています。以下はその日本語訳です。

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ウィークリー・アップデート

 国連広報局(DPI)第50号/2014710

 ◆新たなシリア担当事務総長特使にステファン・デ・ミストゥーラ氏を任命

潘基文(パン・ギムン)国連事務総長710、国連本部で開かれた記者会見で、ラクダール・ブラヒミ氏の後任として、シリア担当特使ステファン・デ・ミストゥーラ氏を任命したことを発表しました。事務総長によると、新任の特使はすべての暴力と人権侵害を終わらせ、シリア危機の平和的な解決を推進することをねらいとした斡旋活動を行います。特使はこの取り組みにおいて、総会と安全保障理事会の関連決議や、保護に関する国連の課題を指針とします。また、暴力を終わらせ、民主化を求めるシリア人の声に応えられるようなシリア人主導による平和的かつ包摂的な政治解決を促進するため、シリア内外のあらゆる関係者と幅広く協議、連携します。事務総長はさらに、アラブ連盟との協議の結果、シリア担当副特使ラムジー・エゼルディン・ラムジー氏を任命したことも発表しました。

-記者会見について詳しくは以下をご覧ください。

http://www.un.org/sg/offthecuff/index.asp?nid=3474

 

◆国連高官:レバノンでの難民支援プログラムは深刻な資金難

 デレク・プランブリー国連レバノン担当特別調整官79、安全保障理事会に対する報告後、記者団に対し、レバノンで登録されているシリア難民110万人が置かれた状況について懸念を表明しました。そして、難民と受け入れコミュニティ双方を支援するためのプログラムが深刻な資金難に陥っているため、今後数週間はこれに対する支援を訴えかけていくことが優先的な職務になると指摘しました。

-レバノン担当特別調整官の記者会見の動画は以下をご覧ください。

http://webtv.un.org/watch/derek-plumbly-special-coordinator-of-the-secretary-general-for-lebanon-security-council-media-stakeouts/3666316993001/

 

UNICEF600万人を超えるシリアの子どもたちに今すぐ人道援助を

 国連児童基金(UNICEF)が75に発表した数字によると、シリア危機が子どもたちに及ぼす影響はさらに深刻化しています。中東地域全体の危機対応に関する国連の追加的資金要請の一環として発表されたこのデータは、直ちに人道援助を必要とする子どもたちの数が、1年前に比べて200万人以上増加し、650万人に達したことを示しています。「子どもたちは自分の家や学校、保健所やコミュニティが標的となり、破壊される姿を目の当たりにしています。何百万もの夢や希望が打ち砕かれています。世界はこの現実から目を背けてはなりません」。マリア・カリビスUNICEF中東・北アフリカ地域局長はこのように語っています。暴力と立入制限が続く中、UNICEFとそのパートナーは今年、ほぼ1,700万人に安全な水を確保するための援助を提供したほか、2,500万人の子どもを対象とする中東地域としては過去最大の予防接種キャンペーンの一環として、290万人の子どもに対するポリオ予防接種活動を支援しています。

-詳しくは以下をご覧ください。

http://www.unicef.org.au/Discover/News/2014-7–July/2-million-more-Syrian-children-in-need-of-aid.aspx

 

◆UNHCR報告書、シリア女性難民の生存をかけた闘いを克明に

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は78、女手一つで家族を養っているシリア女性難民の毎日の闘いを描く報告書を発表しました。『Woman alone: The Fight for Survival by Syria’s refugee Women(孤立無援:シリア女性難民の生存をかけた闘い)』と題するこの報告書は、エジプト、レバノン、イラク、ヨルダンで暮らすシリア人難民14万5,000世帯以上を養う女性たちがが、生存をかけた孤立無援の闘いに直面する現状を明らかにしています。報告書は女性難民135人の証言に基づき、資源不足が最も大きな困難の原因であると指摘しています。UNHCRはドナー、受入国政府および援助機関に対し、緊急に新たな措置を講じるよう改めて求めました。

-詳しくは以下のプレスリリースをご覧ください。

http://www.unhcr.org/53bb77049.html

-報告書Woman Alone は以下でご覧いただけます。

http://womanalone.unhcr.org/mobile/?_ga=1.163661119.186360180.1404758570

 

ヤルムークで6週間ぶりに食料配給が再開

 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は77、ヤルムーク難民キャンプでの食料配給を6週間ぶりに再開しました。UNRWA報道官によると、配給場所には食料援助を受けようと多数の民間人が押しかけ、劇的かつ騒然とした光景が展開されました。「UNRWAはヤルムークでの食料配給の再開を歓迎します。シリア当局の支援と便宜供与により、今後UNRWAによる食料供給が中断されることは二度とないものと期待しています」。UNRWAは声明の中でこのように述べました。

-詳しくは以下をご覧ください。

http://www.unrwa.org/crisis-in-yarmouk

 

主な国連ニュース記事

UNHCR:リビア近海での転覆事故で、地中海での難民の死亡増加がさらに明らかに

 7月8日 – 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、リビアのトリポリ近海で起きた最近の悲劇的な転覆事故を受け、難民の捜索、救出活動が続いていることを明らかにしました。UNHCRによると、2014年に入ってからリビア近海では217人が水死しています。「全世界で登録された亡命希望者と難民の数は現在、3万7,000人近くに達しています。それでも、すべての亡命希望者が登録されているわけではありません」。UNHCRはこのように述べています。難民と亡命希望者の中ではシリア人が最も多く、その数は1万8,655人に上ると見られており、エリトリア人、ソマリア人、イラク人がこれに次いでいます。

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=48227#.U71WprF5Dkc

 

 国連の事務局、機関、基金および計画へのリンク

 国連広報局(DPI)シリア特集ページ

http://www.un.org/apps/news/infocusRel.asp?infocusID=146&Body=Syria&Body1=

化学兵器禁止機関・国連合同査察団(OPCW-UN)

http://opcw.unmissions.org

国連児童基金(UNICEF)

http://www.unicef.org/media/index.html

世界食糧計画(WFP)

http://www.wfp.org/countries/syria

人道問題調整事務所(OCHA)

http://www.unocha.org/crisis/syria

世界保健機関(WHO)

http://www.who.int/countries/syr/en/

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)

http://www.unhcr.org/pages/4f86c2426.html

国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)

http://www.ohchr.org/en/NewsEvents/Pages/NewsSearch.aspx?CID=SY

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)

http://www.unrwa.org/

 

 ソーシャルメディア:

 Twitter: https://twitter.com/UN

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YouTube: http://www.youtube.com/unitednations

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 フォトギャラリー:

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)

http://www.unhcr.org/pages/49c3646c25d.html

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)

http://www.unrwa.org/photogallery.php

人道問題調整事務所(OCHA)

http://www.unocha.org/media-resources/photo-gallery

国連児童基金(UNICEF)

http://www.unicef.org/photography/photo_2013.php#UNI82253

統合地域情報ネットワーク(IRIN)

http://www.irinnews.org/photo/

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潘事務総長は7月10日、ラクダール・ブラヒミ氏の後任として、シリア担当特使にステファン・デ・ミストゥーラ氏を任命したと発表© UN Photo/JC Mcllwaine
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は7月8日、女手一つで家族を養っているシリア女性難民の毎日の闘いを描く報告書を発表した© UNHCR/A.McConnell
国連児童基金(UNCEF)は、シリア危機が子どもに及ぼす影響がさらに深刻化したことを発表。直ちに人道援助を必要とする子どもたちの数が、1年前に比べて200万人以上増加し、650万人に達したと述べた©UNICEF/NYHQ2014-00151/Diffidenti
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