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略歴
子どもと武力紛争に関する特別代表にクマラスワミ氏

プレスリリース 06/008-J 2006年02月10日

コフィー・アナン国連事務総長は2006年2月7日、ラディカ・クマラスワミ氏(スリランカ)を子どもと武力紛争に関する特別代表に任命すると発表しました。

弁護士出身で現在はスリランカ人権委員会の委員長を務めるクマラスワミ氏は、国際的に著名な人権擁護活動家で、女性に対する暴力に関する特別報告者(1994-2003年)としても優れた実力を発揮。国連人権委員会に対する報告書では、家庭内暴力、コミュニティ内での暴力、武力紛争中の女性に対する暴力、国際人身売買問題を取り扱いました。また、女性の権利の強力な擁護者として、世界各地で数多くの女性の支援活動を展開し、女性に対する暴力が絡むケースでは、政府からの明確な説明も求めました。

2003年5月、スリランカ人権委員会の委員長に任命されたクマラスワミ氏は、コロンボにある国際民族研究センター(ICES)所長も兼務。ニューヨーク大学法科大学院の客員教授陣(Global Faculty)に名を連ねているほか、毎年7月には、オックスフォード・ニュー・カレッジで夏季コースも担当しています。また、著作活動も幅広く、憲法学に関する研究書2点のほか、民族学と女性の地位に関する論文を多く執筆しています。

クマラスワミ氏には数々の受賞歴もあります。主なものとしては、米国弁護士協会国際法賞、国際人権法グループ人権賞、2000年度ブルーノ・クライスキー賞、オスロ大学レオ・エッティンガー人権賞、デイトン大学シーザー・ロメロ賞、シンシナティ大学ウィリアム・J・バトラー賞、マッギル大学ロバート・S・リトバック賞があげられます。2005年11月には、国内外での活動を評価され、スリランカ大統領から「デシャマニヤ」の称号を受けました。女性がこの称号を授与されたのは、クマラスワミ氏がはじめてです。

クマラスワミ氏はニューヨークの国連インターナショナル・スクールを卒業。エール大学で学士号を、コロンビア大学で法学博士号を、ハーバード大学で法学修士号をそれぞれ取得しているほか、アマースト・カレッジ、エディンバラ大学、エセックス大学からは名誉博士号を受けています。