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シリア危機と国連の対応【ウィークリー・アップデート第16号】11/6付資料

2013年11月11日

国連広報局(DPI)は、シリア危機への国連の様々な対応をまとめた資料を週に一度発表しています。以下はその日本語訳です。

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ウィークリー・アップデート

国連広報局(DPI)第16号/2013年11月6日

ラクダール・ブラヒミ共同特別代表は115、ジュネーブⅡ会議に向けた準備の一環として、ジェフリー・フェルトマン政務担当事務次長を伴い、ロシアのミハイル・バグダノフ、ゲンナージー・ガティロフ両外務次官、米国のウェンディ・シャーマン政務担当国務次官とジュネーブで会談しました。この会談に続き、安全保障理事会(安保理)の他の常任事理国およびシリアに隣接する諸国との会合も開かれました。協議後、記者会見に臨んだブラヒミ共同特別代表は、ジュネーブⅡ会議の日程はまだ発表できないとしたうえで、国連が年内の開催に向けて最大限の努力を行っていることを強調しました。特別代表はまた、国連、ロシア、米国による次回の3者会談が11月25日に予定されていることも明らかにしました。

-ブラヒミ共同特別代表による記者会見の詳細は以下をご覧ください。

http://www.un.org/apps/news/infocus/Syria/press.asp?sID=45

同じく115、シリアの化学兵器廃棄に関する化学兵器禁止機関(OPCW)・国連合同査察団を率いるシグリッド・カーグ特別調整官は、査察団による作業の進捗状況に関する第1回報告書を安保理に提出しました。その後、国連本部で開かれた記者会見で調整官は、シリア当局が査察団に建設的な協力を行っていると述べ、シリアが提示した廃棄計画をOPCW執行理事会が承認し次第、国際的な支援を提供する必要があることを指摘しました。カーグ調整官はまた、安保理メンバーから、シリアのOPCWに対する当初の申告書で「廃止済」とされながら、合同査察の立ち入りができていない2カ所の施設について質問があったことも明らかにしました。調整官は今後「同国の治安が改善すれば」化学兵器査察官がこの2カ所を訪れることになると述べました。

-詳細は以下をご覧ください。

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=46424&Cr=syria&Cr1=

ヴァレリー・エイモス人道問題担当事務次長114、シリアの人道状況に関する安保理へのブリーフィングで、人道援助が必要なシリア人の数は、国内避難民650万人を含め、約930万人に達していることを明らかにしました。このブリーフィングで、事務次長は安保理メンバーに対し、民間人の保護、医療要員と医療物資の安全な通行、人道援助物資の安全かつ円滑な送達を確保し、不可欠な救命、救援活動の拡大を促すため、支援と戦闘当事者への影響力行使を強く促しました。

-詳細は以下をご覧ください。

http://www.unog.ch/unog/website/news_media.nsf/(httpNewsByYear_en)/11840E7EA41FCB19C1257C1A004C9084?OpenDocument

113日から4にかけヨルダンで開催された会合で、20を超える国連機関の地域責任者と代表は、基本的サービスに対する需要増大への対応によって、シリアと隣接諸国で継続中の人道援助への取り組みを補完するとともに、これら諸国の景気回復を支援することで合意しました。「私たちは必須の人道援助の提供を続けながら、開発ニーズにも補完的に、同時に、かつ緊急に取り組まなければなりません」。2日間の会合を主宰した地域国連開発グループシマ・バホス議長はこのように強調しています。

-詳細は以下をご覧ください。

http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=46412&Cr=&Cr1=

 

主な国連ニュース記事

シリア難民の子どもたちを中心とするポリオ予防接種、ヨルダンで実施

ザータリ難民キャンプ(ヨルダン)、2013年11月5日- 最近のシリア・アラブ共和国におけるポリオの発生は、日常的な予防接種の重要性を如実に物語っています。ヨルダンでは、すべてのコミュニティの保護を目的とした全国的なはしか、風疹、ポリオの予防接種とビタミンA補助食品配給キャンペーンの一環として、ザータリ難民キャンプでポリオの予防接種が実施され、対策がスタートしています。

http://www.unicef.org/infobycountry/jordan_70810.html

レバノンでの給付金支給に安全と尊厳を

2013年11月6日- レバノンでは、シリアからのパレスチナ難民(PRS)が初めて、列を作ったり、配給センターに出向いたりせずに、給付金を受け取れるようになりました。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に個人情報を登録した難民は、国内であればどのATMでも給付金を引き出すことができます。UNRWAのレバノンでの給付金支給は、PRSの食料と住宅のニーズに対応するもので、冬への備えも援助対象に含まれています。

http://www.unrwa.org/newsroom/features/safe-and-dignified-cash-assistance-lebanon

 

国連の事務局、機関、基金および計画へのリンク

国連広報局(DPI)シリア特集ページ

http://www.un.org/apps/news/infocusRel.asp?infocusID=146&Body=Syria&Body1=

国連児童基金(UNICEF)

http://www.unicef.org/media/index.html

世界食糧計画(WFP)

http://www.wfp.org/countries/syria

人道問題調整事務所(OCHA)

http://www.unocha.org/crisis/syria

世界保健機関(WHO)

http://www.who.int/countries/syr/en/

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)

http://www.unhcr.org/pages/4f86c2426.html

国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)

http://www.ohchr.org/en/NewsEvents/Pages/NewsSearch.aspx?CID=SY

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)

http://www.unrwa.org/

 

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YouTube: http://www.youtube.com/unitednations

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フォトギャラリー:

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)

http://www.unhcr.org/pages/49c3646c25d.html

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)

http://www.unrwa.org/photogallery.php

人道問題調整事務所(OCHA)

http://www.unocha.org/media-resources/photo-gallery

国連児童基金(UNICEF)

http://www.unicef.org/photography/photo_2013.php#UNI82253

統合地域情報ネットワーク(IRIN)

http://www.irinnews.org/photo/

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ロシアのバグダノフ、ガティロフ両外務次官、米国のシャーマン政務担当国務次官とジュネーブで会談後、記者会見に臨むブラヒミ共同特別代表©UN Photo/Violaine Martin
化学兵器禁止機関(OPCW)・国連合同査察団の作業の進捗状況に関する第1回報告書を安保理に提出後、記者からの質問に応えるシグリッド・カーグ特別調整官©UN Photo/Paulo Filgueiras
レバノンでは、シリアからのパレスチナ難民が初めて、列を作ったり、配給センターに出向いたりせずに、ATMで給付金を受け取ることが可能になった©UNRWA
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