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日本のユーチューブスター、ピコ太郎さんが国連デビュー! SDGs(エス・ディー・ジーズ)をPR

2017年07月20日

2017年7月17日ニューヨーク国連本部の「Spotlight on SDGs」写真展の前で、指で「17」(のSDGsゴール)を作り、ポーズを決めるピコ太郎さん©UN Photo/Mark Garten

2017年7月18日 –「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」のヒットで世界的に知られる日本のエンターテナー、ピコ太郎さんが、各国政府、国連、市民社会、およびグローバル開発コミュニティーにおけるその他の参加者を代表して、持続可能な開発目標(SDGsを推進する著名人の仲間入りをしました。

7月17日に国連本部を訪問したピコ太郎さんは、冗談で日本のテレビアニメシリーズを引き合いに出し、「SDガンダムは知っていましたが、SDGsが何なのかさっぱりわかりませんでした」と語りました。プロモーション役を引き受け、国連でパフォーマンスを行うよう日本政府から依頼が来た時には驚いたそうです。

ピコ太郎さんのPPAPダンスビデオは世界中に知られ、2016年8月にリリースされて以来再生回数1億回以上を記録しています。

持続可能な開発に関するハイレベル政治フォーラムに合わせて日本政府が主催したレセプションの場で、ピコ太郎さんはオリジナル曲とSDGsの「パブリック・プライベート・アクション・フォー・パートナーシップ(PPAP)」を表す歌詞にアレンジを変えたバージョンの両方を披露しました。

国連インターナショナルスクールの生徒たちが一緒にステージに上がり、新バージョンにあわせて歌いながらダンス。イベントには岸田文雄外務大臣も参加しました。

この日イベントの前に、ピコ太郎さんは世界中の学生たちによるフォトコンテストの受賞作品を展示した写真展「Spotlight on SDGs(SDGsにスポットライトを)」に立ち寄りました。SDGsの重要コンセプトを伝えるビジュアルの力を確信した、と語っています。

またピコ太郎さんは、このPPAPの替え唄が、2015年に国連加盟国により採択され、2030年を目標達成年として貧困を根絶し、気候変動に対処し、すべての人にとって平和で包摂的な社会を構築するというSDGsを世界中の人々が理解するために貢献できればと述べています。

「サステナブル・ディベロップメント・ゴールズ(SDGs, 持続可能な開発目標)、人々がこの言葉を覚えたら、好奇心を持つかも知れません。SDGsって何だろう。そうだ、17のゴールだ、とわかってくれるでしょう」と彼は語りました。

動画:日本のユーチューブスター、ピコ太郎さんが国連デビュー SDGs(エス・ディー・ジーズ)をPR

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