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国際ユース年

プレスリリース 10-107-J 2010年12月22日

国連は2010年8月12日から1年間を「国際ユース年(International Year of Youth)」と定めています。世代間の対話と相互理解を目指すと同時に、平和から経済開発の推進に至るまで、人類の直面する課題を克服する上で、世界のユース(青少年)の持つエネルギーと創造性、自発性を生かすよう呼びかけています。以下は、同国際年の決定にあたって採択された国連総会の決議です。

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A/RES/61/203
配布:一般

第64会期
検討項目61 (b)
2007年1月19日
総会により採択された決議
[第3委員会の報告(A/64/432)に基づく]
64/134. 2010年を「国際ユース年」とする宣言:対話および相互理解

国連総会は、

国際連合憲章とその原則を念頭に置き、

平和という理想、人権と基本的自由の尊重、進歩および開発の目標に対する連帯感と献身を、青少年の中に普及させる必要があることを考慮し、

1965年12月7日の総会決議2037(XX)において総会により公表された、「平和という理想、人々の間の相互の尊重および理解を青少年に促進することに関する宣言」の規定を想起し、

総会が2000年およびその先の青少年のための世界行動計画並びにその補足1を採択した、1995年12月14日の総会決議50/81および2007年12月18日の総会決議62/126もまた想起し、

若者の課題と潜在力について対処される方法は、現在の社会的および経済的情勢並びに将来の世代の福祉と生活に影響するであろうことを念頭において、

2010年が「1985年の国際ユース年:参加、開発、平和」の25周年となることを念頭に置いて、およびその記念する年を祝う重要性を強調して、

若者の持つエネルギー、情熱および独創性は、経済的、社会的および文化的発展と相互理解の促進に注がれることを奨励されるべきであることを確信し、

2010年7月31日から8月13日まで、「2010年欧州文化首都」であるトルコのイスタンブールで第5回世界ユース議会が、また、メキシコ政府のイニシアチブにより2010年8月24日から27日までメキシコシティで世界ユース会議が催されることになっている。これらはいずれもミレニアム開発目標(MDGs)の文脈における青少年と開発の問題に焦点が当てられている。2010年8月14日から26日にはシンガポールでユース・オリンピックが開催される予定で、世界中の若者に卓越性、友好および尊敬というオリンピックの価値を受け入れ、体現し、かつ表現するよう促すことが目的とされる。これらの行事、イニシアチブを歓迎し、

1.2010年8月12日に始まる年を、「国際ユース年:対話と相互理解」と宣言することを決定する。

2.全ての加盟国、国際連合システムの専門機関、基金および計画並びに青少年の組織に対し、当該年の期間中に国内、地域、および国際レベルで実施される活動間での相乗作用を期待し、また、平和という理想、自由、進歩、連帯およびミレニアム開発目標(MDGs)を含む進歩と開発の達成目標に対する献身を若い人々の中に普及させることを目的としたあらゆるレベルにおける活動を促進するために、その年を利用することを招請する。

3.国際連合の下で、当該年のハイライトとして世界ユース会議を組織することを決定し、その会議の形式を決定することを目的として、加盟国との開放的な非公式協議を執り行うよう、総会議長に招請する。本件は、自発的拠出金で資金提供が行われることとする。

4.加盟国、国際的および、適切な場合には、地域的機関並びに民間部門および市民社会を含む全ての利害関係者に対し、自発的拠出金を含む、当該年に関連する全ての活動を支援することを要請する。

5.事務総長に対し、本決議の履行に関する報告書を、第66回会期の総会に提出することを要請する。

第65回本会議
2009年12月18日
注)
1 総会決議47/1の第1項において、社会開発委員会は、以後「青少年に対する世界行動計画」として言及されることになる、2000年とその先の若者に対する世界行動計画およびその補遺を、指導原則を一つにまとめたものとして再確認した。

国際ユース年公式サイト:http://social.un.org/youthyear/