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第66回国連総会議長の略歴

プレスリリース 11-055-J 2011年09月13日

ナーセル・アブドゥラジズ・アルナセル氏

第66回国連総会議長に選出されたアルナセル氏は、1998年9月11日からニューヨークで、カタールの国連常駐代表特命全権大使を務めました。それ以前の1986年10月から1993年1月にかけては、国連常駐代表部公使を務めた経験もあります。また、1993年2月から1998年9月までは、カタール駐ヨルダン・ハシミテ王国特命全権大使の職にありました。それ以降もカタール大使として、パラグアイ、ウルグアイ、コロンビア、パナマ、ニカラグアおよびベリーズ、カナダ、アルゼンチン、ブラジル、ならびに、キューバの各国をさまざまな形で兼轄しています。

アルナセル氏は1972年、若くしてベイルートのカタール国在レバノン大使館アタッシェに抜擢され、外交官としてのキャリアを歩みはじめました。1975年5月から8月まで、イスラマバードのカタール在パキスタン大使館に勤務した後、1975年12月から1981年8月にかけては、ドバイのカタール在アラブ首長国連邦総領事を務めています。現在は、カタール外務省で事務次官の地位にあります。大使時代、アルナセル氏はカタール大使を務める傍ら、数々の国際・地域会議、フォーラムおよび会合に、同国の代表として、また公式代表団のメンバーとして参加しています。また、全世界の様々な国々で開かれた数多くの公的行事にも、カタールの代表として出席しています。

国連での外交官キャリアとしては、2007年から2009年までの3年間にわたり「南南協力に関するハイレベル委員会」の委員長を務めたほか、第64回国連総会第4委員会(特別政治問題と非植民地化)委員長、第57回国連総会副議長など、国連全体で公選による要職を務めたことがあげられます。

2006年から2007年にかけ、カタールが国連安全保障理事会の非常任理事国となった際、アルナセル氏は安保理で同国の代表を務めたほか、2006年12月には安保理議長として、特に多忙な1カ月間の活動を取り仕切りました。2004年にはニューヨークの国連本部で、77カ国および中国グループの議長も務めています。

アルナセル氏は外交官としてのキャリア以外にも、多くの会合や市民社会活動に参加してきました。また、数多くの研究機関で理事を務めています。例えば、2010年1月には、ニューヨーク大学対話センター(New York University Center for Dialogues)の顧問に就任したほか、2009年10月には、ニューヨークの外交政策協会(Foreign Policy Association)から名誉フェローの資格を受けています。

アルナセル氏は、カタールのドーハで教育を受けたほか、レバノンのベイルートでは、各種高等教育機関で政治学、外交、国際関係論および経営に関する大学院課程を履修しています。中国政府からは重慶大学を通じ、国際関係論名誉博士号を授与されました(2007年11月)。また、数多くの政府から叙勲も受けています。

アルナセル氏は1953年9月15日、カタールのドーハ生まれ。アラビア語と英語に堪能。既婚で、ムナ・リハニ夫人との間に息子1人(アブドゥラジズ氏)。

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アルナセル新議長(左) UN Photo/Paulo Filgueiras
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