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ESCAP新事務局長が就任

プレスリリース 00/91 2000年09月01日

 国連のコフィー・アナン事務総長は、韓国のキム・ハク=スー氏をアジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)の事務局長に任命した。同氏は2000年6月30日で任期満了となったインドネシアのアドリアヌス・ムーイ氏の後任である。キム氏は7月1日、ESCAPでの職務を開始した。

 キム氏は、韓国の国際経済問題担当大使を務めたこともある著名なエコノミストである。同氏は国際機関のほか、中央銀行、開発計画、政府系シンクタンクおよび民間セクター管理においても幅広い経験を有している。

 キム氏は1960年、中央銀行のエコノミストとして職務を開始し、1969年には産業資源部長官秘書官を務めたほか、韓国銀行ロンドン支店にも勤務した(1971~1973年)。同氏は1977年、大宇社の常務取締役に就任し、ニューヨークのACWOOインターナショナル社の社長を務めた。

 キム氏は1980年代の大半を、国連技術協力・開発局の企画担当主任および主任技術アドバイザーとして、バヌアツやソロモン諸島などの島嶼国で過ごした。同氏は上級研究員として韓国国際経済政策研究所に加わり、1989年から1993年にかけ、国際経済協力に関連する研究と出版を行った。

 同氏はハニル金融研究所の所長を務めた後、最近まで、スリランカのコロンボに本部を置くコロンボ計画の事務局長(1995~1999年)となっていた。同氏は人的資源開発と南南協力に重点を置き、アジア太平洋24カ国が加盟する政府間機関であるコロンボ計画を再活性化した。

 同氏は1999年6月、国際経済担当大使に任命され、韓国政府代表団長としてさまざまな国際会議に出席した。

 キム氏は韓国原州の農村部に生まれ、延世大学で学士号を、英国のエジンバラ大学で修士号を、米国のサウスカロライナ大学で経済学博士号をそれぞれ取得した。

 ESCAPは地域経済協力、環境と持続可能な開発、経済成長を通じた貧困緩和および社会開発などの問題を取り扱っている。

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