国際平和デー(9月21日)に寄せるアントニオ・グテーレス国連事務総長ビデオメッセージ
プレスリリース 24-064-J 2024年09月18日
どこに目を向けても、平和が攻撃されています。
ガザ、スーダン、ウクライナはもとより、至るところでそれを目の当たりにしています。
戦闘の最前線に立つ民間人、
吹き飛ばされる家屋、
すべての物を失い、時としてすべての人を失い、トラウマを抱え、恐怖に怯える人々の姿を。
この人類の不幸の連続を止めなければなりません。
世界は平和を必要としています。
平和は人類すべての究極の目標です。
そして今年の「国際平和デー」が思い起こさせるように、解決策は私たちの手の中にあります。
平和の文化を育むことは、分断、権利の剥奪、絶望を、すべての人々のための正義、平等、希望へと置き換えることを意味します。
それは、紛争の防止、
持続可能な開発目標(SDGs)の促進、
人権の推進に、焦点を当てることを意味します。
そして、あらゆる形態の差別や憎悪に取り組むことを意味します。
今月開催される「未来サミット」は、これらの目標を前進させる、極めて重要な機会です。
そのチャンスをつかもうではありませんか。
共に、平和のための土台を築こうではありませんか。
そして、平等と平和と正義が繁栄する文化を醸成しようではありませんか。
ありがとうございました。
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