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人権デー(12月10日)に寄せる アントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ

プレスリリース 18-087-J 2018年12月07日

この70年間、世界人権宣言は、尊厳、平等そして幸福に光を照らし、暗闇に希望をもたらす世界の灯し火となってきました。

世界人権宣言でうたわれている権利は、人種、信条、居住地、その他のあらゆる差異にかかわらず、すべての人が享有するものです。

人権は、普遍的であり、永遠です。

また、人権は不可分であり、市民的、政治的、経済的、社会的そして文化的権利の中からいずれかを選択することはできません。

今日、私たちは、人権擁護者たちにも敬意を表します。

その身を危険にさらしながら、彼らは、高まる憎悪や人種差別、不寛容及び抑圧に直面している人々を擁護しています。

人権はまさに世界中で敵に囲まれているのです。

普遍的な価値が侵食され、法の支配が損なわれています。

今、かつてないほどに、私たちに共通して課せられた責務が明らかになっています。

人権のために立ち上がりましょう。すべての人のために、すべての場所において。

ありがとうございました。

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