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子どもの権利委員会、ジュネーブで開催(1月13日~31日) バチカンも審査対象に

2014年01月17日

第65回子どもの権利委員会(Committee on the Rights of the Child)が2014年1月13日から31日にかけてジュネーブで開催されます。18人の独立した専門家からなる同委員会は、定期的に会期を開催し、子どもの権利条約および2つの選択議定書(Optional Protocols)のもとの義務の実施について、締約国の進捗状況を審査するものです。

今会期では、コンゴ、イエメン、バチカン、ポルトガル、ロシア、そしてドイツが審査の対象となっています。子どもの権利委員会 第65回会期の開催に関する詳細は以下をご覧ください。

http://www.ohchr.org/EN/NewsEvents/Pages/DisplayNews.aspx?NewsID=14158&LangID=E

子どもの権利条約は、国連総会で1989年に採択されました。条約の2つの選択議定書は2000年の採択。18歳未満の子どもを軍隊に徴兵することや武力紛争に参加させることを禁じるもの、もう1つは子どもの売買、売春、ポルノの禁止や処罰を強化したものです。

子どもの権利の擁護をさらに強化することをめざし、総会は2011年12月、子ども本人による人権侵害に関する通報手続きを規定する、3つ目の選択議定書を採択しました。2014年1月14日、コスタリカが同議定書を批准したことにより発効要件(10カ国の批准)を満たし、子どもの権利に関する新たな法的手段が生まれることとなりました。詳細は以下をご覧ください。

http://www.ohchr.org/EN/NewsEvents/Pages/DisplayNews.aspx?NewsID=14166&LangID=E

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【関連ウェブサイト】

-Committee on the Rights of the Child  (OHCHR)

http://www.ohchr.org/EN/HRBodies/CRC/Pages/CRCIndex.aspx

-子どもの権利 (「国連の基礎知識」より)

https://www.unic.or.jp/activities/humanrights/discrimination/children/

©UN Photo/Eskinder Debebe