10月4日大阪・関西万博 国連パビリオンイベント 「―最前線の現場から―南スーダンでのPKO活動」 (主催:内閣府国際平和協力本部事務局・国連広報センター)
プレスリリース 25-059-J 2025年09月18日
国連広報センターは10月4日、内閣府国際平和協力本部事務局とともに、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の国連パビリオンにて、トークイベント「―最前線の現場から―南スーダンでのPKO活動」を開催します。本イベントは、国連創設80周年の節目にあたり、紛争で傷ついた国が紛争から平和への困難な道のりを確実に歩むのを支援するため、国連が活用することのできる最も効果的なツールの1つである国連のPKO活動について、一般の方々向けに広く伝えることを目的としています。国連PKOは、その平和への貢献から、1988年にノーベル平和賞を受賞しています。
日本は1992年に国連平和維持活動(PKO)協力法を制定して以来、カンボジアを皮切りにこれまでに延べ約11,400人の自衛官を国連PKOに派遣してきました。さらに、日本は国連のPKO予算に対して、米国・中国についで世界で3番目に多額の分担金を提供しています。
南スーダン共和国における「国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)」には、2011年の設立以来、日本から自衛官が司令部要員として継続的に参加しています。南スーダンへの部隊派遣は2017年に終了したものの、今も自衛隊員4名が首都ジュバのUNMISS司令部に派遣されています。UNMISSは、南スーダンの平和と安定を支えるため、人道支援の円滑化、和平合意の履行支援などを任務としています。中央アフリカ共和国に展開するMINUSCAと並び世界最大規模のPKOミッションの1つになっています。
現在日本が参加する唯一の国連PKOであるUNMISSに最近まで従事した現役の陸上自衛官2名が、自らの経験をもとに講演を行います。現場での任務や国際協力の実際を通じて、日本の国際貢献や国連の存在意義、そして平和構築における多国間協力の重要性について、共に考える貴重な機会となりますので、ぜひご参加ください。
本イベントは、大阪・関西万博で現役自衛官が登壇して講演する唯一のイベントとなります。
【イベント詳細】
日時:2025年10月4日(土)
時間:(1回目):11:00~12:00、(2回目)15:30~16:30
※1日2回、いずれも同一プログラム
会場:大阪・関西万博会場内 国連パビリオンイマーシブシアター(地図)
主催:内閣府国際平和協力本部事務局・国連広報センター
プログラム:
- 国連パビリオン代表者挨拶
- 司会挨拶
- 講演(対談・クイズコーナー・質疑応答)
- 国連イマーシブ動画上映
登壇者:
司会:
根本 かおる 国連広報センター所長
講演者:
小林 貴 1等陸佐(国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)前副参謀長)
皆川 桃子 3等陸佐(国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS) 前施設幕僚)
【参加方法】
一般の方の参加は登録不要・先着順となります。万博入場のためのチケットはご自身でご用意いただいた上で、当日、万博会場へお越しください。
【取材申し込み先】
- 取材希望の方は、社名・氏名・連絡先について、9月25日(木)12時までにメール(post-pko.i5m@cao.go.jp)にて御連絡ください。取材要領の詳細については、個別に御案内させていただきます。
- なお、取材を希望するプレス関係者は、各社を通じて万博の「メディア関係者入場証」の発行手続きを行う必要があります。フリーランスの方は別途御相談ください。
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