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2008年国連デー「気候変動 ~私たちにできること~」

プレスリリース 08-060-J 2008年10月16日

内 容: 2008年国連デー「気候変動 ~私たちにできること~」
日 時: 10月24日(金)       
場 所: 
UNハウス(国連大学本部ビル)前庭、および3階 ウ・タント国際会議場

共 催:国連大学(UNU)本部など21の国連機関の事務所。
国連食糧農業機関(FAO)、国際原子力機関(IAEA)、国際労働機関(ILO)、国際通貨基金(IMF)、国連人道問題調整事務所(OCHA)、国連地域開発センター(UNCRD)、国連開発計画(UNDP)、国連環境計画(UNEP)、国連人口基金(UNFPA)、国連ハビタット(国連人間居住計画)(UN-HABITAT)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国連広報センター(UNIC)、国連児童基金(UNICEF)、国連工業開発機関(UNIDO)、国連訓練調整研究所(UNITAR)、国連ボランティア計画(UNV)、WFP 国連世界食糧計画(WFP)、世界保健機関(WHO)、世界知的所有権機関(WIPO)、世界銀行

後 援: 環境省、外務省、文部科学省、渋谷区、(財)国際連合協会

協 力: グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク(GC-JN)、NPO法人 グローバル・スポーツ・アライアンス(GSA)、株式会社オリエンタルランド、株式会社ユニクロ、独立行政法人 国際協力機構、国連地域開発センター協力会、国連WFP協会

協 賛: 日本UNHCR協会、国連大学協力会、日本ハビタット協会

【国連デーとは】
1945年10月24日に国連憲章が発効したことを記念して設けられた国連の記念日です。「国連デー」には毎年、国連発足を記念する行事が行われ、世界の人々に国連の掲げる目標とこれまでの成果を知ってもらい、その支持を得ることを目指します。

【2008年国連デー】
「気候変動~私たちにできること(英文タイトル:“Climate Change: What We Can Do”)」をテーマに、日本にある国連機関が共同で10月24日(金)に開催。気候変動の悪影響を緩和するために、私たち一人ひとりに何ができるかを考えます。

気候変動はもはや単なる環境問題ではありません。将来、気候変動が最貧国にもたらす悪影響はあまりにも深刻なために、一部の国連ミレニアム開発目標(MDGs)の成果が損なわれる恐れもあります。今後も異常気象がさらに頻繁かつ集中的に起こることが予測されていますが、貧困国では、国民がこうした気候変動に対処するために必要なインフラが欠如しているほか、降雨パターンの変化によって多くの開発途上国が依存している天水農業は破壊されつつあるのが現状です。また、マラリアなどの病気が広範囲に広がり、開発国の貧困地域に住むさらに多くの人々に影響を与える恐れがあります。

国連デー2008では、気候変動問題についての講演やパネルディスカッション、子どもと大人に国連について知ってもらう活動のほか、参加国連機関や国連グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク(GC-JN)を含む協力団体による国連ギャラリーや情報展示などのイベントが予定されています。

イベントでは、リサイクル衣料品やスポーツ用品の回収も行います(衣料品はユニクロ、スポーツ用品はグローバル・スポーツ・アライアンスが回収)。衣類は、エネルギー資源や繊維へとリサイクルするとともに、UNHCRやNGOを通じて難民支援や災害支援等の救援衣料としてリユースされます。またスポーツ用品(靴、ラケット、グローブなど)は国際協力機構(JICA)を通じて世界各国へ配布。スポーツをする機会を得ない子どもたちに送られます。

【ウ・タント国際会議場でのシンポジウム(プログラム)】
>13:00開会  
潘基文(パン・ギムン)国連事務総長からのビデオ・メッセージ およびコンラッド・オスターヴァルダー国連大学学長からのメッセージ
>13:20  基調講演(1) 井田徹治 共同通信編集局科学部 記者
>13:50  基調講演(2) 山本幸子
                 国際労働機関(ILO)アジア太平洋総局長
>14:20  休憩
>14:30  
パネルディスカッション 「気候変動と国連の活動」
司会: 
末吉竹二郎 国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)特別顧問
パネリスト: 
ヨハン・セルス 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日代表
ジュスタシオ・モレノ・ラピタン 世界保健機関神戸センター(WHO WKC)
         都市化と健康危機管理プログラム テクニカル・オフィサー
村田俊一 国連開発計画(UNDP)駐日代表
エディス・グレース・センパラ 世界銀行(World Bank)国際業務局長
                                       (予定)
武内和彦 国連大学(UNU)副学長
※ 質疑応答を含め、90分程度を予定。
>17:00  レセプション(2階レセプション・ホールにて、開場16:30)

【ウ・タント国際会議場前での展示】
>国連グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク参加企業による環境
 への取り組み紹介
>国連機関の資料コーナー

【UNハウス前庭でのイベント(午後1時~5時)】
>国連機関によるブース展示

>NPO法人 グローバル・スポーツ・アライアンス(GSA)による不要になったスポーツ用品の回収、著名アスリートからのメッセージボード展示、エコフラッグ・ムーブメントの紹介

>株式会社ユニクロによる衣類の回収

>株式会社オリエンタルランドによる子供向けのショーとクラフト・コーナー、 他

講演者とパネリストの略歴を含めた国連デー2008の全プログラムは、以下をご覧ください。
http://www.unu.edu/unday
なお、ウ・タント国際会議場内のシンポジウムはウエブキャストでもご覧いただくことができます。
http://c3.unu.edu/unuvideo/

取材をご希望される方は、お手数ですが、
下記担当者までお知らせください。
        
国連大学広報部 
担当:谷野(ヤノ)
(電話: 03-5467-1311、メール: media@unu.edu)