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グローバル・ゴールズが日本社会に受け入れられていることを実感し、国連副事務総長が訪日日程を終了

2017年10月06日

国際協力機構(JICA)の展示会「『衣』を通じて見る世界-ファッションをミライのアクションに-」を視察するアミーナ・モハメッド国連副事務総長©Photo: UNIC Tokyo/Takashi Okano

2017年10月3日 – アミーナ・モハメッド国連副事務総長は本日、3日間にわたる訪日を終えるにあたり、自分たちをさらに豊かな未来へと導く羅針盤として、日本社会が持続可能な開発目標(SDGs)をどれだけ真剣に受け止めているかを実感しました。

モハメッド副事務総長は「私は訪日中、SDGsが経団連をはじめとする日本のビジネス界や市民社会、メディア、そして若い学生によって、どれだけ熱意をもって受け入れられているかを目の当たりにし、感銘を受けました」と述べています。

副事務総長は、バリアフリーの職場という点でも、職員の構成という点でも極めて包摂的である日本財団パラリンピックサポートセンターへの訪問や、「東京2020」オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会との会合について触れ、日本がパラリンピック競技を起点に、あらゆる障害者を広く受け入れていくことに対する大きな期待を表明しました。副事務総長は本日、河野太郎外務大臣と会談した際にも、こうした所見を明らかにしています。

モハメッド副事務総長は、JICA地球ひろばで開催中のエシカル・ファッションに関する展示会「『衣』を通じて見る世界-ファッションをミライのアクションに-」も視察しました。この展示会では、自分たちが買うファッション製品がどのように生産され、処分されるのかに対する認識を高めることで、消費者がいかにして持続可能な開発に貢献できるかを説明しています。副事務総長が、こうしたメッセージが楽しく、革新的な手法で伝えられていることに大きな感銘を受けました。

国際開発機構(JICA)の北岡伸一理事長を表敬訪問するモハメッド副事務総長©Photo: UNIC Tokyo/Takashi Okano
河野太郎外務大臣を表敬訪問するモハメッド副事務総長©Photo: UNIC Tokyo/Takashi Okano
日本に28ある国連諸機関の長との会合に出席するモハメッド副事務総長©Photo: UNIC Tokyo/Takashi Okano

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