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「国連平和ポスター・コンテスト」パネル展、広島で開催 ~ 「ヒバクシャ国際署名 8/6 イベント in Hiroshima 」にて

2016年08月02日

中里久美さんによる入賞作品『Must Be Zero(ゼロでなければならない)』

核軍縮は1945年に生まれた国連にとって、最重要課題の一つです。総会で最初に採択された決議は、「原子力の発見に関する問題に対処する委員会の設立」に関するものでした。1946年のことです。それから70周年の今年、国連軍縮部は核兵器のない世界への希望を描く「国連平和ポスター・コンテスト」を開催、123カ国・4,100点以上のエントリーから受賞作品3点と入選作品9点が決まりました。日本から応募した奈良県在住のグラフィック・デザイナーの中里久美(なかざと・くみ)さんが、「ゼロ」をモチーフにした力強い作品で入選を果たしています。

国連広報センターでは、芸術的才能あふれるポスターを通じて、核軍縮の必要性や国連による軍縮のための活動の重要性について考えてもらいたいというねらいから、「国連平和ポスター・コンテスト」受賞・入選作品のパネル展を「ヒバクシャ国際署名 8/6 イベント in Hiroshima」において開催します。

8月6日(土)広島
ヒバクシャ国際署名 8/6 イベント in Hiroshima
趣 旨: 広島・長崎の被爆者が呼びかけ、核兵器を禁止し廃絶する条約の締結を求める国際署名を立ち上げるイベントです。国内外著名人によるリレートークやメッセージなど予定。
時 間: 17:30-記者会見、18:00-イベント
場 所: 広島県立体育館(グリーンアリーナ)大会議室
主 催・問い合わせ: ヒバクシャ国際署名連絡会 Tel: 03-3438-1897  詳細はこちら  

「ヒバクシャ国際署名 8/6 イベント in Hiroshima」は、広島・長崎の被爆者が呼びかけ、核兵器を禁止し廃絶する条約の締結を求める国際署名を立ち上げるイベントです。イベント会場において本パネル展を開催することで、アートとデザインを入り口にして平和と核兵器廃絶を考えるきかっけにしていただきたいと国連広報センターでは願っています。また、本パネル展は、ピースボートの船とともに世界各地を巡回する予定です。

8月18日(木)~11月29日(火)
ピースボート第9回「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」と共に世界21カ国を巡回
主催・問い合わせ:  ピースボート Tel: 03-3363-7561 詳細はこちら
 

国内・海外での本パネル展開催は、核兵器廃絶に向けて日本国内で活動しているNGO・市民団体の連絡組織である「核兵器廃絶日本NGO連絡会」との連携によるものです。

国連平和ポスター・コンテストについて
https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/19148/

中里久美さんとの対談記事
http://blog.unic.or.jp/entry/2016/08/01/160404