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国連で、性的搾取・虐待防止に向けた新たなオンライン研修が発足

プレスリリース 16-065-J 2016年07月27日

©UN Photo/Marco Dormino

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国連フィールド支援局(DFS)は2016年7月22日、すべての制服組・文民職員必修の新たなオンライン研修プログラムの発足を発表しました。このプログラムの目的は、特に性的搾取と虐待に重点を置きながら、行動規範、および、行動と規律に関わる事項について期待されるアカウンタビリティーと個人的責任に関する研修を強化することにあります。

この新規オンライン研修プログラムは、日本政府からの寛大な資金供与を受けて開発されました。研修は現在、選ばれた制服組・文民平和維持ミッション要員を対象に、国連本部で試験的に実施中です。2016年末までに、すべてのフィールド・ミッションと、本部の平和維持・フィールド支援要員全員に対象が拡大される予定です。2017年前半には、事務局職員全員がこの研修プログラムを受けられるようになります。

アトゥール・カレ国連フィールド支援担当事務次長は次のように述べています。「この新規オンライン研修プログラムは、国連職員による不祥事を防止するための私たちの取り組みを強化する上で、重要な一歩となります。性的搾取と虐待に対する私たちの取り組みに欠かせない今回のイニシアティブに資金を拠出していただいた日本政府には、心から感謝しています」

別所浩郎・国連日本政府常駐代表特命全権大使は「今回の協力は、事務総長のゼロ・トレランス(非容認)方針を支援するという我が国の決意を象徴するものです。このプログラムが性的搾取と虐待に対処する効果的ツールになると私たちは確信しています」と述べています。

この新規プログラムは現在、加盟国が実施を義務づけられている展開前研修と、制服組・文民要員が受けている現場研修を補完するものです。

研修プログラムは各人のペースに合わせ、ケーススタディに基づくシナリオや、要員の教育、啓発のための短い動画を活用して実施されます。短いクイズや最終評価も含まれています。また、研修を受けた要員の人数を追跡しながら、教室環境を離れた新しいツールも提供できるようにもなっています。研修内容はすべての国連公用語のほか、兵員・警察提供国の言語にも翻訳される予定です。

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