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「パレスチナ人民連帯の国際年」記念シンポジウム 米アカデミー賞ノミネート作品『オマール、最後の選択』先行特別上映会 (11月26日開催)

プレスリリース 14-065-J 2014年10月10日

米アカデミー賞ノミネート作品『オマール、最後の選択』先行特別上映会

2014年は国連の定めた「パレスチナ人民連帯の国際年」です。パレスチナとイスラエルとの間の恒久的な和平に向けた話し合いに少しでもはずみをつけたいという願いから定められたものです。特に11月29日は国連が定めた「パレスチナ人民連帯国際デー」です。

そこで、国連広報センターでは、国連アカデミック・インパクト参加大学である立教、明治、国際の3大学による大学間連携共同推進事業「国際協力人材」育成プログラムとともに、「パレスチナ人民連帯の国際年」記念シンポジウムを開催します。

本年度米アカデミー賞外国語作品賞にノミネートされた『オマール、最後の選択』を、2015年の日本公開に先駆けて上映し、その後、第一線で活躍する方々によるパネル・ディスカッションを以下の内容で行います。

『オマール、最後の選択』

『オマール、最後の選択』

日 時:2014年11月26日(水)18:40-21:10

会 場:立教大学池袋キャンパス8101教室

           【アクセス】http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/direction/

主 催:国連広報センター、立教大学・明治大学・国際大学「国際協力人材」育成プログラム

作 品(『オマール、最後の選択』) 提供:アップリンク

パネリスト:マーヘル・ナセル 国連広報局局長代行、長有紀枝 立教大学21世紀社会デザイン/社会学部教授、浅井隆 アップリンク社長、金子由佳 日本国際ボランティアセンター(JVC)パレスチナ事業 現地調整員(ガザ事業担当)

司会・モデレーター:根本かおる 国連広報センター所長

 

対 象:立教大学・明治大学・国際大学、他大学学生及び教職員、一般(国連関係者、マスコミ関係者、NGO関係者を含む)

参加費:無料

定 員:メールによる事前申込、400名

言 語:映画はアラビア語(日本語字幕付き)、パネル・ディスカッションは日・英の同時通訳付き(同時通訳レシーバー200台当日先着順)

 

申込み:名前、所属先、メールアドレスを明記の上、cghrd-info@rikkyo.ac.jp に事前申込み

申込み締め切り:11月24日(月)

お問い合わせ:立教大学 グローバル教育センター(電話03-3985-4876)

 

登壇者略歴

マーヘル・ナセル 国連広報局長代行

1987年より国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)、ウィーンの国連薬物統制計画(現在の国連薬物犯罪事務所・UNODC)での勤務を経て、カイロの国連広報センター所長、国連情報サービス所長を歴任。2011年2月、国連広報局アウトリーチ部長に就任。2014年8月より現職。

 

長有紀枝 立教大学21世紀社会デザイン/社会学部教授

認定NPO法人難民を助ける会理事長。長年NGOの活動を通じて、緊急人道支援、地雷対策、地雷禁止条約策定交渉などに携わる。専門は人間の安全保障、平和構築、国際人道法、ジェノサイド研究など。2009年〜2010年度朝日新聞紙面審議会委員。

 

浅井隆 アップリンク社長

寺山修司の天井桟敷舞台監督を経て、87年、有限会社アップリンクを設立。 映画の制作・配給・プロデュースを行ない、映画上映やイベントができる「UPLINK FACTORY」「UPLINK X」「UPLINK ROOM」や、ギャラリー「UPLINK Gallery」、の他、多国籍レストラン「TABELA」なども運営。ウェブ・マガジン「webDICE」編集長。

 

金子由佳 日本国際ボランティアセンター(JVC)パレスチナ事業 現地調整員(ガザ事業担当)

恵泉女学園大学国際社会文化学科卒業。カトリック中央協議会で日本国内の難民・移住者支援活動、JICA本部にてプロジェクト開発・平和研究支援を行ったのち、オーストラリア・クイーンズランド大学大学院にて平和・紛争解決課程で修士号を取得。その後、国連大学・サステイナビリティと平和研究所、外務省での勤務を経て、2012年7月より現職。

 

映画『オマール、最後の選択』について

主人公のオマールは、監視塔からの銃弾を避けながら分離壁をよじのぼっては、壁の向こう側に住む恋人ナディアのもとに通っていた。思慮深く真面目なパン職人として働くオマールだが、壁の向こう側では仲間と共に自由のために闘う戦士だ。しかし、ある日、イスラエル兵士を殺害した疑いで捕えられ、イスラエル軍より拷問を受け、死ぬかスパイになるかの選択を迫られる…。自爆攻撃者の心情、若者たちの葛藤を描き出した『パラダイス・ナウ』のハニ・アブ・アサド監督の最新作『オマール、最後の選択』(原題:Omar)は、占領下のパレスチナに暮らす若者たちを中心に一筋縄ではいかない友情や恋、そして、死んで英雄になるか、裏切り者として生きるのかという究極の選択を迫られ苦悩する青年オマールの状況を、切実に、サスペンスフルに描いた作品だ。特筆すべきは、本作がすべてパレスチナ資本によって製作されたことだ。製作スタッフも全てパレスチナ人、撮影も全てパレスチナで行われ、出演者のほとんどが演技経験のない新人たちだ。監督のハニ・アブ・アサドはこう発言している。「これは占領下に閉じ込められ、厳しい状況に直面した愛についての映画である」。本作は、2014年アカデミー賞外国語部門にパレスチナ代表としてノミネートされている。

監督・脚本・製作:ハニ・アブ・アサド/撮影:エハブ・アッサル/編集:マーティン・ブリンクラー、イヤス・サルマン/出演アダム・バクリ、ワリード・ズエイター、リーム・リューバニ、サメール・ビシャラット、エヤド・ホーラーニほか

(2013年/パレスチナ/97分/アラビア語・ヘブライ語/カラー/ドルビーデジタルSRD 5.1/スコープサイズ/DCP) 2015年公開予定

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関連ページ:国連中東和平国際メディア・セミナー(2014年6月開催)

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