• プリント

略歴
軍縮担当事務次長に田中信明氏

プレスリリース 06/023-J 2006年04月13日

コフィー・アナン国連事務総長は2006年3月17日、田中信明氏(日本)を2006年4月6日付で軍縮担当事務次長に任命すると発表しました。阿部信泰氏の後任となる田中氏は最近まで、日本の駐パキスタン大使を務めていました。

田中氏は1970年に外務省に入省。ベテラン外交官として、二国間の政治・経済問題を取り扱うだけでなく、国連システム内でも活躍するなど、豊富な経験の持ち主です。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の総務担当事務局長補(1994-97年)や、国連広報局の広報担当官を務め(1980-83年)、管理問題と国連システムの機能に精通しています。

学歴も多彩で、東大法学部卒業後、ケンブリッジ大学キングズ・カレッジで文学修士号を取得。日本の世界平和研究所で主任研究員を務めていた時代には、三極委員会で中曽根元首相と緊密な連携を図りました。また、同志社女子大学教授(2002-04年)として安全保障問題を担当し、「軍縮と核不拡散」などの講義を受け持ったり、早稲田大学の講師(1986-91年)を務めたりした経験もあります。

外務省内では、特に北米局審議官時代、6者協議に至る朝鮮半島問題や対人地雷禁止をはじめ、日本にとって重要な安全保障問題に取り組みました。それ以前にはNGOや、第2回軍縮特別総会の際の広報も担当していたこともあります。また、参議院事務局調査室長時代には、日本としては画期的な有事立法をはじめ、重要な安全保障関連法規の成立に重要な役割を果たしました。

駐パキスタン大使としては、特に核兵器転用可能な技術や物資の輸出規制と不拡散に関し、日・パ二国間協力の強化に尽力しました。

田中氏は1946年8月26日、千葉県生まれ。既婚で息子1人。

国連創設75周年
1分間アンケートにご協力ください

世界は連帯を必要としています。
あなたの協力が大切です。

国連は、史上最悪のグローバルな健康危機を含め、大きな試練の時に創設75周年を迎えます。
この危機は世界をより緊密に結びつけるでしょうか?
あるいは分断と不信の増大につながるのでしょうか?
 あなたの意見によって変化をもたらすことができます。