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STAND UP, TAKE ACTION
貧困をなくすために、国連職員が「スタンド・アップ」

プレスリリース 09-040-J 2009年09月09日

2009年10月16日(金)から18日(日)の3日間、国連ミレニアム開発目標(MDGs)の達成を訴える世界的キャンペーン、STAND UP TAKE ACTION(スタンド・アップ・テイク・アクション=以下 SUTA)が行われます。これに合わせ、キャンペーン初日の16 日(金)、東京・渋谷の国連大学本部ビル(UNハウス)前では、国連職員が各国大使館および市民社会グループと共にスタンド・アップし、世界各地で立ち上がる人々との連帯を示します。

SUTAは、MDGsの達成をめざして世界の市民の行動を呼びかけるもので、国連の「ミレニアム・キャンペーン(MC)」と「GCAP(貧困をなくすために活動する世界最大のNGO連合体)」のパートナーシップの下に実施される取り組みです。この3日間に世界中の人々が、MDGsの達成を求める意志表示として立ち上がり(もしくはそれに準じた行動で意思を表し)、その人数でギネス記録に挑戦する世界同時アクションです。昨年は全世界で131カ国1億1,700万人(日本では約2万2千人)が立ち上がり、ギネス記録を更新しました。

2009年の日本のSUTAは、地球規模の課題に焦点を当てながら、国連を通して世界と私たちの未来を考える「国連ウィーク」(10月16日から24日までの1週間)のキックオフ・イベントになります。より多くの方々が国連の活動に関心を持っていただけるよう、全国各地で関連行事が予定されています。「国連ウィーク」は今年初めて実施され、その最終日の10月24日は「国連デー」です。今から64年前に国連憲章が発行したことを記念し、世界各地で毎年、様々な記念行事が行われています。

日 時:2009年10月16日(金)12時30分から約30分間
場 所: 国連大学本部ビル(UNハウス)前 (東京都渋谷区神宮前5-53-70)
内 容: 国連職員、外交団、市民グループ参加のSUTAの実施
問い合わせ先:国連広報センター  担当・岡野(Tel: 03-5467-4451)

【MDGsとは?】
2000年、ニューヨークの国連本部で開かれた「ミレニアム・サミット」に参加した世界各国の指導者たちは「ミレニアム宣言」を採択し、世界の人々、特に貧困層がよりよく暮らすためのニーズを満たすために、8つの約束「ミレニアム開発目標(MDGs)」を交わしました。 その約束の達成期限は2015年。 約束の日を目指して、部分的には状況が改善、進展を見せてはいるものの、達成にはまだ遠い道のりが残されています。 より多くの人がこの現実を認識しアクションを起こすことで、目標達成は少しでも可能に近いものになります。