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事務総長、朝鮮半島の非核化と「無意識のうちに戦争へと歩を進める」ことを回避する必要性を強調(東京、2017年12月14日)

2017年12月14日

東京の日本記者クラブで記者会見に臨むアントニオ・グテーレス事務総長©Photo: OSSG

20171214 アントニオ・グテーレス国連事務総長はきょう、短い訪日日程を終えるにあたり、朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)とその他の国々に対し、朝鮮半島の非核化に関する安全保障理事会決議の履行を訴えました。

グテーレス事務総長は、日本記者クラブで開かれた記者会見で「私たち全員が、事態を収拾できなくなり、誤解や状況判断のミスによって、壊滅的な結末をもたらす戦争へと、無意識のうちに歩を進めることを避けたいと考えているはずです」と述べ、まず DPRK が、次いでその義務を負う他のあらゆる国が、すべての安保理決議を履行する必要性を強調しました。(*記者会見の模様は日本記者クラブの Youtube チャンネルをご覧ください

さらに事務総長は「目的は朝鮮半島の非核化にあり、安保理の結束を保つことは、その意味で非常に大切です」と付け加えています。

グテーレス事務総長は12月15日、安保理で DPRK に関するブリーフィングを行う予定です。

ジェフリー・フェルトマン政治担当国連事務次長による最近の平壌訪問について質問を受けたグテーレス事務総長は「外交、特に慎重を要する外交においては、どのようなイニシアティブの成果も即座に判断することは難しい」としながらも、「メッセージは伝えられた」と回答しました。

また、メッセージの内容については、安保理決議を履行しなければならないということだけでなく、半島の非核化を達成するための有意義な対話に向けた条件を整備するため、切迫感をもって取り組まねばならないという点も含まれていたことを明らかにしました。

米国による DPRK に対する軍事攻撃の可能性に関する質問について、事務総長は「まだ起きていないこと」についてコメントできないとしながらも、「軍事的解決は劇的なマイナスの結果をもたらすため、私たちは外交的なやり取りを通じて、朝鮮半島の非核化という目標を達成できることが必要だと信じている」と語りました。

事態の収拾に向け、国連は具体的に何ができるのかという質問に対し、事務総長は、安保理の決定は正しく、事務局としては、これらの決定を平和に履行するために必要なメッセージを伝えるべく、あらゆる方法を模索せねばならないと答えました。

事務総長は「私たちは奇跡を起こす者ではありません。私たちは一つの大義の実現を強く決意している者なのです。その大義とは、国際法に基づく平和と安全に他なりません」と語っています。

自身が DPRK を訪問する可能性に関する質問に関し、事務総長は、有用であればいつでも、どこにでも行くと回答しました。

「しかし、私は単に、テレビカメラに映る唱道者になろうとしているのではありません。私たちには支援の用意がありますが、両当事者が私たちの調停を受け入れて初めて、それは可能となるのです」事務総長はこう述べています。

事務総長の今回の訪日は、東京で開催された国際会議「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)フォーラム」への出席を主な目的としています。

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原文(English)はこちらをご覧ください。