• プリント

シリア危機と国連の対応【ウィークリー・アップデート第75号】12/31付資料

2015年01月06日

国連広報局(DPI)は、シリア危機への国連の様々な対応をまとめた資料を週に一度発表しています。以下はその日本語訳です。

*  * * * * * * * * *

ウィークリー・アップデート

国連広報局(DPI)第75号/20141231

 

◆国連特使室、モスクワ会議への出席を表明

ステファン・デ・ミストゥーラ国連特使室は記者の質問に答え、モスクワで開催予定のシリア国内当事者間の交渉に出席する意向を明らかにしました。特使室は1230に発表した声明の中で、シリア危機の平和的、外交的解決を後押しする取り組みをいずれも歓迎すると述べています。

-詳しくは以下をご覧ください。

http://www.un.org/sg/spokesperson/highlights/index.asp?HighD=12/30/2014&d_month=12&d_year=2014

 

◆戦闘の激化で、ヤルムーク難民キャンプへの援助物資配給に支障

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は1230、過去2週間にわたり、ヤルムークと周辺地域での武力紛争が大幅に激化したため、その食料援助配給活動に繰り返し支障が出ていることを明らかにしました。「極めて弱い立場に置かれている人々の最小限の食料ニーズを満たすためには、1日約400箱の食料が必要ですが、UNRWAは、12月全体で700箱足らずの食料しか配給できていないことを引き続き深く憂慮しています。これは、ヤルムークの民間人にとって、食料、医療その他、人間に必要最小限の条件がほとんど満たされていないという事実を如実に物語るものです」。UNRWAのクリス・グネス報道官はこのように語っています。UNRWAは、ヤルムークでの戦闘行為を直ちに停止するとともに、交渉によって、ヤルムークとその周辺地域の平穏を保つよう、改めて呼びかけています。

-詳しくは以下をご覧ください。

http://www.unrwa.org/crisis-in-yarmouk

 

◆ヨルダンでの強靭性構築に関するUNDPワークショップに市長36人が参加

「シリア対応に関する小地域ファシリティ」の専門家、ヨルダン地方自治省、ヨルダン内務省との連携により、国連開発計画(UNDP)が1226日、27の2日間にわたり開催したワークショップには、イルビド、マフラク両県から36人の市長が出席しました。ワークショップでは、職業訓練やマイクロビジネス、市町村の支援、コミュニティ・アウトリーチ活動をはじめ、UNDPが地域社会で展開している取り組みを紹介する会合が数多く開かれました。また、シリア難民危機の影響を受けている市町村による対応の現状分析も議題となりました。出席者は主な課題として、公共サービスの不備や雇用の不足、社会的な緊張の高まり、治安上の懸念を挙げました。ワークショップはこれら課題にも取り組んだ末、市町村が資源の最適化を図る必要があると結論づけました。

-詳しくはUNDPのプレスリリースをご覧ください。

http://www.jo.undp.org/content/jordan/en/home/presscenter/pressreleases/2014/12/26/36-mayors-from-irbid-and-mafraq-governorates-participated-in-two-day-workshop-retreat-to-address-local-problems-and-build-resilience-/

 

WHO、ダマスカスとアレッポの精神病棟改修へ

世界保健機関(WHO)は1228、ダマスカスとアレッポの精神病施設4棟の改修プロジェクトを立ち上げました。これら病棟では、年間1万1,000人を超える患者に精神医療サービスが提供されることになります。「世界精神保健調査2000」によると、危機下での精神障害の発症率は3~4%程度と見られています。シリアでは、約60万人が重度の精神障害に陥っている可能性があるのに加え、さらに20%(400万人程度)が軽度から中度の精神障害、20~40%が軽度の心理的障害を抱えている可能性があります。

-詳しくはWHOのプレスリリースをご覧ください。

http://www.emro.who.int/syr/syria-news/psychiatric-facilities-renovated.html

 

国連の事務局、機関、基金および計画へのリンク:

国連広報局(DPI)シリア特集ページ:

http://www.un.org/apps/news/infocusRel.asp?infocusID=146

 

国連の人道関係機関:

国連児童基金(UNICEF)

http://www.unicef.org/media/index.html

世界食糧計画(WFP)

http://www.wfp.org/countries/syria

人道問題調整事務所(OCHA)

http://www.unocha.org/crisis/syria

世界保健機関(WHO)

http://www.who.int/countries/syr/en/

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)

http://www.unhcr.org/pages/4f86c2426.html

国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)

http://www.ohchr.org/en/NewsEvents/Pages/NewsSearch.aspx?CID=SY

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)

http://www.unrwa.org/

 

ソーシャルメディア:

Twitter: https://twitter.com/UN

Flickr: http://www.flickr.com/photos/un_photo/

YouTube: http://www.youtube.com/unitednations

Tumblr: http://united-nations.tumblr.com/

 

フォトギャラリー:

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)

http://www.unhcr.org/pages/49c3646c25d.html

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)

http://www.unrwa.org/photogallery.php

人道問題調整事務所(OCHA)

http://www.unocha.org/media-resources/photo-gallery

国連児童基金(UNICEF)

http://www.unicef.org/photography/photo_2013.php#UNI82253

統合地域情報ネットワーク(IRIN)

http://www.irinnews.org/photo/

* *** *

ヨルダンで行われた「強靭性構築」に関する国連開発計画(UNDP)ワークショップには市長36人が参加し、課題について話し合った©Photo/UNDP
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、過去2週間にわたり、ヤルムークと周辺地域での武力紛争が大幅に激化したため、その食料援助配給活動に繰り返し支障が出ていることを明らかにした©Photo/UNRWA
国連創設75周年
1分間アンケートにご協力ください

世界は連帯を必要としています。
あなたの協力が大切です。

国連は、史上最悪のグローバルな健康危機を含め、大きな試練の時に創設75周年を迎えます。
この危機は世界をより緊密に結びつけるでしょうか?
あるいは分断と不信の増大につながるのでしょうか?
 あなたの意見によって変化をもたらすことができます。