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コフィー・アナン国連事務総長、
阿倍信泰氏を軍縮問題担当事務次長に任命

プレスリリース 03/047-J 2003年06月02日

 2003年5月28日、日本の阿部信泰氏が同年7月1日よりジャヤンタ・ダナパラ氏を引き継ぐ新任の軍縮問題担当事務次長として、コフィー・アナン国連事務総長より任命されました。阿部氏は、2001年11月から駐サウジアラビア国日本大使を務めてきました。
 
 阿部氏は1967年に外務省に入省し、軍備統制と軍縮の分野で幅広い経験をもつ外交官として活躍しました。政治と経済の問題を担当するのに加えて、在ジュネーブ国際機関の日本代表(1977-79年)、ニューヨークの国連代表部(1987-90年および1996-97年)、在ウィーン国際機関の日本代表(1999-2001年)として勤務し、多国間外交の豊富な経験を積んできました。
 
 ボストンのハーバード大学ウェザーヘッド国際問題センターの国際フェロー(1986-87年)だった阿部氏は、後にそのボストンで日本総領事を務めました(1994-96年)。
 
 阿部氏は宮沢喜一外務大臣の秘書官(1974-76年)、情報調査局企画課長(1984-86年)、G7サミット・サブシェルパ(1992-94年)としての職務を果たしました。また、総合外交政策局軍備管理・科学審議官(1997-99年)として核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラムの開催に助力し、軍縮と核不拡散に関する多くの国際的活動に参加しました。また、氏は対人地雷全面禁止条約(オタワ条約)への日本の批准にも貢献しました。
 
 ウィーンでは、包括的核実験禁止条約(CTBT)の実施を促進し、組織犯罪防止条約の銃器議定書の交渉をまとめる上で中心となって活躍しました。
 阿部氏は1945年9月9日、秋田県生まれ。東京大学、および米国マサチューセッツ州アマーストカレッジで政治学を専攻。