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コフィー・アナン国連事務総長、
ヤン・エーゲラン氏を人道問題担当事務次長に任命

プレスリリース 03/052-J 2003年06月17日

コフィー・アナン国連事務総長は6月6日、日本の大島賢三氏の後任として、人道問題担当事務次長兼人道援助調整官にヤン・エーゲラン氏(ノルウェー)を任命すると発表しました。
エーゲラン氏は国連、ノルウェー政府、赤十字・赤新月運動、および、その他の非政府組織と学術機関で25年にわたる人道、人権および平和活動の経験を積んでいます。同氏は現在、ノルウェー赤十字社の事務局長を務めています。1999年から2002年にかけては、コロンビアに関する事務総長特別顧問を務めました。
 
 エーゲラン氏はそれ以前、ノルウェーの外務省政務次官を務めました(1990-1997年)。このときに同氏が発足させた2つのノルウェー緊急事態対応システムは、国際機関に2,000人を超える専門家と人道要員を提供しています。エーゲラン氏はノルウェー赤十字社国際局長、ジュネーブのアンリ・デュナン研究所開発研究部長を歴任、また、ノルウェー国営放送のラジオ・テレビ国際取材記者も務めました。
 
 エーゲラン氏はオスロ大学で政治学修士号を取得しました。フルブライト奨学生としてカリフォルニア大学バークレー校に学んだほか、オスロの国際平和研究所とエルサレムのトルーマン平和研究所で研究員を務めています。エーゲラン氏は、ノルウェーのアムネスティー・インターナショナル議長、および、アムネスティー・インターナショナル国際執行委員会副議長としての経験もあります。
 
 エーゲラン氏は、数多くの和平プロセスに積極的に参加しました。1992年には、イスラエルとパレスチナ解放機構(PLO)間のノルウェー交渉チャンネルを共同で開き、組織しましたが、これは1993年9月、オスロ合意(原則宣言)として結実しています。グアテマラ政府とグアテマラ民族革命連合(URNG)のゲリラとの間の停戦協定に至る国連主導の和平交渉では、ノルウェーによる促進活動を指揮しました。停戦協定は1996年、オスロで署名されています。また、地雷禁止のためのオタワ条約の交渉が成功し、1997年にオスロで採択された際にも、同氏は開催国の代表団長を務めました。
エーゲラン氏は紛争解決、人道問題および人権に関し、多数の報告書、研究書および論文を発表しています。

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