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第59回国連総会議長
ジャン・ピン氏の略歴

プレスリリース 04/086-J 2004年09月21日

第59回国連総会議長に選出されたジャン・ピン(Jean Ping)氏は、1999年からガボン共和国の国務大臣兼外務・協力・フランス語圏大臣を、1996年から国会議員をそれぞれ務めています。

キャリア外交官であるピン氏の職歴は1972年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の渉外・協力部の国際公務員として採用されたことから始まりました。1978年から1984年にかけては、ガボン共和国のユネスコ常駐代表を務めましたが、1984年にはその外交・政治分野での経験を買われてガボンの大統領府長官に任命。その後1990年には情報大臣に昇格し、郵政、通信、観光、公社改革および議会対策も担当したほか、政府報道官も兼任しました。

1990年代、ピン氏は鉱業・エネルギー・水資源大臣、財務・経済・予算・民営化副大臣をはじめ、閣僚レベルのポストを歴任。後に計画・環境・観光大臣を務めた末、1999年には国務大臣兼外務・協力・フランス語圏大臣に任命されました。

ピン氏は国際外交と地域外交の経験がともに豊富。国連総会のほか、ユネスコ、世界銀行、アフリカ統一機構(OAU)、非同盟運動、イスラム諸国会議機構(OIC)、石油輸出国機構(OPEC)などの国際会議やサミットでもしばしば、ガボンの代表団を率いています。1993年にはOPECの議長も務めました。ピン氏はまた、国際フランス語圏機構サミット、フランスとアフリカ諸国間のトップレベル会議、アフリカ・カリブ・太平洋諸国と欧州連合間の会議、中国アフリカ協力フォーラム(China-Africa Forum on Cooperation)、第3回アフリカ開発会議、「アフリカ成長機会法」により開催された米国とアフリカ間の会議など、さまざまなフォーラムでもガボンの代表団長を務めました。地域・小地域レベルでは、中部アフリカ関税経済同盟(CACEU)、中央アフリカ経済通貨共同体(CEMAC)、中部アフリカ諸国経済共同体(ECCAS)およびアフリカ開発のための新パートナーシップ(NEPAD)の会議やサミットで代表団長を務めています。

政府での職務経験が32年に及ぶピン氏は、外交分野で目覚しい成果をあげています。ガボン共和国のエルハジ・オマール・ボンゴ・オンディンバ大統領はコンゴ共和国、チャド、中央アフリカ共和国、サントメプリンシペをはじめ、中部アフリカの平和と安定の回復に努めてきましたが、ピン氏はこれに大きく貢献しています。

ピン氏はこれまで、国内と海外での輝かしい功績と祖国への貢献を称えられ、「赤道の星3等勲章」、「赤道の星2等勲章」、「海軍功労3等勲章」、「ガボン国民功労3等勲章」をはじめ、国内で数々の勲章を受章。フランスからは「レジオンドヌール3等勲章」と「プレイヤッド・フランス語圏功労4等勲章」を、ポルトガルからは「大十字功労勲章」もそれぞれ受章しています。

「全仏経済学博士協会(ANDESE)」の会員でもあるピン氏は、パリ第1(パンテオン・ソルボンヌ)大学から経済学博士号を取得。中国外交研究所とモスクワのロシア科学アカデミー・アフリカ研究所からは名誉博士号を授与されています。

ピン氏は1942年11月24日、ガボンのエチンブエ州オンブエ生れ。著作数点。既婚で子どもがいます。

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Published by the United Nations Department of Public Information
44359 – DPI/2358 – August 2004

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