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国際女性デー(3月8日)に寄せるアントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ

プレスリリース 26-013-J 2026年03月06日

UN Photo/Mark Garten

今年の「国際女性デー」は、すべての女性と女児のための権利と行動、そして正義に焦点を当てています。

世界全体で見ると、女性が享受する権利は男性のわずか64%にすぎません。

法的な差別は、女性の暮らしのあらゆる側面に影響しかねません。財産の所有や離婚の請求、夫の承認を得ない就業が禁止されることもあります。40を超える国々では、夫婦間レイプは犯罪として認められていません。その他、女性の教育へのアクセスや、子どもに市民権を継承させる能力、さらには外出する自由さえも制限する法律があります。

法的保護がある場合でも、差別や執行の不徹底によって、女性は司法や法的支援へのアクセスに苦労しているのが現状です。

こうした不公正な法律の多くは、数世紀も前から施行されています。しかし現在、私たちは新たに危険な動きを目の当たりにしています。権威主義の台頭や政情不安の増大、家父長制の定着を目指す新たな圧力の高まりを背景に、より公正な労働保護からセクシュアル・リプロダクティブ・ライツ(性と生殖に関する権利)に至るまで、苦労して勝ち取った前進が逆転を強いられています。

私たちは一致団結して、持続可能な開発目標(SDGs)と北京+30行動アジェンダの約束を果たさねばなりません。差別的な法律や慣行と闘うとともに、これまでに達成された進展を守ることによってこそ、私たちはすべての女性が当然享受すべき尊厳や機会、そして自由を確保できるのです。

私たちが法の下で平等でなければ、真に平等とは言えません。今こそ、あらゆる場所の女性と女児に正義を実現すべき時なのです。

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