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科学における女性と女児の国際デー(2月11日)に寄せるアントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ

プレスリリース 26-008-J 2026年02月10日

Adobe Stock/ jittawit.21

「科学における女性と女児の国際デー」にあたり、私たちは一つの根本的な真実を再確認します。それは、人類が前進を遂げるためには、科学における平等が不可欠だということです。

教育へのアクセスについては前進が見られるものの、科学・技術・工学・数学(STEM)分野に携わる女性は依然として、研究資金の不足やジェンダーに基づくステレオタイプ、差別的な職場慣行に妨げられています。

この格差は特に技術の領域で顕著であり、データと人工知能(AI)関連のSTEM分野で働く人々に占める女性の割合は26%にすぎず、クラウドコンピューティング関連に至ってはわずか12%にとどまっています。特に指導者の立場に女性の声が欠けていることで、デジタルツールにバイアスが組み込まれ、これが現実世界でも被害を及ぼしているのです。

科学から女性を排除すれば、気候変動から公衆衛生、宇宙の安全に至るまで、喫緊のグローバル課題に対処する私たちの集団的能力は弱まります。こうした問題を解決するためには、あらゆる女児がSTEMの分野で活躍する未来を思い描けるように、また、あらゆる女性が理系の職種で能力を発揮できるようにしなければなりません。

国連はこうした理由から、多くの学問分野での奨学金やインターンシップ、メンター制度などを通じ、STEM分野に関わる女性と女児を支援しています。

再生可能エネルギーの推進から次なるパンデミックの予防に至るまで、私たちの未来は、人間の能力を最大限に発揮させられるかどうかにかかっています。きょうも、そしていつの日も、女性と女児が自らの権利のために、そしてすべての人々の利益のために、その科学に対する志を実現できるようにしようではありませんか。

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