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ガザの飢饉に関する国連事務総長声明(日本、2025年8月22日)

プレスリリース 25-051-J 2025年08月27日

ガザの生き地獄を表現する言葉が尽きたかに見えたその時、新たな言葉が加わった。「飢饉」だ。

これは謎ではない。人為的な災害であり、道徳的に許されず、人類そのものの失策だ。飢饉とは単に食料の問題ではない。人類の生存に必要なシステムの意図的な崩壊だ。人々は飢えている。子どもたちが死んでいる。そして、行動する義務を負う者たちは失敗している。占領勢力であるイスラエルには、住民に食料や医療物資を確保する国際法上の明白な義務がある。責任を問われることなくこの状況が続くことは許されない。

これ以上の言い訳は無用だ。行動するのは明日ではない ― まさに今だ。即時の停戦、すべての人質の即時の解放、そして完全かつ制限のない人道支援へのアクセスが必要だ。

日本、2025年8月22日

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