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日本の平和の鐘

日本の平和の鐘は、1954年6月に、日本国際連合協会からニューヨークの国連本部に寄贈されました。

この鐘は、1951年第6回国連総会(於:パリ)にオブザーバーとして出席した、当時日本国連協会評議員であった中川千代治氏が、「平和への願いを込めて、世界の人々のコインで平和の鐘を造りたい」と訴え、その訴えに賛同した国の代表やローマ法王、その他子どもたちを含む60か国以上の人びとから頂いた硬貨やメダルを入れて鋳造し誕生したものです。また鐘楼は、釈迦誕生の花御堂を模ったものです。

毎年2回、春分の日と、国際平和デーを祝し、この鐘を鳴らすのが伝統になりました。9月21日の国際平和デーに際しては、例年、国連事務総長が、国連幹部、各国常任代表等の出席の下、世界平和を祈念して鐘打式を実施しています。

1994年、日本の鐘の40周年を記念して特別の式典が行われました。その際、ブトロス=ガーリ国連事務総長は次のように述べました。「日本の平和の鐘は鳴るたびに、明確なメッセージを送ってきました。平和は尊いというメッセージをすべての人々に送り続けているのです。平和を願うのにこれで十分ということはありません。平和には努力が必要です。それも長く、つらく、困難な努力です。」

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