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事務総長あいさつ |
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国連総会は1948年12月10日、世界人権宣言を公布し、これを採択しました。起草者たちの並々ならぬビジョンと決意から生まれたのは、すべての人々に対してそれぞれの状況で、普遍的な人権を認める初の文書でした。現在までに360以上の言語に翻訳されている世界人権宣言は、世界でもっとも広く翻訳されている文書でもあります。このこと自体、その普遍性と影響力を物語る事実といえましょう。宣言は多くの新興独立国や新興民主国の憲法に着想を与えました。そして、私たちが善悪として認識していること、また、善悪として認識すべきことがどれだけ守られているかを測る物差しとなったのです。
誰でもどこでも、こうした権利を知り、理解し、享受できるようにすることで、人権を日常的な現実とすることは、私たちの責務です。多くの場合、人権の保護をもっとも必要とする人々は、世界人権宣言の存在について、そして、それが自分たちのために存在するのだという事実について、知らされる必要がある人々でもあるのです。 世界人権宣言採択60周年は私たちすべてにとって、宣言のビジョンを実現する決意を新たにする機会です。宣言は採択当時と同じ光を今でも放ち続けています。この光が皆さんの生活の隅々を照らすことを期待してやみません。
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