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安全保障理事会決議 1750

2007年03月30日

2007年3月30日、安全保障理事会第5652回会合で採択

安全保障理事会は、

リベリアおよび準地域に関連する安保理諸決議ならびに安保理議長諸声明、とりわけ2003年9月19日の決議1509(2003)、2006年9月29日の決議1712(2006)、および2005年9月19日の決議1626(2005)を想起し、

2007年3月15日の事務総長報告書(S/2007/151)を歓迎し、

さらにリベリア政府が統治を改善し腐敗と闘うために執った継続的措置、およびリベリアの天然資源に対する政府の支配の回復について重要な進展があったことを歓迎し、

リベリアの和平強化プロセスに対して、国際社会、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)およびアフリカ連合(AU)によって財政ならびにその他の支援が継続的に提供されたことに安保理の謝意を表明し、

事務総長特別代表の指導の下での、リベリアの平和と安定の支援において重要な役割を果たし続ける国際連合リベリア・ミッション(UNMIL)の活動を承認しかつ賞賛し、準地域の国境地区における治安維持活動の調整において、UNMILと国際連合コートジボワール活動(UNOCI)および近隣国政府との緊密な協力を歓迎し、

元戦闘員の社会復帰における大きな進展に謝意を持って留意し、さらなる進展は、元戦闘員の公式部門における雇用に依存していることを認識し、

女性の権利の促進と保護に関するUNMILの方針を歓迎し、リベリア当局に対して、性的搾取および虐待と闘う努力を支援するために国際連合国家チームならびに市民社会との協力を強化し続けることを要請し、

大規模な開発および復興の必要性、司法制度の改革、全土にわたる法の支配の拡大、リベリア治安維持軍および治安機構の発展、国家権限の強化を含むリベリアの紛争後の移行の強化においては重要な課題が残っていることを認識し、

シエラレオネ特別法廷の安全に対するUNMILの支援の継続的必要性を繰り返し表明し、

リベリアの事態は当該地域における国際の平和と安全に対する脅威を引き続き構成すると判断し、

国際連合憲章第7章にもとづいて行動して、

  1. 国際連合リベリア・ミッション(UNMIL)の職務権限を2007年9月30日まで延長することを決定する。
  2. 決議1609(2005)の条項に従い、暫定的措置としてUNMILおよびUNOCIとの間で、必要に応じて、武装要員を再配置する権限を事務総長に与える安保理の意向を再確認する。
  3. 事務総長に対して、6月に予定されている理事会への次回の報告書に、ミッションの詳細な削減計画を提出すること、その報告書が削減に向けての部隊の基準と選択肢に関して具体的な勧告を含み、UNMILの職務権限の期限終了の遅くとも45日前までに提出され、2006年9月12日の事務総長報告書において指定された広範な基準に則ってリベリアの安定化に関する進展状況についての理事会への報告を継続することを要請する。
  4. リベリア政府に対し、UNMILと緊密に調整し、状況が許す限り、リベリアの安全を脅かさないように、UNMIL部隊の、段階的に、徐々に整理、縮小および撤退のための、それらの基準の達成に向けて、さらなる措置を講じることを求める。
  5. リベリアでの活動計画の実行についてリベリア政府と合意に達するとのシエラレオネ特別法廷の意図に留意し、UNMILの職務権限に以下の追加要素を含めることを決定する。すなわち、その展開の能力と範囲内で、かつ他の職務権限の仕事の実績を損なわない範囲において、行政上および関連する支援と安全を、実費精算ベースで、リベリア政府の合意を得て、シエラレオネ特別法廷によるリベリアにおける活動について提供することを決定する。
  6. この問題に引き続き積極的に取り組むことを決定する。

S/RES/1750(2007)