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世界の動きと国連(2011年)

世界のニュースと国連の関わりを簡潔にお伝えします。(UN News のNews in Briefから)
「News in Briefから[PDF]」をクリックすると、当該日のオリジナル・ニュース(文字と音声)を開くことができます。

2011年12月27日

ハイチ:警察による不法な殺害疑惑
ハイチの首都ポルトープランスで、地元の警察が不法な殺害や拷問を行っているとの疑いがあることについて、人権高等弁務官事務所およびMINUSTAHは本日、声明を発して、同国当局に対し、適切な調査を実施するよう促した。
ギニアビサウ:事務総長、武力行使を非難
報道によれば、昨日、ギニアビサウで海軍幹部らによるクーデタ-未遂事件が発生した。潘基文事務総長は対立解消のための武力行使を非難するとともに、同国の文民政府の尊重を訴えた。
アフガニスタン:UNHCR、冬期物資搬入
アフガニスタンにおいて、夜の気温が零度以下を記録するなか、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は20万を超える人々に対し、毛布やビニールシート、燃料など緊急援助物資の提供を開始した。
ハイチ密航船、座礁
キューバ沖でハイチからの密航船が座礁し、その中で38人の不法移民たちが死亡しているのが見つかった。MINUSTAHのフェルナンデス代表は声明を発し、ハイチ大統領および犠牲者の家族に哀悼の意を表明するとともに、同ミッションが引き続き、ハイチの生活条件の改善に向けて取り組む決意を示した。
ベネズエラ:人権派判事の自宅軟禁延長に懸念
ベネズエラ政府はこのたび、人権派弁護士Maria Lourdes Afiuni Mora氏の自宅軟禁の延長を決定した。恣意的拘束に関する国連作業部会委員長や、法律家の独立に関する国連人権特別報告者らは本日、共同声明を発して、遺憾の意を示すとともに、同判事の身体的、精神的健康状態に懸念を表明した。

2011年12月23日

シリア:事務総長、暴力の激化に憂慮
シリアにおいて、本日もまた爆弾襲撃が行われ、多数の死傷者がでた。潘基文事務総長は同国の暴力の激化に憂慮を表明するとともに、流血の即時停止を求めた。
ソマリア:3人の援助要員殺害
ソマリアにおいて、世界食糧計画(WFP)の職員2人とNGO職員1人が襲撃を受け、銃で撃たれて死亡した。犯人はすぐに逮捕され、現在、地方当局に拘束されている。潘基文事務総長は声明を発し、この殺害事件を強く非難した。
総会議長、加盟国の協力に歓迎を表明
アルナセル総会議長は本日、総会で演説し、今期行われた総会審議で加盟国が主要な問題に協力して取り組んだことに満足の意を表明。今総会はこれまでに採択した決定・決議は全部でおよそ300本。
フィリピン:国連、母子保健に取り組む
フィリピン南部が台風に襲われ、多数の犠牲者が出ている問題で、国連人口基金(UNFPA)は本日、同地域の1万2000人の妊婦および授乳期の女性に対する支援を行うべく、資金と物資を動員しているとの旨明らかにした。
中国:人権派弁護士、拘束続く
2006年に中国の人権派弁護士が当局に逮捕され、いまだ拘束が続いていることについて、恣意的拘束や強制失踪などを扱う複数の人権報告者たちは合同で非難声明を発出した。

2011年12月21日

ルワンダ・ジェノサイド:ICC、2人終身刑
国際刑事裁判所(ICC)は本日、1994年のルワンダ・ジェノサイドの責任者2人を有罪の判決を下し、終身刑を科した。この2人はEdouard KaremeraとMatthieu Ngirumpaste、両人とも当時、政権与党の幹部を務めていた。
安保理:イエメン情勢報告を聴取
ジャマル・ベノマール特別顧問は本日、安保理非公開会合でイエメン情勢を報告し、今後数週間が、政治、治安、人道の各分野で課題に直面する同国にとって死活的に重要な時期だとの旨を述べ、国際社会の支援の必要を訴えた。
フィリピン:エイモス次長、支援訴え
エイモス人道問題担当事務次長は本日、世界各国や国際機関に対し、台風による被害で、約50万人が支援を必要としているフィリピンへの人道援助を拡大するよう訴えた。
バーレーン:人権弁務官、政府不信への対応訴え
ピレー人権高等弁務官は本日、ニュースリリースを発し、バーレーン当局に対し、政府と市民社会の間に深まる不信に対応し、平和的デモに参加して拘束された人々を解放するなどの措置を講じるよう訴えた。
エジプト:女性の参加者に襲撃
エジプトで、抗議デモに参加していた女性たちに過剰な武力行使がなされ、犠牲者がでたことについて、UNウィメンのバチェレ事務局長は声明を発出。憂慮を表明するとともに、同国の政治、軍部当局に対し、女性の政治的、市民的権利を保障するよう訴えた。

2011年12月20日

フィリピン:国連諸機関、支援急ぐ
フィリピンを台風が襲い、1,000人近くが死亡し、数十万の人びとが人道支援を必要としている。WFPやユニセフなど国連諸機関は本日、支援活動を活発化した。
中東情勢:安保理、月例報告
フェルナンデス=タランコ政治問題担当事務次長補は本日、安保理で中東情勢を月例報告。イスラエルとパレスチナの二国共存案は進んでおらず、この1か月間の暴力の発生件数は非常に高いとの旨を述べた。
アマゾンの植物、人びとに有益:FAO出版物
国連食糧農業機関(FAO)はこのたび、今年の国際森林年の終わりを記念して、国際森林研究所(CIFOR)、ピープル・プラント・インターナショナルと共同し、「アマゾンの果樹と有益な植物」と題する刊行物を出版した。
ブルンジ:安保理、BNUBの任期延長
安保理は本日、決議を全会一致で採択し、ブルンジの人権保護、腐敗との闘い、治安部門の改革、経済開発の推進の重要性を強調し、国連ブルンジ政治ミッション(BNUB)の任期を2013年2月15日まで延長した。
ロシア:国連、ジャーナリストの殺害調査求める
国連人権高等弁務官事務所と国連教育科学文化機関(UNESCO)はこのたび、ロシア当局に対し、12月15日にダゲスタンで、地元新聞チェルノビキの創設者が何者かに銃で撃たれ、殺害された問題について、独立し透明な調査を行うよう求めた。

2011年12月19日

北朝鮮:金正日総書記、死去
朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)の金正日総書記が先週土曜日、死去。潘基文事務総長は本日、声明を発し、喪に服す同国国民に対して、哀悼の意を表明したうえで、朝鮮半島の平和と安定への取組みを再確認し、国民への支援継続の意向を示した。
シリア:総会、アラブ連盟の危機打開案実施求める
国連総会は本日、賛成133、反対11、棄権43で決議を採択し、シリア当局に対し、アラブ連盟がつくった危機打開に向けた行動計画を即時に実施するよう求めた。
フィリピン:台風で甚大な被害
フィリピン南部を台風が襲い、甚大な被害をもたらし、500人以上が死亡したほか、多数の人びとが行方不明。潘基文事務総長は犠牲者の家族、並びに、同国政府および国民に哀悼の意を表明した。
緊縮財政、世界経済後退を加速:UNCTAD
国連貿易開発会議(UNCTAD)はこのたび、政策ペーパーを発表し、世界各国の緊縮財政によって、世界経済の後退が加速しているとするとともに、高い失業率への関心を高めるべきだとの旨を述べた。
ハベル大統領、死去
チェコ共和国のハベル前大統領、死去。潘基文事務総長は声明を発し、ハベル氏について、同氏の祖国と同氏が生きた時代の良心の声だったとし、深い悲しみを表明した。

2011年12月16日

中央緊急回転基金:3億7500万ドルの拠出誓約
中央緊急回転基金(CERF)の年次ハイレベル会議が本日ニューヨーク国連本部で開催され、ドナー各国政府から計3億7500万ドルの資金拠出誓約が表明された。2006年の創設以来、CERFによる人道支援の総額は20億ドルを超える。
福島原発、冷温停止宣言:IAEAが歓迎
日本政府はこのたび福島原子力発電所の冷温停止を宣言。国際原子力機関(IAEA)は本日、声明を発し、歓迎の意を表明するとともに、要請があれば、日本に対して、必要な支援を提供する態勢を継続するとの旨を述べた。
イエメン:新政府、平和と安定への措置
このたびイエメンを訪れたベノマール事務総長特別代表によれば、同国政府は現在、平和と安定を回復すべく、道路上の防塞除去、兵士、民兵の帰還など、諸措置を講じている。
ルワンダ:国際刑事裁、FDLR指導者釈放命令
国際刑事裁判所(ICC)はこのたび、戦争犯罪の容疑で逮捕したルワンダの反政府勢力(FDLR)の指導者ムバルシマナについて、犯罪要件を構成する証拠が不十分として、釈放を命令した。
女性と芸術:ICWA、オープンへ
国連教育科学文化機関(UNESCO)の主宰下、女性の芸術家を啓発、育成するための国際センター(ICWA=International Centre for Women Artists)が来年、ヨルダンに開設する。

2011年12月15日

ゲイ、レスビアンと人権:初の国連報告
国連人権高等弁務官事務所は本日、レスビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー(LGBT)に関する初の報告書を発表。世界各地における性的志向による人権侵害について詳述した。
UNHCRに4億8200万ドルの拠出誓約
本日、ドナー各国政府から2012年のUNHCR活動に4億8200万ドル、並びに2013年の活動に1億2200万ドルの資金拠出が誓約された。それぞれ必要額は35億9000万ドル、34億2000万ドル。
南スーダン:250万人が飢えのおそれ
南スーダンでは、紛争や不穏情勢に加えて、豪雨がもたらした穀物被害により、250万人が困窮状態に陥るおそれがあり、食料支援が緊急に必要とされる。世界食糧計画(WFP)が本日、警告を発した。
持続可能開発:SEED賞、アフリカ企業家に
2011年度の「SEED賞―環境と開発のための企業家支援」がガンビアの企業家とケニアの企業に贈られた。国連環境計画(UNEP)が本日、発表した。SEEDイニシアチブはUNEPの世界保全モニタリングセンターが主宰し、グリーンエコノミーのための行動を促進するグローバル・パートナーシップ。
ミャンマーでけし栽培増加
国連薬物犯罪事務所(UNODC)は本日、バンコクで、「南東アジアけし報告2011」を発表。ミャンマーとラオスにおけるけし栽培の著しい増加を指摘し、代替作物への支援拡大を求めた。

2011年12月14日

事務総長、年末の記者会見
潘基文事務総長は本日、ニューヨーク国連本部で年末恒例の記者会見を行い、今年一年を振り返り、アラブの春や南スーダンの独立、ミャンマーの政治的進展など、驚愕に値する年だったとするとともに、今年ほど国連が必要とされる年はなかったとの旨を述べた。
国連人道アピール、77億ドルの拠出求める
国連とパートナーは本日、ジュネーブで、統合人道アピールを発し、今後1年間に16か国の5100万人に人道援助を提供するのに必要な資金として、国際社会に対し、77億ドルの拠出を求めた。OCHAによれば、この金額は、1991年に統合アピールプロセス(CAP)が創設されてから最大額。
カンボジア法廷:イエン・シリト、拘束解除されず
カンボジア特別法廷(ECCC)の最高審裁判部はこのたび、ポルポト派の元最高幹部の一人、イエン・シリトについて、痴呆症を理由に拘束を解除すべきとした予審部の判断を退け、拘束の継続と追加的治療を行うよう求めた。
中央ア:安保理、情勢報告を聴取
マーガレット・ヴォクト事務総長特別代表は本日、安保理で、中央アフリカ共和国の情勢を報告。同国政府と反政府勢力の対話は平和の配当を生み始めているものの、元兵士たちの武装解除プログラムの実施に必要な資金が不足し、安定の回復に影響するおそれがあるとの旨を述べた。
リベリア:安保理、専門家パネルの任期延長
安保理は本日、決議を採択し、対リベリア制裁監視のための専門家パネルの任期を1年間延長した。同パネルは今後、制裁措置の実施状況検証ならびに、中間及び最終報告の作成のため、リベリアおよび近隣諸国に2つのミッションを派遣する予定。

2011年12月13日

世界マラリア報告、発表
世界保健機関(WHO)、世界マラリア報告を発表。報告によれば、マラリアの予防・統制措置の拡大によって、この10年間で、同疾病による死者が25%以上減少。とくにアフリカにおける死亡率は33%減少した。
パレスチナ旗掲揚、ユネスコで
国連教育科学文化機関(UNESCO)のパリ本部で本日、同機関の195番目の加盟国に迎えられたパレスチナの旗が掲揚された。パレスチナの加盟は今年10月31日、UNESCO総会において決議が採択され、承認された。
貧困との闘い:サッカー親善試合
今夜、ハンブルグで、貧困との闘いに関する啓発のため、サッカー親善試合”Match against Poverty”が行われた。親善試合は毎年行われ、過去9回行われた試合で得られた収益は、27か国以上のプロジェクトの資金に使われた。
カナダ、京都議定書から離脱
カナダがこのたび、京都議定書から離脱することを決定。気候変動枠組条約(UNFCCC)のフィゲレス事務局長は声明を発し、カナダの離脱に遺憾を表明するとともに、先進諸国に対し、ダーバンでの誓約を果たすよう呼びかけた。
ソマリア:包括戦略の必要
安保理、ソマリア情勢を討議。協議後、議長は報道声明を発し、事務総長が先週ソマリアを訪問したことを歓迎するとともに、同国の政治、治安、人道の各分野の課題に協調的な取組を行うための包括戦略の必要を強調した。

2011年12月12日

安保理、シリア情勢を聴取
ピレー人権高等弁務官は本日、安保理非公開会合で、シリアの最新情勢を報告。これまでに抗議デモへの暴力的鎮圧で5000人以上が死亡したと指摘するとともに、同国の主要都市ホムスであらたな暴力の発生が予想されると警告を発した。
コンゴ:選挙結果の見直しを
コンゴ民主共和国でこのたび行われた大統領選・議会選について、カーター・センターの選挙監視団などが不正疑惑を指摘したことを受け、MONUCは本日、同国の独立選挙委に対し、投開票結果の検証をタイムリーかつ厳格に行うよう求めた。
腐敗、不平等な土地分配を招く
FAOとトランスペアレンシー・インターナショナルはこのたび共同で、土地のガバナンスに関する報告を発表。同報告によれば、脆弱なガバナンスによって生じる腐敗は不平等な土地分配や劣悪な資源管理を招き、開発途上国の社会的安定や投資、成長を阻害する。
フィリピン:ミンダナオ避難民に支援必要
「フィリピン(ミンダナオ)人道アクションプラン2012」が本日、立ち上げ。同国担当のバドコック人道調整官はミンダナオの紛争で家を追われた人々に対する支援金拡大の必要を訴えた。
コートジボワール:議会選、終わる
コートジボワールの議会選・投票が昨日実施され、現在、開票が進んでいる。潘基文事務総長は本日、同国の全政党、議会選候補者に対し、引き続き、平和的に行動するよう呼びかけた。

2011年12月09日

ソマリア:事務総長、訪問
潘基文事務総長は本日、アルナセル総会議長とともに、ソマリアに事前予告なしの訪問を行った。モガディシュで記者会見した事務総長は、同国が重大な岐路にあるとし、国連の連帯を表明した。国連事務総長がソマリアを訪れたのは20年ぶり。
コートジボワール:平和的な議会選を
コートジボワールの選挙戦を2日後に控え、クーンダース事務総長特別代表は本日、声明を発し、暴力は決して許されないとし、静穏かつ平和的な選挙を実施するよう呼びかけた。
シリア、内戦のおそれも
ピレー人権高等弁務官はニューヨーク国連本部で記者会見し、シリアの治安部隊から逃亡する要員が増えるなか、同国が内戦に陥るおそれがあると警告を発した。同国で続く抗議デモへの暴力的鎮圧により、約4,000人が死亡したが、そのうち1,000人近くは部隊要員と伝えられている。
12月10日は、人権デー
毎年12月10日は、人権デー。ピレー人権高等弁務官はメッセージを発出し、「アラブの春」のもたらした変革を指摘し、その気運を生かし、ソーシャルメディアやインターネットの利用を通じた、世界じゅうの人権保護の促進を呼びかけた。
レバノン:爆弾事件、PKO要員負傷
レバノン南部において、UNIFIL車両が爆弾襲撃され、要員5人が負傷した。5人はその場で手当てを受けたあと、病院に搬送された。潘基文事務総長、安保理、UNIFIL司令官はそれぞれ声明を発し、同襲撃事件を非難した。

2011年12月08日

コートジボワール:選挙前の暴力に懸念
3日後に議会選を控えたコートジボワールで、選挙に関連した一連の暴力事件が起きている。クーンダース事務総長特別代表は同国の主要都市アビジャンで記者団に憂慮を表明するとともに、全政党および国民に対し、平和的な選挙実施を呼びかけた。
10億本植樹キャンペーン、国連から市民の運営へ
国連が4年間展開してきた「10億本植樹キャンペーン」がこのたびドイツに本拠地を置く市民環境団体の運営管理に移った。ダーバンで開催中のCOP17で引き継ぎ式典が行われた。潘基文事務総長は声明を発し、各国の子どもから首脳まで世界のさまざまな人々によって、12億本の植樹が行われたことは持続可能性への世界的なうねりを示しているとの旨述べた。
国際腐敗防止デー
毎年12月9日は、国際腐敗防止デー。潘基文事務総長はメッセージを発し、腐敗は国家を苦しめ、社会発展を妨げ、不平等や不正を蔓延らせることになるとし、その防止に各自が役割を果たすよう訴えた。
安保理で、スーダン/南スーダン報告
ラドゥス平和維持活動担当事務次長は本日、安保理で、スーダン/南スーダンに関する報告を行い、領有権をめぐる対立が続くアビエィの脆弱な治安情勢を指摘した。
アルゼンチン:先住民の生活改善、必要
ジェームズ・アナヤ特別報告者(先住民の権利担当)はこのたび、アルゼンチンを訪問。11日間の訪問を終えた報告者は同国に対し、土地の保有、教育など、先住民の権利保護のための対策を強化するよう促した。この訪問に関する総括報告は来年、人権理事会に提出される。

2011年12月07日

難民条約60周年
難民条約60周年および無国籍削減条約50周年を記念し、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)はジュネーブで2日間にわたるフォーラムを開催した。グテーレス難民高等弁務官はフォーラムで冒頭演説し、国際社会に対し、難民・無国籍者を保護、支援する共通の責任を担うよう訴えた。
安保理、ブルンジ情勢報告を聴取
ラングレン事務総長特別代表は本日、安保理でブルンジ情勢を報告。長年続いた紛争が終わった同国において平和の定着が着実に進んでいるとしたうえで、多くの社会的、経済的な課題が残るとの旨を述べた。
ガザ:高い失業率
パレスチナ占領地域のガザでは、建設業界の成長にもかかわらず、その失業率が33.8%と、依然高止まりしている。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が最新報告で明らかにした。
麻薬対策、アフガニスタン及び地域諸国で
アフガニスタンおよびイラン、カザフスタンなど地域諸国はこのたび、麻薬対策地域プログラム(2011-2014年)をスタート。「アフガンけし報告2011」によれば、今年、アフガニスタンのけし栽培が急増している。
事務総長、森林消失への取組み訴え
ダーバンで開かれているCOP17で、潘基文事務総長は本日、演説し、森林消失への取組みに対する加盟国の支援拡大を訴え、開発途上国の持続的な森林管理に力を貸すよう求めた。

2011年12月06日

アフガニスタンで爆弾襲撃事件
アフガニスタンの首都カブールおよびマザリシャリフで爆弾襲撃が起こり、多数の死傷者がでた。潘基文事務総長およびUNAMAは声明を発し、襲撃事件を強く非難し、犠牲者と遺族に哀悼の意を示した。
気候変動:事務総長、COP17で進展求める
ダーバンで開かれた第17回気候変動枠組条約締約国会議で、ハイレベル交渉がスタート。会議に参加した潘基文事務総長は席上、演説し、弾みを逃さずに、強いリーダーシップを示すよう訴えた。
コンゴ:選挙関連暴力許さず、とICC
コンゴ民主共和国で先月28日に実施された大統領・議会選挙の結果集計が待たれるなか、国際刑事裁判所のモレノ=オカンポ検察官は本日プレスリリースを発し、選挙関連の暴力はいかなる形でも、調査の対象となり、その責任者は裁判にかけられるとの旨を述べた。
安保理、イラク情勢報告を聴取
コブラー事務総長特別代表は本日、安保理でイラク情勢報告を行った。イラク政府に対し、ディアラ州のキャンプ収容難民たちの再定住先が見つかるまで、キャンプ閉鎖期限を延長するよう促した。
オランウータン絶滅の危機
スペインの著名サッカー選手、カルロス・プジョルさんはこのたび、絶滅の危機に瀕するオランウータンを救うキャンペーンを開始した。プジョルさんはキャンペーン・ポスターで、“I Care – Do You?”と呼びかける。

2011年12月05日

アフガニスタン支援会議、ボンで
アフガニスタン支援に関する国際会議が本日、ドイツのボンで開催された。会議に出席した潘基文事務総長は演説し、アフガニスタンが立ち向かう課題は大きいが、同国に対する国際社会の支援は揺るがないとの旨を述べた。
国際刑事裁:バグボ前大統領、初出廷へ
国際刑事裁判所の予審部は本日コートジボワールのバグボ前大統領・初出廷の日程を決定。来年6月18日、前大統領の犯罪事実審理の審理がスタートする。
世界ボランティア報告、発表
国連ボランティア計画(UNV)は本日、世界ボランティア報告を発表。ボランティア精神が個人、コミュニティー、社会の安寧に寄与するとし、各国に対して、その活用の重要性を訴える。
ギリシャ/マケドニア紛争にICJ判決
国際司法裁判所(ICJ)はこのたび、ギリシャとマケドニアの紛争について判決を下した。賛成15、反対0で、ギリシャがマケドニア旧ユーゴスラビア共和国の協定を破り、そのNATO加盟申請を阻害したとの判決。
安保理、エリトリア制裁拡大
安保理は本日、賛成13、反対0、棄権2(中国、ロシア)で決議を採択し、エリトリアがソマリアの武装勢力への支援を継続しているとし、同国に対する追加的制裁を科した。

2011年11月30日

バグボ前大統領、ICCに引き渡し
コートジボワールのグバボ前大統領が昨日、ハーグの国際刑事裁判所(ICC)に身柄を移された。同容疑者は、1年前に同国で実施された選挙の結果をめぐり3000人以上が死亡した事件で、ICCに人道犯罪を問われ、今年4月にアビジャンで逮捕されていた。
援助の効率性に関するフォーラム、釜山で
韓国の釜山において、援助の効率性に関するハイレベルフォーラム開催。潘基文事務総長は同フォーラムに参加、演説し、各国に対し、援助の公約を果たし、貧しい人びとに投資するよう促した。
不正薬物、アジアで増加
国連薬物犯罪事務所(UNODC)がこのたび発表した報告書によれば、東アジアおよび東南アジアにおいて、メタンフェタミンの製造、取引、使用が増加し、越境犯罪組織の関与も深まるなかで、公衆衛生および治安への脅威が高まっている。
事務総長、国連墓地を訪問
韓国訪問中の潘基文事務総長は本日、1950年代の朝鮮戦争で死亡した2,300人の兵士たちが埋設された「国連記念墓地」を訪ねた。「国連記念墓地」は世界で唯一の国連墓地。国連事務総長が同墓地を訪ねるのは初めて。
ボリウッド俳優、ユニセフ親善大使に
ボリウッド俳優兼プロデューサーのアーミル・カーンさんが本日、ユニセフ(国連児童基金)の親善大使に任命された。今後、インドの子どもたちの栄養不良問題について啓発活動を行う。

2011年11月29日

きょうはパレスチナ人民連帯デー
毎年11月29日は、パレスチナ人民連帯デー。潘基文事務総長はこの国際デーに寄せて、メッセージを発し、パレスチナ問題の公正かつ恒久的な解決をはかり、中東の包括的和平の達成する必要を訴えた。
イエメン:深まる人道危機
4日間のイエメン訪問を終えたブラッグ人道問題担当事務次長補は本日、声明を発し、現在、同国で百万単位の人びとが人道危機に直面していると警鐘を発した。同事務次長によれば、また和平と安定の回復のための合意が成立したものの、向こう1年間にわたって、状況はさらに悪化していく可能性が高い。
イランの英国大使館襲撃
イランの首都テヘランでこのたび、英国大使館がデモ参加者による襲撃を受けた。安保理議長は報道声明を発し、この襲撃事件を強く非難し、イラン当局に対し、外国公館の保護に関する国際的義務の順守を求めた。
気候変動:WMO年次報告
世界気象機関(WMO)は気候変動に関する年次報告を発表し、今年の気温が1980年以降10番目に高い値(ラニーニャが起こった年の中では最高気温)を記録したことを明らかにした。
世界遺産:ポンペイ修復へ
国連科学教育文化機関(UNESCO)とイタリアはこのたび協定を結び、世界遺産ポンペイの修復回復に協力して取り組むことに合意した。同遺跡は昨年の豪雨で損壊していた。

2011年11月28日

シリア:人道に対する犯罪
国際独立調査委員会はこのたび、シリア軍隊および警察が人道に対する罪を犯したとする報告書を発表。同国政府に対して、重大な人権侵害の即時停止を求め、犯罪者たちを裁判にかけるよう訴えた。同委員会は、人権理事会が今年8月、シリアにおける人権侵害状況調査のため設置した。
コンゴ民主共和国で選挙実施
コンゴ民主共和国で大統領選・議会選が実施され、百万単位の人びとが投票した。同国に展開する平和維持活動を率いるロジャー・ミース事務総長特別代表は同国の全ての政党と支持者に対し、平和的な投票の確保を呼びかけた。
COP17、ダーバンで開幕
国連気候変動枠組条約の第17回締約国会議(COP17)、ダーバン(南アフリカ)で開幕。会期は2週間。第1約束期間が2012年に期限を迎える京都議定書の今後を決めるべく、議論する。
イエメン情勢:安保理、討議
ジャマル・ベノマル国連特別顧問は本日、安保理に対して、イエメン情勢を報告。会合後、安保理議長は報道声明を発し、同国に関する新しい政治合意と実施メカニズムを歓迎するとともに、不穏情勢の終結および安定回復のため、合意の厳密な履行を求めた。
ソマリア:援助機関の施設や資産、略奪
ソマリアにおいて、国連援助機関やNGOなどの施設や資産が反政府勢力に略奪された。潘基文事務総長は声明を発し、この略奪行為を強く非難し、同勢力に対し、施設を立ち去り、略奪資産を返すよう訴えた。

2011年11月25日

拷問禁止委、シリア情勢に憂慮
第47回拷問禁止委員会は、抗議デモに対する暴力的鎮圧が続くシリアにおける人権侵害に深い憂慮を表明した。同委員会のニュースリリースによれば、子どもの拷問を含め、同国における広範な人権侵害に関する情報が多数寄せられている。
北朝鮮:穀物収穫、改善
国連食糧農業機関(FAO)と世界食糧計画(WFP)がこのたび発表した合同報告によれば、朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)の今年の収穫高は昨年に比べて8.5%増大した。しかし、依然として、73万9,000トンの穀物輸入が必要とされる。
UNEP報告:温暖化防止の措置、提案
国連環境計画(UNEP)はこのたび報告書を発表し、環境面から費用対効果を高めるための16の措置を提案した。黒色炭素、メタン、オゾン排出を抑えるこれらの措置を講じれば、200万を超える人びとの生命が救われるばかりでなく、毎年3200万トンに及ぶ穀物の喪失を回避することが可能。
イラク:バスラで一連の爆撃
イラク南部のバスラで昨日、一連の爆撃事件が起き、多数の死傷者がでた。マーティン・コブラー事務総長特別代表は犠牲者の遺族と国民に哀悼の意を示すとともに、爆撃事件を強く非難した。
女性に対する暴力撤廃デー
毎年11月25日は、女性に対する暴力撤廃のための国際デー。ウォールストローム事務総長特別代表は声明を発し、世界各地の紛争下で起きた性的暴力の生存者の連帯を訴えた。

2011年11月23日

イエメン、政治移行へ
イエメンの対立勢力がこのたび、政治移行に合意。ベノマル国連特別顧問(イエメン担当)は本日、この合意について、平和の回復と安定に向けた重要な一歩だとして、歓迎の意を表明した。
安保理、新しい「諸課題」を討議
安保理は本日、「国際の平和と安全」を討議。副題は、「国際の平和および安全への新しい諸課題と紛争予防」。潘基文事務総長は席上、演説し、組織犯罪、パンデミック(流行病)、気候変動などが平和と安全に突きつける課題に対応を図る必要を強調した。
女性に対する暴力廃止デー
毎年11月25日は女性に対する暴力廃止デー。潘基文事務総長はこの国際デーを記念し、女性に対する暴力を根絶するためにはとくに若い男性・男児を含む社会のすべての人々の関与が必要であるとの旨を訴えた。
エジプト:抗議デモ鎮圧で死亡者
エジプトで軍隊と警察が抗議デモの武力的鎮圧を図り、多数の死傷者がでた。ピレー人権高等弁務官は本日、憂慮の念を表明し、同国当局に対し、過剰な武力行使を停止するよう訴えた。
クラスター爆弾:包括的禁止こそ唯一の方法
CCW締約国会議(ジュネーブ)で目下検討中のクラスター爆弾禁止条約の議定書について、エイモス緊急援助調整官、ピレー人権高等弁務官、クラークUNDP総裁の3人は声明を発し、包括的な禁止こそ唯一の方法であると述べ、条約を弱体化させる議定書を採択しないよう訴えた。

2011年11月22日

RIO+20に向けて、キャンペーン開始
来年6月に開催されるRIO+20に向けて、国連は本日、啓発キャンペーンを展開し始めた。キャッチフレーズは「RIO+20:私たちが望む未来」。持続可能な社会の将来像を考え、写真や手紙、エッセー、絵などを創作するよう呼びかける。
バカシ半島の和平進展
バカシ半島をめぐるカメルーン/ナイジェリア紛争に関する国際司法裁判所の2002年判決が着実に履行されつつあることについて、潘基文事務総長は本日、予防外交が有効に機能することを証明するものだとし、称賛の念を表明した。
テロ犠牲者支援のための犯罪司法に
国連薬物犯罪事務所(UNODC)はこのたび、ニューヨーク国連本部で、「テロ犠牲者支援のための犯罪司法対応」と題する報告書を発表。報告書は、犯罪司法システムをより公正で、テロ犠牲者と遺族のニーズにより敏感なものとするにはどうしたらよいか助言する。
農地荒らす象、ミツバチで解決:国連表彰
国連環境計画/野生動物(UNEP/CMS)はこのたび、英国の生物学者ルーシー・キング博士の研究成果を表彰。同氏の研究はケニアの農地でミツバチを使い、象たちの侵入を防ぐことに成功した。
国際刑事裁:検察官、リビア訪問
国際刑事裁判所(ICC)のモレノ=オカンポ検察官、リビア入り。本日トリポリに到着した検察官はカダフィ大佐の息子、セイフ・アル=イスラム氏が法廷に立つ見込みについて、裁判官の判断に依拠するとの旨を述べた。

2011年11月21日

世界エイズ報告、発表
国連エイズ合同計画(UNAIDS)はこのたび「世界エイズ報告2011年」を発表し、世界的な取り組みがエイズの予防・治療に成果をあげているとしながらも、さらに進展を加速化するには一層の努力が必要であるとの旨を述べた。
エジプト:抗議デモの暴力的鎮圧に憂慮
エジプトにおける抗議デモが暴力的に鎮圧され多数の死傷者がでたことについて、潘基文事務総長は声明を発し、懸念を表明するとともに、同国の暫定政権に対し、人権と市民的自由の保護を確保するよう訴えた。
殉職した国連要員に哀悼
世界各地で2010年3月以降、職務遂行中に殉職した国連要員は195人。本日、ニューヨーク国連本部において、潘基文事務総長およびアルナセル総会議長をはじめとする国連職員が追悼した。
ジンバブエ:100万人以上が食糧不足に
WFPによれば、ジンバブエでは、これから来年3月にかけて、100万人以上が十分な食料を入手することが難しくなると予想される。WFPはすでに援助を開始しているが、活動を遂行するための資金が現時点で4,200万ドル不足している。
カンボジア特別法廷、スタート
カンボジア特別法廷が本日、イェン・サリやキュー・サンパンら、ポルポト派の元指導者3人を裁くべく、審理をスタート。ピレー人権高等弁務官は審理開始に歓迎の意を表明するとともに、被害者たちの権利が尊重されるよう注意を促した。

2011年11月18日

気候変動、洪水や熱波などに関係
気候変動と気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の承認を受けた報告書は、気候変動と洪水や熱波など最近の異常気象の関係性を確認した。先進国でさえ、既存の手段では昨今の異常気象に対応するのには不十分であると警告。
ソマリア:飢饉から脱却の兆候
ソマリアで今年、飢饉が宣言された3つの地域が援助物資の搬送拡大により、改善の兆候をみせている。国連人道調整官(ソマリア担当)によれば、その状況は依然として深刻。
総会、サウジアラビア大使暗殺計画を非難
国連総会は本日、決議を賛成106、反対9、棄権40で採択し、駐米サウジアラビア大使の暗殺計画を非難し、イランに対し、暗殺計画を企てた者を裁判にかけるべく努力する国に協力するよう求めた。
リビア、人権理事会へ復帰
国連総会は決議を賛成123、反対4、棄権9で採択し、リビアが最近、人権保護に尽くしている努力を認め、今年3月に資格を停止されていた同国の人権理事会での議席を回復することを決めた。
国連、国際バレーボール連盟と協力へ
国連と国際バレーボール連盟(FIVB)は、この度、ミレニアム開発目標(MDGs)の達成と認識を高めるために2年間のパートナーシップ協定を締結した。バレーボールの力を生かし、世界規模で社会に前向きな変化をもたらすことを目指す。

2011年11月16日

11月16日は、国際寛容デー
毎年11月16日は、国際寛容デー。潘基文事務総長はこの国際デーにメッセージを寄せて、世界が前例のない政治的、経済的変化に直面する時代において、単なる受け身の寛容ではなく、他者との対話やかかわりなどを通じて、より積極的な寛容を実践することが重要であるとの旨を訴えた。
グリーンエコノミー報告
国連環境計画(UNEP)はこのたび、「グリーンエコノミーに向けて:持続可能な開発及び貧困削減への道」と題する報告書を発表。各国政府や企業がグリーンエコノミーへの投資を拡大していることを指摘するとともに、この潮流が資源を効率的に使う低炭素社会への移行を促進するだろうと強調した。
安保理、EUFOR任期延長
安保理は本日、決議を全会一致で採択し、欧州連合安定化部隊(EUFOR)の任期を一年間延長した。EUFORは2004年、NATO率いる安定化部隊の任務を引き継いで、ボスニア・ヘルツェゴビナの戦闘を終結したデイトン和平合意(1995年)の履行順守を図っている。
旧ユーゴ刑事裁:元報道官の逮捕命令
旧ユーゴ国際刑事裁判所はこのたびフランスに対し、同裁判所の元報道官、フローレンス・ハートマン(仏国籍)を逮捕し、裁判所に引き渡すよう命令した。元報道官は2004年、ミロシェビッチ元セルビア大統領のケースに関する非公開情報を漏えいし、法廷を侮辱した問題で罰金刑を科されていたが、支払いを滞っていた。
リベリア自由公正な選挙、事務総長が称賛
リベリアで今月、大統領選・決選投票が自由かつ公正、透明に行われたことについて、潘基文事務総長は称賛の念を表明するとともに、同国の人々に対し、選挙の結果を受け入れ、未解決の問題の克服に力を合わせるよう訴えた。

2011年11月15日

シリア:安保理、大使館襲撃を非難
安保理議長は本日、報道声明を発し、シリアで大使館や領事館が相次いで襲撃された事件を強く非難するとともに、同国当局に対し、外交使節や外交官を保護する国際義務を順守するよう促した。
バングラデシュ:女性と子どもの健康、増進
バングラデシュ訪問中の潘基文事務総長は本日、首都ダッカで催された「女性と子どもの健康のためのグローバル戦略」を支援する夕食会で演説し、同国における女性と子どもの健康の増進を高く評価した。
中央アフリカ共和国で避難民、苦境
UNHCRとオランダ難民評議会がこのたび共同実施した調査によれば、中央アフリカ共和国において、子どもを中心とした避難民たちが労働や未成年結婚を強制されるなど、困難に直面している。
ケニア難民キャンプで、コレラ禍
UNHCRによれば、ケニアの難民キャンプでは現在、その収容能力を大幅に超えている。その状況に加えて、最近の豪雨とコレラの発生が事態の悪化を招いている。
トルコ:大地震被災者に国連支援
トルコ南東部でこのたび発生した大地震の被災者に対し、国連中央緊急対応基金(CERF)から資金340万ドルが使われることが決まった。UNHCR、WHO、ユニセフなどの活動のため配分される。

2011年11月14日

ダッカで、気候フォーラム
バングラデシュの首都ダッカで、第2回気候フォーラム(Climate Vulnerable Forum)が開催された。潘基文事務総長は冒頭演説し、気候変動は世界が直面する最も重要な課題であるとし、その影響緩和のため、グローバルな対応を訴えた。
世界糖尿病デー
11月14日は「世界糖尿病デー」。潘基文事務総長はこの国際デーにメッセージを寄せて、各国政府や医薬品企業に対し、開発途上国を中心に糖尿病を患う人々が必要とする治療やケアを受けられるよう対策を講じるよう呼びかけた。
安保理、「神の抵抗軍」の襲撃事件を非難
安保理は本日、議長声明を発し、中央アフリカ地域の各地で続く「神の抵抗軍(LRA)」による襲撃事件を非難するとともに、その残虐行為の即時停止を求めた。
スーダン/南スーダンで緊張激化
スーダンと隣国南スーダンで、互いの領土への侵攻や反政府勢力支援が続き、緊張が激化している事態について、潘基文事務総長は本日、声明を発し、深い憂慮を表明した。
南スーダン:子どもたちにポリオ予防接種
南スーダンにおいて、同国の健康省は現在、ユニセフ、WHOと協力し、5歳未満の子どもたち(約320万人)にポリオ予防接種キャンペーンを展開している。

2011年11月11日

スーダン:難民キャンプに爆撃
スーダン軍隊がこのたび隣国、南スーダンの難民キャンプに爆弾を投下した。ピレー人権高等弁務官事務所は声明を発し、この爆撃事件が国際犯罪に相当すると非難するとともに、早急に信頼できる独立調査を行うよう求めた。
世界の人々の一日から開発活動を啓発
国連開発計画(UNDP)はこのたび、貧困やジェンダー、環境、人権、ガバナンスなどに関する啓発を行うべく、「ワン・デー・オン・アース」プロジェクトと協力し、世界の人々の一日を撮影した映像から、UNDPの開発支援活動を紹介する8分間フィルムを作成する。
コンゴ:ICC検察官、選挙関連暴力に警告
国際刑事裁判所(ICC)はこのたび声明を発し、コンゴ民主共和国で今月28日に予定された大統領選・議会選に向けたプロセスを注視しているとし、選挙キャンペーンに関連する暴力は決して許されないと強調した。
南スーダン、対人地雷禁止条約批准
南スーダンは本日、対人地雷禁止条約に批准し、158番目の締約国となった。国連地雷除去活動調整センター(UNMACC)は、何年にもわたる紛争後に残された地雷に苛まれる同国にとって歴史的な一歩であるとして、歓迎の意を表明した。
国連、エジプトの人権侵害に憂慮
エジプトにおいて、ブロガーや活動家が拘禁されたり、軍事法廷にかけられたりしていることについて、人権高等弁務官事務所は人権侵害にあたると深い憂慮を表明。暫定政権に対し、人々の基本的自由を全面的に尊重するよう求めた。

2011年11月09日

コンゴ:国連報告、人権侵害に警鐘
人権高等弁務官事務所とMONUCはこのたび共同報告書を発表し、コンゴ民主共和国で、今月28日に予定される大統領選及び議会選に関連する人権侵害が多発していることを指摘した。
武力紛争下の市民保護:安保理、討論
安保理は本日、武力紛争下の市民保護の問題について公開討論を行った。潘基文事務総長は席上、演説し、紛争下の市民保護に一層の努力を払う責任は我々全員の根本的な責任だとの旨を訴えた。
世界危機遺産:衛星写真アトラス立ち上げ
世界教育科学文化機関(UNESCO)はこのたび、米国地質調査所(USGS)と協力し、世界各地の危機遺産の衛星写真を使ったアトラス(地図帳)を立ち上げた。
世界水産養殖報告、発表
国連食糧農業機関(FAO)はこのたび「世界水産養殖報告2010」を発表し、世界の食用魚の50%以上は水産養殖で生産され、貧困削減、食料不足解消に大きく貢献していると指摘。
ボスニア紛争のレイプ犯罪者に有罪判決
1990年代のバルカン紛争時下、レイプや殺害などの疑いで裁判にかけられていたセルビア系ボスニア人兵士に対して、サラエボ戦争犯罪法廷がこのたび有罪判決を下し、18年間の拘禁刑を科した。ウォルストローム事務総長特別代表(紛争時下の性的暴力担当)は判決に歓迎の意を示した。

2011年11月08日

シリア:抗議デモ鎮圧で死者3500人
アラブ連盟の和平プラン合意が成立したにもかかわらず、シリアにおいて抗議デモ参加者への鎮圧が続いている。国連人権高等弁務官事務所によれば、これまでに、3,500人以上が死亡した。
コンゴ:選挙を前に暴力増える
コンゴ民主共和国において、今月予定される大統領選および議会選挙を前に、選挙関連の暴力事件が増え、政党指導者たちが扇動的発言を行っている。この事態について、同国に展開する平和維持活動MONUSCOは本日、深い憂慮を表明した。
リベリア:国連、平和的選挙求める
リベリアの首都モンロビアにおいて、昨日、選挙に関連する暴力事件が発生し、死亡者がでたことについて、国連はこのたび懸念を表明するとともに、すべての人々に対し、自制を呼びかけ、平和を保つよう訴えた。
事務総長、リアルタイムデータツールの利用訴え
潘基文事務総長は本日、総会に対するブリーフィングで、リアルタイム・データツールと新技術の利用によって、開発を促進し、危機を予測するよう求めた。
国連と科学:女性5人、表彰
国連教育科学文化機関(UNESCO)と化粧品会社ロレアルは、科学の研究分野で卓越する女性5人を表彰した。同賞は毎年、世界の5つの地域から女性一人ずつ選び、授与されている。

2011年11月04日

国連特使、ミャンマー訪問
このたびミャンマーを訪問したナンビアール事務総長特別顧問は本日、5日間にわたる訪問を終わるにあたって声明を発し、同国当局に対し、国家統一の強化の機運を維持し、対話と和解を進めるよう訴えた。
ソマリア:国連、援助を活発化
ソマリアが豪雨、飢餓、不穏情勢に直面し、千人単位の避難民が被害を受けるなか、UNHCR、ユニセフなどの国連諸機関は現在、同国の人々への支援を拡大しつつある。
リベリア:大統領選・決選投票へ
リベリアで今週火曜日、大統領選・決選投票が予定されるなか、潘基文事務総長は同国の人々に対し、政治的な対立を乗り越え、暴力を回避し、平和を保つよう訴えた。
G20:援助食料の規制免除
G20サミットはこのたび、WFP(世界食糧計画)の食糧購入に対する規制や税金を免除することを決定した。WFPのシーラン事務局長は本日、この決定を歓迎する意を述べた。
人権弁務官、モルドバ訪問
ピレー人権高等弁務官は本日、4日間のモルドバ訪問を終えるにあたり記者会見し、同国に対し、司法の独立、差別との闘い、少数者の保護などにしっかり取り組むよう訴えた。

2011年11月02日

リビア:事務総長、予告なし訪問
潘基文事務総長とアルナセル総会議長は本日、予告なしにリビアを訪問。事務総長は総会議長とともに、首都トリポリで共同記者会見に臨み、独裁政治を倒した同国の人々の勇気を称えるとともに、国の再建のために一致団結するよう促した。
人間開発報告、発表
国連開発計画(UNDP)は本日、本年度の「人間開発報告」を発表。報告書は、環境悪化によって、世界の貧しい人々のための人間開発における最近の進展が後退するおそれがあると警告。気候変動のペースを遅らせ、さらなる環境悪化を防ぎ、不平等を減らすための緊急行動を求めた。
ユネスコ:米国、分担金凍結を決定
米国はこのたびユネスコ分担金の支払いを凍結することを決めた。ユネスコのブコバ事務局長は本日、教育プログラム実施、新興国支援、極端主義との闘いに支障をきたすと遺憾の意を表明。
ICC、カダフィ息子の逃避阻止呼びかけ
国際刑事裁判所のモレノ=オカンポ検察官はこのたび安保理への声明において、世界各国に対し、リビアのカダフィ大佐の息子Saif al-Islamの国外脱出を防ぐために全力を尽くすよう求めた。
ユネスコ総会、執行理事会メンバーを選出
国連教育科学文化機関(UNESCO)は本日、第36回総会において、執行理事会(58か国で構成)を改選し、新しいメンバー国(31か国)を選出した。任期は4年。

2011年11月01日

キプロス:両系住民指導者、会談
キプロスのギリシャ、トルコ両系住民指導者がニューヨークで2日間の日程で会談した。会談後、潘基文事務総長は両指導者と記者会見に臨み、キプロス問題の包括的解決は可能だとの旨を述べた。
国連報告:環境変化の20年
国連環境計画(UNEP)はこのたび、「環境変化の追跡:リオからリオ20まで」と題する報告書を発表。報告は資源の枯渇を抑え、人間の活動が環境を破壊しないようにするため、協調しかつ迅速な行動が必要を訴える。
リビア:地雷除去支援、必要
リビア合同地雷除去調整チーム(JMACT)のプログラム・マネージャー、マックス・ディックは本日、ニューヨーク国連本部で記者会見し、国際社会に対し、リビアの地雷除去を開始するため必要な支援を緊急に提供するよう促した。
北朝鮮:栄養不足、喫緊の課題
朝鮮民主主義人民共和国で、子どもと女性を中心に百万単位の人々の栄養不足のおそれが深刻化している。ユニセフは本日、国際社会に対し、緊急の支援金拠出を求めた。
持続可能エネルギー:パネルメンバー任命
潘基文事務総長は本日、万人のための持続可能なエネルギーに関するハイレベル・パネルを設置した。パネルは企業、金融、政府、市民社会などの分野で世界的に活躍するリーダー46人で構成。

2011年10月31日

世界人口、70億人突破
世界人口が本日、70億人に達した。潘基文事務総長はこの記念すべき日に際し、メッセージを発し、世界の指導者たちに対し、食料や安全な水の確保など人口の増大が生む諸課題への対応を訴えた。
アフガニスタンで自爆テロ
アフガニスタン南部のUNHCR事務所で爆弾テロが起きて、職員3人が死亡、2人が負傷した。潘基文事務総長や安保理はそれぞれ声明を発し、この自爆テロを非難した。
パレスチナ、ユネスコに加盟
国連教育科学文化機関(UNESCO)は賛成107、反対14、棄権52で決議を採択し、パレスチナの加盟を承認した。これによって、同機関の加盟国総数は195となった。
国際協同組合年、スタート
国際協同組合年(2012年)、スタート。国連総会議長は本日、本会合を開催し、同年の開始を宣言し、社会の内包的発展の媒介として協同組合が果たす役割および雇用や所得創出を通じたコニュミティー強化の能力を強調した。
「世界雇用報告2011」、発表
国際労働機関(ILO)は本日、「世界雇用報告2011:雇用のための市場」を発表。各国政府が雇用拡大のための緊急行動をとらなければ、世界経済はさらに減退し、失業率を高め、社会的に困難な状況を生み出すおそれがあると警告を発した。

2011年10月28日

ICC検察官、カダフィ大佐の息子と接触
国際刑事裁判所のモレノ=オカンポ検察官は本日、声明を発し、検察官室が現在、人道に対する罪の容疑での出頭の可能性について、リビアの元指導者であるカダフィ大佐の息子セイフルイスラム氏と間接的に接触していると明らかにした。
ニジェール:WFP、食料援助を拡大へ
ニジェールにおいて、穀物収穫の不足、害虫による被害によって、100万単位の人々が緊急援助を必要としている。この事態を受けて、世界食糧計画(WFP)は本日、同国に対する食料援助を拡大する計画を発表した。
紛争解決/平和構築における女性の役割
安保理は本日、平和構築や紛争解決などにおける女性の役割を討論した。討論の終わりに議長声明を発し、世界各国が決議1325の履行に努力していることを歓迎する一方で、国によって履行に格差がある状況に憂慮を表明した。
タイ:洪水被害に国連支援拡大
洪水被害が広がるタイにおいて、週末にはさらに豪雨が予想されているが、国連諸機関は現在、仮設避難所などに防虫蚊帳を配布するなど、その支援を拡大している。
ニカラグア洪水:国連、被災者支援アピール
ニカラグアにおいて、過去3週間、洪水によって多くの人々が被害を受けている。国連と同国政府はこのたび、被災者に対して、避難所、水、衛生などの支援を提供するために、1,430万ドルの資金拠出を求めるアピールを発した。

2011年10月26日

世界人口白書、発表
国連人口基金(UNFPA)はこのたび、世界人口白書を発表。世界人口が今月末に70億人に達する機会を捉え、人々が健康で、持続可能かつ豊かな社会に暮らせるように今、行動が必要だとの旨を訴える。
リビア:安保理、情勢報告を聴取
イアン・マーティン事務総長特別代表は本日、安保理でリビア情勢について報告。国連はリビアの新しい枠組みの構築努力を支援し続けると述べる一方で、暫定政権に対しては、選挙実施や治安の確保など喫緊の課題に迅速に取り組むよう求めた。
移行国の制度構築にNGOの役割
潘基文事務総長は本日、ニューヨーク国連本部で開かれたNGOの代表たちとの会合で、非政府機関(NGOs)が移行国支援において重要な役割を果たすことが可能であるとの旨を述べた。
森林、飢餓解決に貢献の可能性
「森林に関する共同パートナーシップ(CPF)」がこのたび発表したところによれば、飢餓の解決に森林が果たせる役割は大きい。CPFにはFAO、UNDP、UNDPなどの国連機関も参加している。
中東:外交カルテット、交渉
国連、米ロ、EUの4者で構成する外交カルテットは本日、エルサレムで、イスラエル、パレスチナと個別に会談。会談において、両当事者はそれぞれ3か月以内に領土と安全保障に関する包括的提案を行うことに合意した。

2011年10月25日

「世界教育報告2011」、発表
国連教育科学文化機関(UNESCO)の統計研究所は本日、「世界教育報告2011」を発表。報告によれば、中等教育に対する世界的な需要が急激に増大したが、サブサハラ地域などにおいては十分に対応できず、多くの子どもたちが教育を受けられずにいる。
総会、キューバ制裁解除求める
国連総会は本日、決議を賛成186、反対2(米国、イスラエル)、棄権3(ミクロネシア、マーシャル諸島、パラオ)で採択し、キューバ制裁を解除するよう求めた。
犯罪:2009年に1.6兆ドルの資金洗浄
国連犯罪薬物事務所(UNODC)はこのたび、「薬物取引および越境組織犯罪による不正金融フロー」と題する報告書を発表。報告によれば、犯罪者によるマネー・ロンダリングは2009年、総額1.6兆円にのぼる。
選挙支援は、技術面だけでは不十分
パスコー政治問題担当事務次長は総会第3委員会に対して、選挙支援分野における国連の役割の強化に関する事務総長報告を提出し、国連の選挙支援は技術面ばかりにとどまらず、仲介や調停活動が含まれるべきであるとの旨を述べた。
G20:事務総長、大胆な対応訴え
来週のG20首脳会議を前に、潘基文事務総長はこのたび参加国首脳に宛てて書簡を送り、世界経済危機を解決し、持続可能な開発を実現すべく、大胆なリーダシップを発揮するよう訴えた。

2011年10月24日

10月24日は、国連の誕生日
毎年10月24日は、1945年の国連誕生を祝う国連デー。潘基文事務総長はこの日に寄せてメッセージを発し、地球上の人々が直面する諸課題を解決すべく、世界の連帯を訴えた。
安保理:非常任理事国改選
国連総会でこのたび、安保理・非常任理事国の改選が行われ、グアテマラ、モロッコ、パキスタン、トーゴ、アゼルバイジャンの5か国が議席を得た。来年1月から2年の任期を務める。昨年からの5非常任理事国はコロンビア、ドイツ、インド、ポルトガル、南アフリカ。
腐敗防止条約、第4回締約国会議
国連腐敗防止条約・第4回締約国会議が本日、マラケシュ(モロッコ)でスタート。国連薬物犯罪事務所(UNODC)のフェドトフ事務局長は冒頭演説し、「アラブの春」は腐敗への社会の憤りを浮かび上がらせたとの旨を述べた。
チュニジア:平和的に選挙実施
チュニジアでこのたび、自由な選挙が平和的に実施された。潘基文事務総長は声明を発し、この選挙が同国の民主化における重要な一歩であると述べ、国民、暫定政府を祝賀した。
リビア、カダフィ大佐の死因調査へ
リビアがこのたびカダフィ大佐の死因調査委の設置を決めたと伝えられることについて、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のシャムダサニ報道官は歓迎の意を表明した。

2011年10月20日

リビア:カダフィ大佐、殺害
リビアのカダフィ大佐が殺害され、シルトでの戦闘が終結したとの報を受け、潘基文事務総長は同国のすべての人々に対し、武器を捨て、平和的な国家再建に臨むよう訴えた。
RIO+20に向け、工程表づくり進む
潘基文事務総長はこのたび、来年のRIO+20の工程表づくりを行う「グローバルな持続可能性に関するハイレベル・パネル」の進捗状況を報告し、持続可能な開発のための大胆で実際的な解決策を急ぐよう訴えた。
国連法務局長、カンボジア訪問
パトリシア・オブライエン法務担当事務次長はこのたび、カンボジアの首都プノンペンで、同国のソク副首相と会談し、カンボジア特別法廷をめぐる最近の動きについて話し合った。会談後、事務次長は声明を発し、同国政府に対し、特別法廷に関連する司法プロセスへの干渉を控えるよう強く促した。
人権報告、標的殺害等の是非を問う
クリストフ・ヘインズ人権特別報告者(裁判外、恣意的処刑担当)は本日、総会に宛てて報告書を提出し、対テロ活動などにおける過剰な武力行使や標的殺害には、人権上の観点から慎重な配慮が必要だとの旨を述べ、その是非を問いかけた。
安保理:明日、非常任理事国選へ
総会で明日、安保理非常任理事国(2012-13年)の改選が行われる。アフリカ・アジア枠(3)にカザフスタン、モーリタニア、モロッコ、パキスタン、トーゴが立候補。また東欧枠(1)にはアゼルバイジャン、ハンガリー、スロベニア、ラテンアメリカ枠(1)にはグアテマラが立候補している。

2011年10月19日

若者の雇用:ILO、世界報告を発表
国際労働機関(ILO)はこのたび、「世界の若者雇用傾向2011年」を発表。開発途上国、先進国の双方において、若者の雇用が危機に直面している状況に警告を発した。
人権報告者、イランの司法システムに憂慮
アフメド・シャヒード人権特別報告者(イラン情勢担当)はこのたび、国連総会・第3委に報告書を提出し、拘留者への非人道的扱いや不当な死刑、拷問など同国の司法システムにみられる人権侵害の疑いに憂慮を表明した。
クルド人組織、イラクからトルコ襲撃
イラク領土内で活動するクルド人勢力が本日、トルコ・ハッカリ州の警察・軍隊の駐屯所に越境攻撃を仕掛けた。潘基文事務総長は声明を発して、26人のトルコ人兵が殺害されたことに憂慮を示すとともに、この越境攻撃は決して容認されるものではないと非難した。
事務総長、ギニア湾の海賊対策呼びかけ
安保理は本日、ギニア湾における海賊対策に関する公開討論を行った。潘基文事務総長は席上、演説し、ギニア湾沿岸各国および地域機関に対し、海賊を取り締まるための包括的かつ統合的な戦略を練るよう訴えた。
イエメン:事務総長、カルマン氏と会談
潘基文事務総長は本日ニューヨーク国連本部で、今年のノーベル平和賞受賞者となるタワックル・カルマン氏と会談し、イエメンの人権情勢や悪化する人道及び経済状況について話し合った。

2011年10月14日

10月16日は世界食料デー
毎年10月16日は世界食料デー。国連食糧農業機関(FAO)をはじめとする国連諸機関は国際デーに際し、世界的な飢餓の解決を図るうえで、その根本的原因に協力して取り組む必要をあらためて強調した。
シリア:緊急の人権保護対策、必要
シリアにおいて、今年3月の騒乱事態発生から、同国政府による抗議デモの過剰な武力によって、3,000人を超える人びとが死亡した。このなかには、180人の子どもが含まれる。ピレー人権高等弁務官は本日、ニュースリリースを発し、国際社会に対し、人びとの生命を守るため、即時に行動をとるよう訴えた。
世界手洗いの日
10月14日は、世界手洗いの日。国連はこの国際デーに際し、石鹸を使った手洗いが疾病の予防に最も効果が高いことについて、世界中の人々にあらためて認識を促した。
ハイチ:安保理、MINUSTAHの任期延長
安保理は決議2012を全会一致で採択し、ハイチに展開する平和維持活動、MINUSTAHの兵力を2,500人削減したうえで、その任期を2012年10月15日まで一年間延長することを決定した。
「The Whistleblower」、国連本部で上映
国連平和維持兵が売春業への関与を描いた映画「The Whistleblower」が本日ニューヨーク国連本部で上映された。潘基文事務総長は上映後に行われたパネル討論冒頭で演説して、性的虐待を許さない国連の立場を強調した。

2011年10月13日

国際防災の日
10月13日は、国際防災の日。潘基文事務総長はメッセージを発し、最近の世界各地で発生する洪水、地震、津波、干ばつなどをみれば、災害に対する世界の脆弱性はその対応強化のペースに比べて早く進んでいることは明らかだとして、災害の軽減をすべての人びとの日常的な関心事とすべきであると訴えた。
ミャンマー:政治犯釈放へ
ミャンマー政府はこのたび、多数の政治犯を解放することを決定。潘基文事務総長は本日、歓迎の意を表明するとともに、同国政府に対し、すべての政治犯を解放するよう促した。
ケニア:援助活動家、拉致
ケニアのダダブ難民キャンプにおいて、難民支援にあたっていた援助活動家の女性2人が拉致され、車両運転手が銃で撃たれて負傷した。グテレス難民高等弁務官はこの暴力的な拉致事件に深い衝撃と憤りを表明した。
UNDP親善大使のジダンさん、マリ訪問へ
元サッカー選手で現在、レアル・マドリッドのスポーツディレクターを務めるジダンさんが来週、国連開発計画(UNDP)の親善大使として、マリを訪問する。同国の貧困根絶のための取り組みを視察し、貧困根絶の問題に関する国際的世論を喚起する。
平和維持活動:新事務次長、記者会見
平和維持活動担当事務次長にこのたび任命されたエルベ・ラドゥス氏は本日、ニューヨーク国連本部で記者会見し、現在世界各地に展開する12万人の平和維持活動要員の安全を図る必要を強調した。

2011年10月12日

アフリカ:安保理、治安セクターを討議
安保理は本日、紛争状態から脱却しつつあるアフリカ諸国における治安セクターの改革の必要について討議。エルベ・ラドゥス平和維持活動担当事務次長は席上、報告し、安定確保、貧困削減、持続可能な開発の促進の重要性を指摘した。
ハマーショルド事務総長、事故死から50年
ダグ・ハマーショルド事務総長が北ローデシア(当時)の飛行機墜落事故で死去してから50年が過ぎた。潘基文事務総長は本日、スウェーデンで故ハマーショルド氏の墓地を訪れ、その平和に対する信念の強さを称え、故人の業績に思いを馳せた。
ハイチ:がれき4割以上を除去
ハイチにおいて昨年、大地震によって生じたがれき(1,000立法メートル相当)のうち4割以上の除去が終わった。除去活動は国連開発計画(UNDP)が調整し、作業には千人単位のハイチの人びとが参加した。
南スーダン:地雷除去、拡大を検討中
南スーダンにおいて、最近、反政府勢力が埋設した地雷が爆破し、多数の死傷者がでている。この事態に鑑みて、国連地雷除去活動調整センター(UNMACC)は現在、その活動の幅を同国北部に広げていくことを検討している。
世界の観光者、2030年までに18億人へ
世界観光機関(WTO)はこのたび、「観光:2030年に向けて」報告を発表。今後、2030年に向けて、異国を訪ねる観光者は18億人に達し、とくに新興諸国が最も高い成長を記録するだろうとの見通しを示した。

2011年10月11日

WHO:結核罹患者、減少
世界保健機関(WHO)は本日、「世界結核統制報告2011年」を発表。報告は、今年初めて、世界の結核患者が減少したことを示すデータを明らかにしたが、結核に対する取り組みのための資金が不足しており、決して楽観できる状況にはないと警鐘を鳴らした。
リベリアで、大統領・議会選
リベリアで本日、大統領・議会選挙が行われた。潘基文事務総長は声明を発し、この選挙が円滑かつ平和的に実施されたことに歓迎の意を表明し、同国の平和と民主主義の強化に向けたプロセスにおいて、選挙の成功が重要な一歩を画するとの旨を述べた。
ダルフール:PKO兵士、襲撃される
スーダンの北ダルフールにおいて、UNAMID兵士たちが昨夜、避難民キャンプを巡回中に襲われ、死傷した。ガンバリ事務総長特別代表は声明を発し、襲撃事件を強く非難した。
イエメン:安保理で情勢報告
安保理は本日、ベノマル事務総長特別顧問から、イエメンに関する情勢報告を聴取した。同顧問は、サレハ大統領の支持派と反対派の間で暴力的な衝突が起こったイエメンの情勢が深刻化しているとの旨を述べた。
事務総長、持続可能な未来を訴え
デンマークの首都コペンハーゲンで本日、「3Gグローバル・グリーン成長フォーラム」開催。潘基文事務総長は席上演説し、今月末に世界人口が70億人に達する見込みであることを指摘し、持続可能な開発の重要性を訴えた。

2011年10月10日

アフガニスタン:拘置所で拷問横行
UNAMAがこのたび発表した報告によれば、アフガニスタンに設置された多くの拘置所において、子どもを含め、収容者に対する拷問などの虐待が体系的に行われている。
世界の食糧不安に関する報告、発表
国連食糧農業機関(FAO)、国際農業開発基金(IFAD)、世界食糧計画(WFP)の3機関はこのたび、「世界の食糧不安に関する白書2011年」を合同作成、発表。世界的な食糧価格の高騰が継続する見込みであるとし、食糧の長期的な安定確保を求めた。
事務総長、クリーン・エネルギー革命を訴え
ノルウェーの首都オスロで、「万人のためのエネルギー、貧しい人びとのアクセスのための資金調達」と題する国際会議が開かれた。潘基文事務総長は会議にメッセージを寄せて、貧しい人びとのためのクリーン・エネルギー革命の必要を訴えた。
世界メンタル・ヘルス・デー
10月10日は、世界メンタル・ヘルス・デー。今年のテーマは「メンタルヘルスに投資を」。潘基文事務総長はメッセージを発し、世界に対し、精神疾患の治療のために一層の資源を投下するよう求めた。
エジプト:抗議デモで騒乱、多数の死者
昨夜、エジプトの首都カイロで行われた抗議デモで衝突事件が起こり、少なくとも24人が死亡した。潘基文事務総長は深い悲しみを表明するとともに、同国の全ての人びとに対し、今年始まった歴史的な変化の精神を大切にするよう訴えた。

2011年10月07日

ノーベル平和賞、女性活動家に
今年のノーベル平和賞は、リベリアのサーリーフ大統領ら、3人の女性活動家に授与されることが決まった。潘基文事務総長は声明を発し、平和と安全、開発、人権の促進に女性が果たす役割に光をあてるものだと選考結果に歓迎の意を表明した。
アフリカ開発:NEPAD10周年
ニューヨーク国連本部で本日、「アフリカ開発のための新パートナーシップ(NEPAD)」の10周年を記念して、「NEPADとMDGs:進展、課題、今後の道のり」と題するハイレベル・イベントが行われた。アルナセル国連総会議長は席上、演説し、NEPADの過去10年間の成果を称えた。
リビア:国連、人権尊重求める
リビアのシルトで新政権と親カダフィ派との戦闘が終結に近づく中、イアン・マーティン国連事務総長特別代表はニュースリリースを発し、すべての当事者に対し、人権を尊重し、国民和解に取り組むよう訴えた。
世界郵便の日
10月9日は、世界郵便の日。国際郵便連合(UPU)のエドワルド・ダヤン事務局長はメッセージを発し、技術革新の時代にあっても、郵便は人びととビジネスをつなぐ重要な伝達手段として、世界の経済開発に貢献し続けるとの旨を述べた。
ラグビーW杯:世界の飢餓との闘いに貢献
現在、ラグビー・ワールドカップ(W杯)が開催されているが、世界食糧計画(WFP)と国際ラグビー評議会(IRB)はこのW杯を利用し、試合を観戦する世界の視聴者40億人に対して、飢餓との闘いのための募金を呼び掛けるキャンペーンを行っている。

2011年10月06日

殺人に関する世界報告
国連薬物犯罪事務所(UNODC)、殺人に関する世界報告を発表。同報告によれば、世界では中南米において若者が殺害にあうリスクが最も高い。また、女性については家庭内暴力で殺害されるリスクが高い。
スーダン:アビエィで緊張高まる
エルベ・ラドゥス平和維持活動担当事務次長は本日、安保理で、スーダンと南スーダンが領有権をめぐって対立するアビエィの情勢報告を行った。報告によれば、現在のところ、まだ両国はアビエィからの兵力撤退合意を履行しておらず、現地の緊張は高まっている。
MDGs:アフリカの厳しい現状
「アフリカのミレニアム開発目標(MDGs)の進捗状況評価」報告がこのたび発表された。国連アフリカ経済委員会(ECA)、国連開発計画(UNDP)、アフリカ開発銀行、アフリカ連合(AU)の作成。報告は、貧困根絶、社会開発の活性化に向けたアフリカの全体的な進捗状況は緩慢であり、このままでは2015年での目標達成は難しい。
シリア:暴力的対立で死者多数
国連人権高等弁務官事務所がこのたび発表したところによれば、シリア政府軍と民主化を求めて抗議する人々の間で続く暴力的対立による死亡者はこれまでに2900人にのぼる。
スティーブ・ジョブズ氏死去:事務総長、哀悼
米・アップル社の共同創業者、前CEOのスティーブ・ジョブズ氏が死去。潘基文事務総長はジョブズ氏について「唯一無二の人だった」として、哀悼の意を表明した。

2011年10月05日

10月5日は世界教師デー
10月5日は、世界教師デー。国連教育科学文化機関(ユネスコ)はこのたび、世界の教員の現状に関するデータを発表し、2015年までに初等教育の普遍化を実現するという、ミレニアム開発目標(MDGs)の達成のためには、610万人の教師増員が必要であると訴えた。
イエメン:ユニセフ、子どもの保護訴え
ユニセフのアンソニー・レイク事務局長はこのたび声明を発し、イエメンにおいて今年はじまった騒乱事態のなかで多くの子どもたちが犠牲になっている現状に鑑み、子どもたちの緊急保護を求めた。
ハイチ:コニーユ首相、承認
ハイチ国会がこのたびコニーユ首相を承認。マリアノ・フェルナンデス事務総長特別代表は本日、声明を発し、歓迎の意を表明するとともに、首相就任によって、同国の復興努力が活性化することに期待感を示した。
世界記憶遺産にあらたに登録作品
ユネスコが1992年にスタートした世界記憶遺産にこのたび、紀元5世紀にグルジアでつくられた写本や16世紀のフランス国王令など、あらたに7作品が登録された。これで現在、登録された作品は245件となった。
事務総長、北欧訪問へ
潘基文事務総長は来週、ノルウェー、デンマーク、スウェーデンを訪れる。最初の訪問地であるオスロでは、ノルウェー政府とIAEAが共催する、「万人のエネルギー:貧しい人々のアクセスのための資金調達」に関する会議に出席し、演説する予定。

2011年10月04日

ソマリア:自爆テロで多数の死傷者
ソマリアの首都モガディシュで、自爆テロが起こり、70人が死亡し、多数の負傷者がでた。潘基文事務総長、安保理はそれぞれ声明を発し、このテロ襲撃事件を強く非難した。
シリア:安保理決議案に中露が拒否権
安保理は本日、シリア政府による抗議デモの暴力的鎮圧を非難し、人権侵害の即時終結を求める決議案を討議し、採決をとったが、中国とロシアがこれに拒否権を行使した。
ブルガリア:反ロマに深い憂慮
ブルガリアでロマ族に対する大規模な抗議デモが繰り広げられていることについて、国連人権高等弁務官事務所は本日、深い憂慮を表明し、同国当局に対し、差別と闘い、少数者を保護するよう訴えた。
スロベニア:IAEA調査団、訪問
IAEA専門家ミッション(10人構成)がこのたびスロベニアを訪問。10日間に及ぶ訪問を終えたミッションは本日、同国が福島の原発事故の影響に迅速に対応したことを評価し、同国の核の安全の規制枠組を称賛した。
コートジボワール:携帯電話を利用し、食糧支援
世界食糧計画(WFP)はこのたび、コートジボワールにおいて選挙後の騒乱によって被害を受けた貧しい人びとへの食糧支援を提供すべく、携帯電話を利用した現金支給スキームを立ち上げた。

2011年10月03日

10月3日は世界ハビタット・デー
毎年10月最初の月曜日は、世界ハビタット・デー。今年のテーマは「都市と気候変動」。潘基文事務総長はメッセージを発し、気候変動が都市化に与える脅威に警鐘を鳴らした。
MDGs:ミレニアム・ビレッジ、第2段階へ
アフリカにおける極度の貧困根絶をめざすミレニアム・ビレッジ・プロジェクトが本日、第2段階に入った。オープン・ソサイエティ基金の委員長を務めるジョージ・ソロス氏らがあらたに拠出した7200万ドルの資金を元手に、ビジネス開発による所得向上をはかり、農家を市場をつないで、持続的な成長や経済の安定を確保することをねらう。
国際刑事裁:コートジボワール事態調査へ
国際刑事裁判所の予審部は本日、検察官に対して、コートジボワールで2010年の選挙後の騒乱時にみられた人道に対する罪の疑いについて調査を開始することを認めた。
リビア:マーティン特別代表、ミスラタ訪問
イアン・マーティン事務総長特別代表は本日、戦火で荒廃したミスラタを訪問。ミスラタを解放した勢力の代表、現地の市民社会の代表らと会談し、兵士の社会復帰やトラウマに苦しむひとの治療、リーダーの育成、透明性やアカウンタビリティーに関する訓練の必要などについて話し合った。
国連総会:6主要委の審議スタート
国連総会の6つの主要委員会でそれぞれ審議が開始した。アルナセル総会議長は本日、声明を発し、すべての加盟国に対し、委員会の討議に完全かつ建設的に参加し、グローバルな諸課題、国連の目的達成について話し合うよう訴えた。

2011年09月30日

ソマリア:PKO兵力増強へ
安保理は本日、決議2010を全会一致で採択し、アフリカ連合(AU)に対して、同連合がソマリアに展開する平和維持活動、AMISOMの兵力を12,000人まで緊急に増強するよう求めた。
国際非暴力デー
ニューヨーク国連本部において、国際非暴力デー(10月2日)の記念イベントが開かれた。潘基文事務総長はこのイベントで声明を発し、過去1年間における中東・北アフリカ諸国の政治的な変化は非暴力が偉大な力をもつことを証明したとの旨を述べた。
バーレーン:医療支援活動家らへの厳刑に憂慮
バーレーンの裁判所がこのたび、政府に対する抗議デモに参加した医療支援活動家や教師らに対し厳刑を科したことについて、潘基文事務総長、人権高等弁務官事務所はそれぞれ声明を発し、憂慮を表明した。
国際高齢者デー
10月1日は、国際高齢者デー。潘基文事務総長はメッセージを発し、高齢者の社会的保護、長期的ケアと公衆衛生へのアクセスの確保が現在の経済危機により損なわれてはならないとの旨を訴えた。
パキスタン:洪水被災者への支援物資、不足のおそれ
国連はこのたび、パキスタン南部の洪水被災者への支援物資が不足する事態となっていると警告した。2週間前、国連とパートナーは被災者540万人を支援すべく、パキスタン洪水迅速対応プランを立ち上げ、3億5700万ドルの支援金を求めたが、これまでに拠出されたのは1億9000万ドル。

2011年09月29日

ハイチ:人道支援、継続の必要
エイモス人道問題担当事務次長は本日、UNラジオとのインタビューに応じ、昨年の大地震で被災した約60万人が引き続き避難キャンプで暮らすなか、水や衛生条件はますます劣化しているとし、開発および再建活動とともに、人道支援を継続する必要を訴えた。
アフガニスタン:安保理で情勢報告
スタファン・デ・ミストゥラ事務総長特別代表は本日、安保理会合で、アフガニスタンに関する情勢報告を行い、ラバニ元大統領の暗殺などの不穏情勢はあるが、対話、再建への機会の窓はまだ開いているとし、取り組みの時機を失しないよう訴えた。
世界海洋デー
国際海事機関(IMO)のミトロプロス事務局長は本日、世界海事デーに寄せてメッセージを発し、海賊が世界の海運業に与える多大な損害について警告したうえで、国連諸機関、各国政府、軍事部隊に対し、問題解決のために集団的な行動をとるよう求めた。
ダルフール:子どもたちに不発弾の危険
ダルフールにおいて、国連、AUの混成部隊UNAMIDは現在、子どもたちに不発弾の危険を教えるべく、人形を使った啓発活動を進めている。今年8月31日には、アルタウィシャで、炸裂した不発弾により、3人の子どもが死亡し、5人が負傷した。
ギニアビサウ首相、事務総長と会談
潘基文事務総長は本日、ニューヨーク国連本部で、ギニアビサウのカルロス・ゴメス・ジュニオル首相と会談し、主に平和構築の事業計画、ミレニアム開発目標(MDGs)を中心に、諸課題について話し合った。

2011年09月28日

対テロ委、テロと組織犯罪の連関に憂慮
安保理の対テロリズム委員会は本日、ニューヨーク国連本部で会合を開き、不法薬物、マネー・ロンダリング、核兵器、生物・化学兵器などの不正武器取引を含む国際組織犯罪とテロリズムの密接な連関に憂慮を表明した。
パレスチナ加盟申請:安保理、審査委へ
安保理議長は本日、パレスチナの国連加盟申請書を加盟審査委員会に送付した。同委員会は今週金曜日、この申請問題を取り上げる予定。現在、パレスチナは国連でオブザーザー資格を有する。
ジンバブエ:子ども保護に現金支援
ジンバブエ政府はこのたび、国連や国際ドナーと協力し、子ども保護基金を立ち上げた。このプログラムによって、今後、同国の万単位の孤児やその他の脆弱な子どもたちに現金支給や教育援助が提供される。これまでに、基金の活動に必要とされる7500万ドルのうち、4500万ドルが拠出された。
飢餓啓発:オンラインゲームに仏語、伊語版
世界の飢餓に関する啓発のためのオンラインゲーム「フリーライス」に本日フランス語版とイタリア語版が加わった。このゲームのプレイヤーは飢餓に関する語彙を増やしながら、WFPに募金をすることができる。アドレスは、Freerice.com。
ガーナ、ニカラグア:貧しい農村部門支援プロジェクト
国際農業開発基金(IFAD)はこのたび、ガーナとニカラグアの農村支援プロジェクトへの融資を行うことを発表した。これによって、小規模企業の立ち上げや生産性の向上が期待される。

2011年09月27日

世界の子どもに予防接種
「ワクチン投与・予防接種のためのグローバル・アライアンス」の執行委員会はこのたび、世界の子どもたちの2大死亡原因である下痢と肺炎への対策として、あらたに34か国で予防接種を実施するための資金拠出を決定した。
国連総会、一般討論演説終わる
国連総会の一般討論演説が本日、終了した。アルナセル総会議長は閉幕にあたって演説し、この一週間の総会討論で提示された、気候変動、持続可能な開発、国連改革、パレスチナ加盟申請など様々な問題について、今後、加盟国間で協力して、しっかりと解決を図っていくよう訴えた。
世界観光デー
9月27日は、世界観光デー。潘基文事務総長はこの国際デーを記念して、メッセージを発出。不安定な世界経済が続くなか、貧困削減および寛容と連帯の促進において、観光が果たす役割の重要性を強調した。
シリア:抗議デモへの暴力的鎮圧の停止を
潘基文事務総長は本日、シリアのムアレム外相と会談し、同国における抗議デモに対する暴力的鎮圧の停止を再度呼びかけた。一方、パスコー政治問題担当事務次長は安保理で、同国の情勢報告を行い、シリアから近隣諸国に流出する人々が増大していることは同国の政治および人権の危機の拡大の反映であるとの旨を述べた。
ミャンマーの友人たち:閣僚会合
「ミャンマーの友人グループ」の閣僚会合がニューヨーク国連本部で開催された。会合後、潘基文事務総長は報道声明を発し、ミャンマーにおいて最近前向きな動きがみられることに留意したうえで、同国の新政府に対し、移行期間において、あらゆる人々の関与を許容する内包性の確保を求めた。

2011年09月26日

事務総長、マータイ氏に哀悼
ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイ氏が今週日曜日、死去した。潘基文事務総長は声明を発し、マータイ氏が死去したことについて、ケニアと世界の人々にとって大きな損失であるとの旨を述べ、哀悼の意を表明した。
国連総会:中国、一般討論演説
中国の楊外相は本日、国連総会で一般討論演説。世界経済において、G20が一層の役割を担うべきであると述べるとともに、国連加盟諸国に対し、開発を進めるため密接な協力を求めた。
シリア、一般討論演説
国連総会において、シリアのムアレム外相は本日、一般討論演説し、同国政府が引き続き、政治、社会、経済の各側面の改革を遂行するが、それとともに、諸外国の干渉からも同国市民を守っていくとの旨を述べた。
世界の飢餓:サッカー親善試合で啓発
サッカー選手で、国連親善大使を務めるロナウド、ジダン両氏はこのたび、今年12月13日に実施予定の「貧困との闘い」と銘打った親善試合の収益が「アフリカの角」における食糧危機への国連の取り組みに使われると明らかにした。親善試合は毎年実施されており、その収益はこれまで27か国に配分されてきた。
パレスチナ加盟申請:安保理、討議へ
安保理の非公式協議が本日行われ、今週水曜日の午前中、パレスチナ加盟申請を加盟審査委員会に送付する問題について討議し、決定を下す予定。先週金曜日、パレスチナ自治政府のアッバス議長が潘基文事務総長に加盟申請書を提出した。

2011年09月24日

アフリカの角:ミニ・サミット、終了
「アフリカの角」に関するミニ・サミットが本日、ニューヨーク国連本部で開催された。ノルウェー、韓国、オーストラリア、スイス、日本など13か国の代表から、少なくとも2億1800万ドルの新規援助の拠出が誓約された。この拠出誓約額を加えてもなお、人道援助アピールで求められた総額24億8000万ドルには5億ドル足りない。
国連総会:リビア、一般討論演説
リビアのジブリル暫定評議会議長は国連総会で一般討論演説し、カダフィ体制が崩壊した今、リビアが地域における人間開発のオアシスとなる決意を表明した。
小島嶼諸国、一般討論演説
国連総会において、バルバドスやカーボベルデなど、世界の小島嶼諸国の代表たちは本日、一般討論演説し、国際社会に対し、海面上昇に脅かされる小島嶼国の気候変動への脆弱性に一層の関心を向けるよう訴えた。
スリランカ内戦終結に説明責任の必要
潘基文事務総長は本日、ニューヨーク国連本部でスリランカのラジャパクサ大統領と会談。同国の内戦終結へいたるプロセスの最終段階で起こったと疑われる戦争犯罪について説明責任を果たすよう求めた。
ソマリア、一般討論演説
ソマリアのアブドゥライ・モハメド・アリ首相は本日、国連総会で一般討論演説し、同国を荒廃させたイスラム民兵たちが現在、世界各地にテロ活動を広げようと画策しており、その抑止のための国際的な行動が必要であるとの旨を訴えた。

2011年09月21日

国連総会、一般討論スタート
国連総会で、各国首脳による一般討論がスタート。潘基文事務総長は演説し、国際社会が直面する5つの喫緊の課題として、「持続可能な開発」、「紛争、人権侵害、自然災害の被害の防止・緩和」、「より安全な世界の構築」、「移行期にある国への支援、女性・若者の能力活用」をあげ、世界の首脳たちがともに明日の世界を築くよう訴えた。
人権専門家、米国に死刑執行停止求める
恣意的処刑、裁判官の独立、拷問に関する国連独立専門家3人は本日、米国政府に対し、本日予定された、トロイ・デイビス氏の死刑執行を中止するよう求めた。同氏については、裁判が公正に行われたどうかについて、疑義が呈されている。
総会:ブラジル、一般演説
ブラジルのルセフ大統領は本日、第66回国連総会の一般討論でトップバッターとして登壇、演説し、各国政府が世界経済危機への緊急な対応を図らなければ、世界の国々および人々の間に深刻な政治的、社会的な亀裂が生じるであろうとの旨を訴えた。
総会:オバマ米大統領、演説
オバマ米大統領は本日、総会で一般演説し、イスラエルとパレスチナの間の和平は交渉を通じてのみ達成可能であると訴えた。そして、国連での声明や決議では紛争は解決しないとし、双方に対し、歩み寄りによって、現在の膠着状態を打開するよう促した。
ナイジェリア、一般演説
ナイジェリアのジョナサン大統領は本日、総会・一般演説を行った。大統領は総会に対し、国連事務局・事務総長室内に紛争仲介委員会を設置し、世界各地の紛争解決のための戦略を練るよう提案した。

2011年09月20日

リビア:各国首脳が支援を表明
リビア支援のための首脳会合がニューヨーク国連本部で開かれた。50か国以上の首脳たちが参集し、同国の移行に支持を示し、法の支配や人権保護、経済復興、治安などの分野で、現在行っている援助を継続する決意を表明した。
砂漠化:総会、ハイレベル会合
国連総会は本日、砂漠化に関するハイレベル会合を開催。世界の20億人が居住する乾燥地の保護が貧困の削減、および発展の展望を改善するとの観点から、行動の強化を図る必要を論じる。
女性と子どもを救う
「すべての女性、すべての子ども」の取り組みから一年が過ぎたきょう、この間の進捗状況について、「1600万人の命を救うために」と題する報告書が発表された。これを記念するイベントで、潘基文事務総長は演説し、女性や子どもを救うことが世界中のすべての人々のためにより良い生活をつくることになるとの旨を述べた。
アフガニスタン:ラバニ元大統領、暗殺
アフガニスタンの首都カブールにおいて、同国の平和と和解のため先頭に立って尽力していたラバニ元大統領が暗殺された。潘基文事務総長およびUNAMAはこの訃報を受けて、衝撃と悲しみを表明するとともに、平和のために働く人々に対する攻撃を強く非難した。
持続可能なエネルギーへの取り組み
潘基文事務総長はこのたび、すべての人のための持続可能なエネルギーに関するハイレベル・グループを設置した。同グループは世界各国の企業、政府、市民社会の代表で構成。

2011年09月19日

非感染症対策:総会、決議採択
国連総会は本日、ハイレベル会合を開催し、がんや糖尿病など非感染症疾患への対策に関する政治宣言を採択した。同会合には、30か国の首脳、100か国の閣僚が出席した。
イエメン:事務総長、過剰な武力行使を非難
ここ数日間、イエメンにおいて、同国政府が抗議デモに参加する非武装の市民を攻撃し、多数の死傷者がでた。潘基文事務総長は本日、声明を発し、政府による過剰な武力行使を強く非難した。
パレスチナ、国連加盟申請へ
パレスチナ暫定自治政府のアッバス議長は本日、潘基文事務総長と会談し、今週金曜日に、国連加盟のための申請書を提出する意向を知らせた。パレスチナは現在、国連において、オブザーバー資格を有している。
パキスタン:洪水被災者に支援
国連とパートナー諸機関はこのたび、ドナーに対し、パキスタン南部の大洪水被災者支援のための支援プラン(3億5,700万ドル規模)への資金拠出を訴えた。
リビア:UNSMIL代表、任命
潘基文事務総長はこのたび、国連リビア支援団(UNSMIL)の代表にイアン・マーティン氏を任命。同氏はまた、リビア担当事務総長特別代表を兼務する。UNSMILの設置はつい最近、安保理の決議採択によって決まった。

2011年09月16日

リビア:安保理、UNSMIL設置
安保理は本日、決議2009を全会一致で採択し、リビアの暫定政府の再建努力を支援すべく、国連リビア支援団(UNSMIL=United Nations Support Mission in Libya)を設置して、同国に派遣することを決めた。
MDGs:ギャップタスクフォース報告、発表
ミレニアム開発目標ギャップタスクフォースは本日、今年度の年次報告を発表し、MDGs達成のため、国際社会が貧困諸国への支援をさらに拡大する必要があると訴えた。
人権特別報告者、不健康食品の規制訴え
国連総会は来週、非感染症対策に関する会合を開催する。食糧に対する権利に関する人権特別報告者Olivier de Schutter氏は本日、不健康な食糧の規制への必要を指摘し、世界の首脳たちに対し、同会合の好機を逃さないよう訴えた。
ハイチ:安保理、情勢報告を聴取
マリアノ・フェルナンデス事務総長特別代表は本日、安保理でハイチ情勢について報告。同国の政治的緊張と不穏な経済社会状況が同国の安定に脅威を与えているとし、国際社会に対し、資金援助や開発活動を活発化するよう訴えた。
パキスタン:国連、洪水被災者に支援
洪水に襲われたパキスタンにおいて、500万近い人々が食料、シェルター、安全な水、健康関連サービスへのアクセスを緊急に必要としている。国連諸機関は現在、被災者への支援を拡大している。

2011年09月15日

国連総会:来週、一般演説へ
国連総会で来週、一般演説がスタートする。潘基文事務総長は本日、ニューヨーク国連本部で記者会見し、政治、経済、人道、環境などの分野について課題が山積する激動の時代に立ち向かっていく決意を述べた。
子ども死亡率、大きく減少
ユニセフ、WHOがこのたび発表した統計によれば、過去20年間で、一日に死亡する5歳未満の子どもの数は1200万人から760万人へと大きく減少した。しかし、ミレニアム開発目標(MDGs)が目標とする子ども死亡率の半減の達成にはまだほど遠い。
国連、国際平和デーを記念
今年は、国連平和デー(9月21日)の初記念から30年目。今年のテーマは、「平和と民主主義:あなたの声を届けよう」。本日、ニューヨーク国連本部においては、潘基文事務総長が「平和の鐘」を打ち鳴らした。
WFPとルクセンブルク、食糧支援協力へ
世界食糧計画(WFP)とルクセンブルクはこのたび、西アフリカの国々への食糧支援に関するパートナーシップ協定を締結した。WFPのシーラン事務局長は声明を発し、これによって、同地域の多くの人々に命が救われるとの旨を述べ、その意義を強調した。
安保理、コソボ情勢報告を聴取
エドモンド・ミュレ平和維持活動担当事務次長補は本日、安保理で演説し、コソボ情勢を報告。コソボ、セルビアの双方に対し、対話、和解、和平への取り組みを促すとともに、境界線をめぐる対立について一方的行動や武力行使を控えるよう求めた。

2011年09月14日

世界人口70億へ、啓発促進キャンペーン
世界人口が来月、70億人に達する見込み。国連は本日、各国政府、企業、メディア、個人などに対し、この機会に諸課題に向き合うよう促すべく、70億の行動(7 Billion Actions)と題した啓発促進キャンペーンをスタート。
安保理、ソマリア情勢報告を聴取
マヒガ事務総長特別代表は本日、安保理に対し、ソマリア情勢を報告。同国の移行期間を終わらせ、平和と安定を回復する方法に関する幅広い合意が同国の指導者たちの間に成立しているとの旨を述べ、政治的な対立への回帰は許されないとの明確なメッセージを送るよう促した。
中東和平プロセス:報告書、発表
ロバート・セリー中東和平プロセス特別調整官はこのたび報告書「パレスチナ国家建設:危うい成果」を発表。同報告によれば、パレスチナ自治政府は2年前にスタートした事業を達成したが、進展と膠着した政治プロセスの乖離が広がっている。
民間警備企業への外注契約、人権への脅威
「傭兵の使用に関する作業部会」のファイザ・パテル委員長は本日、人権理事会に対し、イラク、南アフリカ、赤道ギニアに関する報告を提出、演説し、傭兵や民間の軍事企業の一層の規制が受け入れ国および提供国で行われること、人権の尊重および人権侵害に関する説明責任が果たされることが必要であると訴えた。
パキスタン:豪雨の犠牲者、増え続ける
OCHAの最新情報によれば、パキスタンにおける豪雨によって、230人が死亡し、110万人が避難した。また洪水が450万エーカーの土地で氾濫し、110万棟の家が倒壊あるいは一部損壊した。

2011年09月13日

第66回総会、開幕
第66回国連総会が本日、開幕した。アルナセル総会議長(カタール)は冒頭演説し、今会期の4つの主要分野として、紛争の平和的解決、国連改革、災害防止・対応、持続可能な開発及び地球的繁栄の4つの概要を示した。
事務総長、サイバースクールで対話
潘基文事務総長は本日、フェースブック、ライブストリーム、ツイッターなどのSNSで、国連改革や中東紛争、貧困、食糧安全保障といった多岐にわたる問題について、世界各地から投げかけられた質問に答えた。事務総長がSNSを使って世界の市民との対話に臨むのは初めて。
マラリア:過去10年間で、死亡者減少
この10年間に、マラリアが原因で死亡した人は38%減少した。国連主導のマラリア根絶の取り組み(RBM)が発表した報告書「協力と成果の10年」によれば、蚊帳などの提供を通じて、とくに、子どもを中心として、100万人の命が救われた。
世界でアンフェタミン使用、増える
国連薬物犯罪事務所(UNODC)はこのたび報告書を発表し、エクスタシーやメッスなど、アンフェタミン系の覚せい剤の使用が世界中で広まっており、不正薬物の売買が犯罪組織を潤すことで、人びとの健康と治安に脅威が及ぶと警鐘を鳴らした。
イエメン:人権侵害の疑いに調査を
人権高等弁務官事務所がこのたびイエメンに派遣した人権ミッションは報告書を発表し、同国で今年の抗議デモ開始以降、人権侵害と疑われる行為が続く状況の調査を求めた。

2011年09月12日

シリア:人権理、調査委メンバー任命
国連人権理事会は本日、シリア政府によるデモ参加者への暴力的鎮圧を調査する委員会を構成する専門家メンバー3人を任命した。本日開幕した人権理の第18会期において、ピレー人権高等弁務官は演説し、信頼できる情報によれば、今年3月に騒乱が開始してから、これまでに2,600人が死亡したとの旨を報告した。
IAEA、原子力の安全への信頼回復に決意
今年3月の福島原発事故後、原子力発電所でつくられる電力の使用が減少していることに鑑みて、国際原子力機関(IAEA)は本日、原子力に対する信頼回復のため、今後、中心的な役割を担っていく決意を表明した。
事務総長、世界の市民と対話へ
総会一般討論の開始を来週に控えるなか、潘基文事務総長は明日、ソーシャルメディアを使って、世界の市民たちからの質問に答える。ニューヨーク現地時間で、午前11時から、1時間にわたって行われる。
ナイロビ:石油輸送用パイプラインで爆発
ケニアの首都ナイロビで、今朝、石油輸送用パイプラインが爆発し、多数の死傷者がでた。潘基文事務総長は声明を発し、遺族および同国政府、国民に対し、哀悼の意を表明した。
第65回総会、閉幕
第65回総会が本日、閉幕した。ダイス総会議長は閉会の言葉を述べ、今期において、開発関連の問題に多くの進展がみられたとするとともに、世界の人々の懸念に応えるために、国連の一層の取り組みが求められるとの旨訴えた。

2011年09月08日

9月8日は、国際識字デー
9月8日は、国際識字デー。潘基文事務総長はメッセージを発出。非識字は、貧困、人々の健康状況などを悪化させるとともに、コミュニティーを弱らせ、民主的プロセスを壊すとし、非識字の放置の代償は莫大であるとの旨を訴えた。
ダイス総会議長、最後の記者会見
第65回総会議長を務めたジョセフ・ダイス氏が本日、ニューヨーク国連本部で、総会議長としての最後の記者会見に臨んだ。同議長は、今総会で貧困削減、グローバル・ガバナンス、グリーン・エコノミー、持続可能な開発などに進展がみられたと述べた。
事務総長、オーストラリア訪問終える
潘基文事務総長、オーストラリアのシドニー大学で講演。地球環境を保護するためには、気候変動、水の枯渇、エネルギー不足、健康の問題、不安定な食糧事情、女性のエンパワーメントなど、さまざまな問題をつなぎあわせて考える必要があると訴えた。本日で、事務総長の一週間にわたる南太平洋4か国訪問が終わった。
パキスタンで自爆テロ
パキスタンのクエッタ市で自爆テロが発生し、多数の人々が死傷した。潘基文事務総長は声明を発し、多くの命が失われたことに悲しみを表明するとともに、テロ襲撃事件を強く非難した。
食糧価格、ほぼ変動なし
国連食糧農業機関(FAO)が本日、8月の食糧価格インデクスを発表。それによれば、世界の食糧価格は8月中、穀物と肉の価格がわずかながらに上昇したが、全体的にはほとんど変化がなかった。

2011年09月07日

太平洋諸島フォーラム、開催
ニュージーランドのオークランドで、太平洋諸島フォーラムが開かれた。国連事務総長として初めて同フォーラムに出席した潘基文氏は、参加国首相たちとともに声明を発し、気候変動が地域に及ぼす脅威を指摘しながら、温暖化ガス削減のための国際的な緊急行動の必要を訴えた。
障害者権利条約:締約国会議、開催
国連障害者権利条約・第4回締約国会議が開催された。ミギロ副事務総長は冒頭演説し、障害者があらゆる人権と基本的自由を享受しなければならないとしたうえで、それが社会全体の利益になると訴えた。同条約の締約国は現在、103か国。
スーダン:軍事攻撃の即時終結を
フランシス・デング事務総長特別顧問(ジェノサイド防止担当)、エドワード・ラック事務総長特別顧問(保護する責任担当)の2人は本日、スーダンのコルドファン州で続く同国政府による市民攻撃を即時に終結するよう訴えた。
インド高等裁判所で爆弾襲撃
インドの首都ニューデリーで本日、爆弾襲撃事件が起こり、多数の死傷者がでた。潘基文事務総長および安保理はそれぞれ声明を発出し、市民に対する無差別攻撃を強く非難した。
途上国で避妊具の安定供給を
国連人口基金(UNFPA)のGPRHCS ハイレベル会合に参集した、各国の健康および財政担当大臣、首脳夫人、国会議員たちは宣言を発し、女性の生命を救うため、避妊具の安定供給を確保した自発的な家族計画に最優先で取り組む必要があるとの旨を訴えた。

2011年09月06日

旧ユーゴ国際刑事裁、元国軍参謀長に有罪判決
旧ユーゴ国際刑事裁判所は本日、Momčilo Perišić元ユーゴ国軍参謀長を人道に対する罪に問い、有罪判決を下し、27年の禁固刑を科した。
リビア、支援の優先順位を提示
イアン・マーティン事務総長特別顧問(リビアのための紛争後計画担当)は本日、トリポリで記者会見し、同国の国民暫定評議会(NTC)が国連に対して、選挙、移行期における正義、国民和解など、支援が必要な分野を明示したとの旨を述べた。
国連諸機関、スーダン難民を支援
スーダンの青ナイル州から、およそ2万人が戦闘を逃れて、隣国エチオピアに流出した。UNHCR、ユニセフ、WFPなど国連諸機関は現在、これら難民への支援を急いでいる。
ソマリア支援会議、ロードマップを承認
ソマリアの首都トリポリで開催されていた、同国の移行終結に関する諮問会議はこのたび、ロードマップを承認し、来年8月に現移行政権が終わるまでに実施すべき優先事項を明確に描いた。
事務総長、ニュージーランド訪問
ニュージーランド訪問中の潘基文事務総長は本日、オークランド大学で講演し、気候変動、安全、経済危機、持続可能な開発、北アフリカ、中東など多岐にわたる問題を取り上げ、グローバルな協力の必要性を訴えた。

2011年09月05日

2011年9月5日
外交立て直し
まずは日米同盟の再構築だ
(読売新聞、2011年9月5日、社説、3面)

明確な国家間で輪郭ある外交を
-拓殖大学大学院教授 森本敏
(産経新聞、2011年9月5日、7面、正論)

2011年09月02日

ガザ:支援船攻撃事件、調査報告
昨年5月、ガザ支援船をイスラエルが攻撃し死傷者がでた事件について、調査報告が作成され、事務総長に提出された。報告書はイスラエルによる攻撃が過剰かつ不当であった、とした。調査団は4人構成で、ニュージーランドのパルメ元首相が団長を務めた。
スーダン:南コルドファン、青ナイルの戦闘終結を
潘基文事務総長は本日、スーダンの南コルドファンおよび青ナイルの両州における戦闘の即時終結を呼びかけるとともに、戦闘の影響を受ける地域への人道機関のアクセスを可能にするよう求めた。
ソマリア難民:国連諸機関、食糧援助を活発化
ソマリアから飢饉を逃れて、エチオピアに流出した難民の間で、栄養不良に苦しむ子どもたちが増えている状況に鑑みて、国連およびパートナー諸機関は現在、難民キャンプでの食糧配給を活発化している。
人道調整官、リビア入り
リビアにおいては、最近の戦闘によって基礎的サービスが崩壊し、いまだ不安定な情勢が続いている。そうしたなか、リビアを担当するPanos Moumtzis人道調整官が昨日、首都トリポリに国連事務所を再設置すべく、人道チームを率いて、同国に入った。
ソマリア:モガディシュで諮問会議、開催へ
次の日曜日、ソマリアの首都モガディシュで、移行終結に関する諮問会議が開催される。同国政府、議会、地域当局の今後12か月に達成すべき重要課題の概要を示す工程表の承認が期待される。日程は3日間。マヒガ事務総長特別代表はこの会議が同国の平和と安定の確保に重要な意義をもつとの旨を述べた。

2011年08月29日

ナイジェリア:国連、活動継続の決意
ナイジェリアの首都アブジャで国連施設が襲撃された事態を受けて、ミギロ副事務総長は週末、国連安全対策担当事務次長とともに、同地を訪れ、事件現場を視察するとともに、生存者らと面会し、国連が同国における活動を継続していく決意を述べた。
鳥インフルエンザ:FAO、準備呼びかけ
鳥インフルエンザの変種ウイルスがアジア地域に広がる兆しがみられるなか、国連食糧農業機関(FAO)はこのたび、警戒を呼びかけ、準備態勢をさらに整えるよう訴えた。
カンボジア特別法廷、被告の健康状態の審理
カンボジア特別法廷はこのたび、ジェノサイドや拷問など戦争犯罪で起訴されている高齢者の被告2人について、裁判を受けられる健康状態にあるかどうかを決めるための審理を開始した。
核実験に反対する国際デー
9月29日は、核実験に反対する国際デー。潘基文事務総長はメッセージを発出し、核実験の自発的停止だけでは十分でないとし、包括的核実験禁止条約(CTBT)の未批准国に対し、早急に批准するよう訴えた。
リビア:ユニセフ、飲み水の輸送へ
リビアの首都トリポリにおいて、騒乱状態により飲み水の供給が断ち切られ、住民の健康が維持できず、疾病の発生が恐れられている。そうした状況の下、ユニセフは本日、9万本のペットボトル水の追加提供を開始する。なお、先週配給したペットボトルは2万3000本。

2011年08月26日

ナイジェリアで国連施設、襲撃
ナイジェリアの首都アブジャで今朝、26の国連機関が事務所を構える建物が襲撃され、多数の負傷者がでた。潘基文事務総長はこの襲撃事件を強く非難する声明をだした。
リビア:再建支援に国連ミッション派遣を
潘基文事務総長は本日、アフリカ連合(AU)、アラブ連盟、イスラム協力寄稿(OIC)、欧州連合(EU)の代表たちとテレビ会議を行い、リビアの緊急援助、民主化移行を支援するよう訴えた。
安保理、平和維持活動強化の方策を探る
安保理は本日、平和維持活動の能力改善のための措置について討議した。潘基文事務総長は席上演説し、世界各地に10万人が展開する平和維持活動の複雑なニーズに見合う、より一層の柔軟性と資金の必要を訴えた。
HIV/エイズ:アジア太平洋で重大な局面
UNAIDSはこのたび報告書を発表し、アジア太平洋において、エイズ禍への対応が著しい展開を見せているものの、より一層の取り組みが継続的に必要であるとの旨を述べた。
南スーダン:平和維持兵、派遣開始
南スーダンのジョングレイ州で一週間前に始まった民族間の武力衝突で少なくとも600人が死亡した事態を受けて、UNMISSはこのたび平和維持兵および文民専門家たちを同地域に派遣し始めた。

2011年08月25日

リビア:資産凍結解除への動き
イスタンブールで会合を開いたリビア・コンタクト・グループはこのたび最終コミュニケを発し、安保理に対し、国民評議会が政府樹立するのを可能にすべく、資産凍結の制裁を解除するよう促した。同グループは国連、EU、NATO、アラブ連盟、イスラム会議機構、湾岸協力会議で構成される。
無国籍:UNHCR、啓発キャンペーン開始
8月30日は、無国籍の削減に関する条約(1961年)の採択50周年。国連難民高等弁務官事務所は(UNHCR)は本日、世界各地で無国籍者1200万人が雇用や教育を受けられずにいる状況について、世界の人々の関心を高めるべく、啓発キャンペーンをスタートした。
ソマリア:資金拠出誓約会議
飢饉に襲われるソマリアのための資金拠出誓約会議がエチオピアの首都アディスアベバで開催。ミギロ副事務総長は会議に出席、演説し、現在の危機は単なる飢餓に限定したことではなく、人々の健康、保護、生活の問題に深く影響を及ぼすおそれがあるとの旨述べた。
UNEP、グリーン・エコノミーを報告
国連環境計画(UNEP)はこのたびグリーン・エコノミー報告を発表し、毎年1980億ドル(世界のGDPの0.16%)を投資すれば、4年以内に水不足を解消し、安全な飲料水と衛生にアクセスできない人の数を半減することができるとの旨を述べた。
イラク湿地帯に関する報告、発表
水に関する国連タスクフォース、ユネスコ、国連イラク支援団(UNAMI)はこのたび、「湿地帯の変化を管理する:イラクの重大な課題」と題する報告書を発表し、イラクの湿地帯の持続可能な利用の重要性を訴えた。

2011年08月24日

UNCTAD報告:パレスチナの失業率、高く
国連貿易開発会議(UNCTAD)はこのたびパレスチナ人への支援に関する年次報告を発表。報告によれば、パレスチナ占領地の経済は昨年、9.3%の成長を遂げたが、拡大は十分とは言えず、地域の失業率は30%を記録した。
アフリカの角:明日、資金拠出誓約会議へ
明日、アディスアベバで、AU主催の下、「アフリカの角」地域のための資金拠出誓約会議が開催される。ミギロ副事務総長はUNラジオのインタビューに応じ、各国政府、公機関、NGOs、民間セクターなど、すべての関係者が食糧危機に対応すべく、役割を果たさなければならないとの旨を訴えた。
パキスタンで、ジャーナリスト殺害
パキスタンにおいて8月14日、現地のジャーナリストが銃で撃たれ死亡した事件について、ユネスコのボコバ事務局長は本日、非難する声明を発し、犯人を逮捕し裁判にかけるよう求めた。
ハイチ:ハリケーンの深刻な被害なし
ハイチに上陸したハリケーン「アイリーン」は深刻な被害をもたらすことなく立ち去った。被害は同国北部だけにとどまり、OCHAは緊急合同センターの活動を停止した。
コンゴ難民:食糧援助資金、不足
世界食糧計画(WFP)は資金不足のため、9月1日から、コンゴ民主共和国からルワンダに流出した難民たちに配給の量を半分に減らさざるを得なくなった。

2011年08月23日

シリア:人権理事会、調査団派遣を決定
人権理事会は本日、決議を賛成33、反対4、棄権9で採択し、シリア当局による人権侵害の継続を強く非難し、全ての暴力を即時に終結するよう求めた。さらに、同国政府による平和的デモの武力弾圧下での人権侵害の疑いを調査すべく、独立調査団の派遣を決定した。
パキスタン人女性警察官、表彰される
今年度の「国連女性警察平和維持要員賞」の受賞者はパキスタン人の女性警察官、Shahzadi Gulfam氏。同氏は現在、国連東ティモール統合ミッション(UNMIT)の国連警察チームリーダーを務めている。
リベリアで、憲法改正の国民投票
リベリアにおいて、憲法改正に関する国民投票が実施された。Ellen Margrethe Løj事務総長特別代表は昨日、UNMILラジオとのインタビューに応じ、2003年の内戦終結後の和平プロセスにおける分水嶺としての歴史的な意義を訴えた。
南極のオゾン層破壊の兆し
世界気象機関(WMO)はこのたび、今年初の「南極オゾン報告」を発表し、南極のオゾン層破壊の兆しが再び現れはじめているとの旨を述べた。
8月23日は、奴隷廃止デー
8月23日は、奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー。ユネスコのボコバ事務局長はメッセ―ジを発し、過去の反省のうえに立ち、人種的差別や偏見との闘いを進めなければならないと訴えた。

2011年08月22日

リビア:事務総長、平和的な権力移譲促す
リビアのカダフィ政権がまもなく崩壊する見込みが高くなったとの報を受け、潘基文事務総長は円滑で平和的な権力移譲を求めるとともに、同国に対する国連の支援を約束した。
シリア:人権理事会、特別会合
人権理事会は本日、特別会合を開催し、シリア政府による平和的デモの暴力的弾圧を調査すべく、調査団を緊急派遣する問題について討議した。ピレー人権高等弁務官は冒頭演説し、人道に対する罪を犯した者に説明責任を果たさせることの重要性を訴えた。
南スーダン:暴力の連鎖に終止符を
国連南スーダンミッション(UNMISS)のジョンソン代表は本日、プレスリリースを発し、ここ数日間、民族同士の争いによって、南スーダンで多数の死傷者がでている事態に憂慮を表明し、暴力の連鎖に終止符を打つよう求めた。
タイ:女性と子どもの人身売買が増加
女性と子どもの人身売買に関する国連人権特別報告者は12日間に及ぶタイ訪問を終えるにあたって声明を発し、同国で増加する人身売買への効果的取組を求めるとともに、問題の背景には腐敗が根深く関係しているとの旨を指摘した。
ハイチ:国連、ハリケーンに備え
ハリケーン「アイリーン」のハイチへの上陸が今夜、予想されるなか、OCHAは現在、MINUSTAHと協力し、同国における緊急対応の態勢をつくり。準備を整えている。

2011年08月19日

世界人道の日
8月19日は、世界人道の日。3年前、国連総会が決議を採択し、この国際デーを宣言した。潘基文事務総長はメッセージを発し、世界各地で恵まれないひとのために命を落とした、あるいは現在働いている人道活動家たちに敬意を表明した。
シリア:パレスチナ難民に緊急支援
ここ数日間、シリアから、多数のパレスチナ難民たちが政府の暴力的弾圧を逃れて、流出している。国連パレスチナ難民救済機関(UNRWA)は現在、これら難民に緊急支援を提供している。
ソマリア:災害疲れ
世界人道の日を記念して、ユニセフのレイク事務局長は国連本部で記者会見し、国際社会に対して、災害疲れによって感覚を麻痺させず、ソマリアで飢える39万人の子どもたちを救うよう訴えた。
アフリカ象の保護:新規の信託基金立ち上げ
「絶滅の危機に瀕する動植物の国際取引に関する条約(CITES)」の常設委員会が閉幕した。今会期においては、アフリカ象の保護のための信託基金の設置が決められた。
パキスタンで自爆テロ
パキスタン北西部のイスラム寺院で、自爆テロが発生し、40人以上が死亡し、少なくとも100人が負傷した。潘基文事務総長は声明を発し、この自爆テロを強く非難した。

2011年08月18日

国連報告書:シリアのデモ鎮圧は人道に対する罪の可能性
国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は報告書を発表し、シリア政府が自国民に対して行っている“広範囲かつ計画的な”弾圧は人道に対する罪の可能性があり、国際刑事裁判所(ICC)の捜査に値するとした。民主化を求める運動が始まってからの5カ月間で、シリアでの死者は2,000人にのぼるとされている。
国連事務総長、イスラエル南部でのテロを非難
潘基文事務総長は、少なくとも6人の死者と多数の負傷者を出したとされるイスラエル南部での連続テロを強く非難した。そして、犯人を速やかに特定し適切な制裁を求めるとともに、事態悪化の可能性を考慮して慎重な行動を呼びかけた。
アフリカの角:緊急支援と将来への投資を
アフリカ東部で深刻化する飢きんへの対応策を協議するため、国連食糧農業機関(FAO)の緊急閣僚会合がローマで開かれた。緊急の支援活動と同時に、被害を受けた地域が将来の干ばつに対応できるようにするため、農業への投資が重要であることが強調された。
安保理、中央アフリカの治安改善のための協調を呼びかけ
安保理は、国連中央アフリカ地域事務所(UNOCA)に対し、他の諸機関と協調して地域の安全保障上の課題、とりわけ小型武器の非合法取引や国境警備などを解決していくよう求めた。
コソボ:戦争犯罪の重要参考人、国連の法廷に受け渡し
オランダ当局は、前コソボ首相の人道に対する罪をめぐる裁判で証言を拒否したとされる重要参考人のシェフチェト・カバシ氏の身柄を旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷に引き渡した。法廷側はカバシ氏の証言が再審において重要になるだろうと述べた。

2011年08月17日

アフリカの角:国連、援助活動の拡大を呼びかけ
アモス人道問題担当事務次長がソマリアを含むアフリカの角地域で発生している飢きんに対応するための支援拡大を要請した。国連とそのパートナーによる支援活動は加速化しているとしながらも、飢餓状態にある約320万人を救うには約12億ドルの資金が未だに必要だと述べた。
シリア:国連特別代表、‘過度で致命的な武力行使’に警告
クマラスワミ特別代表がシリア国内で行われている市民デモに対する政府の武力行使を強く非難した。過去5カ月で子どもを含む約2,000人もの市民がデモ弾圧を目的とした政府の攻撃で命を落としている。
ソマリア:外傷外科医が象徴する国連の人道的役割
紛争により多くの市民が傷つくソマリアで、外傷外科医として尽力するエジプト人医師オマール・サレ氏。設備も不充分な土地での医療にもどかしさを感じつつも、「人を救う」という人道支援の根本を実現したいと、世界人道の日(8月19日)を前に語った。
レバノン:ハリリ元首相暗殺事件の告訴内容を公開
国連が2005年に設置した「レバノン特別法廷」の裁判官の一人が、ハリリ元首相暗殺の容疑者4名の告訴内容の公開を命じた。未公開部分もあるものの、今回公開された内容には事件に至るまでの経緯が含まれていた。
潘事務総長、マラウイでの‘交渉に向けての前進’を歓迎
潘基文事務総長は、先月発生した死者を伴う衝突を受け国連が促進した会議において、マラウイ政府と市民社会団体による共同声明が調印されたことを歓迎した。事務総長は死者に対し悲しみを表し、平和的手段によって変化がもたらされることを求めた。

2011年08月16日

ソマリア難民の死亡率、増加
UNHCRによれば、ソマリアから飢餓を逃れてエチオピアに流出した難民の死亡率が深刻なレベルで増大している。栄養不良は引き続き、最大の憂慮事項であるものの、最近の死亡率増加については、はしかが原因であると疑われる。
国連、イスラエルの入植住宅建設計画を非難
イスラエルがこのたび、パレスチナ占領地域に新しい入植住宅建設を進める計画を発表。国連、EU、米国、ロシアで構成する外交カルテットはこの動きに深刻な憂慮を表明した。
リビア、チュニジアからの人々の流出続く
UNHCRによれば、リビアとチュニジアからの人々の流出は依然続いている。週末には、この2国から約2000人がイタリアのランペドゥサ島に到着した。
CITES締約国会議、開催
「絶滅の危機に瀕する野生動植物の不正取引に関する条約」の締約国会議・常設委員会が5日間の会期をスタート。象牙やサイの角などの密漁が増えている事態に対応すべく、新規の資金調達メカニズムなどを検討する。
アゼルバイジャンで人権擁護家の施設破壊
アゼルバイジャンで人権擁護活動を遂行する複数のNGOが入る施設が11日、破壊された。人権高等弁務官事務所のスポークスマンは記者会見で、憂慮を表明した。

2011年08月11日

模擬国連世界大会:次世代リーダーに世界貢献を呼びかけ
潘基文事務総長は、韓国・仁川で開催の第3回模擬国連世界大会に集った学生代表に、貧困削減やより持続可能な社会の構築などグローバルな課題に積極的に取り組んでいくよう激励した。
コートジボワール:裁判なしの死刑執行
過去1カ月で26件の裁判なしの死刑執行、100件以上の人権侵害が報告された。国連コートジボワール・ミッション(UNOCI)は不法逮捕や拘留、恐喝といった人権侵害に加え、軍と村の若者らによる武力衝突にも懸念を示している。
東エルサレム:イスラエルによる住宅地開発計画を非難
中東和平プロセスを担当する国連特別調整官は、イスラエルによる東エルサレムでの新たな住宅地開発計画が事実であると確認されれば、挑発的行為であり、進行中のパレスチナとの和平交渉再開への国際的努力を妨げるとして警鐘を鳴らした。
リビア:全ての当事者が政治的解決に従事を
潘基文事務総長は、リビアの紛争終息に向けた政治的交渉の膠着を指摘した上で、リビア首相との電話会談の中で国連特使の意見にもっと耳を傾けるよう促した。リビアでは政治的混乱により、2月からこれまでに630,000人が国を離れ、200,000人が国内避難民となっている。
アフリカの角:援助動員についてボノ氏と協議
潘基文事務総長は、アイルランドのロック歌手で、貧困削減を目指すONEキャンペーンのリーダーであるボノ氏と、アフリカの角で起こっている飢きんへの国際支援の必要性を話し合った。救済基金集めの強化や、ソマリアの政治対話への協力の重要性などを確認した。

2011年08月10日

アカデミック・インパクト・フォーラム、韓国で
本日、韓国の首都ソウルで、国連アカデミック・インパクト・フォーラムが開催。潘基文事務総長は世界の学術界に対し、世界各地の飢餓や栄養不良の問題への解決策を模索し、持続可能な開発や相互理解を通じた寛容の促進のため、アイデアをだすよう訴えた。
ルロイ事務次長、退任日
ルロイ平和維持活動担当事務次長が本日付けで、国連を退任する。国連ニュースセンターのインタビューに応じたルロイ氏は、国連平和維持活動の需要が今後5年間さらに高まり続けるだろうとの見通しを述べた。
栄養不良に関するウェブサイト、開設
世界保健機関(WHO)はこのたび、各国政府や保健衛生に従事する人々に向けて、栄養不良に関するガイダンスを提供するウェブサイトを開設した。同サイトの名称はeLENA(e-Library for Nutrition Actions)。
アフリカの角:食糧価格の高騰により、危機悪化
世界食糧計画(FAO)は8月の食糧価格モニターを発表し、「アフリカの角」地域における穀物及び牛乳の価格の高騰によって、推計1,240万人の苦境がさらに悪化している状況を示した。
国連特使、ソマリアへの支援訴え
安保理は本日、ソマリア情勢報告を聴取。マヒガ事務総長特別代表は首都モガディシュからビデオ・リンクを通じて、安保理に報告し、ここ最近、政治、軍事における改善がみられるなか、今こそ、ソマリアを援助するときだと訴えた。

2011年08月09日

事務総長、韓国入り
潘基文事務総長は本日、3日間にわたる日本訪問を終え、韓国に入った。日本滞在中、事務総長は福島を訪問。また、管首相のほか、松本外相、北澤防衛相らと会談した。
アフリカの角:国連、飢饉への対応
国連は現在、「アフリカの角」地域の飢饉への対応を図っている。緊急対応としては食糧の搬送を行い、長期的対策としては農業復興に向けた措置を講じていく。
8月9日は先住民デー
8月9日は、世界の先住民のための国際デー。潘基文事務総長はメッセージを発し、世界に対し、世界の先住民たちの文化遺産や伝統的知識などを尊重するよう促した。
イエメン:安保理、状況悪化に懸念
安保理議長は本日、報道声明を発し、イエメンの経済及び人道状況の深刻化、さらにアルカイダの脅威などによる治安の悪化に重大な懸念を表明した。
ダルフール:国連、援助物資を搬送
国連人道援助諸機関は現在、紛争の継続により外部援助から断ち切られたダルフール西部の山岳地帯に食糧および医療品などを搬送すべく努力している。

2011年08月08日

事務総長、福島訪問
潘基文事務総長は本日、福島を訪問。県内の避難所や高校を訪れ、津波や地震、原発事故の被災者に対し、世界の応援メッセージを伝えた。また、被災者は事務総長に対し、同様の原発事故の防止を心から願っている旨を表明した。
イラク:人権状況、依然深刻
国連イラク支援団(UNAMI)と国連人権高等弁務官事務所(UNHCR)はこのたび共同で、2010年のイラク人権情勢報告を発表した。同報告によれば、少数者、女性、子どもたちを中心に、依然として、多くのイラク人たちの人権が侵害されている。
ソマリア:UNHCR、緊急援助物資を空輸
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は本日、ソマリアの首都モガディシュに緊急援助物資を空輸した。同事務所がモガディシュに物資を空輸するのは5年ぶり。
リビア:NATO、テレビ局を攻撃
北大西洋条約機構(NATO)がこのたびリビアの国営テレビ局を攻撃し、死傷者がでたことについて、ユネスコのボコバ事務局長は本日、声明を発し、強く非難した。
ダルフール:安保理、UNAMID襲撃事件を非難
スーダンのダルフールにおいて、先週金曜日、UNAMID兵士が巡回中に襲撃され、一人が死亡、1人が負傷した。安保理議長は報道声明を発し、この襲撃事件を最も強い調子で非難した。

2011年08月05日

シリア:国連人権専門家ら、暴力の停止訴え
シリアにおいて政府が抗議デモの武力鎮圧を続けている事態を受け、国連人権専門家たちは合同でニュースリリースを発し、同国政府に対し、暴力の即時に停止し、平和的な対話を行うよう訴えた。
南ダルフール:国連車両襲撃され、平和維持兵死亡
南ダルフールにおいて、UNAMID車両が襲われ、平和維持兵1人が死亡、他1人が重傷を負って、病院に運ばれた。UNAMIDが2008年にAUの任務を引き継いでから、これまでに敵対的行為のために命を落とした要員は30人にのぼる。
ソマリア:子ども難民に栄養補助食品
ユニセフの緊急栄養専門家はUNニュースセンターのインタビューに応じ、現地での援助活動を説明。同専門家によれば、飢餓に襲われるソマリアから多数の子どもが流出して、ケニアとエチオピアの難民キャンプに滞在するなか、栄養補助食品が子どもたちの命を救うのに死活的な役割を果たしている。
コートジボワールでバス転覆、PKOが救出支援
コートジボワールのアビジャンでバスが転覆、潟湖に落下し、46人が死亡した。国連コートジボワール・ミッション(UNOCI)は事故現場に救急車や特別部隊を派遣するなどして、地方当局を支援した。
レイキャビク、「文学の都市」に認定
ユネスコはこのたびアイスランドの首都レイキャビクの文学遺産の保全、促進努力を称え、同都市を「文学の都市」に認定した。これまでに4つの都市―エディンバラ、メルボルン、アイオワ、ダブリンーが同都市に認定されている。

2011年08月02日

シリア:街頭デモで、多数の死傷者
シリアにおいて治安部隊が街頭デモに武力を使って攻撃し、この数日間で、参加者145人以上が死亡した。ピレー人権高等弁務官はこの報に驚愕し、同国政府に対し、暴力的行為の停止を求めるとともに、事実調査団の受け入れを促した。
スーダン:アビエィ地雷爆裂、PKO兵が死亡
スーダンのアビエィ地区に埋設された地雷が爆破し、巡回中の平和維持兵4人が死亡した。現在、同地区には国連アビエィ暫定治安軍(UNISFA)が展開中。殉死の兵士はエチオピア部隊の所属。
アフリカの角:ユニセフ、空輸割引求める
国連援助諸機関が「アフリカの角」の人道危機事態への対応を活発化するなか、ユニセフはこのたび、航空会社に対して、食糧援助物資の空輸コストの割引を求めた。これまでに、英国航空、ルフトハンザ、UPSバージン、カーゴルックスの4社が無料あるいは割引での空輸に合意している。
事務総長、日本、韓国訪問へ
潘基文事務総長は8月7日-9日、日本を訪問する。滞在中、福島にも訪れ、地震、津波の被災状況を視察する予定。東京においては、管首相や松本外相らと会談する。日本のあと、韓国を訪れ、仁川で開かれるグローバル模擬国連に出席するほか、ソウルでアカデミック・インパクト・フォーラムに参加し、冒頭演説する。
地中海で津波警戒システム、初試行
大西洋北東部、地中海などの津波早期警戒システムの初試行が来週、実施される。国連の後援の下、31か国が参加する。これらの地域では、アジア太平洋と比べて、頻度は少ないものの、長年にわたって活発な地震活動が続いている。

2011年08月01日

ソマリア:飢饉拡大の恐れ
エイモス人道問題担当事務次長は本日、ニューヨーク国連本部で記者会見し、十分な援助資金が提供されない限り、ソマリアの飢饉は拡大する恐れがあると訴えた。
イスラエル、レバノン国境沿いで銃撃戦
今週月曜日、イスラエル、レバノン国境沿いで、両国軍隊による銃撃戦が繰り広げられた。現在、銃撃戦はすでに停止し、状況は落ち着いている。UNIFILは銃撃戦に関して調査を開始している。
国連特使、イスラエルに自制を呼びかけ
本日、ラマラ近郊の難民キャンプで、イスラエル軍が攻撃をしかけ、パレスチナ人2人が死亡した。ロバート・セリー中東和平プロセス担当特別調整官は深い憂慮を表明するとともに、イスラエル当局に対し、最大限の自制を呼びかけた。
世界母乳育児週間(8月1日―7日)
8月1日から7日は世界母乳育児週間。国連及びパートナー諸組織は、SNSやブログなど多様なメディアを使って、母乳の効果を世界の人々に広く訴える。
西岸:イスラエル規制で、追い出されるパレスチナ住民
OCHAはこのたび報告書を作成、発表し、西岸のC地域においてイスラエルが課す規制により、パレスチナ人住民が同地域を離れざるを得ない状況が生まれていると明らかにした。

2011年07月29日

アフリカの角:国連、さらなる資金拠出求める
エイモス国連人道問題担当事務次長はこのたび、干ばつに襲われる「アフリカの角」地域で飢餓に直面する約1200万人を支援すべく、14億ドルの追加的援助資金の拠出を求めるアピールを発した。
レバノン:特別法廷、容疑者の名前を公表
レバノン特別法廷は本日、ハリリ元首相暗殺事件の容疑者4人の名前や写真などの情報を公表した。4人の逮捕状は7月8日に発行され、レバノン当局は8月11日までに進捗状況を報告することを求められている。
スリランカ:人権擁護家、遺体で見つかる
スリランカにおいて、昨年2月から行方不明になっていた人権擁護活動家が昨日、遺体で発見された。国連人権高等弁務官事務所は本日、声明を発し、迅速な事件調査と犯人訴追を求めた。
女子差別撤廃条約委、第49会期を終了
女子差別撤廃条約委員会、第49会期を終了。シルビア・ピメンタル委員長はニューヨーク国連本部で記者会見し、一部の国々で女性の地位向上に進展が見られたものの、依然として女性に対する差別は執拗に続いているとの旨を述べた。今期は、コスタリカ、ジブチ、エチオピア、イタリア、ネパール、韓国、シンガポール、ザンビアの定期報告を審査した。
スーダン・南スーダン特使、任命
潘基文事務総長は本日、メンケリオス前事務総長特別代表(兼UNMIS代表)を新たに設置されたスーダン・南スーダン特使に任命した。UNMISは南スーダンが独立した7月9日に任期満了を迎えた。

2011年07月27日

7月28日は世界肝炎デー
国連は明日、世界肝炎デー(7月28日)を初めて祝賀する。同国際デーの祝賀は2008年、NGOの世界肝炎連合によって始められた。現在、世界中で3人に一人が肝炎に罹患しているといわれる。
スーダン:安保理、情勢報告を聴取
アラン・ルロイ平和維持活動担当事務次長は本日、安保理でスーダン情勢について報告。国連アビエィ暫定治安軍(UNISFA)の兵士500人がこれまでにアビエィ地域に展開し、対立する勢力は戦闘回避に努めている様子がみられ、また平和維持活動の展開を容易にすべく、撤退に前向きな姿勢を示していると述べた。
パキスタン:洪水被害者、支援継続が必要
国連食糧農業機関(FAO)は本日、ニュースリリースを発し、昨年、パキスタンで洪水の被害を受けた人々が引き続き、生活の立て直し、食糧生産改善、所得向上などの援助継続を必要としていると訴えた。
軍縮:国連総会、討論
国連総会は本日、昨年の「軍縮会議に関するハイレベル会合」フォローアップ会合を開催。潘基文事務総長は演説し、軍縮会議の膠着状態が続いていることを指摘し、有識者パネルや総会アドホック委員会の創設など、現状を打破するための提案を行った。
水と衛生:国連総会、討論
国連総会は本日、本会合を開催し、水と衛生への権利を討論。ダイス総会議長は冒頭演説し、水と衛生への権利の実現は貧困削減、子どもの健康などの歩みを進めるためにも必要であるとの旨を訴えた。昨年7月、国連総会は決議を採択し、安全できれいな水及び衛生へのアクセスが大切な人権のひとつであることを宣言した。

2011年07月26日

ソマリア飢饉:首都モガディシュをめざす避難民
UNHCRによれば、飢饉に襲われるソマリア南部から、この2か月間で、約10万人に上る避難民が食糧、水などを求めて、首都モガディシュに流出した。また、近隣国(エチオピア、ケニア)に流出する避難民も多い。
中東:安保理、情勢報告を聴取
ロバート・セリー中東和平プロセス特別調整官は本日、安保理会合で中東情勢を報告した。
イスラエル・パレスチナ紛争の政治プロセスが非常に困難なこう着状態に入ったと指摘。そして、当事者に対し、二国家樹立による解決に向けた努力を求めるとともに、国際社会に対し、支援を提供するよう要請した。
ノルウェーテロ:イスラムとの結びつけ、偏見
先週、ノルウェーでのテロ発生後、イスラムの犯行を疑う報道がなされたことについて、ハイナー・ビーレフェルト人権特別報告者(宗教の自由担当)は本日、偏見と固定観念の顕著な例であるとの旨を述べて、警告を発した。
レバノン:UNIFIL、襲撃される
レバノンにおいて、UNIFIL要員の乗った車列が襲撃され、兵士5人が負傷した。潘基文事務総長、安保理はそれぞれ声明を発し、この襲撃事件を非難した。
UNCTAD、世界投資報告を発表
国連貿易開発会議(UNCTAD)が本日、今年度版の世界投資報告を発表。世界の工業生産と貿易はすでに2008年の世界金融危機のレベルに戻ったが、昨年の海外直接投資の伸びが追いついていないとの旨を指摘した。

2011年07月25日

青少年:国連総会、ハイレベル会合
国連総会は本日、青少年に関するハイレベル会合を開催。会期は2日間。「青少年:対話と相互理解」をテーマとして、今年8月12日に幕を閉じる「国際青年年」を記念する。
アフリカの角:事務総長、長期的支援を訴え
国連は本日、ローマで、「アフリカの角」・閣僚級支援会合を招請。潘基文事務総長は会合にメッセージを寄せて、「アフリカの角」で干ばつによる飢餓に苦しむ人々への緊急援助とあわせて、同地域の食糧安全保障を高める長期的取組みが必要であるとの旨を訴えた。
リビア:緊急人道援助の必要な地域、明らかに
国連援助諸機関はこのたび、リビアの首都トリポリを訪れ、人道状況を視察した調査結果を発表した。報告は、同国で引き続く紛争によって負傷した人々の治療など、緊急援助が必要とされる地域を明確化した。調査団が現地に入るのは4回目。
コンゴ:コレラ禍、広がる
世界保健機関(WHO)によれば、コンゴ民主共和国において、今年3月にその発生が報告されたコレラ感染が広がり続け、現在までに、少なくとも3,896人が感染し、265人が死亡した。先月には、隣国コンゴ共和国でも、同疾病の感染者がでたとされる。
ミャンマー:事務総長、政治犯の解放訴え
ミャンマーにおいてアウン・サン・スーチー氏と政府閣僚の会談が行われたことについて、潘基文事務総長は歓迎の意を表明するとともに、同国政府に対して、政治犯の早期解放を訴えた。

2011年07月22日

ソマリア:事務総長、資金拠出求める
潘基文事務総長は本日、米ロサンジェルス・タイムズ紙に寄稿し、国際社会に対し、深刻な干ばつに襲われたソマリアへの援助資金16億ドルを拠出するよう求めた。
ノルウェーでテロ、国連、非難声明
ノルウェーの首都オスロでテロが発生し、多数の死傷者がでた。潘基文事務総長、ダイス総会議長はそれぞれ声明を発し、テロを非難するとともに、遺族およびノルウェー政府に哀悼の意を表明した。
水と衛生:ゲイツ財団が寄付
水と衛生:ゲイツ財団が寄付
ビル&メリンダ・ゲイツ財団がこのたび水と衛生の観点から、世界のトイレ改善に4200万ドルの寄付を行うことを発表した。アルブケルケ人権特別報告者(水と衛生担当)は本日、世界の衛生問題の解決には単に技術だけではなく、啓発や教育などソフト面の取り組みが必要であるとの旨を述べた。
コンゴ:大量レイプ報告書
コンゴ民主共和国の北キブ州で昨年12月から今年1月にかけて大量レイプ事件が起こった問題について、国連合同人権事務所(UNJHRO)がこのたび調査報告を発表した。同報告は国軍兵士たちがレイプを行ったと明らかにし、その訴追を要求するとともに、同国政府に対し、被害者たちを報復から保護するよう求めた。
ダルフール:安保理、情勢報告を聴取
イブラヒム・ガンバリ特別代表(UNAMID合同代表)はこのたび安保理で、ダルフールの情勢報告を行い、ダルフールの人々に正常の生活を取り戻すときがきたとして、包括和平の早期成立に向けた努力の倍加を求めた。

2011年07月21日

アフリカの角:援助活動、活発化
世界食糧計画(WFP)はこのたび、数日以内にソマリアへの食糧搬入をスタートする予定を発表した。WFPによれば、現在、新規の陸路、空路での搬入ルートの開設準備を進めている。
マラウイで街頭デモ、市民に死傷者
マラウイで燃料不足に抗議するデモが起こり、参加者と治安部隊の間で暴力的な衝突事件に発展し、多数の死傷者がでた。潘基文事務総長は声明を発して、平和的な対立の解決を求めた。
ニジェール:子どもの栄養不良に国際支援を
ユニセフはこのたび、ニュースリリースを発し、ニジェールにおいて、子どもの栄養不良が深刻化しているとし、同国政府に対する国際支援の必要を訴えた。
男性の割礼、エイズ予防に効果
国連エイズ合同計画(UNAIDS)はこのたび、男性の割礼がエイズ予防に効果を生むことを示す研究データに歓迎の意を表明した。この研究は南アフリカのオレンジ・ファームで実施され、男性の割礼によってHIV感染率が大幅に減少したことが明らかになった。
レバノン:安保理、情勢報告を聴取
レバノン担当特別調整官のマイケル・ウィリアムズ氏は安保理でレバノン情勢を報告し、イスラエルとヒズボラとの停戦をもたらした決議1701(2006年)は過去5年間にわたり概ね尊重されてきたが、恒久停戦に向けた歩みは緩慢であるとの旨を述べた。

2011年07月20日

ソマリア南部:国連、飢饉宣言
国連はこのたび数十年ぶりの最悪の干ばつに襲われたソマリア南部の2つの地域について、飢饉を宣言し、国際社会に対し、緊急支援を求めるアピールを発した。国連がソマリアの飢饉宣言をだすのは1991-92年以来初めて。
国連、4億ドル超の援助資金求める
国連援助諸機関はこのたび、国際社会に対し、今年後半、世界各地で人道援助活動を遂行するために必要な資金として、計43億ドルの拠出を求めた。今年最初に拠出を求めた資金のうち、これまでに集まったのは45%。なお、当初、2011年に必要な金額は74億ドルとされたが、その後、79億ドルへと上方修正。
旧ユーゴ国際刑事裁:最後の容疑者、逮捕
クロアチア紛争下の戦争犯罪容疑で起訴されていたセルビア人勢力指導者(当時)のゴラン・ハジッチ氏がこのたび逮捕された。同氏は旧ユーゴ国際刑事裁判所が起訴した161人のうち、残る最後の未逮捕者だった。潘基文事務総長、ピレー人権高等弁務官らは本日、それぞれ、歓迎の意を表明。
気候変動:安保理、討論
安保理は本日、「気候変動が国際の平和と安全に及ぼす影響」に関する討論を行った。潘基文事務総長は先進国に対し、影響緩和の方策を見出す努力をするよう訴えた。
シリア:事務総長、暴力激化に懸念
シリアにおける平和的抗議デモに対する暴力の激化について、潘基文事務総長は深い懸念を表明。また、同国の当局に対し、抑圧行為を即時に停止するよう求めるとともに、全当事者に対し、暴力を控えるよう促した。

2011年07月19日

開発:世界貿易の支援を
世界貿易機関(WTO)は本日、ジュネーブで、「貿易のための援助」の第3回グローバル・レビュー会合を開催。潘基文事務総長はドナー諸国に対し、WTOが6年前にスタートした「貿易のための援助」と称するイニシアチブへの支援を継続するよう訴えた。
ギニア:大統領公邸、襲撃される
ギニアで、大統領公邸が襲撃された。潘基文事務総長はこの襲撃事件を非難するとともに、すべての市民に対し、同国の民主化プロセスを台無しにする行為を控えるよう求めた。
イラク:安保理、情勢報告
安保理は本日、メルケルト事務総長特別代表から、イラク情勢に関する報告を聴取した。同代表によれば、この数年、イラクにおける進展は目を見張るものがあるが、政治、治安、開発などの分野に残る課題は多く、国際社会の強い支援が必要である。
国連総会、幸福の重要性を訴え
国連総会は本日、決議を無投票で採択し、全加盟国に対し、経済社会開発の達成及び測定において、人々の幸福という観点をより一層取り入れるよう求めた。
女性に対する暴力:キャンペーン・コンテスト
欧州において、女性への暴力をなくすための啓発活動の一環として、国連キャンペーン・コンテスト実施中。現在、欧州の40か国から2,700件の作品が寄せられているが、このうち3点が優秀作品として選ばれる。

2011年07月18日

コートジボワール:安保理、情勢報告を聴取
安保理は本日、会合を開催し、チョイ事務総長特別代表から、コートジボワール情勢に関する報告を聴取した。報告によれば、選挙後の騒乱事態を脱却しつつある同国において、法と秩序の回復が最優先の課題となっている。
カンボジア/タイ:国際司法裁、仮保全措置命令
国際司法裁判所は本日、プレビヒア寺院の領有権をめぐるカンボジアとタイの係争事件について、仮保全措置命令をだし、両国に対して、同寺院周辺から軍事要員の撤退、さらなる戦闘への関与の回避を求めた。
ネルソン・マンデラ国際デー
本日は、ネルソン・マンデラの国際デー。ネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領が人権、自由の擁護、平和創造に果たした役割について啓発すべく、講演、展示、映画上映会などの祝賀のイベントが世界各地で催された。
薬物:UNODC事務局長、イラン訪問
国連薬物犯罪事務所(UNODC)のフェドトフ事務局長が本日、イランに到着。同国の不正薬物抑制、HIV予防/治療、薬物常用者へのケアなどへの取り組みについて、関係者たちと協議する。
貿易データ:さらなる透明性へ
ジュネーブで、本日から、「貿易のための援助」の6年目のグローバル見直し会合が2日間にわたり、行われる。また、本日、UNCTADや世銀などの主催で、貿易情報のオープン化をめざす「貿易の透明性イニシアチブ」が立ち上げられた。

2011年07月14日

南スーダン、国連加盟
国連総会は本日、全会一致で決議を採択し、南スーダンの国連加盟を承認した。潘基文事務総長は決議採択後、歓迎の意を表明し、南スーダンが今後、歩みを進めていくためには、全加盟国の協力が欠かせないとの旨を述べた。
アフガニスタン:一般市民の死亡者、増える
UNAMAによれば、アフガニスタンで、この半年間、1,462人(前年度比、15%増加)の市民が紛争の犠牲となって死亡した。このうち8割は、武装勢力が責任を有する。
リビア:人道支援継続の必要
このたびリビアを4日間の日程で訪れた人道調査団はこのたび、調査結果を報告し、食糧価格の高騰、流通貨幣の欠落、医薬品の不足などが深刻化しており、住民に対する支援の継続が必要である旨を述べた。
アフリカの角:ユニセフ事務局長、到着
ユニセフのアンソニー・レーク事務局長、ケニア入り。百万人単位の人々に影響を与える人道危機への国連諸機関及びパートナー諸組織の対応強化をめざす。
ダルフール:政府とLJM、停戦合意
スーダン政府とダルフール反政府勢力LJMがこのたび停戦協定に署名。UNAMIDはこれについて、紛争解決に向けた重要な一歩であるとして、歓迎する意を表明した。

2011年07月13日

南スーダン:安保理、加盟勧告
安保理は決議1999を無投票で採択し、国連総会に対して、南スーダンの加盟を勧告した。総会の承認によって、国連の加盟国は一か国増え、計193となる。安保理議長は同会合で声明を発し、同国が国連憲章の目的と原則を厳粛に受け入れ、その義務を順守する決意に満足感をもって留意するとともに、同国と今後、協力していくことに期待を示した。
インドでテロ爆弾
インドのムンバイでテロ爆弾攻撃が発生し、20人以上が死亡し、少なくとも100人が負傷した。潘基文事務総長と安保理はそれぞれ声明を発し、こうした暴力は決して許されないとして、このテロ襲撃事件を強く非難した。
HIV/エイズ:抗レトロウィルス薬で予防可能
ケニア、ウガンダ、ボツワナにおけるHIV/エイズの調査研究がこのたび発表された。一日に一錠、抗レトロウィルス薬を服用することによって、現在HIV未感染の人々の感染率が73%まで下がる、と報告書は述べる。
コンゴ:コレラ感染者、増える
コンゴ民主共和国において、今年3月以降、3,000人以上がコレラに感染した。国連の発表によれば、同国北東部のキンシャサで感染が初めて報告されてから、これまでに192人の死亡が報告されている。
アフリカの角/干ばつ:持続的な支援の必要
「グローバル食糧安全保障危機に関するハイレベル・タスクフォース」(HLTF)が本日、ニューヨーク国連本部で開催された。会合においては、干ばつの被害に苦しむ人々への短期援助を持続的な支援へとつなげ、繰り返し起こる危機のサイクルに終止符を打つ必要が話し合われた。

2011年07月12日

アフリカの角:事務総長、各国に支援訴え
「アフリカの角」地域が数十年ぶりの最悪の干ばつに襲われ、1100万人以上が緊急支援を必要としている。潘基文事務総長は世界各国に対し、国連諸機関が危機事態に対応を図るのを支援するよう訴えた。
安保理:子どもと武力紛争を討論
安保理は本日、会合を開き、子どもと武力紛争に関する討論を行った。会合の終わりに、全会一致で採択した決議は、学校や病院が子どもの安全な逃げ場になっていることを認識し、それら施設を攻撃する全紛争当事者が説明責任を負わなければならないとし、今後、国連が毎年、作成する子どもを侵害する者の名指しリスト報告に含めることを決定した。
スーダン:南コルドファン、不穏情勢続く
スーダン・南コルドファン州において、カドュグリ周辺およびデラミに爆撃が行われるなど、不穏情勢が依然、続いている。OCHAによれば、デラミでは、2000人を超える人々が避難民となった。
シリア:米仏大使館、襲撃される
シリアの首都ダマスカスにおいて、米、仏の2つの大使館が襲撃され、施設が破壊され、負傷者がでた。潘基文事務総長、安保理はそれぞれ声明を発し、この襲撃事件を強い調子で非難した。
国連、中東メディアセミナーを開催
国連広報局(DPI)は本日、ニューヨーク国連本部で、中東メディアセミナーを開催。会期は2日間。赤坂清隆・広報担当事務次長は冒頭演説し、文化とメディアがイスラエルとパレスチナの間の理解促進に不可欠な役割を負っているとの旨を述べた。

2011年07月11日

ソマリア:最悪の人道状況
グテーレス難民高等弁務官、ソマリアの人道状況を視察。昨日、同国から流入する難民を受け入れているケニアのダダーブ・キャンプを訪れた後、弁務官は記者会見し、干ばつに襲われるソマリアの人々への大規模な支援の必要を訴えた。
7月11日は、世界人口デー
潘基文事務総長は世界人口デー(7月11日)に寄せるメッセージを発し、世界人口が今年、70億人に達することを指摘したうえで、世界の貧困と不平等をなくすことが環境を保護し、繁栄と平和的共存を築くことにつながるとの旨を述べた。
リビア:安保理、非公開会合
ハティーブ事務総長特使が本日、安保理でリビア情勢報告を行った。同特使は、リビアにおける紛争は5か月目に入ったが、いまだ収束の兆しがみえないとして、政治解決および人々の窮状の緩和のための努力を倍加するよう求めた。
南スーダン:安保理、加盟審査へ
安保理議長は本日、南スーダンからの加盟申請書簡を新規加盟審査委に付託した。同書簡は7月7日付で、キール大統領が潘基文事務総長に提出。その後、事務総長はこの書簡を安保理議長および総会議長に提出していた。
平和維持活動:ミュレ氏、事務次長補に再任
潘基文事務総長はこのたび、エドモンド・ミュレ事務総長特別代表兼MINUSTAH代表を平和維持活動担当事務次長補に再任した。同次長補は国連ニュース・センターとのインタビューに応じ、ハイチでの活動についての記憶や考えを話した。

2011年07月08日

南スーダン:安保理、PKO設置
安保理は決議1996を全会一致で採択し、国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)を設置した。その構成は、軍事要員7000人、文民警察官900人など。当初の任期は1年間。ノルウェーのヒルデ・ジョンソン氏が事務総長特別代表として、同ミッションを統率する。
アフリカの角:栄養不良の子どもたち
「アフリカの角」地域において、干ばつが続き、およそ200万の子どもたちが栄養不良に苦しんでいる。そのうち100万人は命が危険な状態か、あるいは精神・身体に長期に及ぶ後遺症が残る可能性がある。ユニセフは同地域の子どもや女性を支援すべく、3200万ドルの支援金拠出を呼びかけた。
西アフリカ:安保理、平和への歩みを歓迎
安保理議長は声明を発し、本日、西アフリカ諸国の平和と安定に向けた歩みに満足の意を示すとともに、とくに、紛争後のギニア、ニジェールの復興、平和構築の歩み、ならびに、コートジボワールの選挙後の危機の収束に歓迎を表明した。
ホンジュラス:真実委、報告書
ホンジュラスの真実和解委員会がこのたび、報告書を発表。潘基文事務総長は同国の民主主義、人権、法の支配の強化につながることに期待を表した。
ユネスコ:ジャズ音楽家を親善大使に任命へ
国連教育科学文化機関(ユネスコ)はこのたびジャズ音楽家のハービー・ハンコックさんの対話、文化、芸術を通じた平和促進への貢献を認め、今月中に同機関の親善大使に任命する意向を発表した。

2011年07月07日

MDGs:年次報告、発表
国連経済社会局(DESA)は本日、2011年版のミレニアム開発目標報告を発表した。報告によれば、世界の最貧国(LDC)の一部では貧困の緩和に著しい進展がみられたものの、その多くは依然、生活水準の向上に多大な努力が必要である。
南スーダン:強固なパートナーシップ構築が必要
潘基文事務総長はニューヨーク・タイムズ紙に寄稿し、南スーダンが独立国家となるのに際して、北スーダン、近隣諸国、自国の人々との幅広く強固な協力関係を構築する必要があるとの旨を述べた。
シリア:事務総長、殺害停止求める
潘基文事務総長は本日、シリア当局に対し、抗議デモ参加者への暴力的抑圧停止を訴えるとともに、国連が同国の人権・人道状況を調査するためのアクセスを認めるよう求めた。
キプロス:両系指導者、国連の役割拡大に同意
潘基文事務総長は本日、キプロスのギリシャ系およびトルコ系の両指導者と会談。その後、事務総長は記者会見し、両指導者が国連の役割拡大に同意したとの旨を述べた。さらに、今年10月末までに、両者が中核的な問題について合意を成立させるよう期待感を表明した。
グリーン・エコノミー:投資拡大の傾向
国連環境計画(UNEP)はこのたび、「再生可能エネルギー投資、その世界的傾向2011年」と題する報告書を発表。報告によれば、昨年、グリーン・エコノミーへの世界的な投資が32%拡大した。特に原動力となったのは、中国の風力発電や欧州のソーラーパネル屋根の導入など。

2011年07月06日

UNウィメン、初報告
国連女性機関(UNウィメン)はこのたび、「世界の女性の進歩:正義を求めて」と題する初の報告を発表。同機関のバシェレ事務局長は本日、ニューヨーク国連本部で記者会見し、同報告の目的は、女性の権利の推進に向けて、各国政府および市民社会による大胆な行動を促すことであるとの旨を述べた。
国連情報通信拠点、バレンシアに設置
潘基文事務総長はこのたび、スペインのバレンシアに新たな国連情報通信拠点となる施設を設置。この施設は、国連グローバル・フィールド支援戦略の一環として設置されるもので、国連後方支援基地(イタリア、ブリンディシ)との協力の下に機能する。
コンゴ:大量レイプ、人道に対する罪
国連人権高等弁務官事務所及び国連コンゴ民主共和国ミッション(MONUC)はこのたび、合同調査報告を発表し、コンゴ民主共和国東部で昨年起こった大量レイプが人道に対する犯罪を構成すると考えられると結論づけた。
民間治安警備員、増加
本年度の小火器調査報告、発表。同報告によれば、世界で民間の治安警備員が最近、増加し、その数は今や、警察官の約2倍に達する。各国政府は治安対策を民間会社に外部委託するようになっている。
食糧安全保障、貧困根絶の鍵
スペインの首都マドリードにおいて、「食糧安全保障と持続可能な開発に関する市民社会」が会合を開催。潘基文事務総長は同会合に出席、演説し、すべての人々に食糧を確保することによって、保健衛生、教育、女性の地位向上などに良い影響があるとして、食糧安全保障の重要性を強調した。

2011年07月05日

新しい産業革命、地球の惨劇回避に
国連経済社会局はこのたび、「2011年版・世界経済社会報告」を発表。人類は地球の持続性を破壊するために、産業革命以上の規模かつスピードの技術革命を必要としているとの旨述べた。
南スーダン独立近づく、国連の新たな役割
南スーダンの独立まであと4日。潘基文事務総長は今週土曜日、南スーダンの首都ジュバで行われる式典に出席する。また同日、UNMISは任期満了を迎え、新規の国連活動がそのあとを引き継ぐ予定。
北朝鮮:国連、緊急食料援助へ
世界食糧計画(WFP)はこのたび、朝鮮民主主義人民共和国の子どもや母親、高齢者など、およそ350万人の脆弱な人々を支援すべく、2億ドル規模の緊急食料援助を開始した。
リビア:国連、通常の定期支援スタート
WFPはこのたび、リビアのベンガジからミスラタへの海上ルートによる定期支援物資輸送を開始した。今後、WFP支援船は毎週1,2回程度、援助物資や職員を載せて、両都市間を往復する。
経済社会理事会、教育に焦点
経済社会理事会は昨日、本年度のハイレベル会合をスタート。今年のスローガンは「全ての人々に教育を」。カパンブウェ議長は開幕演説し、各国政府に対し、子どもたちの登校・出席率と教育の質を高めるために手段を講じるよう訴えた。

2011年07月01日

ケニア:難民キャンプで騒乱
ケニア北東部の難民キャンプで警官が騒乱を鎮めようとしたところ、ソマリア難民2人が銃で撃たれ死亡した。同キャンプでは、流入するソマリア難民が増え、37万人を超えた。
コンゴ:政府軍による大量レイプ、確認
国連合同調査団はこのたび、コンゴ民主共和国を訪れ、政府軍が先月、同国東部の村落で大量レイプ及び略奪を行ったことを確認した。国連人権高等弁務官事務所によれば、更に詳細な検証作業が今後、行われる予定。
国連、米国にメキシコ人の死刑減刑訴え
ピレー国連人権高等弁務官はこのたび、米国政府に対し、1994年に死刑判決を受け、来週執行が予定されるメキシコ人の量刑を見直し、減刑するよう訴えた。当時、被告に対し、領事館へのアクセスが許可されなかったことは、領事関係に関するウィーン条約に反するとした。
コートジボワール:UNOCI、軍事拠点8か所を設置へ
コートジボワール東部において、UNOCIは新たに軍事拠点8か所を設置する予定。同地域では、4月中旬に選挙後の騒乱事態は収束をみたが、それ以降も治安情勢は安定せず、懸念すべき状態が続いている。
経社理:ハイレベル会合、教育に焦点
経済社会理事会は来週、ハイレベル会合を開催する予定。すべての人々が教育を受けられるようにし、持続的かつ包括的な経済成長を促進するための方策が話し合われる。

2011年06月30日

ハリリ元首相暗殺事件:特別法廷、起訴・逮捕状
レバノンのハリリ元首相暗殺事件の犯人を裁くために設置された特別法廷は本日、同国当局に対して、複数の容疑者の起訴状及び逮捕状を発行した。
アラブの春:人権はすべての人に
ピレー人権高等弁務官はジュネーブで記者会見し、北アフリカ及び中東各地で「アラブの春」が示したことは、人権は時や場所を選ばず、すべての人のためにあるということだ、との旨述べた。
ギリシャ:緊縮財政、人権侵害に
対外債務及び人権に関する独立専門家はこのたび、ギリシャの債務危機解決のための緊縮措置及び構造改革が同国の人々の基本的人権の侵害を招く恐れもあるとの旨を述べた。
キルギスタン:栄養不足は子どもに深刻な影響
ユニセフと世界銀行はこのたび共同報告を発表。同報告によれば、栄養不足が原因で、5歳未満の子どもの4人に一人が死亡し、男児及び女児の精神的な発達に遅れが生じている。
武力紛争と子ども:事務総長、対応の拡充を呼びかけ
子どもと武力紛争に関する安保理討論(来月)を前に、クマラスワミ事務総長特別代表(子どもと武力紛争担当)及びドイツ国連大使は本日、同問題に関するパネル討論を開催した。潘基文事務総長は席上演説し、武力紛争下で学校や病院への襲撃事件が増えていることに懸念を表明した。

2011年06月29日

南北スーダン、係争地に関する和平合意
スーダン政府およびスーダン人民解放運動(SPLM)がこのたび、青ナイルおよび南コルドファン州の政治・治安取極の合意を成立させた。潘基文事務総長は本日、歓迎の意を表明し、両当事者の政治的意思を称えた。
アフガニスタン:仏人ジャーナリスト、解放
アフガニスタン東部で18か月間にわたって拘束されていた仏人ジャーナリスト2人および現地人通訳者1人がこのたび無事解放された。報道の自由に担うユネスコは声明を発し、歓迎の意を表明するとともに、解放に向けて尽力したフランス、アフガニスタンなどに謝意を述べた。
アジア:選挙をめぐる暴力に関する報告
国連開発計画(UNDP)はこのたび、「アジアの国々の選挙を巡る暴力を理解するために」と題する報告書を発表した。バングラデシュ、インド、インドネシアなど、アジア諸国の選挙プロセスを研究し、そこから得られた教訓を提示するとともに、選挙を巡る暴力のリスクの軽減のための諸提案を行った。
欧州、中央アジア:国営児童施設が子ども虐待
国連人権高等弁務官事務所およびユニセフはこのたび欧州および中央アジアの各国政府に向けて、国営児童施設による子ども虐待リスクに警鐘を発した。
アフリカの角:食糧不足、飢餓のおそれ
世界食糧計画(WFP)のシーラン事務局長はこのたび、声明を発し、「アフリカの角」地域において、長期にわたる干ばつによって、1000万人近い人々が深刻な食糧不足に直面するおそれに懸念を表明した。

2011年06月28日

国連、牛疫撲滅を宣言
国連食糧農業機関(FAO)は本日、決議を採択し、世界中の牛疫が撲滅されたとの宣言を行った。また、牛疫ウイルスのサンプルを安全に管理保存するとともに、厳格な監視報告基準を適用するよう求めた。
アフリカの角:干ばつ、食料危機
OCHAによれば、ジブチ、エチオピア、ケニア、ソマリアなどの「アフリカの角」と呼ばれる地域が60年間で最悪の干ばつに襲われ、約1000万人が現在、深刻な食糧危機に直面している。
グローバル・ガバナンス:国連総会、討議
国連総会は本日、国連とグローバル・ガバナンスに関する討議を行った。ダイス総会議長は冒頭演説し、各国に対し、柔軟かつ革新的な発想で、グローバル・ガバナンスのための中心的な機構として、国連の役割を強化する方策を検討するよう促した。
世界遺産:あらたに25件登録
ユネスコの世界遺産委員会はこのたび、パリで会合を開き、25件の遺産をあらたに登録。25件のうち、21件が文化遺産、3件が自然遺産、1件は複合遺産。
ギニアビサウ:安保理、情勢報告を聴取
ムタボバ事務総長特別代表は本日、安保理でギニアビサウ情勢を報告。同国の政治、治安情勢に改善がみられるとし、これまでの成果を踏まえて、不罰、薬物不正取引、組織犯罪などへの取り組みを行うよう求めた。

2011年06月27日

国際刑事裁、カダフィ大佐に逮捕状
国際刑事裁判所(ICC)は本日、リビアのカダフィ大佐及びその息子、並びに同国情報機関の長の3人に対し、今年2月以降、人道に対する罪を犯した容疑を問い、逮捕状を発行した。
カンボジア:国際法廷、4人の公判開始
ポルポト政権下の大量虐殺の罪を裁くカンボジア特別法廷で、元最高幹部4人の初公判が開かれた。当時、飢餓、強制労働、拷問、死刑などで、少なくとも170万人のカンボジア人が死亡したとされる。
スーダン:アビエィにPKO派遣へ
安保理は決議1990を全会一致で採択し、南北スーダンの領有権をめぐって争うアビエィにあらたな平和維持活動、国連アビエィ暫定治安部隊(UNISFA)を派遣することを決めた。
サッカー女子W杯で、女性のエンパワーメント
国連開発計画(UNDP)はこのたび、ドイツで始まったサッカー女子W杯を利用して、MDGsの啓発キャンペーンをスタート。ツイッターやフェースブックなどで、とくに女性のエンパワーメントの必要を訴える。
アフガン:無垢な少女を使った自爆攻撃
アフガニスタンにおいて、8歳の少女による自爆テロが発生。クマラスワミ特別報告者(子どもと武力紛争担当)は、まだ何も判別のできない女児を自爆テロの道具に利用することに憤りを示した。

2011年06月24日

ルワンダ国際刑事裁:女性に初の有罪判決
ルワンダ国際刑事裁判所は本日、ルワンダの元家族・女性開発大臣Pauline Nyiramasuhukoを、ジェノサイド罪、人道に対する罪などを問い、有罪判決を下し、終身刑を言い渡した。女性に有罪判決が下されるのは初めて。
安保理、薬物と犯罪を討議
安保理は本日、越境組織犯罪及び不正薬物取引などが世界平和、安全、開発に与える影響に関する会合を開いた。薬物犯罪事務所(UNODC)のフェドトヴ事務局長は席上演説し、これら増大する脅威に協調した行動を取る必要を訴えた。
バーレーン、過剰な刑罰に非難声明
バーレーンの裁判所でこのたび活動家、反政府指導者たちが政府転覆を企んだとし終身刑を言い渡されたと伝えられることについて、ピレー人権高等弁務官は適正なプロセス欠如を指摘し、非難声明を発した。
国際刑事裁判所:チュニジア、ローマ規定に加入
チュニジアがこのたび、国際刑事裁判所(ICC)を設立したローマ規程の加入書を寄託し、116番目の締約国となった。北アフリカ諸国のなかで同規程に加入するのは同国が初めて。
事務総長、イスラエル兵の解放求める
潘基文事務総長はこのたび、5年前にパレスチナ民兵に拉致され、今なお拘束が続いているイスラエル兵の即時解放を求めるとともに、同兵の解放のため、国連の継続支援への決意をあらためて示した。

2011年06月23日

世界薬物報告、発表
国連薬物犯罪事務所(UNODC)はこのたび2011年版の「世界薬物報告」を発表。同報告によれば、コカイン、ヘロイン、大麻の世界市場が減少するか、現状レベルに留まる一方、オピオイド薬や合成デザイナー・ドラッグの生産・乱用は拡大の傾向をみせている。
6月23日は国際寡婦年
潘基文事務総長は初の国際寡婦年(6月23日)にメッセージを寄せて、世界の地域社会に対し、配偶者に先立たれた女性たちの窮状を緩和すべく、遺産、土地所有権、雇用などへのアクセスといった社会的権利の尊重を促進するよう訴えた。
米軍、アフガン撤退へ
オバマ米大統領、同国軍隊のアフガニスタン撤退を発表。潘基文事務総長は声明を発し、アフガニスタン政府の責任拡大へ向けた移行期のはじまりであるとの旨を述べ、歓迎の意を表明。
ハイチ:国連、直接支援を訴え
国連ハイチ特使事務所はこのたび、「ハイチ支援は変容したか - 大地震前とその後」と題する報告書を発表した。ハイチ政府の雇用創出や基礎サービスを支援すべく、同国の人々と諸制度に直接投資することの重要性を指摘。
スーダン:UNMIS要員の解放を歓迎
スーダン政府は昨日、南コルドファン州から避難する準備を進めていたUNMIS要員6人を逮捕し、その後、うち2人を解放した。UNMISは本日、要員2人の解放を歓迎する意を表明するとともに、他の4人の即時解放を求めた。

2011年06月22日

第66回総会議長にカタール大使
国連総会は本日、次期総会議長として、カタールのナセル・アブドゥラジズ大使を選出。この選出を受けて、ナセル氏は議場で登壇、演説し、次期総会の開幕にあわせて、紛争の平和的解決における仲介の役割をテーマに、ハイレベル討論を開催するよう提案した。
スーダン:エイモス事務次長、文民の処遇を非難
エイモス人道問題担当事務次長は今週火曜日、声明を発し、スーダンの南コルドファン州において、人権侵害など市民が酷い処遇を受けていることを非難し、北部と南部の戦闘を逃れて流出した避難民たちへの人道アクセスを求めた。
世界社会概況報告、発表
国連経済社会局(DESA)はこのたび、「世界社会概況報告2011:グローバルな社会的危機」と題する報告書を発表。同報告は、多くの政府が世界経済危機の社会的影響に十分な関心を払わなかったと指摘し、復興プログラムにおいては社会投資を優先的に行うよう促した。
違法伐採や密猟により、熱帯雨林が世界危機遺産に
第35会期開催中のユネスコ・世界遺産委員会はこのたび、ホンジュラスとインドネシアの熱帯雨林が現在、違法伐採、密猟などによって消滅の危機に瀕しているとして、あらたに世界危機遺産リストに掲載することを決定した。
ガザ:イスラエル、UNRWA建設プロジェクト承認
イスラエルは昨日、ガザにおけるUNRWAの建設プロジェクトを承認。ロバート・セリー中東和平プロセス特別調整官は声明を発し、この動きを歓迎する意を表明した。

2011年06月21日

潘基文事務総長、再任
国連総会は本日、決議を全会一致で採択し、潘基文氏を事務総長として再任した。2期目の任期は来年から2016年までの5年間。決議の採択後、事務総長は議場で演説し、再任の栄誉を謙虚に受け止め、加盟諸国同士、国連システム内、並びに、国連と多様な国際的なパートナーの間で、調和をつくり、架け橋となるよう努めていくとの旨を述べた。
持続可能な衛生:2015年に向けて
国連はこのたび「持続可能な衛生:2015年に向けて」と題する5年間キャンペーンを開始。国連総会が昨年12月の決議で求めた同キャンペーンは加盟諸国に対し、衛生の格差縮小のため努力を倍加するよう求めた。
シリア北西部の街、ほぼ全住民が流出
UNHCR職員が昨日シリアを訪問したところ、同国北西部の街Jisr al-Shugour及び周辺の村落では人影がなく、ほとんどの店も閉店していた。同地域では、今月、同国政府が抗議デモ参加者を攻撃し、民主化や人権の観点から、世界各地域から非難の声があがっていた。
WHO、男性同士の性行動の安全ガイドライン
世界保健機関(WHO)はこのたび、男性同士の性行動に初の公衆安全ガイドラインを作成し、発表した。WHOによれば、同性愛の男性がHIVに感染する確率は通常の20倍高い。
ユネスコ世界危機遺産からマナス外れる
インドのマナス野生動物保護地区が最近、その保全状態に著しい改善をみせたことから、国連教育科学文化機関(ユネスコ)はこのたび、同地区を世界危機遺産リストから外した。

2011年06月20日

世界の難民、80%が開発途上国に
6月20日は世界難民の日。世界のおよそ1,540万人の難民のうち、約80%が開発途上国に集中しているとの報告書を国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が発表。先進国に比べ、途上国への多大な負担が懸念されている。報告書は「難民」の統一された定義や統計方法などが設けられていない点も指摘。
助産事業の拡充が数百万人の命を救う
国連人口基金(UNFPA)の報告書によると、2015年までに95%の出産に資格を有する助産士が立ち会うというミレニアム開発目標を達成するためには、38カ国で約11万2,000人の助産士の増員が必要。助産事業が拡充すれば、約360万人の妊産婦や新生児の命が救われる可能性があるという見解を示した。
スーダン:事務総長、アビエイ地域の非武装化合意を歓迎
スーダン政府とスーダン人民解放軍(SPLM)の代表者は、互いにアビエイ地域から部隊を撤退し、エチオピア軍からなる暫定保安部隊を受け入れることで同意。潘基文事務総長は、アビエイ地域の非武装化の順守、平和維持軍・警察の派遣に向けた国連、アフリカ同盟(AU)、エチオピア政府との全面的協力の重要性を強調した。
IAEA閣僚級会議:原子力の安全基準の強化に向けて
国際原子力機関(IAEA)の閣僚級会議は、福島第一原子力発電所での事故を受け、国家・国際レベルでの原子力の安全性の強化を呼びかけた。会議では、国際社会が日本の教訓を生かせるよう、IAEAに対し今回の事故に関する包括的な評価を求めると共に、緊急時におけるIAEAの対応・支援能力の向上を求めた。
ILO:バーレーン労働組合リーダーへの辞職要求を非難
国際労働機関(ILO)のファン・ソマビア事務局長は、バーレーン財界人が要求している労働組合執行委員の辞任又は法的措置適用の要求を非難。またバーレーン政府に、財界からの要求の撤回を要請すると共に、組合労働者の安全と保護、バーレーン国有企業の解雇者約2,000人の復職も呼びかけている。

2011年06月17日

事務総長:安保理、潘氏の再任を勧告
安保理は全会一致で決議を採択し、国連総会に対し、潘基文事務総長の任期延長を勧告。潘氏は第8代国連事務総長。2期目の任期は、来年1月から2016年までの5年間。
人権理事会、性的志向による差別に憂慮
人権理事会は決議を賛成23、反対19、棄権3で採択し、性的志向による差別に深刻な憂慮を表明するとともに、差別の実態を明らかにすべく、世界各国における状況を調査、研究するよう求めた。
国連報告、助産師の役割に焦点
UNFPA、ユニセフ、WHOなど国連諸機関と関連国際機関は近く、「世界の助産婦に関する報告ー健康を届け、命を救う」と題する報告を発表する。世界各地で、助産師が果たしている重要な役割に目を向けた初の報告書であり、58か国からデータを集めた。
アンジェリーナ・ジョリーさん、シリア難民を訪ねる
UNHCRの親善大使を務める米女優アンジェリーナ・ジョリー、トルコ訪問。シリアから暴力を逃れ流入した人々が滞在する難民キャンプのひとつ、アルティノゾ・キャンプを訪れた。
リビア:食料援助、50万人に届く
リビア政府と反政府勢力の間で戦闘が続くなか、世界食糧計画(WFP)はこれまでに、50万を超える人々に食料を届けた。なお、同戦闘による影響を受ける地域においては、多くの食料の価格が2倍以上に上昇している。

2011年06月16日

家事労働者条約、ILOで採択
国際労働機関(ILO)の年次会合で本日、家事労働者に関する条約が採択された。同条約の採択にあたり、ソマビア事務局長は、ILOの水準体系がここに初めてインフォーマル経済に踏み込んだと述べ、その歴史的な意義を強調した。
スーダン:WFP、避難民に食料援助
スーダンの南コルドファン州で、SAFおよびSPLAの両軍隊が依然、戦闘を続けている。世界食糧計画(WFP)は現在、同州から流出した2万6500人の避難民に対して、食糧を提供している。
ガザ:夏季スポーツ大会がスタート
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は本日、ガザ地区において、パレスチナ難民の子どもたち、約25万人を対象にした夏季スポーツ大会を開始した。
がん、糖尿病等に関する公聴会
ニューヨーク国連本部で本日、がんや糖尿病など非伝染病に関する非公式公聴会が開かれ、市民社会からの広範な意見を聴いた。今年9月19日には、国連総会のハイレベル会合で、これら疾病の予防と統制の問題が討議される。
企業と人権:ガイドライン採択
人権理事会は本日、企業の人権尊重に関するガイドライン、「企業と人権のための指導原則」を採択した。同原則の3本柱は、企業の人権侵害を防ぐ国家の保護義務、企業による人権の尊重義務、被害者の補償へのアクセス促進。

2011年06月15日

スーダン:事務総長、即時停戦促す
スーダンの南コルドファン州における治安の悪化と戦闘の激化により、多数の市民が死傷し、万単位の人々が避難民となっている状況について、潘基文事務総長は本日声明を発し、深い憂慮を表明するとともに、即時停戦を促した。
シリア:人権弁務官事務所、暫定報告
国連人権高等弁務官事務所はこのたび、シリア政府によるデモ参加者に対する人権侵害の疑いについて、関連協力機関、人権擁護活動家、市民社会グループなどから情報収集し、暫定調査報告をまとめて発表した。ピレー人権高等弁務官はあらためて、同国政府に対し、人権理事会の設置した調査団の受け入れを求めた。
パレスチナ難民学生、レース車つくる
UNRWA運営がガザで運営する訓練研修所の学生チームがこのたびレース・カーを作成。同チームは来月、英国で行われる学生のためのフォーミュラ・レースに参戦する予定。
リビア:安保理、AUから報告聴取
モーリシャスのハマディ外相は本日、安保理において、リビア危機に関するAU高級特設委員会を代表して演説し、同危機への取り組みの決意に揺るぎがないことを述べたうえで、リビア問題解決のプロセスは当事者の妥協と対話が必要であるとの旨を指摘した。
事務総長、ウルグアイ訪問
潘基文事務総長は本日、ウルグアイの首都モンテビデオに設立されたPKO学校を訪れて、演説し、同国が国連平和維持活動への最大の貢献国であることを称賛し、謝意を述べた。

2011年06月14日

事務総長、アルゼンチン訪問
アルゼンチンを訪問した潘基文事務総長は本日、同国の独裁政権下の拷問などを記念した施設を見学し、北アフリカ/中東諸国が同国の教訓に学ぶよう促した。また、シリアに対し、暴力の影響を受けた地域に人道援助を受け入れるよう求めた。
スーダン:南コルドファンに重爆撃
UNMISによれば、スーダンの南コルドファンで、過去1週間に、同国戦闘機による重爆撃が行われ、住民に多大な被害を与え、人道支援活動が阻害された。本日は、国連キャンプ近くの飛行場に少なくとも11個の爆弾が投下された。
国連諸機関、性別選好に終止符訴え
国連人権高等弁務官、国連人口基金、ユニセフ、UNウィメン、WHOの5つの国連機関は本日、共同声明を発し、南・東および中央アジアの各地域などにおいて、男児出産を望む親による子どもの性別選好が執拗に続いている状況に緊急の取り組みを行うよう求めた。
気候変動:スモッグ抑制で多くの利益
UNEPとWMOはこのたび共同で研究報告を発表し、すすやスモッグを抑制するといった手早く比較的短期間に実施に移せる措置によって、人間の健康の改善、穀物生産の拡大、気候変動の緩和など、多大な利益が期待できると指摘した。
子ども兵士:チャド、行動計画に署名
チャド政府、子ども兵士をなくすための行動計画に署名。本日、同国で行われた署名式典に出席したクマラスワミ事務総長(子どもと武力紛争担当)は、同国が政治的意思とコミットメントを示したことに歓迎の意を表明した。

2011年06月13日

スーダン:コルドファンで武力衝突、続く
スーダンの南コルドファンにおいて、今月から、同国北部のSAF軍と南部のSPLA軍との間で武力衝突が継続し、5万3000人以上が避難民化している。現地に展開するUNMISは現在、食料援助など、これら避難民の支援にあたっているところ。
ガザ封鎖、失業/実質賃金に打撃
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)はこのたび報告書を発表し、イスラエルによるガザ封鎖以降、同地区の失業率は依然として世界最悪の状態であり、実質賃金は毎年減少し続けていると指摘した。
予防接種:ロンドンで拠出誓約会議
「予防接種のためのグローバル・アライアンス」、ロンドンで拠出誓約会議を開催。官民のドナーから合計43億ドルの拠出が誓約されたことについて、ユニセフは本日プレス・リリースを発表し、ドナーの寛大なコミットメントによって、世界中で弱い立場に置かれた数百万人が救われるとし、謝意を表明。
ミャンマー:スーチー氏、ILOの活動拡大求める
アウン・サン・スーチー氏はこのたび、ジュネーブで開催された国際労働会議にビデオ・メッセージを送り、ILOに対し、ミャンマーにおける活動を拡大し、社会正義を促進するよう求めた。
アフリカの角:援助ニーズに拠出金額満たず
OCHAによれば、今年、「アフリカの角」地域は16年ぶりの乾燥期を迎えているが、人道援助に必要な資金としてドナーに求められている12億9300万ドルのうち、これまでに拠出されたのはわずか6億7100万ドル(51%)。

2011年06月09日

障害者:国連報告、発表
世界保健機関(WHO)と世界銀行はこのたびニューヨーク国連本部で、「障害者に関する世界報告」を発表。世界の10億人は何らかの障害をもっているとして、障害者が社会生活を送るうえでの障壁除去を求めた。
シリア:人権弁務官、市民撃停止求める
ピレー人権高等弁務官はニュースリリースを発し、シリア政府による抗議デモの暴力的な鎮圧を非難するとともに、同政府に対し、人権調査団の受け入れを認めるよう訴えた。
エイズ:子どもの感染予防へグローバル・プラン
潘基文事務総長はこのたび、世界の子どもたちのHIV/エイズ感染を予防し、母親たちの命を救うためのグローバル・プラン、「Countdown to Zero」を立ち上げた。
リビア:事務総長、市民への援助継続求める
潘基文事務総長は本日、アブダビで開催された「リビアに関するコンタクト・グループ」の第3回会合にメッセ―ジを送り、リビア市民への援助継続を求めた。
コンゴ:安保理、現状報告を聴取
安保理は本日、コンゴ民主共和国の現状に関して、ミース事務総長特別代表からの報告を聴取。同代表によれば、最近、同国の治安状況は著しく改善したが、安定の回復には多くの課題が依然、残っている。

2011年06月08日

HIV/エイズ:国連総会、ハイレベル会合
国連総会は本日、HIV/エイズに関するハイレベル会合を開始。会期は3日間。ダイス総会議長は冒頭演説し、エイズへの取り組みを成功させるためには、各国政府、民間セクター、市民社会との広範な協力関係を築かなければならないとの旨を述べた。
ダルフール:安保理、ICC報告を聴取
安保理は本日、国際刑事裁判所のモレノ=オカンポ検察官からのダルフール事件に関する報告を聴取した。同検察官は、バシル大統領が今もなお、ダルフールで人道に対する罪、ジェノサイド罪にあたる行為を続けているとの旨を述べた。
本日は、世界海洋デー
6月8日は、世界海洋デー。潘基文事務総長は記念メッセ―ジを発し、すべての政府および人民に対し、今後の諸脅威について警告を発するとともに、世界の海洋保護における役割を果たすよう訴えた。
リビア:国際刑事裁、レイプ証拠収集
リビアにおける人道犯罪の疑いについて、国際刑事裁判所の検察官は現在、同国の指導層がレイプを戦争の道具として使っていることを示す証拠を集めているところ。これまでに収集さえた情報には、兵士たちが大量の麻薬を与えられ、性的虐待志向を強められていることを示す証拠もある。
ミャンマー:「事務総長の友人たち」会合、ニューヨークで
「ミャンマーに関する事務総長の友人たち」会合が本日、ニューヨーク国連本部で開催。潘基文事務総長は会合後、声明を発し、ミャンマー新政権が直面する多くの課題を指摘し、同国の平和と民主化に向けて、国連による関与継続を再確認した。

2011年06月07日

HIV/エイズ:グローバル対応が必要、と安保理
安保理は本日、決議1983を全会一致で採択し、紛争地などにおけるHIV/エイズに緊急の地球的対応を図る必要を強調するとともに、平和維持活動がエイズへの対応に果たす重要な貢献を認識した。安保理がHIV/エイズを討論するのは2000年1月以来、2度目。
FAO:世界の食料、来年も高価格
国連食糧農業機関(FAO)はこのたび、食糧概況報告(隔年)を発表し、今年および来年にかけて世界的に食料の高価格が続くだろうとの見通しを示した。
バーレーン、人権調査団の受け入れに合意
ピレー人権高等弁務官は先週金曜日、ジュネーブで同国の保健大臣代行と会談。同代行は、同国の改革を求める抗議デモ関連の暴力を調べる人権視察団受け入れに合意姿勢を示した。
ハイチ:国連、洪水被害対策へ支援
ハイチが今週、豪雨に襲われ、大洪水が発生し、首都ポルトープランスで少なくとも10人が死亡した。国連平和維持兵及び人道援助職員たちが現在、支援活動に取り組んでいる。
中東:西岸でモスク襲撃
先日、西岸に建てられたモスクにタイヤが投げ込まれたり、落書きがされるなどした事件について、セリー中東和平プロセス特別調整官は声明を発し、イスラエル政府に対して、こうした襲撃を止めるべく断固たる行動をとるよう求めた。

2011年06月06日

潘基文事務総長、続投の意向表明
今年で5年の任期満了を迎える潘基文事務総長は本日、ニューヨーク国連本部で記者会見し、2期目をめざす意向を表明した。潘氏は第8代事務総長、現時点では唯一の立候補者。
シリア:過去に核施設保有の可能性
国際原子力機関(IAEA)の天野事務局長は本日、管理理事会で演説し、2007年に破壊された施設は原子炉だった可能性が非常に高いとの旨を述べた。また、朝鮮民主主義人民共和国の核開発プログラムが依然深刻な問題だと指摘した。
HIV/エイズ:結核予防に新たな措置
国連総会は今週、HIV/エイズに関するハイレベル会合を開催する。この会合を前に、「ストップ結核パートナーシップ」は本日、3年に一度、エイズと結核が流行する地域で検査することなど、比較的容易に実施できる5つの措置を含んだ新たな科学モデルを提案した。
人権報告者、カンボジアを訪問
スベディ人権特別報告者は本日、カンボジア訪問を終えるにあたり、記者会見し、同国が民主化に向けて講じた措置を評価する一方で、完全な民主的な統治に向けたプロセスには多くの課題が残っているとの旨を述べた。
旧ユーゴ/ルワンダ国際刑事裁で、職員が不足
旧ユーゴ、ルワンダ国際刑事裁判所は安保理でブリーフィングし、両裁判所が任期満了に近づくなか、職員たちの離任に伴う問題に直面していると憂慮を表明した。

2011年06月02日

再生エネルギー:官民協力が必要
「UNエネルギー」はこのたび報告書を発表し、官民パートナーシップで生まれる再生可能エネルギーによって世界の貧者25億人が利益を享受するとし、そのために必要な条件整備の概要を示した。
シリア:国連高官、市民への意図的な攻撃を非難
デング事務総長特別顧問(ジェノサイド防止担当)、ラック事務総長特別顧問(保護する責任担当)はこのたび共同声明を発し、シリアにおける反政府デモの参加市民への意図的な攻撃を非難するとともに、国際人権法違反の疑いについて調査するよう求めた。
グリーン・エコノミー:総会テーマ別討論
国連総会は本日グリーン・エコノミーに関するテーマ別討論を開催した。ダイス総会議長は演説し、「われわれはグリーン・エコノミー、そして持続可能な開発に向けて進化できるのか、われわれは自らを破壊する行為を止められるのか」と国際社会に問いかけた。
ホンジュラス、OASに復帰
ホンジュラスが2年ぶりに米州機構(OAS)に復帰。潘基文事務総長は歓迎の意を示し、今回のOASの決定及び、間もなく発表される真実和解委員会の報告が同国の傷を癒すことに期待感を表明した。
ハイチ:ハリケーンにより良い備え
フィシャー事務総長特別代表は昨日ハイチのポルトープランスで記者会見し、同国が昨年に比べて、ハリケーンへの準備が整っていると指摘した。

2011年06月01日

国連パネル、リビア政権の戦争犯罪を指摘
人権理事会の調査パネルはこのたび、リビア政府の人権侵害に関する調査報告書を発表。カダフィ大佐率いる政権による反政府勢力への鎮圧行動について、戦争犯罪および人道に対する犯罪にあたるとの旨を述べた。
HIV/エイズ:国連/世銀、共同報告
国連と世界銀行はこのたび、若者のエイズ感染について、さまざまな統計をつくり、「危機におけるチャンス」と題する報告書としてまとめ発表した。
バーレーン:非常事態令、解除
バーレーンでこのたび、非常事態令が解除されたことについて、潘基文事務総長は本日、歓迎の意を示すとともに、同国のすべてのステーク・ホルダーに対し、国民対話のための環境づくりを求めた。
IAEA、原発事故調査報告
福島第一原発事故を調査した国際原子力機関(IAEA)は本日暫定調査報告を発表し、日本が原発に及ぶ津波の危険性を軽視していたと指摘。一方、原発周辺地域の住民避難などの長期的な対応については高く評価した。
人類宇宙飛行50周年
初の人類宇宙飛行から50年。同じく50周年を迎えた、宇宙空間の平和利用に関する国連委員会は宣言を採択し、宇宙科学及び技術、その適用は持続可能な開発の促進に不可欠なツールを提供するとの旨を述べた。

2011年05月31日

イエメン:人権弁務官、過剰な武力行使を非難
日曜日以降、イエメンのタイズ市において、反政府デモへの過剰な武力行使によって50人以上が死亡し、百人単位の負傷者がでている。ピレー人権高等弁務官はニュースリリースを発し、非武装の市民への無差別暴力の即時停止を訴えた。
きょうは世界禁煙デー
5月31日は世界禁煙デー。国連は各国政府に対し、煙草統制条約に署名するよう求めた。同条約は2003年に発効。締約国は現在、173か国にのぼる。
スリランカ:人権特別報告者、処刑ビデオの調査求める
スリランカ軍兵士が数人の男性を処刑した様子をおさめたとみられるビデオ映像について、クリストフ・ヘインス人権特別報告者(恣意的処刑担当)はこのたび、同国政府に対し、徹底的な調査を行うよう求めた。
携帯電話の電磁波、がん誘発のおそれ
WHOはこのたび報告を発表し、携帯電話の電磁波は脳腫瘍など、がんを誘発するおそれがあると述べた。推計によれば、世界中に普及する携帯電話の総数はおよそ50億。
旧ユーゴ国際刑事裁:ムラジッチ容疑者、移送
セルビアのムラジッチ元司令官が本日、旧ユーゴ国際刑事裁判所に移送された。旧ユーゴ国際刑事裁判所に戦争犯罪で起訴されていた元司令官は16年間の逃亡の末、先週木曜日、セルビア当局によって拘束された。

2011年05月27日

レバノン:国連平和維持兵、襲撃される
レバノンにおいて、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の兵士たちが襲撃されて、負傷した。潘基文事務総長と安保理はそれぞれ声明を発し、この襲撃事件を強く非難した。
イエメン:暴力が拡大
イエメンにおいて、ここ数日間、暴力が拡大していることについて、国連人権高等弁務官事務所は本日、内戦につながる恐れがあるとして警告を発し、同国政府に対して、過剰な武力行使を止めるよう求めた。
平和維持兵の国際デー
5月29日は、国連平和維持兵の国際デー。潘基文事務総長はメッセージを発して、戦争の惨禍を生き延びた人びとがふたたび不穏情勢、不正義、恐怖などで苦しむことがないようにし、永続的な平和をつくらなければならないとの旨を述べた。
安保理、戦争犯罪容疑者の逮捕を歓迎
今週、戦争犯罪の容疑者2人、セルビアのムラジッチ司令官、ルワンダの民兵組織指者が相次いで逮捕されたことについて、安保理議長は報道声明を発し、歓迎の意を表明した。
ガザ:事務総長、援助船に懸念
ガザへの民間援助船の支援物資搬送が予想されることについて、潘基文事務総長は懸念を示し、地中海周辺諸国の政府に書簡を送り、市民の間に無駄に犠牲をださないようにするためにも、援助船による物資搬送がないよう措置を講じることを求めた。

2011年05月26日

旧ユーゴ刑事裁:ムラジッチ、逮捕
旧ユーゴ国際刑事裁判所から戦争犯罪などで起訴され、逃亡していたセルビアのムラジッチ元司令官がこのたび逮捕された。潘基文事務総長は訪問先のパリ(フランス)で、この逮捕は不罰との集団的な闘い、および旧ユーゴ国際刑事裁判所の活動に重要な一歩だとの旨を述べた。
スーダン:食糧と水、避難民に喫緊のニーズ
国連平和維持活動局(DPKO)によれば、スーダンのアビエィ地域の暴力を逃れて、流出した多数の避難民の数の確認作業は現在、地域に入ることが難しい状況と豪雨が重なり、困難を極めている。
コートジボワール:死者、1000人超える
UNOCIによれば、国連専門家チームが調査した結果、コートジボワールの大統領選後の暴力的騒乱による死者数は合計で1000人を超えることが分かった。
女性の教育、社会の利益
潘基文事務総長は本日、訪問先のパリで、「女児・女性の教育に関するグローバル・パートナーシップ」(ユネスコ主催)の立ち上げ式典に出席し、女性の教育へのアクセスの重要性を訴えた。
スーダン:国連、刑務所の改善を支援
南スーダンが独立国家となる日が近づくなか、数多くの課題が山積している。国連は同国支援の一環として、刑務所施設の改善を援助する。国連スーダン・ミッション(UNMIS)の担当官がこのたび、国連ニュース・センターのインタビューに応じ、語った。

2011年05月25日

事務総長、エチオピア訪問
エチオピア訪問中の潘基文事務総長は本日、同国北部のアムハラ州に設置された公衆衛生施設を視察した。事務総長は同行記者団に対し、同国の女性と子どもの健康が著しく改善したとしながらも、いまだに予防可能な疾病で多数の死亡者がでていることに警告を発した。
イエメンで、暴力の継続
イエメンの首都サナアにおいて、同国政府の治安部隊と武装部族勢力の間で暴力的な衝突事件が続いている。潘基文事務総長は本日、声明を発し、深い憂慮を表明するとともに、危機事態の平和的解決を求めた。
人権弁務官、オーストラリア訪問
ピレー人権高等弁務官は6日間にわたるオーストラリア訪問を終えるにあたり、記者会見し、同国の人権向上への取り組みを評価する一方、先住民や庇護を求める人々については、その政策を改善するよう促した。
ユネスコ:世界記憶遺産に新たな登録
ユネスコの「世界記憶遺産」にこのたび、あらたに歴史的な文書や絵画など10余のコレクションが加えられた。なお、日本から山本作兵衛の筑豊炭坑画が初登録された。
スーダン:アビエィで、緊張状態続く
南北が領有権を争うスーダンのアビエィ地域において、緊張状態が依然、継続している。国連は両当事者に対し、敵対関係を停止し、交渉に戻るよう呼びかけている。

2011年05月24日

スーダン:人権弁務官、暴力終結促す
スーダンのアビエィ地域で国連車両が最近、襲撃された事件について、ピレー人権高等弁務官は声明を発し、非難するとともに、南北政府に対し、平和的な解決を図るよう求めた。
拷問:特別報告者、チュニジア訪問終える
メンデス人権特別報告者(拷問担当)はこのたび、チュニジア訪問を終えるにあたって、声明を発し、同国の暫定政府に対し、現在の移行期間の機会を捉え、拷問防止策を講じるよう促した。
エイモス事務次長、中東訪問終える
エイモス人道問題担当事務次長はこのたび、4日間にわたる中東地域を終えるにあたって、記者会見し、パレスチナ及びイスラエルの両市民が紛争の犠牲者になっていることを指摘し、無差別暴力の停止を促した。
G20諸国、保護主義を回避
UNCTADとOECDはこのたび共同で報告書を発表し、世界的な経済低迷下、G20諸国が概ね保護主義の回避の誓約を履行している一方、その他の国々は貿易障壁を高くしているとの旨を述べた。
FAO:イラク、シリアで外来雑草への対策支援
イラン及びシリアにおいて、FAOは現在、土壌の栄養分を奪う外来雑草の除去をめざし、農家に支援を提供している。これらの外来雑草は恐らく、米州の熱帯地域から貿易を通じて中東に運ばれた、とFAOは述べる。

2011年05月23日

スーダン:アビエィで略奪・放火
スーダンのアビエィで本日、武装勢力による略奪や放火が行われ、多数の市民が同国南部に流出した。UNMISは報道声明を発し、この襲撃事件を強く非難するとともに、政府軍がその掌握下にある地域の法と秩序の維持に責任を有するとの旨を述べた。
ネパール:新憲法制定、こう着状態
ネパール議会による憲法制定の期限が迫っているが、元毛派兵士の再統合/社会復帰、及び新憲法の主要条項に関する合意が依然として成立できずにいる。潘基文事務総長は本日、声明を発し、この状況に憂慮を表明した。
WHO、母子保健改善へ対策
世界保健機関(WHO)はこのたび、母子保健の改善のための対策案を打ち出した。この案は、まもなく刊行される母子保健に関するWHO報告に盛り込まれたもので、現在開催中の第64回WHO総会で議論される。
ミャンマー:少数者の人権侵害、民主化に障害
キンタナ人権特別報告者(ミャンマー担当)は本日、声明を発し、ミャンマー国境地域で継続する少数民族グループの人権侵害状況が同国政府の民主化移行の妨げとなっているとの旨を述べた。同報告者はこのたびミャンマーを訪問することができず、代わりに隣国のタイを本日まで、8日間にわたり訪問していた。
ベトリアス英女王の帽子、13万ドルで落札
ベトリアス英女王がウィリアムズ皇子の結婚式で被った帽子がチャリティで競売にだされ、13万ドルの値段で落札された。この収益はユニセフに寄付され、子どもたちをマラリアから防ぐ蚊帳やはしかの予防接種などの購入に使われる。

2011年05月20日

生物多様性:国際デー
5月22日は、生物多様性のための国際デー。潘基文事務総長はメッセージを発し、壊滅的な森林消滅に憂慮を表明し、世界各国に対し、名古屋議定書を実行に移すよう呼びかけた。
スーダン:アビエィで国連車両、攻撃される
スーダンのアビエィで昨日、国連車両が攻撃された。潘基文事務総長及びUNMISは本日、声明を発し、この攻撃事件が紛争当事者による協定に違反するものだとし、強く非難した。
先住民の権利促進にあらたな取り組み
国際労働機関(ILO)、国連開発計画(UNDP)、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)、国連児童基金(ユニセフ)の4つの国連組織はこのたび国連先住民パートナーシップ(UNIPP)という取り組みをスタートした。先住民権利宣言の条項の実施をめざす。
中東:オバマ米大統領演説
オバマ米大統領が昨日行った中東に関する演説について、国連、EU、ロシア、米国で構成する「外交カルテット」は本日、声明を発し、歓迎の意を表明した。
ベアトリス英王女の帽子、チャリティで競売へ
ベアトリス英王女がウィリアム王子の結婚式で被った帽子がこのたび、チャリティで競売に出された。収益は、ユニセフと「チルドレン・イン・クライシス」の活動に使われる。

2011年05月19日

CERF、支援額が20億ドルを突破
紛争や災害に見舞われた直後の人々を支援する国連中央緊急対応基金(CERF)がこれまでに人道支援機関に拠出した支援総額が20億ドルを突破した。最近では震災に見舞われたハイチや政情が不安定なコートジボワールへの資金援助を行い、様々な危機に対する機動的で包括的な対応を可能にしている。
妊産婦死亡率抑制に向け16カ国が支援表明
妊産婦と新生児・乳児の死亡率の大幅な改善に向けた16カ国の支援表明は、昨年のMDGサミットで発足した「女性と子どもの健康の実現のためのグローバル戦略」に対する取り組み。事務総長は母子の健康への政治的・経済的支援が新たな段階に入ったとして歓迎した。
イラク:国連特使が北部での爆撃を非難
アド・メルケルト事務総長特別代表は、今朝イラク北部の都市キルクークで発生した警察官を狙ったテロ攻撃を強く非難した。安全保障や政府関係者を狙った攻撃に対する懸念を示し、関係機関が協力して安定と平和の推進に努めるべきだと強調した。
国連中東特使、和平プロセスの進展を促す
中東和平プロセス担当のロバート・セリー国連特別調整官は、イスラエル、パレスチナ間の対立の打開に向けた取り組みが進められていないことを憂慮し、中東、北アフリカでの政治改革が対立に影響を与えるとの考えを示した。同時に和平の実現のためには、2国間の信頼関係の構築が不可欠であるとした。
スーダン:拘束された職員の即時解放を要求
ダルフール国連AU合同ミッション(UNAMID)を率いるイブラヒム・ガンバリ代表は今日、スーダン当局に拘束されている文民スタッフの即時無条件解放を求めた。拘束はUNAMIDとスーダン政府間での取り決めに反すると述べ、同政府に対して抗議を行っている。

2011年05月18日

リビア:人道支援要請を計4億ドルに
政府軍と反体制派の対立が長期化し、200万人以上の市民が食料や水の不足など深刻な問題に直面していることから、国連はこれまでの要請分に加えて2億3千万ドルの追加支援要請を行った。
コンゴ:選挙に向けた課題を安保理が協議
安保理は、今年後半に行われる同国の選挙が包括的で透明性があり、平和的なものになるよう同政府に要請した。潘基文事務総長は長期的な安定には経済発展が欠かせないとして、女性のエンパワーメントや経済参画、若者の雇用創出の重要性を強調した。
UNAMID:スーダンの新たな空爆を調査
ダフール国連AU合同ミッション(UNAMID)は、スーダン武装勢力によるダルフール地方への空爆の被害状況の調査を始めた。スーダンでは2003年、紛争が激化して30万人が犠牲となり、270万人が難民・国内避難民となっている。
母子健康が4カ国訪問の焦点
潘基文事務総長が来週、コートジボワール、ナイジェリア、エチオピア、フランスを訪問。「女性と子どもの健康の実現に向けたグローバル戦略」を推進する上で、妊産婦死亡率の高いナイジェリアや、女性のための保健プログラムに取り組むエチオピアを訪れる。フランスではドービルで開催のG8サミットに参加予定。
アフリカ経済報告:引き続き高い成長率を予測
国連アフリカ経済委員会(ECA)の2011年版報告書は、援助や投資の増加、輸出需要の伸びを通じて高い成長が期待されるものの、ミレニアム開発目標(MDGs)の達成にはほど遠いとした。チュニジアやアルジェリアなどの国々における最近の政治・社会不安は、高い失業率と食料価格の高騰に対する市民の不満を反映していると指摘。

2011年05月17日

同性愛に対する憎悪犯罪、増加傾向
同性愛・性転換に対する憎悪に反対する国際デー。ピレー人権高等弁務官はビデオ・メッセージを発し、世界中で、同性愛に対する憎悪犯罪が増加傾向にあることを指摘し、各国政府に対し、性的志向による差別や偏見をなくすよう訴えた。
原発事故:IAEA調査団、福島へ
国際原子力機関(IAEA)は本日、声明を発し、福島第一原子力発電所の安全を評価すべく、5月24日から6月2日まで、日本に調査団を派遣する意向を発表した。調査の結果は6月20日に開始する原子力の安全に関する閣僚会議に報告される予定。
ルワンダ国際刑事裁、元国軍参謀長に禁固刑
ルワンダ際刑事裁判所はこのたび、ルワンダのビジムング元軍事参謀長をジェノサイド、人道に対する罪などで有罪とし、30年の禁固刑を科した。裁判所はまた、その他の国軍上級将校3人に対しても、その戦争犯罪を問い、有罪判決を下した。
西バルカンで、賄賂の授受が横行
国連薬物犯罪事務所(UNODC)はこのたび欧州委員会の資金協力を得て、西バルカンにおける賄賂授受の状況を調査した。調査によると、同地域では過去1年間で平均6人に1人が何らかの形で、医者、警官、看護師、自治体職員などに賄賂を支払っている。
ダルフール:援助活動家の移動制限
スーダン当局はこのたび、ダルフールに展開するUNAMIDや国連諸機関、NGOに対し、ダルフールにおける援助活動家の移動を制限するとの旨を通告した。一方、安保理は本日、決議を全会一致で採択し、スーダン制裁措置監視パネルの任期を来年2月まで延長した。

2011年05月16日

先住民フォーラム、開幕
先住民問題に関する常設フォーラムが本日、ニューヨーク国連本部で開幕。会期は2週間。潘基文事務総長は冒頭演説し、2007年に総会で採択された先住民権利宣言の原則を実施に移していくよう呼びかけた。
リビア:ICC検察官、逮捕状請求
国際刑事裁判所(ICC)のモレノ=オカンポ主任検察官は本日オランダのハーグで記者会見し、カダフィ大佐らリビアの政治指導者3人が人道に対する罪を犯した証拠を十分に収集したとして、逮捕状を予審部に請求したことを明らかにした。
ILO、「職場での平等」報告を発表
国際労働機関(ILO)はこのたび、「職場での平等に関するグローバル報告2011」を発表。世界各国で差別的な法律が改善されつつあるが、世界的な経済危機のもと、移民労働者や少数者は引き続き、労働市場において差別的な待遇を受けていると警告を鳴らした。
世界気象会議、ジュネーブで
第16回世界気象会議がジュネーブで開幕。会期は3週間。189か国の代表が一堂に会し、世界気象機関(WMO)の今後の政策を練り、地球温暖化への対応策を話し合う。
総会議長、安保理改革の必要を指摘
グローバル・ガバナンス及び安保理改革に関する会議がイタリアのローマで開催された。ダイス国連総会議長は席上演説し、国連加盟国が安保理の改革に合意できなければ、国連はその信頼性を失うだろうとの旨を述べた。

2011年05月13日

LDC:イスタンブール行動計画、採択
後発開発途上国(LDC)に関する第4回国連会議は本日、5日間の討議を終えるにあたり、「イスタンブール行動計画」を採択し、今後10年間にわたるLDC諸国への支援の概要を提示した。
中東:国連、人権侵害に深い憂慮
シリア、バーレーン、イエメンにおいて、政府による抗議デモ参加者への弾圧が増すなか、人権侵害が頻発するようになっている。国連人権高等弁務官(OHCHR)は本日、この事態に深い憂慮を表明した。
パキスタンで自爆テロ
パキスタン北西部の軍事訓練施設で自爆テロが発生し、80人以上が死亡し、少なくとも120人が負傷した。潘基文事務総長は声明を発して、遺族に弔意を示すとともに、テロ行為を非難した。
ミャンマー:国連特使、訪問終える
ナンビアール事務総長特別顧問は本日、3日間にわたるミャンマー訪問を終えた。同国滞在中、特別顧問は政府高官やアウン・サン・スー・チー氏、NLDメンバーらと会談した。
コートジボワール:子どもたち、学校に戻る
ユニセフとセーブ・ザ・チルドレンは本日、コートジボワールにおいて子どもが置かれた状況に関する報告書を共同で発表した。報告書によれば、同国の大統領選後の危機事態が終わり、子どもたちは学校に戻ったものの、勉強に必要な机や椅子、あるいは便所などが著しく不足している。

2011年05月12日

HIV/エイズ:治療薬で予防
HIV予防治験ネットワークがこのたび、アフリカ、アジア、ラテンアメリカなどの国々の男女カップル1700組を治験した結果、96%の割合で感染リスクが減った。国連エイズ合同計画(UNAIDS)はこのたび、HIV感染者が感染直後から適切な治療薬を服用すれば、感染のリスクをほぼ完全になくすことが可能だとの旨を述べた。
防災:3都市に笹川賞
サンフランシスコ(フィリピン)、サンタフェ(アルゼンチン)、ノースバンクーバー(カナダ)の3都市がこのたび、国連・笹川防災賞を受賞した。昨夜、ジュネーブで、「災害軽減のためのグローバル・プラットフォーム」の会合の合間に受賞式典が行われた。
平和構築:ゲーノ事務次長、安保理で報告
安保理は本日、紛争後の国々の平和構築に関する報告を聴取した。ゲーノ平和維持活動担当事務次長が「国際文民能力のレビューのための上級顧問団」の報告を紹介し、紛争後の国々への国連支援において、国のオーナーシップ、パートナーシップ構築、専門家の効率的な利用などの大切さを指摘した。
コンゴにおける性的暴力、報告発表
公衆衛生に関するアメリカン・ジャーナル(AJPH)は昨日、コンゴにおける性的暴力に関する研究報告を発表し、同国においては、レイプされた女性は約200万人にのぼり、女児もまた1分に1人のペースで性的暴力の被害にあっていると述べた。ワルストローム事務総長特別代表は声明を発し、この報告書の発表を歓迎した。
ダルフール:バシル大統領、ジブチ訪問
日曜日、スーダンのバシル大統領がジブチを訪問した。国際刑事裁判所は、ジブチが締約国としての義務を果たさず、同国を訪れた大統領を逮捕しなかったとして、安保理およびICC締約国総会に対し、この訪問の事実を通告した。

2011年05月11日

武力紛争下、学校を狙う襲撃増大
クマラスワミ事務総長特別代表(子どもと武力紛争担当)は本日年次報告を発表し、武力紛争下で学校を狙う襲撃事件が増えている旨を指摘した。報告によれば、今回モニターの対象となった22件の武力紛争中、少なくとも15件で学校や病院が攻撃対象となった。
エジプト/チュニジア:事務総長、暴力を非難
潘基文事務総長はジュネーブで記者会見し、エジプトとチュニジアでの最近の暴力事件を非難するとともに、これらの国々に対して、北アフリカの国々の民主的革命が生み出した好機を生かすよう促した。
交通安全の10年、スタート
国連はこのたび、「交通安全のための行動の10年」をスタート。交通事故による死傷者を減らすことをめざす。世界保健機関(WHO)が国連諸機関の調整役を担う。
シリア:事務総長、人道アクセス訴える
シリアにおいて、抗議デモの参加者が治安部隊と衝突し、多数の死傷者がでた諸都市への人道アクセスが依然、認められずにいる。潘基文事務総長は本日ジュネーブでの記者会見で、国連が引き続き、同国に対し、人道チームによるアクセスを可能にするよう求めていくとの旨を述べた。
世界で食料13億トンが毎年、無駄に
「食料・バイオ技術に関するスウェーデン研究所」はこのたび、FAOの委託を受けた研究報告を発表し、毎年、世界で生産される食料の3分の1、13億トンが捨てられて無駄になっている、と指摘した。

2011年05月09日

LDC会議、トルコで開幕
後発開発途上国(LDC)に関する第4回国連会議が本日、トルコ、イスタンブールで開幕。2001年の第3回会議で採択された「ブリュッセル行動計画」の実施状況を評価する。会議に出席した潘基文事務総長は冒頭演説し、LDC諸国は貧しく脆弱な国としてではなく、世界人口の12%、9億人を擁する潜在的な可能性の貯蔵庫としてとらえるべきだとの旨を述べた。
再生可能エネルギー:IPCC研究報告、発表
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)と協働する、世界の専門家約120人はこのたび再生可能エネルギーに関する調査研究を発表し、各国政府が適切な政策を推し進めさえすれば、太陽光発電、風力、バイオマス、水力などで、2050年までに世界のエネルギー需要の8割を満たすことが可能だろうとの旨述べた。
安保理、ボスニア情勢報告を聴取
ボスニア・ヘルツェゴビナ担当高等代表のValentin Inzko氏は安保理でボスニア・ヘルツェゴビナ情勢に関する報告を行い、同国が現在、1995年以来最も深刻な危機状態にあるとの旨を述べた。高等代表によれば、同国では新政権樹立の見通しはたたず、経済が低迷し、スルプスカ共和国の脅威が増している。
リビア:人道担当事務次長、戦闘停止促す
エイモス人道問題担当事務次長は本日、安保理で、リビア情勢に関する声明を発出。国際社会の度重なる要請にもかかわらず、同国の紛争下で、市民たちが襲撃され続けているとし、人道物資の搬送を可能にするため、戦闘を停止するよう訴えた。
コートジボワール:大量遺体埋葬地、発見
コートジボワールに展開する平和維持活動、UNOCIの調査団はこのたび、アビジャン郊外で多数の遺体埋葬地を発見した。遺体は合計で70体近く。生前はバグボ前大統領派の民兵だったとみられる。

2011年05月06日

中東欧、アラブ諸国に役立つ教訓
ブルガリア訪問中の潘基文事務総長は首都ソフィアで開かれた国際会議で講演し、20年前に民主化移行を経験した中東欧諸国が、アラブ諸国に役立つ教訓を提示できるだろうとの旨を述べた。
ボリビア:国連機、消息絶つ
ボリビアで昨日、UNODC職員4人を乗せた国連機が消息を絶った。職員らは同国北東部のけし栽培の状況を視察するため、当日9時半にラ・パスを出発したが、その後、連絡が途絶えた。
モザンビークで庇護求めるソマリア人銃撃
4月29日、モザンビークで、庇護を求める4人のソマリア人が同国の警察官に銃撃され、死亡した。UNHCRは本日、声明を発し、同国当局に対して、庇護を求める人々の人権を尊重し、同事件に責任を有する者に説明責任を果たさせるよう求めた。
第4回LDC会議、近づく
後発開発途上国に関する第4回国連会議が月曜日、イスタンブールで開催される。潘基文事務総長はトルコ大統領、ネパール首相と共同執筆し、Today’s Zaman紙に寄稿した記事において、国際社会に対し、LDC諸国への支援を拡大するよう訴えた。
国連情報委、他言語主義の重要性訴え
国連情報委員会は本日、2週間の会期を終えるにあたり、決議を全会一致で採択し、他言語での国連情報発信を推し進めるよう求めた。国連情報委員会のメンバーは現在、113か国。

2011年05月05日

バーレーン:ピレー弁務官、人権侵害に憂慮
パーレーンにおいて、活動家の拘束、軍事裁判所への医療関係者の訴追やデモ参加者への死刑判決などが続いている。ピレー人権高等弁務官は本日、ニュースリリースを発して、この状況に深い憂慮を表明した。
事務総長、ブルガリア訪問
ブルガリアを訪問した潘基文事務総長は本日、ソフィア大学で講演し、貧困の根絶、環境の保護、核の脅威の除去のため、世界の若者が国連と力を合わせるよう訴えた。
「人生のくじ」、国連広告賞を受賞
国連広報局(DPI)は本日、スウェーデン広告会社Lowe Brindforsのインターネット双方向広告に最優秀広告賞を授与した。この広告は、セーブ・ザ・チルドレンのために作られ、世界の貧困について啓発する。ウェブサイトの訪問者がルーレットを回すと、自分の生まれる国が決まり、その国で生きるにはどのような困難に直面するかを学んでいく。
アジア太平洋経済社会報告、発表
ESCAPは本日、2011年度のアジア太平洋経済社会報告を発表した。食料や石油の価格高騰、不安定な資金流入に警告を発しながらも、同地域の開発途上国は世界経済を引き続き牽引するとの見込みを提示した。
ガザで、初のマラソン競技
ガザで本日、初のマラソン競技が行われ、約1500人が参加した。夏の子ども向けイベント、ガザ夏季大会のための資金調達を目的として、国連パレスチナ難民事業機関(UNRWA)が主催した。

2011年04月29日

シリア:国連人権理事会が非難決議を採択
市民による平和的なデモに対するシリア政府の武力行使は、国際人権法の違反にあたる疑いがあるとして、国連人権理事会は非難決議を賛成多数で採択し、人権高等弁務官事務所から調査団を派遣することなどを決定した。
北朝鮮:350万人を対象に緊急食料支援計画
世界食糧計画(WFP)と国連児童基金(ユニセフ)が朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)に対する緊急食料支援計画を発表。厳冬や作物の損失により深刻な食料難にある350万人を対象とする。WFPの支援は当面1年間の予定で約2億ドル相当の見込み。ユニセフは最悪の栄養状態にある5地域を対象とした2000万ドル規模の資金援助を要請。
モロッコ爆発事件:事務総長と安保理がテロ行為を非難
中部マラケシュのジャマエルフナ広場にあるカフェで起きた爆発により、少なくとも16人が死亡し多数が負傷。潘基文事務総長は「罪のない市民に対する無差別な暴力は決してあってはならない」と述べ、テロ行為を強く非難。安保理も「すべてのテロ行為は犯罪であり不当だ」とした。
ネパール新憲法:事務総長、各派に柔軟な協力を呼びかけ
新憲法制定の期限である5月28日が近づくにあたり、潘基文事務総長はネパールの政治勢力各派に対し、意見の相違を乗り越え、制定に向けて最大限の努力をするよう呼びかけた。新憲法の制定は、2007年に政府軍とマオイスト派の内戦が終結し、王制廃止後に導入された和平プロセスの一環。
たばこ:WHO、今世紀中に10億人の犠牲者と警告
喫煙もしくは受動喫煙による今世紀中の死者数は、現状が続けば10億人にのぼる見込みであることをWHOの Tobacco Free Initiativeが発表。低所得国と中所得国の政府に対して、先進国並みの禁煙措置を講じるよう求めた。

2011年04月28日

イエメン:事務総長、自制を訴え
イエメンの首都サアナで、政府軍が抗議デモ参加者に武力を行使し、12人の死者、多数の負傷者がでた。潘基文事務総長は全当事者に対し、最大限の自制を促し、挑発的な行為を控えるよう訴えた。
非伝染症:WHO、緩慢に訪れる破局を警告
「健康なライフスタイルと非伝染症疾病統制・第1回グローバル閣僚会議」がモスクワで開催。WHOのチャン事務局長は席上演説し、非伝染症疾病は緩慢に破局を招くものであるとしたうえで、ライフスタイルに関連する根本的な原因への取り組みを怠れば、先進国でさえも、同疾病による甚大な影響を免れないとの旨を述べた。
パレスチナ:統一政府は和平を促進するものに
パレスチナ暫定自治政府の主流派ファタハとハマスがこのたび統一政府樹立に合意した。セリー中東和平プロセス特別調整官は本日、エルサレムで声明を発出し、この統一政府が和平促進に貢献するものであるべきだとの旨を述べた。
職場の安全と健康のための世界デー
きょうは、職場の安全と健康のための世界デー。国際労働機関(ILO)のソマビア事務局長はメッセージを発し、職場の安全を確保するには予防的措置が肝要だとの旨訴えた。毎年、約200万人が職場関連の事故や疾病で死亡し、同様に約3億3700万人が負傷している。
リビア:食糧危機のおそれ
世界食糧計画(WFP)のベルガサミ中東・北アフリカ地域担当部長はジュネーブで記者会見し、リビアへの本格的な援助物資の搬入が即時に行われなければ、同国が今後2か月のうちに食料危機に直面するおそれがある、と警鐘を鳴らした。

2011年04月27日

シリア:安保理、情勢報告を聴取
パスコー政治問題担当事務次長は安保理でシリア情勢を報告し、同国軍が非武装の市民に銃撃したり、医療関係者の活動を阻害したりしていることを示す信頼度の高い情報がある旨を述べた。
非感染症:WHO、グローバル報告
世界保健機関(WHO)のチャン事務局長はこのたび、初の「非感染症に関するグローバル報告」を発表。同報告によれば、2008年に世界各地で3610万人が死亡したが、主な死因は心臓疾患、慢性的な肺病、がんや糖尿病など。死者の80%は低中所得の国に集中している。
アルゼンチン:特別報告者、政治活動家の殺害調査を求める
4月10日から17日までアルゼンチンを訪問した、表現の自由の権利に関する特別報告者、フランク・ラ・ルー氏はこのたび、同国に対し、政治活動家Kerroumi氏の殺害事件を調査し、犯人を裁きにかけるよう求めた。
中央緊急対応基金、2010年の年次報告
4月10日から17日までアルゼンチンを訪問した、表現の自由の権利に関する特別報告者、フランク・ラ・ルー氏はこのたび、同国に対し、政治活動家kerroumi氏の殺害事件を調査し、犯人を裁きにかけるよう求めた。
リビア:人権調査団、到着
国連人権理事会によって派遣された人権調査パネル(3人構成)が本日、リビアに到着した。カダフィ派の部隊が今年、抗議デモ参加者を鎮圧し始めてから起こった暴力や人権侵害を調査する。

2011年04月26日

スリランカ:人権弁務官、さらなる調査促す
ピレー人権高等弁務官は本日、スリランカ紛争下の戦争犯罪の疑いについてさらなる調査を促した。潘基文事務総長の設置した調査パネルが昨日、政府軍と反政府勢力LTTE双方による戦争犯罪の可能性を指摘する報告書を発表していた。
シリア:事務総長、デモ参加者殺害を非難
シリアにおいて、抗議デモに参加していた多数の人々が政府軍による襲撃を受け死亡した。潘基文事務総長は安保理で非公開ブリーフィングを行い、同国の情勢を説明するとともに、デモ参加者に対する暴力の継続を強く非難した。
リビア:援助物資、到着
リビアにおいて、同国政府と反対勢力との戦いが続くなか、UNHCRやWFPは海路、空路で、ベンガジ、ミスラタに援助物資を運び入れた。
チェルノブイリ、25周年
チェルノブイリ原発事故から25年。国連総会は本日、特別記念会合を開催。潘基文事務総長は声明を発し、チェルノブイリは欧州を放射能の雲で包み、世界じゅうに影を落としたが、同時に、国際的な連帯に光を当てたとの旨を述べた。
ダルフール:水へのアクセス、便利に
スーダン・ダルフールの8つの村落において、UNAMIDは今後2週間にわたり、千単位の水容器を配布し、住民たちの水へのアクセスを容易にする。これによって、生活水を汲み運ぶ役割を担う女性や子どもたちの生活がより安全なものになることが期待される。

2011年04月25日

スリランカ:パネル報告、戦争犯罪を指摘
国連事務総長が設置した専門家パネルはこのたび、スリランカ内戦の最終段階で戦争犯罪が行われたことを示す確たる証拠があるとの報告書を発表し、その疑いについて徹底した調査を行うよう求めた。
世界マラリア・デー
きょうは、世界マラリア・デー。マラリア担当事務総長特使のレイ・チェインバース氏は本日、ニューヨーク国連本部で記者会見し、アフリカにおけるマラリア対策が実を結び、11か国において、同疾病による死者が減少傾向にあるとの旨述べた。
南スーダンで援助要員への攻撃
南スーダンにおいて週末、援助活動要員が襲撃され、国連職員1人が死亡した。エイモス人道問題担当事務次長はこの襲撃事件を非難し、同国当局に対し、人道要員の保護の確保を促した。
世界各地で予防接種キャンペーン
先週土曜日、世界の約180か国・地域で、インフルエンザ、はしか、ポリオ、破傷風などを防ぐべく、一週間に及ぶ予防接種キャンペーンがスタートした。世界各地で同時に予防接種活動が行われるのは初めて。
中央アフリカ:子ども兵士徴用、続く
中央アフリカ共和国における武力紛争と子どもに関する安保理宛て事務総長報告、発表。同報告において、潘基文事務総長は同国で引き続く子ども兵士徴用に深刻な懸念を表明し、厳密な調査や犯罪者の訴追など対策を求めた。

2011年04月21日

中東:安保理、月例報告を聴取
パスコー政治問題担当事務次長は安保理で中東情勢を報告し、イスラエル、パレスチナ間の和平交渉がこう着状態に陥っていることに憂慮を示すとともに、当事者に対し、現状打開のために大胆な措置を講じ、暴力や挑発的な行動を控えるよう促した。
世界マラリア・デー
4月25日は、世界マラリア・デー。潘基文事務総長はメッセージを発出し、2015年までにマラリアで死亡する人をなくすという目標を実現するためには、一層の努力が必要であるとの旨を述べた。毎年、マラリアによって、およそ80万人が死亡している。
バーレーン:拘束下の報道記者2人死亡
バーレーンで今月、政府の拘束下にあった報道記者ら2人が死亡。ユネスコのボコバ事務局長は声明を発し、同国政府が事件を完全究明するよう求めた。
チェルノブイリ:シャラボワさん、25周年メッセージ
チェルノブイリ原発事故25周年を記念して、国連開発計画(UNDP)の親善大使を務めるマリア・シャラポワさんはビデオ録画メッセージをだし、悲劇に負けず、希望をもって、未来に向かって歩みを進めることの大切さを訴えた。
コートジボワール:今なお続く戦闘、平和回復努力を阻む
コートジボワールに展開するUNOCIはこのたび、商業都市アビジャン近郊において、今なお戦闘が継続し、平和回復の努力が阻害されている、と憂慮を表明した。

2011年04月20日

事務総長、チェルノブイリを初訪問
潘基文事務総長は本日、チェルノブイリを訪問した。25年前深刻な原発事故が起きた同地を国連事務総長が訪れるのは初めて。ウクライナ大統領に伴われ現場を訪れた藩氏は事故の犠牲者に哀悼の意を示すとともに、被害を受けた地に新たな幕が開くよう希望を表明。
リビア:市民への攻撃、国際犯罪のおそれ
リビアのミスラタにおいて、同国政府軍がクラスター弾や重火器を使って市民を攻撃していると伝えられる。ピレー人権高等弁務官は本日、ニュースリリースを発して、こうした攻撃は国際犯罪の恐れがあると警告を発した。
中東・北アフリカ:ユニセフ、子どもの保護促す
ユニセフのレーク事務局長は本日、声明を発し、リビア、イエメン、イスラエル、パレスチナなどで多数の子どもたちが暴力の犠牲になっているとし、全当事者に対し、子どもの保護のために全力を尽くすよう促した。
安保理、スーダン情勢報告を聴取
カーレ平和維持活動担当事務次長補は安保理でスーダン情勢を報告し、同国南部が正式に分離独立しない限り、南北和平協定の実現は難しいだろうとの見方を示した。
中国語の日、国連で祝賀
ニューヨーク国連本部で本日、中国語の日が祝賀される。昨年、国連広報局(DPI)は国連における多言語主義と文化の多様性を促進すべく、国連の6公用語をそれぞれ記念する日を指定している。

2011年04月19日

チェルノブイリ原発事故、25周年
ウクライナの首都キエフで、核エネルギーの安全と革新的利用に関するサミットが開催。潘基文事務総長は同サミットで演説し、福島第一原発事故について、核エネルギーの将来に深い考察を求めるものだとし、核の安全確保に向けた5段階プランを提示した。
リビア:人道回廊による食糧援助、搬送
WFPによれば、戦闘による重大な被害を受けているリビア西部への人道回廊を使った食糧援助がスタートした。昨日は、第一陣として、輸送トラック8台が小麦粉240トン、高エネルギー・ビスケット9.1トンを積んで同地域に入った。
ソーシャル・メディアで、食料援助
WFPはこのたび、食糧援助への寄付を促すため、ソーシャル・メディアを開設した。このメディアを使えば、世界の人々は寿司、アイスクリーム、ホットドッグなど自分の好きな食べ物を選んで、その金額を寄付できる。
西サハラ:事務総長報告、発表
西サハラ情勢に関する安保理宛て事務総長報告、発表。報告において、潘基文事務総長は紛争当事者のいずれも妥協に向けた動きを示していないとし、国連支援下の交渉を進めるための措置を勧告した。
イエメン:子どもの犠牲に警告
イエメンにおいて、政治的騒乱状況による子どもの犠牲者が増えている。ユニセフは本日、当事者に対し、子どもを暴力から保護するために全力を尽くすよう訴えた。

2011年04月18日

リビア人道援助:首都に国連プレゼンス
リビア訪問中のエイモス人道問題担当事務次長とアルハティブ事務総長特使は昨日、同国の政府高官と会談し、首都トリポリに国連人道援助プレゼンスを設置することに合意した。潘基文事務総長が本日、ハンガリーの首都ブタペストで、同国のシュミット大統領と共同記者会見し、明らかにした。
コートジボワール:FAO、農業援助
大統領選後の騒乱が終わり、静穏が戻りつつあるコートジボワールにおいて、国連食糧農業機関(FAO)は現在、雨期の到来を前に、農家への支援を急いでいる。
アフガニスタン:けし栽培、わずかに減少の見込み
国連薬物犯罪事務所(UNODC)はこのたび「Opium Winter Rapid Assessment Survey」報告を発表。アヘンは依然高い価格で売買されているが、アフガニスタンのけし栽培量はわずかに減少した、と明らかにした。
事務総長、ハンガリー訪問
ハンガリーを訪問した潘基文事務総長は本日、同国のシュミット大統領と共同記者会見し、同国が過去20年間に共産主義から民主主義への移行を成功裏に進めてきたことを称賛する一方、同国が報道に関する法律をめぐる懸念に適切に対処するよう希望を表明した。
ダルフール:武装解除プロセス、スタート
スーダンのダルフールにおいて、国連支援の下、武装解除プロセスが昨日スタートした。元政府軍および反政府勢力の兵士1000人以上の武装解除、社会復帰をめざす。

2011年04月15日

コートジボワール:国連、人道援助を拡大
コートジボワールではバグボ前大統領の拘束後、暴力的な対立は終結したものの、民族間の緊張は依然高く、厳しい人道状況が続いている。UNHCRなど国連諸機関は現在、人道援助を拡大している。
シリア:特別報告者ら、非難声明
恣意的処刑や恣意的拘束、拷問などに関する複数の特別手続マンデートホルダーは本日、共同で声明を発し、シリア政府による抗議デモ参加者やジャーナリストや人権活動家への暴力的弾圧を非難するとともに、同国に対し、こうした弾圧を即時停止し、改革のための対話を進めるよう求めた。
旧ユーゴ刑事裁:クロアチア人上級将校に有罪判決
旧ユーゴスラビア国際刑事裁判所は本日、2人のクロアチア人上級将校にそれぞれ約20年に及ぶ拘禁刑を科す有罪判決を下した。1990年代のバルカン紛争の際の軍事攻撃における人道犯罪を問われた。
リビア:援助資金、不足
リビアにおける避難民援助の継続に必要な資金が現在、不足している。UNHCRは当初、6850万ドルの資金を求めるアピールを発していたが、これまでに拠出されたのは3900万ドルで、すでにその全額は支出済み、あるいは契約済みである。
ガザ:誘拐されたイタリア人、殺害
ガザで今週木曜日、過激派イスラム勢力に誘拐されていたイタリア人Vittorio Arrigoni氏が殺害された。潘基文事務総長は遺族に哀悼の意を表明するとともに、犯人の早急な逮捕を求めた。

2011年04月14日

リビア:国際社会の協調、必要
国連とアラブ連盟はリビアに関するカイロ会議を共同で招請。潘基文事務総長は席上演説し、速やかな決定的な地球的行動が多数のリビア人を救ったものの、人道状況は悪化しており、国連と国際社会による協調した努力が必要であるとの旨を述べた。
コートジボワール:人道危機続く
コートジボワールにおいて、政治的な混迷状態は終息したが、数か月間の暴力による人道危機が続いている。国連諸機関およびパートナーは本日、1億6000万ドルの資金拠出を求めるアピールを発した。
安保理、紛争下の性的暴力に関する報告聴取
ワルストロム事務総長特別代表は本日、安保理に対して、紛争下の性的暴力について報告。紛争下の性的暴力は未然に防止することが肝要であり、性的暴力をなくさない限り、国際平和は包括的なものとはいえないとの旨を述べた。
キルギス:対話、制度の強化の必要
国連事務総長特別代表、中央アジア地域予防外交センター、欧州安保協力機構、EU特別代表はキルギスタンの首都ビシケクで、共同声明を発し、同国の平和と民主主義を強化するためには対話の継続と制度の強化の必要であるとの旨を述べた。
人間の安全保障:総会、非公式討論
国連総会は本日、人間の安全保障に関する非公式討論を行った。ミギロ副事務総長は演説し、紛争や自然災害、貧困、疾病など、近代世界が直面する諸課題は相互に関連し、安全保障はより広範な定義を必要としているとの旨を述べた。

2011年04月13日

リビア:事務総長、世界の連帯を訴え
カタールの首都ドーハで、リビアに関する国際コンタクト・グループ会合、開催。潘基文事務総長は席上演説し、人道状況が悪化する同国の危機に対し、世界各国の連帯した行動の必要を強調した。
コートジボワール:安保理、内包的な政府樹立求める
安保理議長は報道声明を発し、コートジボワールのワタラ大統領に対し、すべての勢力を内包し、広範な基盤をもつ政府を樹立するよう促した。また、すべての国民に対し、復讐を抑えて、国民和解に努力するよう促した。
飢餓:WFP、親善大使を任命
世界食糧計画(WFP)はこのたび、マリの全盲の2人組音楽家、アマドゥ・エ・マリアムを飢餓担当の親善大使に任命した。2人は飢餓問題に関する初の親善大使。今後、欧州の人々に対し、飢餓問題に関する啓発を行う。
バーレーン:事務総長、自制と対話を促す
カタールの首都カタールにおいて、潘基文事務総長はバーレーンのハリド外相と会談し、同国で抗議デモ参加者たちが襲撃され、死傷している状況について懸念を伝え、最大限の自制を求めた。
ダイス議長、総会の活性化求める
総会の再活性化に関するアドホック作業部会、開催。ダイス総会議長は本日、開幕演説し、総会の活動を再活性化し、世界共同体の利益のために働く強力な機関とするよう訴えた。

2011年04月12日

コートジボワール:バグボ派への復讐に警告
潘基文事務総長は昨日、コートジボワールのワタラ大統領と電話会談し、昨日拘束されたバグボ前大統領の支持者への復讐が起こらないように警告を発した。
人道援助:留まって助けるために
OCHAはこのたび、外部委託して作成した独立報告、「留まって助けるために」を発表した。世界各地において人道援助要員に対する襲撃事件は過去10年で3倍に増え、現在では年間100人超が死亡している。報告は、危険な状況において援助を効率的に届ける方策を探る。
パレスチナ国家建設に進展
中東和平プロセス特別調整官事務所(UNSCO)はこのたび「パレスチナ国家建設:重要な時期」と題する報告書を発表。パレスチナ自治政府が国家としての機能を果たすのに必要な制度づくりにおける進展に着目するとともに、イスラエルによる占領停止、同国およびパレスチナの交渉再開の必要を訴える。
人類宇宙飛行の国際デー、祝賀
国連は本日、ロシアのガガーリン宇宙飛行士による初の有人宇宙飛行50周年を記念して、人類宇宙飛行の国際デーを初めて祝賀した。なお今年は、「宇宙の平和利用に関する委員会」の創設50周年でもある。
福島第一原発事故、レベル7に
国際原子力機関(IAEA)は本日、日本政府がこのたび福島第一原発事故の国際的な評価レベルをチェルノブイリ原発事故と同レベルの7へと暫定的に上げたことを確認、発表した。

2011年04月11日

コートジボワール:バグボ前大統領、拘束
コートジボワールにおいて、バグボ前大統領がワタラ氏に忠誠を誓う勢力に身柄を拘束された。潘基文事務総長はニューヨーク国連本部で記者会見し、同国の法の支配回復の支援への決意を述べた。
ウィキリークス:人権報告者、米兵への面談拒否に苛立ち
メンデス人権特別報告者(拷問担当)は米国政府に対し、ウィキリークスに機密情報を漏えいしたとされる米兵への監視なしの面談を要請しているが、米政府はこれまでのところ拒否の姿勢をとり続けている。報告者は本日、報道声明を発し、失望と苛立ちを表明した。
ベラルーシ:地下鉄で爆発、11人が死亡
ベラルーシの首都ミンスクの地下鉄駅で夕方の帰宅ラッシュ時に爆発が起き、少なくとも11人が死亡し、数十人が負傷した。潘基文事務総長は国民および遺族に弔意を表明するとともに、負傷者の早い回復を祈念した。
リビア:子どもが交戦の犠牲に
リビアのミスラタにおいて、政府側、反政府側の両勢力の交戦、無差別砲撃の拡大に伴い、万単位の子どもたちが犠牲となって死亡する恐れがでてきた。ユニセフは本日、この事態に警告を発し、即時停戦を呼びかけた。
ソマリア海賊:安保理、特別法廷を設置へ
安保理は決議を全会一致で採択し、海賊対策の活性化の必要をあらためて認識し、ソマリアおよび地域での海賊を裁くソマリア特別法廷の設置を緊急に検討することを決定した。

2011年04月08日

コートジボワール:一日で100超の遺体、発見
国連人権高等弁務官事務所・調査団はこの24時間で、コートジボワールにおいて、100を超える遺体を発見した。同事務所によれば、民族殺害を疑わせる遺体が何体もある。
イラク:安保理、情勢報告を聴取
メルケルト事務総長特別代表は安保理でイラク情勢を報告。憲法採択、選挙実施、報道の自由などにおいて著しい進展がみられるとする一方、指導者が国民に約束した利益の配当が急務であるとの旨を述べた。
事務総長、来週エジプトへ
潘基文事務総長は来週、エジプトを訪問し、リビア支援のための国際会議で議長を務める。同国際会議には、アラブ連盟、AU、OIC、EUなどの地域機関が参加する。
フィリピン:子どもの徴兵に行動計画
クマラスワミ事務総長特別代表は5日間にわたるフィリピン訪問の最終日に記者会見し、軍事組織である新人民軍(NPA)の子ども徴用を防ぐための行動計画をつくることに合意したことを明らかにした。
ハイチ:ミュレ特別代表、本部で記者会見
ミュレ事務総長特別代表は本日、ニューヨーク国連本部で記者会見し、ハイチで成功裏に終わった選挙プロセスは同国の人々の復元力、復興への決意を明確に示すものだとの旨を述べた。

2011年04月07日

コートジボワール:深刻な人道状況
コートジボワール訪問からニューヨークに戻ったエイモス人道問題担当事務次長は国連本部で記者会見し、ワタラ氏の支援勢力とバグボ派との戦闘により人道状況が悪化し、同国の10万単位の人々が緊急援助を必要としていると訴えた。
リビア:海路で人道物資搬送
食料、医者、医薬品などを積んだ国連船が本日、リビアのミスラタ港に到着した。WFPのシーラン事務局長は、リビアの人道ライフラインが確保されたとし、WFPが今後3か月間で60万以上に食料を提供する計画であると述べた。
ケニア:被疑者3人、国際刑事裁に出頭
ケニア大統領選挙後の騒乱下での人道犯罪など首謀したとされる6人の被疑者のうち3人が本日、国際刑事裁判所(ICC)に出頭した。トレンダフィロバ裁判官は3人が今後も不穏を煽るような行動を続けた場合には、召喚状に代えて、逮捕状を発行することになると警告を発した。
ルワンダ・ジェノサイド想起の日
4月7日は、ルワンダで起こったジェノサイドの犠牲者を想起する国際デー。潘基文事務総長はメッセージを発し、同様の悲劇を二度と起こさないことがジェノサイド犠牲者への真の弔いとなるとの旨を述べた。
4月12日を人類の宇宙飛行の国際デーに
国連総会は特別会合を開催し、50年前の初の有人宇宙飛行を記念した。また、決議を採択し、毎年4月12日を人類宇宙飛行の国際デーとして記念することを宣言した。

2011年04月06日

リビア:人道状況に深刻な懸念
リビア北西部の都市ミスラタにおいて、激しい戦闘が続き、千人単位の住民が食料、水、医薬品などを十分に得られずにいる。エイモス人道問題担当事務次長は声明を発して、悪化した人道状況に懸念を表明した。
殉職の国連職員たちに献花
この一週間、世界各地で40人余の国連職員が殉職したが、本日、ニューヨーク国連本部でこれら職員に哀悼を捧げる献花式典が催された。
ハイチ:安保理で公開討論
安保理は本日、ハイチ情勢に関する公開討論を行った。潘基文事務総長は席上、演説し、同国においては、ここ数か月間で著しい進展がみられたが、経済の再活性化や法の支配の強化など多くの課題が山積しているとし、国連が今後も継続的に支援を提供していくとの旨を述べた。
北アフリカからの流出民、荒海で溺死
北アフリカの国々から小舟に乗ってイタリアへ向かった流出民200人がランペドゥサ島沖で転覆し、47人を除く全員が溺死したと伝えられる。UNHCRは本日、声明を発し、深い衝撃を表明した。
コートジボワール:国際刑事裁、公式捜査の可能性
コートジボワールにおける市民の大量殺害の疑いについて、国際刑事裁判所の検察官は本日、公開捜査を開始する可能性を示唆した。現在、同検察官は予備調査を行っている段階。公式の捜査を開始する場合、検察官は予審部から承認を得なければならない。

2011年04月05日

コンゴ:国連機墜落、32人死亡
コンゴ民主共和国において、昨日、国連機が墜落し、搭乗者33人のうち1人を除いて全員が死亡した。キサンガニを出発した動機は豪雨と強風のなかで、キンシャサ空港に着陸を試みていた。
ダルフール:平和維持兵、殺害
スーダンのダルフールに展開する国連平和維持活動UNAMIDの兵士3人が巡回中に襲撃され、誘拐された。2人は負傷を負いながらも解放されたが、1人は殺害された。
アフガニスタン:殉職の国連職員、追悼式典
アフガニスタンにおいて、先週金曜日、抗議デモが国連施設になだれ込み、国連職員3人と警備要員4人が襲われ死亡した。本日、同国の首都カブールや各地域・州に設置された国連施設で追悼式典が行われた。
コートジボワール:バグボ派、戦闘停止の意向
国連コートジボワール・ミッション(UNOCI)はこのたび、バグボ派軍隊司令官から電話を受け、戦闘停止、武器の引き渡しの意向を通告された。
イエメン:人権弁務官事務所、人々への武力行使停止求める
国連人権高等弁務官事務所は本日、イエメン政府に対し、平和的デモに参加する人々への武力行使を即時停止するよう求めた。同国においては、デモ参加者への治安部隊による武力行使により、これまでに100人以上の市民が死亡したと伝えられる。

2011年04月04日

コンゴ:国連機、墜落
コンゴ民主共和国の首都キンシャサにおいて、豪雨と強風のなかで空港への着陸を試みていた国連機が墜落し、33人が死亡し、うち一人を除く全員が死亡した。
コートジボワール:UNOCI、市民保護へ軍事行動
コートジボワールのアビジャンにおいて、UNOCIはフランス部隊の支援を受け、一般市民に対する重火器の使用を防止すべく、軍事行動を展開した。これより前、潘基文事務総長はUNOCIに対し、自衛および市民保護のためにすべての必要な措置を講じるよう指示をだしていた。
女性の地位向上:大学は役割果たすべき、と事務総長
潘基文事務総長は本日、米フィラデルフィアで開かれた世界大学総長グローバル・コローキアムで演説。女性たちはいまだに二級市民としての扱いを受けているとし、世界の大学に対し、女性の地位の向上のために、一層の役割を果たすよう求めた。
リビア:国連特使、安保理に情勢報告
アルハティブ事務総長特使は本日安保理で、最近訪れたリビアの情勢について報告。現在の状況がどれくらい続くのか依然不透明であるとし、国際社会に対し、リビアの人々への支援を継続し、解決を図るよう訴えた。
総会議長、英国訪問
ダイス総会議長は本日、英国を訪問し、へイグ外相と会談し、国連改革、国連ミレニアム開発目標(MDGs)、リビアやコートジボワールなど、世界各地の紛争の状況などについて話し合った。

2011年04月01日

アフガニスタン:国連施設、襲撃
アフガニスタンにおいて、米国教会でのコーラン焼却に対する抗議デモ参加者が国連施設を襲撃し、国連職員3人を含む多数の人々が殺害された。潘基文事務総長、安保理はそれぞれ声明を発し、この襲撃事件を非難した。
コートジボワール:ワタラ派による人権侵害
コートジボワールにおいて、ワタラ派軍隊が商業都市アビジャンに向けて兵を進めるなか深刻な人権侵害を犯しているとの報道を受け、国連人権高等弁務官事務所はこのたび同軍隊に自制を促した。
リビア:WFP、食料支援を強化
リビアにおいて戦闘の被害を受ける地域を中心に、人々の食料へのアクセスの確保が困難になっている。世界食料計画(WFP)は同国の食料事情に関する更新情報を発表し、この状況に懸念を表明した。
福島第一原発:放射性物質、低濃度の放出続く
国連は本日、地震と津波で損壊した福島第一原発から放出される放射性物質が広い範囲で大気中に拡散し始めているものの、濃度は健康に危害を及ぼすほどレベルではないと発表。一方、ケニア訪問中の潘基文事務総長は本日、声明を発し、各国の原子力の安全に関する政策やメカニズムを確固たるものにする必要を訴えた。
ICJ:グルジア提訴に管轄権なし、と判決
国際司法裁判所(ICJ)はこのたび、グルジアが人種差別撤廃条約に違反したとしてロシアを提訴した係争事件について、条約が求める交渉による紛争解決が図られていないことを指摘し、ICJの管轄権が及せないとの判決を下した。

2011年03月31日

HIV/エイズ:事務総長、大胆な行動を訴え
今年6月に開かれる国連総会(ハイレベル会合)を前に、潘基文事務総長は本日、HIV/エイズに関する新規報告書を発表した。報告書のタイトルは、「普遍的なアクセスへの連帯:新規感染者、差別、死者をゼロにするために」。
コートジボワール:国連部隊、西部に展開
コートジボワールにおいて大統領選後の混迷が続き、人道状況が悪化するなか、UNOCIは同国西部ドゥエクエの教会に避難する1万人を保護すべく、平和維持兵を派遣した。
ハイチ情勢:事務総長報告、発表
国連ハイチ安定化ミッション(MINUSTAH)に関する事務総長報告、発表。報告において、潘基文事務総長は、ハイチの平和と繁栄には法の支配の向上が不可欠であるとしたうえで、持続的な国際的支援を求めた。
海賊対策:IMO、ケニアに情報センター開設
国際海事機関(IMO)は本日、ケニアのモンバサにインド洋・アデン湾の海賊対策のための情報センターを開設。同センター設立は、2009年に発効したジブチ行動綱領に基づく。
リビア:チュニジアへの難民に衛生施設
リビアから戦闘を流出する人々が増え続けるなかで、ユニセフは現在、チュニジア南部の仮設キャンプに衛生施設を設置し、トイレ、シャワー、給水タンクなどを整備している。

2011年03月30日

コートジボワール:安保理、ターゲット制裁
コートジボワールにおいて、大統領選後の混迷が続き、危機収束の兆しが見えないなか、安保理は決議1975を全会一致で採択し、暴力の即時停止を求めるとともに、グバボ氏夫妻と3人の側近に対するターゲット制裁を科した。
ミャンマー:事務総長、民主化移行求める
ミャンマーにおいて、国家平和発展評議会が解散し、新政権が発足した。潘基文事務総長は声明を発し、新政権の発足が軍事政権からの真の権限移譲となるよう訴えた。
東アフリカ:800万人超、食料援助の必要
OCHAによれば、ジブチ、エチオピア、ケニア、ウガンダなど東アフリカの国々において干ばつが続き、現在、840万人近い人々が緊急食料援助を必要としている。
カンボジア特別法廷:トゥールスレン所長、2審が結審
カンボジア特別法廷・2審において、元トゥールスレン所長のカン・ケ・イウ被告の上級審の審理が終了した。今後数か月以内に、判決が下される予定。元ポルポト派最高幹部4人の公判に向けた準備が現在、進んでいる。
創造産業、途上国の経済成長に寄与
UNDPとUNCTADはこのたび、創造産業に関する報告書「Creative Economy Report 2010:A Feasible Development Option」を共同作成した。映画、音楽などの取引は世界的な商業取引が減少するなかでも活発に行われており、開発途上国の経済成長に寄与する大きな可能性を秘めている、と報告書は述べる。

2011年03月29日

リビア:民主化への移行、長期支援が必要
リビアに関する国際会議、ロンドンで開催。潘基文事務総長は同会議に出席、演説し、国際社会による迅速かつ決定的な行動が人道災害を防いだとの旨を述べた。また真の民主化への移行には相応の時間と、各国の協調した支援を要すると訴えた。
コートジボワール:国連ヘリに対する攻撃
コートジボワール西部のドゥエクエで、大統領派FRCIの軍事部隊が昨日、国連ヘリを狙って攻撃。また、アビジャンで、バグボ派の部隊が無辜の市民十人余を銃で殺害した。UNOCIは声明を発し、これらの事件を非難した。
LDCの経済成長に生産の多様化、必要
国際労働機関(ILO)はこのたび今年5月に開催されるLDC会議に向け、「後発開発途上国における成長、雇用、ディーセント・ワーク」と題する報告書を発表し、生産の多様化がLDCの経済成長に不可欠であるとの旨を述べた。
レバノン:新政権の早期樹立、安定に不可欠
マイケル・ウィリアムズ特別調整官は今朝、安保理でレバノン情勢を報告し、同国の政治、治安、社会経済のあらゆる側面から、新政権の早期樹立が望まれるとの旨を訴えた。
LDC:有識者レポート、発表
潘基文事務総長が任命した有識者グループは本日、LDCの諸問題の調査研究報告を発表。報告は、ターゲットを絞った開発援助、輸出への非関税アクセス、農業生産や就学率拡大などにより、LDC諸国の半数が貧困から脱却できるとの旨を述べる。

2011年03月28日

UNHCR: 先進国に庇護を求める人々が減少
UNHCRがこのたび発表した報告によれば、先進国に庇護を求める人々が10年前に比べて半減した。昨年の庇護申請者数は44の先進国で358,800人だった。
リビア、市民保護義務を不履行:事務総長
チュニジア、エジプトなどの国から訪問からニューヨークに戻った潘基文事務総長は本日、国連総会の非公式・非公開会合で、それら訪問について報告した。そのなかで、リビアについては停戦あるいは同国政府の安保理決議順守を示す証拠は一切ないとの旨を述べた。
イエメンで人道状況が悪化
イエメンにおいて、政治的騒乱が続き、これまでに少なくとも82人が死亡し、百人単位の負傷者がでている。エイモス人道問題担当事務次長は人道状況が悪化していることに警告を発するとともに、同国のすべての当事者に自制を求めた。
コートジボワールであらたな戦闘
コートジボワールの人道状況について国際的な懸念が高まるなか中、同国西部であらたに戦闘が勃発し、多数の住民が保護を求めて、UNOCIの駐屯施設に逃れている。
福島原発事故:IAEA、ハイレベル会議を招請へ
国際原子力機関(IAEA)の天野事務局長は本日、ウィーン本部で記者会見し、日本の福島第一原発事故を受け、今後3か月以内に原子力の安全対策・緊急対応に関するハイレベル会議の開催を求める意向を表明した。

2011年03月25日

安保理、コートジボワール情勢報告を聴取
カーレ平和維持活動担当事務次長補は安保理でコートジボワール情勢を報告し、大統領選後の混迷が続き、暴力的騒乱状態が続き、これまでに避難民100万人が発生し、バグボ派軍隊は市民に向けて重火器を使用しているとの旨を述べた。
シリア:OHCHR、人権情勢に懸念表明
シリアにおいて、政府が平和的な抗議デモに対して催涙ガスや弾薬を使用し、事態が悪化。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)はこのたび懸念を表明し、同国政府の政治経済改革への誓約実行の状況を密接に監視していくとの旨を述べた。
リビア:暴力の継続、避難民増加
UNHCRによれば、リビアにおいて同国政府による自国民への暴力が継続する中、同国を流出する難民の発生数は安定する一方、避難民が増加している。
奴隷制度犠牲者:追悼の日
3月25日は、奴隷及び大西洋間奴隷貿易犠牲者追悼国際デー。潘基文事務総長はメッセージを発し、犠牲者に哀悼をささげ、国連本部に記念碑を常設するとともに、2011年をアフリカ系の人々のための国際年として祝賀することにより、犠牲者に威厳を回復するとの旨を述べた。
福島原発事故:事務総長、原子力の安全強化求める
福島第1原発で深刻な事故が起き、今もなお放射性物質の放出が続いている事態を受けて、潘基文事務総長は本日、国際原子力機関(IAEA)、国連開発計画(UNDP)、包括的核実験禁止機構準備委員会(CTBTO)、世界気象機関(WMO)の代表たちとビデオ会議で協議を行い、原子力の安全のための国際的な体制を強化する必要を述べた。

2011年03月24日

リビア:事務総長、安保理に現況報告
リビアに飛行禁止空域を設定した安保理決議1970採択から1週間が経過。潘基文事務総長は本日、安保理で現況報告し、同国における深刻な人権侵害が報告されるなか、国際社会による決意ある迅速な行動が不可欠であるとの旨を述べた。
世界結核デー
3月24日は世界結核デー。潘基文事務総長はメッセージを発出し、研究、予防改善、早期診断、治療に追加的資金が投入されなければ、今から2015年までに約800万人がこの予防可能な疾病により命を失うだろう、と警鐘を鳴らした。
シエラレオネ:安保理、情勢報告を聴取
シューレンベルグ事務総長執行代表は安保理でシエラレオネ情勢報告。同国は内戦からの脱却に大きな歩みを進めながらも、依然として脆弱性が高く、特に来年の選挙に向けて、国際社会の継続的な支援が必要である旨訴えた。
人権理、イラン担当報告者を任命
人権理事会は賛成22、反対7、棄権14で決議を採択し、イランの人権状況の改善を求める総会決議への同国の非協力的態度に憂慮を示し、同国担当の特別報告者を任命することを決めた。
核廃絶へ、国連本部で100万人署名の展示
世界の各都市で集められた核廃絶を求める100万人の署名がこのたび、ニューヨーク国連本部で展示された。展示の開幕式典には日本の被爆者たちが出席した。主催者の世界平和連帯都市市長会議は1982年、広島、長崎の両市長のイニシアチブで創設されたNGOで、メンバー都市は現在、150か国の4,540を数える。

2011年03月22日

リビア:国連、援助物資搬送へ
Abdel Elah Al Khatib事務総長特使は昨日、リビア東部の都市トブルクで、反政府勢力と初会談し、カダフィ大佐率いる軍隊が戦車や重火器を使って市民を攻撃し、多くの都市を制圧した状況について聴取した。なお現在、国連諸機関はリビア東部への援助物資の搬送を急いでいる。
コンゴ:5000万人、飲料水へのアクセス欠く
国連環境計画(UNEP)はこのたび新規研究報告を発表し、アフリカ全体の貯水の半分以上を保有するコンゴ民主共和国において、人口の4分の3、およそ5100万人が安全な飲料水へのアクセスを欠いている状態を訴えた。
コートジボワール:アビジャンから住民が流出
UNHCRによれば、コートジボワールの商業都市アビジャンが先週木曜日、バグボ派軍隊による砲撃を受けてから、千人単位の人々が全面戦争を恐れ、流出し始めている。
中東:安保理で月例報告
フェルナンデス=タランコ事務次長補は本日、安保理で中東情勢に関する月例報告を行い、イスラエル・パレスチナ交渉が依然、こう着状態にあり、暴力が続いている状況を指摘し、現状を打破するための緊急行動を訴えた。
チュニジア:国連、民主化へ全面支援
チュニスを訪れた潘基文事務総長は本日、カイドセブシ首相と会談し、チュニジアの革命がアラブ世界に深淵かつ劇的な変化をもたらしたと評価したうえで、国連が同国の民主化を全面的に支援するとの旨を述べた。

2011年03月17日

リビア:安保理、飛行禁止空域設定
安保理は憲章第7章の下、決議1973を賛成10、棄権5(ブラジル、中国、ドイツ、インド、ロシア)、反対0で採択し、リビアのベンガジ市へのカダフィ大佐率いる政府軍による攻撃から市民を保護するため、飛行禁止空域を設定し、加盟国に武力行使を実質容認。
コートジボワール:アビジャンで市場砲撃
コートジボワールにおいて、バグボ氏勢力軍隊がアビジャンの市場を砲撃し、少なくとも25人が死亡し、数十人の負傷者がでた。同国に展開する平和維持活動UNOCIはこの砲撃に憤りを表明。
東日本大震災:国連諸機関、支援急ぐ
ITU、WFP、IAEAなど国連諸機関は現在、大地震、津波、原発事故という複合的な危機に見舞われた日本に対し、毛布の搬送から通信機器、技術支援の提供まで、各種の援助を急いでいる。
バーレーン:治安部隊による暴力拡大
バーレーンにおいて、抗議デモへの弾圧を強める治安部隊が暴力を拡大し、病院や医療施設を制圧下に置いた。ピレー人権高等弁務官はプレスリリースを発し、衝撃を受けているとし、そのような行動は国際法に違反するものだと旨を述べ、病院施設からの即時撤退を求めた。
安保理、アフガニスタン情勢を聴く
安保理で、ミスツラ事務双方特別代表がアフガニスタン情勢を報告。現在、30の機関、基金、プログラムがアフガニスタンの34州で援助活動を展開しているが、国連は今後、ガバナンス、開発、和平達成のすべての分野において、同国が主導的役割を引き継ぐのを支援する用意があると説明した。

2011年03月16日

福島原発の危機、深刻なレベル、とIAEA
天野IAEA事務局長はウィーンのIAEA本部で記者会見し、日本の福島第一原子力発電所の危機事態が非常に深刻なレベルにあるとの見解を明らかにするとともに、明日にでも、自ら空路、日本に赴き、当局から最新情報を直接入手し、IAEAに可能な支援策を探る、との旨述べた。
リビア:事務総長、ベンガジ攻撃に警告
リビアのカダフィ大佐率いる政府軍による反政府勢力制圧下のベンガジ市攻撃の可能性が伝えられることについて、潘基文事務総長は声明を発し、多数の市民の生命が失われることを危惧し、市民への軍事攻撃に責任を有する者は将来、その行為に説明責任を負うとの旨訴えた。
安保理、リベリア情勢を聴く
Ellen Margrethe Løj事務総長特別代表(UNMIL代表)は安保理でリベリア情勢を報告。リベリアが過去8年間で紛争からの脱却に著しい進展を遂げてきたとしながらも、来る総選挙の実施やコートジボワールからの難民流入といった状況に鑑みて、引き続き国際的な関心が必要であると訴えた。
副事務総長、持続可能な開発へ行動を促す
国連総会は本日、「グローバル・サステナビリティに関するハイレベルパネル」との会合(インタラクティブ・ダイアローグ)を開催した。ミギロ副事務総長は席上演説し、グローバルな開発モデルをつくり、貧困削減、雇用創出、不平等、気候変動、環境悪化への対応を図り、水やエネルギー、食糧へのアクセスを確保するよう訴えた。
アンゴラ/コンゴ:国連特使、レイプ調査を要請
昨年9月から12月にかけて、アンゴラからコンゴ民主共和国の市民12万人が追放され、多くの女性がレイプされたと伝えられる事態について、ワルストローム特別代表(紛争における性的暴力担当)は両国政府に対し、性的暴力を停止すべく最大限努力を払い、市民、特に女性と子どもを保護するよう訴えた。

2011年03月15日

IAEA、日本に専門家派遣へ
日本の福島第一原子力発電所でこのたび部分的なメルトダウンが起こったことを受けて、国際原子力機関(IAEA)は環境モニタリング・チームを同国に派遣することを決めた。
リビア:UNHCR、人々の安全な流出を訴え
リビアにおいて戦闘が拡大し、難民数が30万人に近づくなか、戦闘地域を逃れる人々が流出することができなかったり、妨げられたりしている。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)はこの状況に憂慮を表明した。
コートジボワール:新たな戦闘で援助活動困難に
UNHCRによれば、コートジボワールの最大都市アビジャンにおいて、治安が悪化するとともに、人道アクセスも劣悪化し、大統領選後の混迷状況で避難民となった人々への援助が困難を極めている。
アフガン:安保理報告、発表
潘基文事務総長は安保理に宛ててアフガニスタンに関する報告を提出した。報告において、事務総長は国連アフガニスタン支援団(UNAMA)の任期を1年間延長するよう勧告した。
トルコ、報道の自由の保障の確保を
トルコにおいて、複数のジャーナリストが政府転覆をはかった容疑で拘束された。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)はこのたび、憂慮を表明するとともに、同国政府に対し、表現の自由を保障するよう求めた。

2011年03月14日

日本地震:国連、支援を強化
国連災害評価調整チーム(UNDAC)が日本に到着。地震の被災状況および援助活動に関する正確かつ迅速な情報提供の支援にあたるべく、オペレーションセンターを設置する。
スーダン:アビエィで暴力、和平プロセス阻害の恐れ
スーダンの人権状況に関する独立専門家、Mohamed Chande Othman氏は3月6日から13日までの同国訪問を終えるにあたり、声明を発し、アビエィにおける暴力が南北スーダン和平プロセスを阻害するおそれがあるとの旨を述べた。
近隣諸国軍隊、バーレーンに:事務総長が懸念
サウジアラビアおよびアラブ首長国連合(UAE)がこのたび、GCC主宰の下、バーレーンに兵力を派遣したことについて、潘基文事務総長は懸念を表明。平和的手段による国家統一と安定の保障の重要性を訴え、当事者に対し、最大限の自制を求めた。
ジュゴン保護:資金援助プロジェクト
今後40年以内の絶滅が危惧されるジュゴン保護のため、パラオで国連の資金援助プロジェクトが開始。同プロジェクトは「移動性の野生動物種の保護に関する条約」(「CMS」および南太平洋地域環境プログラム(SPREP)の下に実施される野生動物の保護のための取組みのひとつ。
ベナン:大統領選の平和的実施を歓迎
ベナンで昨日、第1回大統領選が平和的かつ秩序を保って実施されたことについて、潘基文事務総長は歓迎の意を表明。大統領選候補に対し、選挙結果を尊重し、選挙プロセスにより生じる対立があれば、平和的に法的手段で解決するよう求めた。

2011年03月09日

リビア:難民弁務官、チュニジア訪問終える
リビアで戦闘が拡大し、同国からの千人単位の流出が続く。グテーレス難民高等弁務官は本日、2日間のチュニジア訪問を終えるにあたり、声明を発し、国際社会に対して、国境を超える人々への持続的な人道対応を呼びかけた。
ICC、ケニア事態で6人に召喚状
国際刑事裁判所(ICC)はこのたび、ケニアの高官6人に召喚状を発布。予審部判事が昨日、3対2の多数決で、これら高官6人が人道に対する罪を犯したと信じるに足る十分な理由が存在するとの結論を下し、4月7日に裁判所に出頭するよう求めた。
アフガン:紛争による死者、増加
UNAMAとアフガニスタン独立人権委員会、「武力紛争下の文民保護に関する年次報告」を発表。アフガニスタンにおいて、紛争による一般市民の死者数は昨年、15%拡大したとして、全当事者に対し、市民保護を訴えた。
今年の人口賞、決まる
今年の人口賞が、イランの人口学者とカメルーンに本部を置く人口研究機関に授与されることが決まった。人口賞は、国連総会が1981年に設置して以来、毎年、人口分野への貢献を認められた個人や機関に授与されてきた。
タンザニア:IFAD融資で農村経済の活性化へ
国連農業開発基金(IFAD)はこのたび、タンザニア政府に9000万ドルを融資する契約を結んだ。融資によって、同国農村部の金融サービスや市場の強化と、民間セクターの開発の促進を図る。

2011年03月08日

国際女性の日、3月8日
3月8日は国際女性の日。今年は、1911年に世界各地で初めて女性の日が祝賀されてから100年目。潘基文事務総長はメッセージを発し、あまりにも多くの国や社会において、女性が依然、二級市民として扱われているとして、女性の地位向上に向けたさらなる取り組みを訴えた。
リビア:UNHCR、移民への暴力に警鐘
リビアの反政府勢力および政府掌握下の両地域において、サハラ以南諸国からの難民や移民に対する暴力や差別処遇が増している。UNHCRはこの状況に警鐘を鳴らした。
コートジボワール:対立勢力に人道支援への協力訴え
UNHCRはこのたびコートジボワールで選挙後の騒乱事態により故郷から流出した避難民への緊急人道援助を行うため、対立勢力からの支援が必要である旨を訴えた。
スーダン:アビエィから2万人流出
OCHAによれば、スーダンのアブエィで先週発生した武力衝突を逃れ流出した避難民が現時点で2万人に上る。援助諸機関はすでに、支援物資の提供の準備態勢を整えた。
エイモス事務次長、コンゴ入り
エイモス人道問題担当事務次長は本日、コンゴ民主共和国入り。2日間にわたって、武力衝突で荒廃する北キブおよびオリエンタルの両州を訪れ、その人道状況を視察する。

2011年03月07日

リビア:国連、人道アピール
国連、およびパートナー諸機関はリビアの人道危機に対処すべく、1億6000万ドルの資金拠出を求める人道アピールを発した。同資金は今後3か月間にわたって、17の援助組織の活動を支える。
ユニセフ:年次アピール、14億ドル拠出求める
ユニセフは本日、年次アピールを発し、世界各地で危機事態に苦しむ女性と子どもを支援すべく、国際社会に対し、総額14億ドルの拠出を求めた。そのうち大部分はパキスタンとハイチへの支援に必要とされる。
FAO:女性の生産手段へのアクセス求める
国連食糧農業機関(FAO)は本日、「食糧農業白書」を発表。農村部の女性に対して土地や金融、教育、技術など生産手段を与えられれば、世界で飢える1億5000万の人々への食料提供も可能となるはずだ、と白書は述べる。
イランの協力不十分、とIAEA
国際原子力機関(IAEA)の天野事務局長は本日、管理理事会で演説し、イランの核プログラムが平和目的であるとの結論をだすのに必要な協力は同国から得られていないとの旨を述べた。
パレスチナ政治犯釈放は和平に必要
パレスチナ問題に関する国際会議が本日、ウィーンで開幕。潘基文事務総長はメッセージを送り、イスラエルが拘束するパレスチナ政治犯の釈放が和平の展望を拓くのに必要だとの旨訴えた。

2011年03月04日

リビアから流出する人々の急減
リビアからチュニジアに流出する人々 -主に移民- が急減した。UNHCRはリビア国境におけるカダフィ派の重装備軍隊の展開に留意し、リビアの治安情勢によって千人単位の流出が妨げられている恐れがあるとして懸念を表明した。
コートジボワール:治安悪化で人道アクセスが困難に
UNHCRによれば、コートジボワールの治安情勢が悪化し、商業都市アビジャンやその他の都市において、政治的騒乱の被害を受けた人々への人道アクセスが難しくなっている。
ソマリア:戦闘の激化と干ばつの悪化
ソマリアにおいて、干ばつが悪化するとともに、戦闘が激化し、さらに千人単位の人々が避難民化している。先月同国を訪問したエイモス人道問題担当事務次長は本日、ニューヨーク国連本部で記者会見し、その状況に憂慮を表明した。
コンゴ:子どもへの暴力停止訴え
コンゴ民主共和国を訪れたユニセフのレイク事務局長は北キブの州都ゴマで声明を発し、子どもたちが性的虐待、徴兵、教育や保健サービスの機会欠落などに直面する状況に憂慮を表明した。ユニセフによれば、昨年だけで、子どもを含め、1万4,591件の性的虐待事件が報告されている。
スーダン:アビエイ治安情勢に関する協議
南北スーダン和平合意(2005年)の両当事者は本日、最近衝突事件が発生したアビエイの治安情勢について協議し、1月のカドゥグリ合意の履行のための具体的措置を採択した。

2011年03月03日

国際刑事裁、リビア事態を捜査
国際刑事裁判所のモレノ=オカンポ検察官はハーグで記者会見し、安保理から付託されたリビアの事態について、カダフィ大佐や側近たちによる人道犯罪を含めて、捜査している旨を述べた。
コンゴ:レイプ被害報告、発表
ピレー人権高等弁務官が任命したハイレベル・パネルはこのたび、コンゴ民主共和国でレイプなど性的虐待にあった人々の状況を調査報告し、賠償基金の設置を勧告した。
コートジボワール:攻撃用ヘリ2機、UNOCI増強
コートジボワールに展開するUNOCIはこのたび、攻撃用ヘリ2機を取得した。近日中に、3機目が到着する予定。これにより、UNOCIは、同国で暴力が拡大する状況への対応能力が増す。
アフガン:NATO空爆で子ども死亡
アフガニスタン東部のクナール州において、NATOの空爆で子ども9人が死亡したとの報を受け、クマラスワミ事務総長特別代表(子どもと武力紛争担当)は空爆手続の徹底的な見直しを求めた。
世界食料価格、高騰
FAOは本日、食糧価格インデクスを発表。世界の食糧価格が8か月間連続で高騰したとし、石油価格の上昇があった場合は世界の食糧市場の悪化の恐れがあると警鐘を発した。

2011年03月02日

国際刑事裁、リビア事態の捜査開始へ
国際刑事裁判所のモレノ=オカンポ検察官は本日、安保理から付託を受けたリビアの事態について予備調査をした結果、捜査開始を決定する正当な理由があると判断した旨述べた。同検察官は明日、ハーグで記者会見し、犯罪容疑などの概観を明らかにする。
コートジボワール:国連、ベラルーシに深謝
国連はこのたび、ベラルーシが対コートジボワール武器禁輸に違反したとする不正確な情報を発したことについて、同国に対する深い謝罪を表明した。この情報は、UNOCIが安保理の専門家グループに提出した報告に含まれており、ベラルーシが禁輸に違反し攻撃用ヘリをバグボ派勢力に供給した、としていた。
ソマリア干ばつ、人道災害の淵
ソマリアの人権状況を担当する独立専門家、シャムスル・バリ氏は本日、ニュース・リリースを発して、同国の干ばつ被害が人道災害を引き起こす一歩手前の状態であると指摘。国際社会に対し、被害対策の拡大を急ぐよう求めた。
パキスタン:少数者担当大臣、暗殺
パキスタンで、バッティ少数者担当大臣が暗殺された事件について、ピレー人権高等弁務官は本日、非難声明を発出。パキスタン政府に対し、犯人の逮捕・裁判を求めるばかりでなく、過激主義への取り組みの方策をあらためて検討するよう求めた。
アンジェリーナ・ジョリーさん、アフガニスタン訪問
米女優のアンジェリーナ・ジョリーさんは本日、アフガニスタン訪問を終えるにあたり、単なるシェルター提供ばかりでなく、雇用や児童就学、医療施設確保など元難民の再統合の問題に一層のフォーカスを当てるよう訴えた。

2011年03月01日

総会、人権理メンバーの資格停止
国連総会は本日、決議を全会一致で採択し、リビアの人権理事会メンバー資格を停止した。リビアは昨年、総会の絶対過半数の賛成票を得て、2013年までの任期で選出されていた。
リビア:千人単位の人々、チュニジアに流入
リビアから千人単位の人々が暴力を逃れ、チュニジアに流入している。UNHCRによれば、昨日だけで、1万4000人が国境を越えており、危機的状況はさらに悪化しつつある。
ピレー人権弁務官、イエメンの抗議デモ鎮圧に警鐘
ピレー人権高等弁務官は本日、プレスリリースを発し、イエメン当局が抗議デモを暴力的に鎮圧していることに警鐘を鳴らし、国際法の下、デモ参加者とジャーナリストの権利を保護するよう求めた。
コートジボワール:国連、アビジャン市民の窮状に憂慮
コートジボワールの商業都市アビジャンのアボボ地区では数日間にわたって戦闘が続いており、多くの住民たちが同地区を逃れられずにいる。UNHCRは本日、その窮状に憂慮を表明した。
武力紛争が初等教育の機会奪う:ユネスコ報告
UNESCO(ユネスコ)は本日、「グローバル・モニタリング・レポート2011」を発表した。今年は「隠れた危機:武力紛争と教育」と題し、世界各地において、2800万人の子どもたちが武力紛争によって教育の機会を奪われ、学校襲撃、レイプなど性的暴力の危険に晒されている状況を報告。

2011年02月25日

リビア:事務総長、安保理に行動求める
安保理は本日、アフリカの平和と安全に関する会合を開催した。潘基文事務総長は演説し、安保理に対し、カダフィ大佐率いるリビア現政権による抗議デモ参加者への暴力即時停止のための措置を講じるよう求めた。
人権理、リビアのメンバー資格停止
人権理事会は本日、リビア情勢に関する特別会期を開催。会合の終わりに全会一致で採択された決議は、同国における暴力を強く非難し、人権侵害に対する国際調査を決定。また、国連総会に対し、リビアの理事会メンバー資格の停止を勧告した。
コートジボワール:事務総長、情勢悪化に憂慮
潘基文事務総長は本日、声明を発し、コートジボワールの情勢悪化に深い憂慮の念を表明した。また、対立勢力間同士の衝突や、平和維持兵の移動の妨げを含めた国連への脅しに遺憾の意を示した。
ソマリア:紛争拡大で人々の窮状、深刻に
ソマリアにおいて、AU平和維持兵の支援を受けた暫定政府軍が反政府武装勢力への攻撃を拡大するなか、人々の窮状は深まっている。UNHCRによれば、ここ数日間だけで300人がケニアに流出した。
赤道ギニア、ガボン国境紛争、ICJへ
潘基文事務総長は本日、安保理で、赤道ギニアとガボンの国境紛争について報告し、両国が長年にわたる同紛争の解決を急ぐべく、国際司法裁判所(ICJ)に付託する方向で交渉している旨を明らかにした。

2011年02月24日

中東:安保理、月例報告
セリー中東和平プロセス特別調整官は本日、安保理で中東情勢に関する月例報告を行い、イスラエル・パレスチナ和平交渉のこう着状態を打開するためには、信頼できる実効的な国際的介入が必要であるとの旨を述べた。
コートジボワール:人権情勢、悪化の一途
ピレー人権高等弁務官はこのたび、コートジボワールの人権情勢に関する報告書を発表。報告によれば、昨年11月以降、同国では、裁判外処刑、拉致、過剰な武力行使などの人権侵害が横行し、その状況は悪化の一途を辿っている。
ILO事務局長、リビアを非難
ILOのソマビア事務局長は声明を発し、リビア指導者による抗議デモ参加者に対する暴力を非難した。また、ILOとしては、この危機的事態において、国内労働者及び移民労働者たちの置かれた窮状を深刻に懸念しているとの旨を述べた。
UNウィメン、発足式典
UNウィメンの発足式典が本日、第55回女性の地位委員会で開催される。政界、エンターテイメント界、報道機関、音楽界、映画界などから多くの著名人が参加する。4つの国連組織を統合したUNウィメン(“UN Women”)の正式名称は、”UN Entity for Gender Equality and the Empowerment of Women”。
チュニジア:国連人権チーム、民主化への道筋示す
ピレー人権高等弁務官がチュニジアに派遣した人権チーム(4人構成)がこのたび、同国の民主化に関する報告書をまとめた。人権と人間の尊厳を国の政策の中心に据えるとともに、行政、立法、司法を明確に分立させることが不可欠である旨訴える。

2011年02月23日

事務総長、カダフィ大佐を非難
米ロサンジェルスから国連本部に戻った潘基文事務総長は本日、記者団を前に声明を発し、リビアのカダフィ大佐による抗議デモ参加者襲撃について、人道に対する罪のおそれがあるとし、強く非難した。
リビア近隣国、流出する人々に国境開放
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)はこのたび、チュニジアとエジプトが隣国リビアから暴力を逃れて流出する人々に国境を開放し続けるとの方針を示したことについて、歓迎の意を表明した。
エジプト:子どものトラウマ治療に支援
国連児童基金(ユニセフ)とパートナー組織はこのたび、エジプトのムバラク大統領辞任にいたる騒乱状態における暴力により精神的後遺症を負った子どもたちの支援プログラムをスタートした。
コンゴ:集団レイプ事件に有罪判決
コンゴ民主共和国の軍事法廷は今週、同国東部地域で今年1月、国軍兵士らによって集団レイプなど人権侵害が行われた事件について判決を下し、ムトワレ司令官および兵士3人に有罪を言い渡した。MONUSCOのミース代表は同判決に歓迎の意を表明した。
人権理事会、リビア情勢を討議へ
人権理事会は今週金曜日、特別会期を開催し、リビア情勢について討議する。同会期開催は理事国、非理事国を含み、およそ50か国が要請した。昨年12月は、コートジボワールについて特別会期が開かれたが、人権理事会のメンバー国の問題が特別会期で扱われるのは初めて。

2011年02月22日

リビア:安保理、武力行使停止を促す
安保理は本日、リビア情勢に関する非公式協議を開催。協議後、議長は報道声明を発出し、リビア政府に対し、抗議デモ参加者への武力行使を即時に停止し、国民を保護する責任を果たすよう促した。
ニュージーランド地震:事務総長、悲しみを表明
ニュージーランドのクライストチャーチでマグニチュード6.3の地震が発生し、少なくとも65人が死亡した。潘基文事務総長は犠牲者の遺族に哀悼の意を表明するとともに、国連がいつでも支援を提供する態勢にあるとの旨を述べた。
コートジボワール:抗議デモ参加者に過剰攻撃
コートジボワールのアビジャンおよび周辺地域で、治安部隊が抗議デモ参加者に対し過剰な武力を行使し、多数の死亡者がでた。UNOCIはこの武力行使を非難し、すべての当事者に対し、最大限の自制を求めた。
ソマリア沖海賊:ヨット乗っ取り、米国人殺害
ソマリア沖を航行するヨットが先週乗っ取られ、人質となった米国人4人が殺害されたとの報に、潘基文事務総長は強い衝撃を表明し、海賊行為に受忍できるものでないとの旨を述べた。また、国際社会の取り組みを歓迎するとともに、犯人を裁きにかけるよう訴えた。
女性の地位委員会、スタート
女性の地位委員会が本日、2週間の会期をスタート。ミギロ副事務総長は冒頭演説し、女性の地位向上における教育の重要性を強調し、ジェンダー平等のための投資拡大を求めた。

2011年02月18日

中東:人権弁務官、暴力を非難
ピレー人権高等弁務官は本日、ニュースリリースを発し、リビア、バーレーンなど中東諸国における抗議デモへの治安部隊による暴力を不法かつ過剰だとし非難した。
世界社会正義の日
潘基文事務総長は本日、世界社会正義の日(2月20日)に寄せるメッセージを発し、社会正義とは単に倫理規範であるばかりでなく、国家の安定と世界の繁栄の基盤となるものだとの旨を述べた。
イスラエル入植非難決議案に拒否権
安保理において本日、パレスチナ占領地のイスラエル入植地建設を非難する決議案が採決に付されたが、米国が拒否権を行使し、不採択となった。同決議案は120か国以上が共同提案国となった。
スリランカ:農家に緊急支援が必要
ブーネ現地人道調整官(スリランカ担当)は本日、ジュネーブで記者会見し、スリランカで起こった大洪水により米収穫の4割が失われた恐れがあり、被災地の住民たちに対して緊急支援の継続が必要となるとの旨を述べた。
国連事務総長、ロサンジェルスへ
潘基文事務総長は21日-22日、ロサンジェルスを訪れ、気候変動、環境、女性の地位向上、子どもの保護などへの取り組みにおいて、映画界などクリエーティブ・コミュニティーとの協力を考えるフォーラムに出席する。

2011年02月17日

バーレーン:デモ参加者への暴力終結を
潘基文事務総長は本日、声明を発し、バーレーンにおけるデモ参加者への暴力の即時終結を求めるとともに、中東及び北アフリカ諸国の指導者たちに対して、抑圧よりも、大胆な改革を実行するよう呼びかけた。
ロシア:人権弁務官、法の支配求める
ロシア訪問中のピレー人権高等弁務官は本日、モスクワで記者会見し、同国当局に対し、法の支配の確立や、腐敗、差別などの問題に取り組む主要な機関の改革を遅滞なく進めるよう促した。
コートジボワール:事務総長、危機終結を求める
コートジボワールにおける大統領選をめぐる混迷状態の解決を図るべく、アフリカ連合(AU)が近く同国に代表団の派遣を予定するなか、潘基文事務総長は本日、声明を発し、全当事者に対し、全面協力を求めた。
ソマリア:干ばつで人道災害悪化の恐れ
ソマリア及びケニア訪問からニューヨークに戻ったエイモス人道問題担当事務次長が本日、国連本部で記者会見。エイモス氏によれば、ソマリア旱魃による人道状況の悪化で、避難民やケニアに流出する人々が増加し、食糧や水が一層不足する事態を引き起こしている。
ハイチ大統領選:不正投票防ぐ諸措置
ハイチで来月実施される大統領選で、昨年11月の不正投票が繰り返されることを防ぐため、数々の措置が講じられている。フィシャー事務総長副特別代表が経済社会理事会に対し、ハイチからビデオリンクを通じて報告した。

2011年02月16日

バーレーン:人権弁務官、過度な武力行使に警告
パーレーンにおいて、治安部隊によって抗議デモ参加者2人が殺害されたとの報に、ピレー人権高等弁務官は同国当局による過度な武力行使に警告を発し、抗議デモの権利を尊重するよう促した。
コートジボワール:安保理、暫定増派を延長
安保理は本日、決議1968を全会一致で採択し、国連リベリア・ミッション(UNOMIL)から国連コートジボワール活動(UNOCI)への歩兵・航空部隊の暫定派遣を3か月延長。
WFP、食料価格の高騰に警鐘
最近の食料価格高騰によって、国連の食糧援助活動に困難が生じている。また、食糧価格の高騰、天候不順、政治的不安定の3つの要因が複合的に絡み合った危機的事態が起こる恐れがある。WFPのシーラン事務局長が本日、国連ニュース・センターのインタビューに応じて警告した。
人権弁務官、エジプトに調査団派遣へ
人権高等弁務官事務所はジュネーブでの記者会見で、エジプトの人権状況を調査すべく、近いうちに、同国に派遣団を送る見込みであることを明らかにした。
コンゴ:武装解除プログラム、進む
MONURSOによれば、コンゴ民主共和国において、武装解除プログラムの下、反政府勢力FDLRの指導者がこのたび同勢力を脱退し、MONURSOに投降した。

2011年02月15日

チュニジア流民、イタリアへ
チュニジアから暴力や法と秩序の崩壊を逃れ、あるいは雇用を求めてイタリア南部に流入する人々が今年1月中旬以降、5200人を超えた。UNHCRとその他の援助諸機関は現在、同国当局の対応に支援を提供している。
コートジボワール:UNHCR、避難民キャンプを追加設置
大統領選後の混迷が続くコートジボワールにおいて、UNHCRはこのたび、同国西部の町、ドゥエクエ近郊に国内避難民を収容するキャンプを設置した。これまでに同国西部で38,600人がUNHCRによって避難民登録されている。
事務総長、ペルーで講演
ペルーを訪問中の潘基文事務総長は本日、サンマルコス大学で講演し、聴衆の学生たちを前に、持続可能な開発と平等を2本柱とした、繁栄と自然への関わり方を大きく転換するグローバル革命の必要を訴えた。
ユネスコ、エジプト遺物盗難に警告
エジプト・首都カイロの博物館などから重要な収蔵品が盗まれたとの報を受け、ユネスコのボコバ事務局長は本日、声明を発し、世界各国政府、ディーラー、収集家などに対し、盗品を取り戻すための協力を求めた。
OSCE、国連との協力を誓う
欧州安全保障機構(OSCE)のアジュバリス委員長(リトアニア外相)は本日、安保理で演説し、同機構が今後、国際の平和と安全の維持のため、国連との協力を一層拡大していく旨を表明した。

2011年02月14日

タイ・カンボジア:安保理、恒久停戦促す
安保理は非公式協議を開催し、タイ・カンボジア国境沿いの武力衝突について討議した。協議後、今月の議長を務めるブラジルのビオッティ大使は報道声明を発して、憂慮を表明するとともに、両国に対し、恒久停戦を確立するよう促した。
レバノン:ハリリ元首相暗殺6周年
レバノンのハリリ元首相暗殺事件から6年が過ぎた。潘基文事務総長は声明を発し、暗殺事件の真相を明らかにするために設置されたレバノン特別法廷について、あらためて国連の支持を表明した。
事務総長、エクアドルの民主化努力を称賛
潘基文事務総長はこのたびエクアドルを訪問し、首都キトで、同国のコレア大統領と共同記者会見。昨年の騒乱後、同国が民主化定着に向けて努力を払い、先住民、人権、環境の分野において進展がみられることに敬意を表明した。
国連社会開発委、社会保障を話し合う
社会開発委員会は本日、ニューヨーク国連本部で社会保障問題について話し合った。ILOのシション社会保障局長は記者会見し、世界の大多数が社会保障を受けられずにいる最大の原因は、政治的意思の欠如であるとの旨訴えた。
コートジボワール:UNOCI、内紛再勃発の阻止の決意
チョイUNOCI代表は本日、昨年11月にコートジボワールで行われた大統領選で勝利したワタラ氏と会談後、記者会見し、同国に展開する国連平和維持兵が内紛再燃を防止するとしたうえで、攻撃を受ければ武力で応じることになるとの旨を述べた。

2011年02月11日

エジプト:事務総長、平和的な政権移行促す
エジプトのムバラク大統領の辞任を受けて、潘基文事務総長はあらためて、同国が透明で、秩序ある平和的に政権移行を進める必要を訴えた。ニューヨーク国連本部で記者団に対し、述べた。
安保理、貧困と低開発を討議
安保理は本日、貧困や低開発など、紛争の原因となる問題について討議した。今月の議長国、ブラジルが提案し、開催。会合の終わりに議長声明を発し、国際の平和と安全がより包括的で協調したアプローチが必要となっている旨を強調した。
中東政治:人権弁務官、人権の重要性を訴え
ピレー人権高等弁務官は本日、訪問先のエルサレムで記者会見し、中東政治においては、人権の問題が脇に押しやられることが多かったとし、その改善を求めた。
WHO報告、アルコールと健康
世界保健機関(WHO)はこのたび、アルコールと健康に関する世界報告を発表。同報告によれば、毎年、世界各地で、アルコールの不健康な摂取によって、およそ250万人が死亡している。
プレビヒア寺院:ユネスコ特使、任命
ユネスコはこのたび、世界遺産に登録されているタイ・カンボジア国境沿いのプレビヒア寺院の保護を担当する特使として、同機関の前事務局長である松浦晃一郎氏を任命した。

2011年02月09日

総会、災害リスク軽減を討議
国連総会は本日、災害リスク軽減に関する初の非公式テーマ別討論を行った。昨年だけで、地震、熱波、洪水などによって、世界各地で30万近い人々が死亡し、約1,100億ドルの経済的損失が生じたとされるが、本総会では、より安全な学校や病院の建設など、災害軽減のための措置について話し合った。数日後に、討論に関する議長サマリーが発表される予定。
南北スーダン、分離に向けて顕著な進展
メンケリオス事務総長特別代表は本日、安保理で演説し、スーダン南部での住民投票後、国境、善隣関係、相互内政不干渉などについて、南北が大きく歩み寄り、主要な取り決めに合意が成立したことを報告した。安保理議長は声明を発し、国際社会に対し、スーダンの全ての人々が平和と繁栄を享受できるよう支援を求めるとともに、独立した南スーダンが193番目の加盟国となるのを心待ちにしている旨を述べた。
スリランカ:WFP、長期的な食糧支援へ
世界食糧計画(WFP)は現在、スリランカ洪水で被災した約50万人に食料を配給しているが、今後、それら被災者に対して、長期的な食糧支援を提供すべく検討に入った。WFPのシーラン事務局長が本日、声明を発し、明らかにした。
パキスタン:ユニセフ、洪水被災者に支援急ぐ
凍えつく気温と降雪の厳冬期に入ったパキスタンで、ユニセフは現在、基礎的援助物資のヘリ輸送を急いでいる。昨年の洪水では、およそ2000万人が被害を受け、200万の家屋が損壊した。洪水で家を失った多くの人々は依然、適切なシェルターがない。
事務総長、エクアドル/ペルーへ
潘基文事務総長は今週末、エクアドルとペルーを訪問する。それぞれの国で、大統領ら、指導者たちと会談する。潘氏が事務総長として両国を訪れるのは初めて。

2011年02月08日

中東和平:エジプトの役割の継承、必要
潘基文事務総長は本日、中東和平プロセスにエジプトが果たしてきた役割の重要性を指摘し、政権移行下においても、その役割は継承されなければならないとの旨を述べた。自らミュンヘン安全保障会議参加について安保理に報告後、記者会見し、語った。
スーダン:平和維持兵、軍事衝突の現場をパトロール
先週、スーダンのマラカルで、南北の軍事部隊が衝突し、兵士54人が死亡し、85人が負傷した。国連は当事者に対し、静穏と慎重な行動を呼びかけた。また同地域においては現在、国連平和維持兵が警戒巡視活動を展開中。
スリランカで新たに洪水発生
豪雨による大洪水で被災したスリランカで、新たにまた洪水が発生。国連人道問題調整事務所(OCHA)によれば、数週間前の洪水で避難している被災者100万人以上が影響を受けている。
平和:女性参加に一層の努力、必要
紛争解決や平和構築への女性の参加拡大を呼びかけた安保理決議1325の採択から10年。国連平和維持活動局(DPKO)とフィールド支援局(DFS)はこのたび、「安保理決議1325実施に関する10年間のインパクト研究報告」を発表。平和維持活動における女性参加拡大のためには、一層の努力が必要であるとの旨を指摘した。
EU上級代表、国連への支持継続を表明
アシュトンEU外務・安全保障政策上級代表は、国連と地域機関の協力に関する定期レビューの一環として、安保理で演説し、欧州連合(EU)が今後も国連を中心に据えた実効的な多国間主義に対する支援を継続する旨を表明した。

2011年02月07日

南ダルフール:国連、独立選択を歓迎、慎重な行動促す
南スーダン住民投票の公式な結果が発表され、大多数の住民が分離独立を選択したことについて、国連は歓迎の意を表明するとともに、投票で賛成、反対の姿勢を示した両当事者に対し、独立によって生じる様々な課題に迅速に取り組み、対立を生んでいる地域の将来をめぐる問題を解決するよう求めた。
コンゴ:資金や軍事装備の不足、安定化への進展を阻害
ミース事務総長特別代表は安保理でMONUSCO活動について報告し、コンゴ民主共和国において、MONUSCOが安定化に向けた活動に成果をあげているものの、資金や軍事装備の不足がその進展を阻んでいるとの旨を述べた。
南部アフリカで洪水、食糧不足の引き起こす恐れ
南部アフリカで豪雨による大洪水が起こり、農地や穀物が壊滅的な損害を受けた。FAOはこのたび、今後数か月の間に、南部アフリカの貧困地域において、深刻な食糧不足が生じるおそれがある。
タイ・カンボジア国境衝突:事務総長、自制を促す
タイ、カンボジアの国境沿いで度重なる武力衝突が起こったことについて、潘基文事務総長は声明を発し、憂慮の念を表明。両国に対して、敵対行為の停止及び最大限の自制、対話による対立解決を求めた。
国連、女性器切除の根絶求める
女性器切除根絶のための国際デーを記念し、ユニセフとUNFPAは共同声明を発し、すべての女児は自らの身体を傷つける有害な慣行から解放されて成長する権利があるとの旨を述べ、女性器切除の根絶を訴えた。

2011年02月04日

エジプト:人権弁務官、暴力の停止求める
エジプトにおいて、2日間にわたって政府支持派と反政府派の間の暴力的対立が続いている事態について、ピレー人権高等弁務官は本日、ジュネーブで行った記者会見で、混乱の原因は政府の治安及び情報部門にあるとし、遺憾の意を表明するとともに、拘束されたジャーナリストと人権活動家の即時解放を求めた。
2月4日は、世界がんの日
2月4日は世界がんの日(2月4日)。世界保健機関(WHO)はこの日、「健康のための身体活動に関するグローバル勧告」を発出し、一日2時間半身体を動かすことで、乳がんや大腸がんになるリスクを減らすことができるとの旨を述べた。
パキスタン北西部:軍事衝突で避難民増大の恐れ
UNHCRによれば、パキスタン北西部において、武装勢力に対する軍事攻撃が拡大すれば、最大9万人が紛争を逃れ、地域を流出し、避難民と化す恐れがある。
コートジボワール:PKO増強に、一部の国で派兵準備整う
Choi事務総長特別代表は安保理でブリーフィング後、記者会見し、コートジボワールに展開するUNOCIの増強のため、いくつかの国々が軍事要員や警官、軍事装備などを現地に送る準備を整えていると旨を明らかにした。
事務総長、独外相と会談
潘基文事務総長は訪問先のベルリンで、ウェスターウェレ独外相と会談し、エジプト、コートジボワール、イランなどの国々の情勢のほか、中東和平プロセスなどについて話し合った。

2011年02月02日

エジプト:政治的移行は今起こるべき、と事務総長
エジプトの首都カイロで街頭デモの最中、政府支持派と反政府派間の衝突事件が発生した。ロンドン訪問中の潘基文事務総長はキャメロン首相との会談後、記者会見し、エジプトの全当事者に対し、あらためて自制を促し、早急な政治的移行が必要である旨を述べた。
事務総長、保護する責任の実施を訴え
英国訪問中の潘基文事務総長は本日、オクスフォード大学で講演し、「保護する責任」の実施が自らの在任期間中のひとつの優先課題であるとの旨を述べ、その重要性を強調した。
国際森林年、スタート
国際森林年が本日、スタート。ニューヨーク国連本部において、記念式典が催され、ノーベル賞受賞者のマータイ氏をはじめ、世界の指導者や専門家などが出席した。同国際年のテーマは「人々のための森林」。
人権弁務官、イランに死刑停止呼びかけ
イランで今年1月だけで66人が死刑となり、うち数人が政治犯だったと伝えられることについて、ピレー人権高等弁務官は遺憾の念を表明し、同国に対し、死刑停止を求めた。
ソマリア:エイモス事務次長、人道危機への協調対応促す
ソマリアを初訪問中のエイモス人道問題担当事務次長は本日、同国の人道危機に対する協調対応を求めた。同国では、干ばつによって、水、食料、牧草地が不足し、援助を必要とする人々が240万人に膨れ上がっている。

2011年02月01日

エジプト政府は国民の声に傾聴を:人権弁務官
エジプトにおいて大統領の退陣を求める抗議行動が激化するなか、ピレー人権高等弁務官は声明を発し、同国政府に対して、民主化改革を求める人々の声に耳を傾けるとともに、人権を尊重するよう促した。
ハイチ:人権弁務官、デュバリエ政権下の犯罪追訴支援へ
ピレー人権高等弁務官はこのたびニュースリリースを発し、ジャン=クロード・デュバリエ元大統領の15年間に及ぶ政権下で行われた拷問やレイプ、強制失踪などの犯罪の追訴に向けて、ハイチ政府に対する技術支援を提供する意向を示した。
リベリア:はしか予防接種キャンペーンへ
リベリア政府はこのたび、国連諸機関の支援を得て、政治的な混乱状況にある隣国コートジボワールからニンバ郡に流入した難民たちに対し、はしか予防接種キャンペーンを行う。実施期間は今週水曜日から一週間。
ベラルーシ:事務総長、政治犯の解放求める
大統領選後のベラルーシで野党メンバーへの襲撃事件が伝えられるなか、潘基文事務総長はこのたび声明を発し、拘束下にあるジャーナリスト、野党の大統領候補者、その支援者たちの解放を繰り返し訴えた。
ホロコースト:国連幹部、アウシュヴィッツ訪問
ミギロ副事務総長とボコバ・ユネスコ事務局長は本日、40か国政府代表及び有識者ら150人を先導し、アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所を訪れて、ホロコースト犠牲者を想起し、献花した。

2011年01月28日

事務総長:「地球規模の自殺行為」を警告、持続可能な開発を確保するための変革を求める
北朝鮮:国連の特別報告者、日本人拉致事件の解決を訴える
メキシコ:UNHCR、メキシコの新難民救済法を歓迎
コンゴ:性犯罪の発生件数、国連が追加報告
ダルフール:事務総長、再燃する紛争の最終的解決を促す

2011年01月27日

国連:ホロコースト犠牲者を想起する国際デー、「二度と繰り返さない」の誓い新たに
国連事務総長、生活習慣病の防止に向けた産業界の役割に期待
パキスタン洪水:国連、復興支援資金の速やかな拠出を要請
ウガンダ:同性愛者の安全の確保を国連エイズ合同計画が呼びかけ
コートジボワール:国連特使、危機下での性的暴力から女性と女児を保護するよう要請

2011年01月26日

事務総長:女性と子どもの健康改善に行動を
ダルフール:政府軍と反政府勢力の衝突、沈静化するも依然続く
エジプト:事務総長、暴力の終息を求める
キプロス:再統合の動きに向けた協議の加速化に合意
アフガニスタン:国連、新議会のスタートを歓迎

2011年01月25日

レバノン:事務総長、「ハリリ元首相暗殺事件」裁判へ新政府の協力を期待
コンゴ:年末から新年にかけ性犯罪の件数が増加
国連報告:世界の失業率、2011年も依然高い水準が続く見込み
コートジボワール:子どもへの暴力の疑いに対し国連が懸念
コンゴ:ルワンダの反政府リーダー、犯罪容疑でICCに

2011年01月24日

ハイチ:コレラによる死者数が減少傾向へ
スペイン:サッカーの守護神カシージャス、UNDP親善大使に任命
UN Women:バチェレ事務局長が「100カ日行動計画」を表明
国際森林年:森林に関する社会開発を考えるフォーラム、NYで始まる
ソマリア:紛争から20年、国連がさらなる人道支援を要請

2011年01月20日

ハイチ大統領選:OAS勧告の尊重を
ルロイ平和維持活動担当事務次長は本日、安保理でハイチ情勢をブリーフィング。ハイチが大統領選に関するOAS監視団報告を尊重し、プレバル大統領の所属する与党が推す候補の撤退を促した。
イラク:カルバラで聖地巡礼者への襲撃
イラクの聖地カルバラ郊外で巡礼者を狙ったテロ襲撃事件が起こり、多数の死傷者がでた。メルケルト事務総長特別代表は声明を発し、遺族に弔意を示すとともに、テロ襲撃を強く非難した。
レバノン:国連特使、首相と会談
ウィリアムズ国連特別調整官、レバノンのハリリ暫定首相と会談。会談後、同調整官は、すべての当事者が協力すれば、政治的安定の回復と新政権の樹立の達成は可能だとの旨を述べた。
スリランカ:国内避難民の支援拡大を
大洪水に襲われたスリランカを訪問中のブラッグ副緊急援助調整官は訪問2日目のきょう、避難民キャンプから村落に戻った人々が生活の再建で様々な困難に直面しているとして、支援拡大の必要を訴えた。
温暖化:2010年、最高気温を記録
世界気象機関(WMO)の発表によれば、2010年の平均気温は1961年から1990年までの30年間よりも摂氏0.53度高かった。これは記録が取り始められてから、1998年、2005年と並ぶ最高気温である。

2011年01月19日

コートジボワール:安保理、PKOを強化
安保理はこのたび、決議1967を全会一致で採択し、コートジボワールに展開するUNOCIを強化するため、今年6月を期限とした平和維持兵2000人の増派を決定した。
チュニジア:人権状況調査へ
ピレー人権高等弁務官は本日、ジュネーブで記者会見し、政治的騒乱で100人超の死者がでているチュニジアの人権状況を調査すべく、来週にも人権視察団を同国に派遣する意向を明らかにした。
スリランカ洪水:国連、被災者支援アピールへ
大洪水に襲われたスリランカを訪問中のキャサリン・ブラッグ副緊急援助調整官は明日、今後半年間における被災者援助金を求める緊急アピール(総額5100万ドル)を発する予定。
中東:安保理、公開討論
安保理が、中東に関する公開討論。パスコー政治問題担当事務次長は情勢報告において、イスラエル・パレスチナ交渉、パレスチナ占領地域、レバノン等に関する進捗状況を説明し、地域における緊張の高まりに警告を発した。
アフガニスタン:国連と政府、食糧援助戦略
世界食糧計画(WFP)とアフガニスタン政府はこのたび、今後3年間にわたって、同国の百万人単位の脆弱な人々に食糧援助を提供するための共通戦略を練りはじめた。

2011年01月18日

南スーダン:安保理、住民投票実施を歓迎
南スーダンの住民投票について、安保理は本日、平和的かつ秩序を保って実施されたとし、歓迎の意を表明するとともに、包括的和平合意(2005年)の両当事者に対し、投票結果を尊重するよう促した。
チュニジア:事務総長、暴力停止を訴え
チュニジアで悪化する暴力的事態について、潘基文事務総長はあらためて懸念を表明するとともに、全当事者に対し、平和と安定の回復のために最大限の努力を促した。
コートジボワール:バグボ派、国連部隊に発砲
コートジボワールで、最近の大統領選で敗れたバグボ大統領に忠誠を誓う勢力が国連平和維持兵を狙い発砲した。チョイ事務総長特別代表はアビジャンからビデオリンクを通じ、ニューヨーク国連本部で記者会見し、敵対的な情勢が続くものの、国連部隊たちの士気は高いとの旨を述べた。
放置された緊急事態:中央回転基金から8400万ドル
本年度の中央緊急回転基金(CERF)の割り当て第1弾、8400万ドルの拠出が行われた。OCHAによれば、今回の拠出は15か国の緊急事態が対象。第2弾は7月に決まる予定。
西ダルフールで、衝突事件発生
スーダンの西ダルフールにおいて、今週日曜日、暴力的衝突事件が起こった。UNAMIDのガンバリ代表はすべての当事者に対し、静穏と最大限の自制を呼びかけた。

2011年01月17日

レバノン:特別法廷で初の容疑者起訴
ハリリ元首相暗殺事件を裁くレバノン特別法廷で、検察官が初めて容疑者を起訴。現段階においては、検察官が予審部に提出した起訴状の内容はすべて非公開。
チュニジア:事務総長、法の支配促す
潘基文事務総長はチュニジアで騒乱事態が続き、死傷者がでていることに懸念を表明するとともに、当事者に対し、対立解消と安定回復のための対話を促した。
国連事務総長、クリーン・エネルギーを呼びかけ
アラブ首長国連邦のアブダビで、第4回世界未来エネルギーサミット、開催。潘基文事務総長は演説し、開発途上諸国では依然、16億人が電気を利用できない状況にあると指摘し、地球規模のクリーン・エネルギー革命の必要を訴えた。
安保理改革:総会議長、実質交渉開始に期待
ダイス総会議長は本日、ニューヨーク国連本部で記者会見し、安保理改革に関する実質的な交渉が今年、ようやく始まる可能性があるとし、期待感を表明した。
イエメン:UNHCR、難民へのアクセス求める
イエメン訪問中のグテレス難民高等弁務官は本日、同国北部で政府および武力勢力の代表らと会談し、人道諸機関に対し、紛争被害に苦しむ難民たちのための人道支援アクセスを可能とするよう促した。

2011年01月13日

コートジボワール:事務総長、PKO襲撃を非難
潘基文事務総長はこのたび、コートジボワールで国連PKOを襲撃するグバホ派の兵士たちに対し、襲撃事件の責任は問われるだろうとの旨を述べ、警告した。
スリランカ:国連、洪水被害者支援を活発化
大洪水に襲われたスリランカにおいて、国連諸機関は現在、同国政府と協力し、百万人を超える被災者に対する支援を活発化している。一方、OCHAによれば、今後数週間内に、ニーズの調査に基づいて、緊急基金への拠出を求める国連アピールが発信される予定。
ダルフール:人道援助航空機の搭乗員、誘拐
スーダン・ダルフールにおいて、WFPの運営する国連人道援助航空サービス(UNHAS)のパイロットら乗員3人が今朝、ウム・シャラヤに到着後、何者かによって誘拐された。
ニジェール:国連、AUなど、選挙に向けた進捗状況視察
ニジェール:国連、AUなど、選挙に向けた進捗状況視察
国連、AU、ECOWASで構成する調査ミッションが本日、ニジェール入り。昨年の騒乱後、大統領選挙に向けた準備の進捗状況を視察する。予定では、大統領選の実施日は4月6日。
中央緊急対応基金:8400万ドルを15の緊急事態に
エイモス人道問題担当事務次長はこのたび、中央緊急対応基金からの今年第1弾の割り振りとして、世界各地の15の緊急事態に対し、総額で8400万ドルを拠出すると発表した。

2011年01月12日

ハイチ大地震から1年
ハイチ大地震・一周年。本日、ニューヨーク、ポルトープランスのほか、世界各地で式典が催された。潘基文事務総長は国連本部で行われた式典で、献花し、追悼した。
レバノン:事務総長、静穏を呼びかけ
レバノン連立政権、崩壊。潘基文事務総長は事態の進展を注意深く追跡する一方、静穏を保つ重要性を強調した。また政権崩壊の原因となったレバノン特別法廷(STL)については、その活動への全面的支持をあらためて表明した。
コートジボワール:UNOCIへの襲撃
コートジボワールに展開する国連平和維持活動、UNOCIはこのたび声明を発し、バグボ氏の側につく軍事部隊が平和維持兵を襲撃していることを非難した。
南スーダン住民投票:延長の必要なし
南スーダンで始まった住民投票は最初の2日間を終了。UNMISは住民による高い投票率を指摘し、15日までの投票期間を延長する必要はないとの旨を述べた。
チュニジア:街頭デモへの過度の暴力停止を
ピレー人権高等弁務官は本日、チュニジア政府に対し、街頭デモ参加者への過度の暴力を停止し、治安部隊による対応で多数の死者がでた事件の調査を開始するよう促した。

2011年01月10日

東エルサレム:事務総長、入植地住宅建設に遺憾
イスラエルが昨日、東エルサレムで住宅建設を進めるため、シェパード・ホテル取り壊し作業を行ったことについて、潘基文事務総長は声明を発し、遺憾の意を表明した。
ハイチ:地震からの復興、今年の最優先課題
ハイチ大地震・一周年記念日(1月12日)を前に、駐ハイチ人道調整官は本日、ニューヨーク国連本部で記者会見し、同国の再建復興を急ぐことは今年の最優先課題であるとの旨を述べた。
南スーダン:住民投票、2日目
南スーダンにおいて、独立を問う住民投票が2日目に入った。潘基文事務総長が設置した国連監視パネル(3人構成)は現地に入り、投票所などを視察して回っている。出だしは順調で、多くの人々が投票所に足を運んでいる。
コートジボワール:国連、避難民支援に努力
駐コートジボワール人道調整官は本日、2日間の避難民視察からアビジャンに戻って、記者会見し、避難民に対して、医療、食糧、シェルターなどの支援を急ぐ必要を訴えた。
チュニジア:事務総長、自制と対話を訴え
チュニジアにおいて、街頭デモに参加する人々と治安部隊との衝突事件で14人が死亡したとの報道について、潘基文事務総長は当事者に対し、自制と対話を通じた解決を求めた。