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世界津波の日(11月5日)に寄せる アントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ

プレスリリース 18-077-J 2018年11月05日

津波は頻繁に起きませんが、壊滅的な被害をもたらします。私は最近、10月1日に地震と津波に襲われて間もないインドネシアのスラウェシ島を訪れ、その様子を現地で目の当たりにしました。死者は2,000人を超え、さらに何千人もの人々が被災したり、避難を強いられたりしています。

スラウェシの人々は、喪失感やトラウマと闘いながら、この災害による経済的損失からも復興を遂げる必要があります。経済的損失を減らすことは、仙台防災枠組の重要なターゲットの一つであると同時に、極度の貧困を根絶する上でも欠かせません。

過去20年間で、災害による経済的損失の約10%が津波によるものであり、特にインド洋や太平洋の沿岸諸国における開発の成果を後退させています。

「世界津波の日」は、早期警報や人々への教育や啓発、津波をより理解し、より適切に予測できるようにするための科学、そして地震帯や津波に襲われやすい沿岸部のリスクを考慮した開発など、災害を防ぎ、これに備えることの重要性を改めて強調する機会です。

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