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ジャーナリストへの犯罪不処罰をなくす国際デー(11月2日)に寄せるアントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ

プレスリリース 18-076-J 2018年11月02日

この十年ほどの間に、1,000人を超えるジャーナリストが、その必要不可欠な職務の遂行中に殺害されました。こうした殺人事件の10件に9件は解決されておらず、誰もその責任を問われていません。

女性のジャーナリストはしばしば、その報道活動だけでなく、性的暴力の威嚇を含め、ジェンダーも理由として標的とされるリスクが高まっています。

今年だけでも、88人以上のジャーナリストが殺害されています。

他にも数千人が攻撃や嫌がらせ、拘禁の対象となったり、適正手続きなしに虚偽の嫌疑で投獄されたりしています。

実に許しがたいことです。このようなことをニューノーマル(新たな常態)としてはなりません。

ジャーナリストが標的となれば、社会全体が代償を払うことになるからです。

私は、攻撃の増加と不処罰の文化を深く憂慮しています。

私は各国政府と国際社会に対し、ジャーナリストを守り、その任務を全うするために必要な条件を整備するよう呼びかけます。

今年の国際デーにあたり、私は脅迫や威嚇を受けながら毎日、その職務を果たしているジャーナリストの方々に敬意を表します。こうしたジャーナリストと、その命を奪われた同僚たちの活動は、真実が決して死なないことを私たちに改めて教えてくれます。表現の自由という基本的権利を守るという私たちの決意も、なくしてはならないのです。

報道することは犯罪ではありません。

真実と正義を求め、一緒にジャーナリストを守っていこうではありませんか。

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