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核実験に反対する国際デー(8月29日)事務総長メッセージ

プレスリリース 18-053-J 2018年08月29日

©Photo: The Official CTBTO Photostream

核実験の歴史は苦難の歴史であり、2,000回を超える核実験の被害者の中には、世界で最も弱い立場に立たされたコミュニティーの人々が多くいます。その壊滅的な影響は国境を越え、環境や健康、食料の安定確保、経済開発にまで及びました。

冷戦終結以来、核実験を禁止するための厳格な規範が発展し、今世紀になってこれに違反した国は1つしかありません。この規範が持つ力は、違反があるごとに国際社会が圧倒的な批判を浴びせていることからも実証されています。

とはいえ、自主的な実験停止を通じて示された自制が、グローバルな法的拘束力を持つ核実験禁止に代わることはできません。包括的核実験禁止条約(CTBT)には、核軍縮・不拡散体制で果たすべき不可欠な役割があります。核兵器の開発を抑制することにより、国際的な平和と安全を培うからです。私たちの集団安全保障には、この不可欠な条約を発効させるためのあらゆる努力が必要なのです。

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