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TOGETHERキャンペーン ~ 力を合わせよう。すべての人の尊重、安全、尊厳のために ~

2016年12月26日

 

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「私たちは、難民と移民についての言説を変えなければなりません。そして、難民や移民と語り合わなければなりません。私たちの言葉と対話が大切なのです。この理由から、国連は今日、TOGETHERキャンペーン ~ 力を合わせよう。すべての人の尊重、安全、尊厳のために ~(TOGETHER – Respect, Safety and Dignity for All) を立ち上げることになりました。共に行動することで、私たちは排外主義の高まりに対応し、恐怖を希望へと変えることができるのです。」  2016年9月19日、難民と移民に関する国連サミットでの潘基文(パン・ギムン)国連事務総長の発言から

TOGETHERキャンペーンとは?

このキャンペーンは、難民や移民に対する否定的な認識や態度を緩和し、受入国・コミュニティーと難民、移民との社会契約を強めることを目指すグローバル・キャンペーンです。

2016年9月19日の「難民と移民に関する国連サミット」に参集した193の国連全加盟国は、全会一致でTOGETHERキャンペーンを歓迎し、その実施を約束しました。同キャンペーンは2018年まで実施され、加盟国はキャンペーンの終了時点で、難民と移民に関する2つの「グローバル・コンパクト」を採択することになっています。

実施関係者

同キャンペーンは、事務総長が主導する国連システム全体の取り組みであり、国連加盟国、民間セクターおよび市民社会とのパートナーシップにより実施されます。

対象者

このキャンペーンは、難民や移民を受け入れるコミュニティーと、難民や移民によって自分たちの生活が物理的、経済的に不安を抱えることにならないかと懸念する人々に語りかけるものです。グローバル市民を巻き込み、難民と移民に対する支援のアクションを積極的に促します。

活動の内容

本キャンペーンは、下記の活動を含む包括的なものです。

  • 排外主義の台頭という問題への取り組みを決意した国連機関、国連加盟国、民間セクターおよび市民社会の連合体の旗印となること
  • 難民と移民に対する差別禁止と、その受け入れを支援するグローバルな行動を推進すること
  • 移住が経済および国家にもたらす共通の利益を明らかにしつつ、受け入れコミュニティーの正当な懸念も認識する、強力な説得力のある物語を作り出すこと
  • 共感を育て、議論を人間味のあるものにすること。これによって、社会的に成功を収めた難民や移民と、難民や移民の包摂によって利益を得た受け入れコミュニティーの物語を語る場ができ上がるでしょう。また、移住する子どもたちの物語を語ることもできるでしょう。

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移民・難民サミットに出席した、国連ピース・メッセンジャーのスティービー・ワンダー、レオナルド・ディカプリオ両氏

実践

  • キャンペーン用のウェブサイト together.un.org は、情報を入手し、本キャンペーンに参加するための対話型ハブです。このウェブサイトでは、以下のことが可能となります。
    • パートナー組織(市民社会、民間セクター、国連ファミリー、加盟国、学界)の関与を広げ、独自のキャンペーンに向けた活動を開始することができる
    • ローカルな文脈に合った多くのベストプラクティスや広報ツールを提供することができる
    • 例えば #withrefugees#難民とともに)に署名したり、@iamamigrant で個人的な移住の経験談を共有したり、「PLURAL+(プルーラル・プラス)ユース・ビデオ・フェスティバル」向けの短編映画を制作したりすることにより、一般市民を巻き込み、その関与を広げることができる
    • 難民と移民の流れに関する正式かつ正確な情報を提示し、管理下にある難民と移民の流れと責任を共有することがもたらす利益について説明することができる
  • 国連現地オフィスのネットワークは、コミュニティー・レベルでの行動に関するパートナーシップを主導し、受け入れコミュニティーと難民、移民の接触を促進します。
  • 国連のピース・メッセンジャーと親善大使は、全世界で一般市民を巻き込み、このキャンペーンを推進します。
  • 私たちは、ターゲット層にさらに効果的な情報発信を行うための革新的な広報ツールの支援をめざし、クリエイティブ・コミュニティーとテクノロジー関連のパートナーの力を活用します。

 

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関連資料 : ニューヨーク宣言

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