本文へスキップします。

  • プリント

ここから本文です。

東京で「UNハウス」オープニング式典
アナン事務総長を迎えて国連大学本部で
1月24日(水)、午前11時-11時30分

プレスリリース 01/08-J 2001年01月19日

 訪日中のコフィー・アナン国連事務総長を迎えて、国連大学本部ビルを「UNハウス」という愛称でよぶことになり、1月24日に東京渋谷の国連大学本部で「UNハウス」のオープニング式典を行うことになりました。

 これは国連大学の施設を広く一般に開放し、より親しみやすい施設とするための計画の一環で、国連大学本部の建物の1階と2階で、国連の理念とそれに基づく多様な活動を紹介する展示や特別展が行われるようになります。

 最初の企画として、国連大学はこのビル内の国連関係諸機関、欧州連合(EU)とともに、人間の安全保障に関する特別公開展示会を開くことになり、UNハウスのオープニング式典につづいて、アナン事務総長およびポール・ニールソン欧州委員会開発・人道援助担当委員による開会式が行われます。この展示会では世界に拡大する人道的危機の実態を示すパネルや、これに協力して立ち向かう国連やEUの努力が紹介されます。

行事の日程は次の通りです。

1月24日(水)

午前11時:

コフィー・アナン国連事務総長、国連大学本部到着

 

午前1110分: 「UNハウス」オープニング式典(場所:国連大学本部前庭)
アナン事務総長

午前1120分:

「人間の安全保障」に関する展示会開会式(場所:国連大学本部1/2階)
アナン事務総長 、ポール・ニールソン欧州委員会開発・人道援助担当委員

国連大学本部施設および 「UNハウス」 についての資料を添付いたします。

報道関係者の取材を歓迎いたします。取材ご希望の方は国連大学広報部にご連絡下さい。

  

お問い合わせは:
国連大学広報部
 電話 (03)5467-12431246FAX (03)3406-7346

 

国連大学本部施設と「UNハウス」

 国連大学本部施設は、東京都のご厚意により提供された土地に日本政府の予算で建設されたもので、1992年6月に完成しました。

 コフィー・アナン事務総長はかねてから各国にある国連の諸機関をそれぞれひとつにまとめて「UNハウス」とするよう指示してきました。それに従って日本国内にある国連諸機関は次第に国連大学本部施設に移り、日本でも「UNハウス」が機能しはじめています。ビル内の諸機関では相互の協力関係が一層深められ、情報の交流が促進されるなど多くのメリットも生まれています。

 現在、UNハウスには次の諸機関が入っています。

  • 国連大学(UNU)
  • 国連広報センター(UNIC)
  • 国連開発計画(UNDP)
  • 国連児童基金(UNICEF)
  • 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)
  • 国際労働事務局(ILO)
  • 国連プロジェクト・サービス機関(UNOPS)

 国連大学はこの施設を一般の方々により親しみやすいものにするため、1月24日から公開される「人間の安全保障」に関する展示会を初めとする各種のイベント、展示会なども頻繁に開催し、広報活動を強化していく予定です。現在「UNハウス」正面の壁面には国連のマークと共に2001年に国連が進める「ボランティア国際年」と「国連文明間の対話年」のシンボルマークが掲示されています。

 なお、1階には国連大学と環境省の共同事業である地球環境パートナーシッププラザ(GEIC)があります。これは地球規模に広がる環境問題の解決のために1996年10月開設された施設で、環境問題にかかわる国際プロジェクトの拠点であり、さまざまな環境保全活動の情報センターでもあります。市民の方々が環境活動に使えるスペースや各種展示コーナーもあり、環境問題の現状や環境を守るさまざまな活動などの展示・紹介も行っています。