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略歴
アンワルル・K・チョウドリー 後発・内陸・島嶼開発途上国担当国連事務次長 兼 上級代表

プレスリリース 06/055-J 2006年08月25日

アンワルル・K.・チョウドリー氏は2002年3月、国連事務総長によって後発・内陸・島嶼(とうしょ)開発途上国担当国連事務次長 兼 上級代表に任命されました。

2003年12月、チョウドリー氏は「バルバドス+10会議(2005年1月10-14日、於:モーリシャス)」の事務局長に任命されました。この会議は、「島嶼開発途上国における持続可能な開発に関する世界会議(1994年)」で策定されたバルバドス行動計画の10年の成果を評価する目的で開催されたものです。また、同氏は「内陸開発途上国に関する閣僚級会合(2003年8月28-29日、於:カザフスタン、アルマトイ)」の事務局長も務めています。

チョウドリー氏は1996年から2001年まで在ニューヨーク・バングラデシュ国連常駐代表を務めました。同氏はまたチリ、ニカラグア、ペルー、ベネズエラにおいてバングラデシュ大使を、バハマ諸島およびガイアナにおいてバングラデシュ高等弁務官を務めました。

国連常駐代表として、チョウドリー氏は安全保障理事会議長、国連児童基金(ユニセフ)執行理事会議長、経済社会理事会の副議長(1997-1998)を務め、またニューヨークにおいて後発途上国のための調整官を10年以上務めました。2001年5月の第3回後発開発途上国会議では、後発途上国を代表して交渉に当たり、現在の10年(2001-2010年)のための包括的な「ブリュッセル行動計画」の採択に貢献しました。チョウドリー氏はまた、1997-1998年には国連総会の第5委員会(行政・予算)の議長も務めました。1990-1993年には、ユニセフ日本・オーストラリア・ニュージーランド事務所所長を務めました。

チョウドリー氏は1943年にバングラデシュのダッカに生まれ、1967年より外交に携わっています。ダッカ大学で現代史および国際関係に関する修士号を取得。平和、開発、人権問題について新聞や雑誌に定期的に寄稿、また各種の学術機関やフォーラムにも出席して講義や講演を行っています。米国のセトンホール大学スクール・オブ・ディプロマシーで助教授も務めました。