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国連総会決議 国際天然繊維年 2009

プレスリリース 08-073-J 2008年12月11日

国連は2009年を「国際天然繊維年(International Year of Natural Fibres)」とすることを決定しています。多くの国々で生産される多種多様な天然繊維が、農民に重要な収入源を提供することにより、食糧安全保障への貢献と貧困の根絶、ひいてはミレニアム開発目標(MDGs)達成への貢献にも重要な役割を果たし得ることについて、国際社会の認識を高めることが目的です。以下は、同国際年の決定にあたって採択された国連総会の決議です。

A/RES/61/189
配布:一般

第61会期
検討項目51 (d)
2007年2月2日

総会により採択された決議
[第2委員会の報告(A/61/420/Add.4)に基づく]
61/189. 国際天然繊維年2009

国連総会は、
2005年11月25日に採択された国連食糧農業機関(FAO)総会決議3/2005 に留意し、
また、多くの国々で生産される多種多様な天然繊維は、農民に重要な収入源を提供することにより、食糧安全保障への貢献と貧困の根絶、また、その結果としてミレニアム開発目標(MDGs)達成への貢献にも重要な役割を果たし得ることに留意し、
1.2009年を「国際天然繊維年」と宣言することを決定する。
2.FAOに対し、政府、地域・国際機関、非政府組織(NGO)、民間セクターおよび国連システムの関連機関との連携により、同年の記念行事を促進するよう招請するとともに、FAOに対し、この関連における進捗状況に関し、総会に逐次情報を提供するよう招請する。
3.政府および関連の地域・国際機関に対し、同年に自発的貢献やその他の形態の支援を行うよう呼びかける。
4.NGOと民間セクターに対し、同年への自発的貢献と支援を行うよう招請する。
5.すべての政府、国連システムおよびその他あらゆる主体に対し、これら天然産物の重要性に対する認識を高めるため、同年を活用するよう促す。
第83回本会議
2006年12月20日