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世界情報社会サミット
World Summit on the Information Society (WSIS)
ジュネーブ2003 − チュニス2005
5. バマコ、2002 − WSISに関するアフリカ地域会合
【デジタル・デバイド(情報格差)解消を目指すアフリカ】
2002年5月25-30日、マリの首都バマコにアフリカの51カ国から2,000人近い代表者が集まり、2003年ジュネーブおよび2005年チュニスで開催される世界情報社会サミットへの参加準備を開始した。
サミット準備のためのはじめての地域会合が組織されたこの機会に、アフリカは2つの大きなイノベーション(刷新)を行っている。1つは政府代表、民間企業、および市民団体の代表者を集めたことである。もう1つは、対等な立場で率直な意見交換を行える条件を作ったことである。いずれの点からも、この会議は新しい型の国際会議パートナーシップを打ち出しており、バマコ方式が大成功であったことを誰もが認めている。
公共および民間の政策立案者、およびその分野で働く人々との間で実りある対話が行われたことで、このような会議の精神が根本から変わり、議論に新しい力、明確なトーン、そして真のアフリカの特色が生まれた。
参加者たちは例外なく、アフリカ社会のすべての関係者が生まれ持った創造力に加え、アフリカの文化的・言語的多様性を最大限に活用し、広範な伝統的知識を含む内容を持ったウェブ作りを、声をそろえて提唱した。
ウェブの内容や新しいサービスを率先して作っていくことは、通信インフラを建設することと同等、もしくはそれ以上に重要である。これが会議で受ける一般的印象である。バマコ会議では、アフリカが今後どのように情報社会に参加していくかを考える土台となる最終宣言が採択された。宣言では、地域的な内容、地球的情報社会を作るためのパートナーシップ創設、また特に開発プロセスへの中小企業(SMEs)の参入が優先されている。
- バマコ2002では、宣言の目的を達成するための原則も定められた。
- ●すべての市民が公的サービスとしてICTネットワークを利用する手段を提供されること
- ●すべての市民が、人類の遺産である情報にアクセスするという奪うことのできない権利を持ち、表現の自由を保証され、世界の公有情報へのアクセスを保護されること
- ●技術の供給は、市民のニーズを満たすよう、法的、政治的、財政的障害を除去することにより、多様化される
- ●最低コストで技術を伝播するため、無料ソフトウエアを促進する
※バマコ2002での最終宣言の全文、ならびに参加者の演説内容とワークショップ記録文書はhttp://www.geneva2003.org/bamako2002/documents.htmlで入手することができます。 |