Daniel Barenboim
ダニエル・バレンボイム
「ウェスト・イースタン・ディヴァン・オーケストラ(West-Eastern Divan Orchestra)」を指揮するアルゼンチン出身(イスラエル国籍)の指揮者兼ピアニストのダニエル・バレンボイム氏。潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は2007年9月21日、同氏を国連ピース・メッセンジャーに任命しました。© Monika Rittershaus
ダニエル・バレンボイム氏は名指揮者兼ピアニストとして高く評価されており、10歳の時にピアニストとしてウィーンとローマでデビューしました。その時から音楽界の巨匠としての道を歩んできました。バレンボイム氏は1991年から2006年6月までシカゴ交響楽団の音楽監督を務めたことでもよく知られており、また、ベルリン国立歌劇場管弦楽団など、他のオーケストラとも数多く共演し、世界的な賞賛を得ています。1999年、パレスチナ人文学研究家のエドワード・サイード氏とともに「ウェスト・イースタン・ディヴァン・オーケストラ (West-Eastern Divan Orchestra)」を設立しました。これは、イスラエルとアラブ諸国の若い音楽家を一堂に集め、中東におけるさまざまな文化間の対話が持てるようにすることを目的としたものです。このオーケストラは2005年にパレスチナのラマッラで初めてのコンサートを開き、2006年には国連やニューヨークのカーネギー・ホールで演奏しました。最近、バレンボイム氏はパレスチナで音楽教育のためのプロジェクトを開始し、音楽幼稚園やパレスチナ青少年オーケストラを創設しました。国連ピース・メッセンジャーとしてバレンボイム氏は、音楽という共通の言語を通して平和と寛容の精神を推進し続けます。