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●安全保障理事会

写真5

 安全保障理事会は、世界平和を守る主役として設置されました。総会が世界的な問題を何でも討議できるのに対して、安全保障理事会は、平和と安全保障の問題だけを取り扱います。国連の全加盟国は、安全保障理事会の決定を承認し、これを実施することに同意しています。

 安全保障理事会は、15の理事国からなっています。そのうち、中国、フランス、ロシア連邦、英国および米国の5ヶ国は、常任理事国です。その他の非常任理事国は、地理的代表の原則に基づいて、総会が2年の任期で選びます。

 総会と違って、安全保障理事会は定期会合を開きませんが、その代わりに、いつでも短期間で招集することができます。国連の加盟国であるかどうかに関係なく、いかなる国も、また、事務総長も、紛争あるいは平和への脅威について、安全保障理事会の注意を促すことができます。

 安全保障理事会の議長は、理事国が交代で1ヶ月ずつ担当します。その順番は、英語表記の国名のアルファベット順で決められます。

 安全保障理事会での投票は、総会での投票とは違っています。安全保障理事会で重要な決議を通過させるためには、9ヶ国の理事国が賛成の投票をしなければなりませんが、5つの常任理事国のうち1ヶ国でも反対票を投じた場合、これは拒否権と呼ばれて、決議は通過しないことになります。

 なお安保理の下部機構として、以下の委員会等があります。


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