• プリント

小さな島々出典「国連の基礎知識」

小さな島々は共通した特定の不利な問題や脆弱性を抱えている。その生態学的な脆弱性、小さな面積、限られた天然資源、市場からの孤立は、グローバル化がもたらす恩恵を受ける能力を限定し、かつこれらの国や地域の経済社会開発の大きな障害となっている。そのため、持続可能な開発はこれらの島嶼国にとってユニークな課題となっている(www.un.org/ohrllsを参照)。現在、51の小島嶼開発途上国と地域が、国連経済社会局が使用するリストに載せられている。これは、「小島嶼開発途上国の持続可能な開発に関するグローバル会議(Global conference on the Sustainable Development of Small Island Developing States)が1994年に採択したバルバドス行動計画実施の進捗をモニタリングする際に使用するリストである。行動計画は、これらの国で持続可能な開発を進めるためにあらゆるレベルで採るべき政策や行動、措置を定めている。

2005年、国際社会は、バルバドス行動計画の10年目の見直しを行うためにモーリシャスで会合し、「モーリシャス戦略」として知られる幅広い勧告を承認した。「モーリシャス戦略」は、気候の変化と海面水位の上昇、自然災害と環境災害、廃棄物の管理、沿岸・海洋・淡水・土地・エネルギー・観光・生物多様性の資源、運輸と通信、科学と技術、グローバル化と貿易の自由、持続可能な生産と消費、能力育成、持続可能な開発のための教育、保健、文化、知識管理、政策決定のための情報などの問題を取り上げている。