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エネルギー出典「国連の基礎知識」

世界人口のおよそ4分の1が電気のない生活をしており、それ以上の人々が料理や暖房のための現代の燃料を利用できない。エネルギーの適切な供給は、経済成長と貧困の撲滅にとって不可欠である。しかし、他方、従来のエネルギー・システムが環境や健康に与える影響は懸念の的である。さらに、1人当たりのエネルギー需要が増加しており、それが世界人口の増加とあいまって、現在のエネルギー・システムでは持続できないまでの消費レベルに達している。

エネルギーに関する国連システムの活動は、さまざまな方法で開発途上国を支援してきた。たとえば、教育や研修、能力育成を通して、また政策改革を援助することによって、またエネルギー・サービスを提供することによって開発途上国を支援している。汚染がかなり少ない再生可能なエネルギー源へ向かう努力も行われている。しかし、需要の増加が実際の供給能力を上回ってしまう。持続可能な開発への過程で、エネルギーの効率を改善し、よりクリーンな化石燃料技術へ向かうにはなお一層の努力が必要である。

2004年、国連システム事務局長調整委員会は「国連―エネルギー(UN-Energy)」(www.esa.un.org/un-energy)を設置した。これはエネルギーの分野における主要な機関間メカニズムで、持続可能は開発に関する国際首脳会議に対して国連システムが一貫した対応をとれるようにし、かつ首脳会議のエネルギー関連の決定を実施するにあたって、民間セクターや非政府組織の主要な主体をその活動に効果的に従事させることをその任務としている。